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稲荷・紺の彩による2人ピンナップクリスマス2018(縦)
稲荷・紺の彩による2人ピンナップクリスマス2018(縦)
イラストSS
「どうじゃ? どうじゃ? あまりハイカラなのは詳しくないんだがニエル殿に似合うように選んだつもりなんじゃが、おきにめしたかえ?」
かの時代なら書生風といういでたちの『のじゃロリふぉっくす!』稲荷・紺(p3p002027)は、『性的倒錯者で快楽主義者』ニエル・ラピュリゼル(p3p002443)に尋ねた。
「だ、大丈夫よぉ……」
ニエルの語尾が消え気味なのは、あれだ。露出部分が頭部と頸部だけと言っても差し支えないいまだかつて内定露出度が逆に恥ずかしいのだ。いや、面映ゆいというやつなのだ。
緩やかに結い上げられた髪には蝶々のかんざし。。
モノトーンにレトロな薔薇の大柄の着物。足元はブーツ。レェスの裾回しに薄紫のストール。ストール留めの赤い宝石は紺のループタイを飾る石とおそろいだ。黒い繊細なレェス手袋に包まれた手を取られて、いつになくしおらしい。
ローティーンのような二人がさんざめくシャイネンナハトの街ををしずしずと進んでいく。
余人が近づけない幽玄の雪がふわふわとしていたのは、抜け目なく周囲を警戒していた紺の肩に鎮座したお使い狐の機転であった。
※担当GM『田奈アガサ』