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イラスト詳細

リジアのちろりるらによる2人ピンナップクリスマス2018(横)

作者 ちろりるら
人物 リジア
Lumilia=Sherwood
イラスト種別 2人ピンナップクリスマス2018(サイズアップ)
納品日 2018年12月24日

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イラストSS

 Lumilia=Sherwoodとリジアは雪が舞う温泉地でゆったりとした時間を過ごす。
 冷たい気温と温かい温泉の両方が楽しめるなんとも贅沢な時間。
 雪が温泉に落ちる前に湯気にとけ消える。
 そんな幻想的な風景を二人は眺めて微笑む。
「――♪」
 突如聞こえてきたLumilia の鼻歌にリジアは目を向ける。
 目が合って微笑み合う。
 その鼻歌はどこかできいたことのあるような懐かしいそれ。
 リジアは目を瞑りLumilia の鼻歌をきく。
 とおい故郷の風景が脳裏に浮かぶような気がしたけれど、気の所為なのかもしれない。
 けれどリジアにとってそれはとても好ましいものにおもえて、Lumilia の歌に耳をすませた。
「♪――、おそまつさまでした」
「いいや、とても素敵だった」
「よかった。わたしのすきな歌です」
「そうか」
 二人の間に沈黙が落ちる。その沈黙は舞い落ちる雪のようでけっして重いものではない。
 柔らかで温かいその沈黙の時間は優しく二人をいやす。
「ここに」
 リジアが口をひらいてLumilia は無言で目をむけた。
「きてよかった」
 その言葉にLumilia は微笑んだ。そうしてまた鼻歌を歌う。
 こんどの歌は出会いの喜びを歌ったものだった。

 ※担当GM『鉄瓶ぬめぬめ』

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