PandoraPartyProject

ギルドスレッド

寂れた占い師の店

【雑談】ダイニング

エントランスからやや進むと、ヴァイオレットの生活スペースに入り込む。
持ち込まれたであろうカセットコンロや辛うじて生きている水道、意外にも几帳面に整えられた調理器具のあるキッチンに隣接するように、ソファとテーブルが無造作に置かれている。

「なんです?占い以外にも何か用事でもあるので?
はぁ、まぁ聞くだけ聞いてあげても構いませんけど、気の利いた回答が返って来るとはくれぐれも思わないで下さいね。
ワタクシ、人の不幸は大好きですが人自体は嫌いなので。
珈琲を飲み干したら素直に帰る事をお勧めしますよ」

そう言ってヴァイオレットは豆から挽いた珈琲を来客に出す。
砂糖やミルクはご自由に。茶請けのような気の利いたものがあるはずないでしょうとは本人の談。


※RP雑談用スレッドです、どなたでもお気軽にご利用下さい。

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ヒッヒ……仲良く、ですか。…ワタクシのような者が、ねぇ…(少し目を細め、遠くを見る)
…此処にいる皆様といい、あの方といい、アナタといい…ワタクシが望むべきでなかったものを随分と容易く夢見させてくれるものですね…(小声でつぶやく)

なるほど、かの国へ。確かに正純様の衣装やその姿は、かの国の意匠とよく似ておられますね。
信仰されている宗教も、ひょっとしたらあの国由来なのではありませんかな?

ワタクシの方もまずまずといったところですかねえ。
ローレットはワタクシ好みの仕事もなかなかに斡旋してくれるので、最近は良い稼ぎとなっていますよ。この前の仕事では危うく死にかけましたがね、ヒッヒッヒ…

ああ、領地といえば、ワタクシも何かローレットより賜りましたね。ワタクシのような悪名高い、胡散臭い占い師に務まる筈もないでしょうと断ったのですが、『君の存在が他の犯罪者への睨みとなる』とかなんとかで押し付けられてしまって。
この店の周囲はどうにもワタクシの領地となったそうですよ。全く、奇妙な事もあったものですね。
それだけ、ヴァイオレットさんが魅力的だということだと思いますよ?ええ、少なくとも私はそう思います。(小声は聞き取れなかったが、その様子に微笑みつつ)

どうでしょう。私の星への信仰は、何か由来があるものでもありませんし……。あ、でも名前はこちら由来だと養父が仰っていましたね。

け、怪我ですか!?大丈夫なんですか!?
傷によく効く薬草とか……!(わたわたと自身の手荷物を漁る)

ははぁ、なるほど。悪名を利用して、他の犯罪者の抑えに。ローレットも考えてますねぇ。(ふむふむ)
ですが、自身で好きにできる土地がある、というのは意外と楽しいものですよ?
ヒッヒッヒ、ご安心を…怪我自体は軽く気絶させられただけですよ。殺人鬼にね。
その間に運ばれ、あわや愉快なオブジェに加工されそうになったところを、他のイレギュラーズの方がその殺人鬼を打倒して命拾いしたというところですかね。
いやはや、あと少し遅れていたらと思うと。

ふーむ、そういうものですかねえ。
ワタクシは人の上に立つのも人の下に下るのも好きではございませんが…ま、せっかくもらったものですから、精々ワタクシの愉悦に役立ててみせますよ。ヒッヒッヒ…
……ご無事で何よりです。
この仕事から危険がつきまとうのは仕方ないことだとは分かっていますが、気をつけてくださいね?
ヴァイオレットさんに何かあれば、私はとても悲しいですし。(ほっとした表情のあとに少し目を伏せながら)

そのくらいの感覚でいいのだと思います。
貰えるものを貰った、だから使う!といった感じで。
私の社も、完全に自分のために使ってますしね。
…悲しい? 正純様がですか?
…そんな事を言われたのは初めてです。ワタクシがどうなろうと、アナタにデメリットなど何もないでしょうに……
メリットとかデメリットとか、そんなものじゃありませんよ。

友達が傷ついたら悲しい、それだけの事です。
私は、友達には怪我なく健康でいて欲しいですから。
……い、いえそうですね。
まだ私からの一方的な友情かもしれませんが、
ええ!私はそう考えてます。
……うう、なんか勝手に早ったみたいで恥ずかしいです。すみません!(頬を真っ赤に染め)
(ひとりでに慌て始める正純を見て、くつくつと笑い)
…失礼を、アナタまでもワタクシを「友」と呼んで下さるのですね。
…屈託のないアナタの笑みと気持ちをまっすぐに受けて呆気に取られておりましたが……

…掛け値なしのアナタのお言葉は、素直に嬉しく思いました。
ありがとうございますね、正純様。
い、いえ、ごめんなさい。
勝手に騒いで慌ててしまって……。
(落ち着いたのかしゅん、と目を伏せ)

どういたしまして?というのも、おかしい気がしますが。ええ、喜んでいただけたならよかった。
ドン引きとかされなくて安心しました、ええ。(と小声で呟きつつ)
と、とにかく怪我には気をつけてくださいね!
ヒッヒッヒ…随分と表情がころころと変わる方ですねぇ。
見ていて飽きない方というのは嫌いではございませんよ。

お優しい方なのですねえ、正純様は。
ドン引きなど?むしろ普段のワタクシの方が人に引かれる所業をしておりますからねえ
そこまで気にするほどの奇行という訳でもなかったかと。
そ、それなら良かったです。(ひかれていないことにほっとしたように一息)
あまり友人もいないので、距離間を測り兼ねることも多くて……。

昔から落ち着きがないと養父に言われたもので、この顔の忙しなさもそれゆえでしょうか(自身の顔をムニムニしつつ)
(コンコンと二度ノックをしてから)
ヴァイオレット、いるかの?(とドア越しに声をかける)
ふむ…? 正純様も友人が少ないのですか?意外ですね…あんなにも社交的で、
ワタクシのような者にも物怖じせずに友人になろう、などと言えるのでしたから、てっきり友人関係には恵まれているものかと思いましたが…

ヒッヒッヒ、ころころと変わる表情は、見ていて退屈致しませんよ。
表情は感情を表す鏡。表情豊かな方はそれだけ感受性も大きいという事でしょう。そういう方を眺めているのは嫌いではありませんよ。


…ん?この声は……伽耶様、でしょうか?
もちろんおりますよ、どうぞお入りくださいな。
……まあ、幼い時から周囲に同年代の方がいなかったり、ずっと星だけを見て生活していたので。
お恥ずかしながら友人と呼べるような方は少ないのです。だからこそ、と言うと変ですが、その、ヴァイオレットさんみたいな方の友人になれたらなぁ、などと思った次第でして。(えへへ、と目を逸らしながら)

おや、お客様ですかね?
…まったく、あの人といいアナタといい。どうしてここの方はワタクシのような得体の知れない者となど友人になりたがるのか……
…(少し、瞳を伏せる。何かを思い出しているかのような、遠くに思いを馳せるような、形容しがたい感情を抱く表情を見せて)

…正純様、アナタにとっての友人は、どういう存在でしょうか。
お邪魔するのじゃよー

おや、先にお客が来てたのかの?
いらっしゃいませ、伽耶様
そうですね、このようなぼろぼろの廃墟に集うなど、皆様随分と物好きなものです
んー…そうかの?
少なくとも愛でたくなる花は咲いておるからの~?
私にとっての友人、ですか。(むむ、と頭を捻り)
うん。そうですねぇ。
私にとって、幸福でいて欲しいと、笑顔でいて欲しいと願う相手でしょうか。
なんて、大層なことを言っていますが。……少し重いですかね?
愛でたくなる花…? 確かにここは廃墟ですから、花の一つ咲いててもおかしくないとは思いますが、ここで暮らしているワタクシは少なくとも見たことがありませんかね… 
見逃しておりましたか…?
……幸福で居て欲しい、笑顔で居て欲しい、ですか。
…いいえ、アナタの考える友人、というのは…そうなのですね。

…ワタクシは、どうなのでしょうね。ワタクシは…幸福になって欲しいと思います。笑顔で居て欲しいと思います。
…しかし、同時に。…悲しむ顔や、辛いと思う顔も、見てみたいと思ってしまいます。

そんな存在がワタクシなのですよ。…正純様に、そう言ってもらうなど、勿体なき事でございます。
…(軽くため息をついて)…おぬしのことじゃよ、ヴァイオレット(苦笑しつつ)

正純は本当にかわいいことを言うのう~
別に、いいんじゃないでしょうか?

ヴァイオレットさんが、悲しむ顔や辛い顔を見たいと、そう望むのであれば、それが貴女の幸福や笑顔に繋がるのであれば、私はそれでいいと思います。
貴女の抱えるその性を含めて、私は貴女に幸福であって欲しいと思いますから。

貴女の友人になりたい、一人の人間として。
それに、……まあ、私にも人には言えないような性の1つ2つありますし?
ほら、そう考えればおあいこじゃありません?
か、可愛くはないですよ?!
別に相手が幸福の方がいいなぁ、とかそんな感じです!
…(一瞬何を言われたかよくわからずに) …あ、なるほど。ワタクシをお褒め頂いていたお言葉という事でしたか……それは…ありがたいお言葉で。
ううむ、自分の事を美しい、と評されるのは…そう見せかけている仕事の時はよく言われるのですが、自然と言われる事には未だに慣れませんね…
……アナタはそうまで言って下さるのですか、正純様。
……奇特なものです。そんな風にまで仰って下さる相手を、どうして蔑ろにできましょうか。

…もうひとつお尋ねしても良いですか。何故、ワタクシなのですか、正純様?
ワタクシは、アナタにそうまで想われる程の事をした覚えはありません。
…にも関わらず、ワタクシの幸福をそうまで願って頂けるのは、どうしてなのです?
えへへ、はい。そうまで言いますとも。(満面の笑みを浮かべ)

なぜ、ですか。
……んー、そうですねぇ。何となくこの方と仲良くしたいな、と思ったのがひとつ。
そしてもう一つは、貴女がどこか迷って見えたからかもしれません。その迷いの先を、幸福を、星に願うものとして、友人として傍で見届けたいと思いました。
わしが生きておる限りは言い続けるから慣れるしかないのぅ?(けらけら

ふふ、そういうところじゃよ?
……やれやれ。

そこまで有り難きお言葉を重ねられては、ワタクシもいい加減かわしようがないではないですか。
…ワタクシの負けです、正純様。…アナタのまっすぐなお言葉と、
アナタの強くも優しい想いに、どうにも絆されてしまったようです。

……正純様、以前言っていたお言葉に、答えさせて頂きますね
…こちらこそ、よろしくお願いします。
こちらにも厄介な御仁が。やれやれ…ここの方はどうしてこうも強かな方ばかりなのでしょうね
(伽耶様に肩をすくめてみせる)
そ、そういうところって、むむ、よく分かりません……!
やったっ!勝ちました!(ぐっ、と拳を握り
えへへ、友人が増えるのはやはり嬉しいものですね。
ヴァイオレットさんとお友達、うへへへ。(頬をだらしなく緩ませ)
ヒッヒッヒ……顔がすっかりと緩んでおられますよ
…そんなに喜んで頂けるとは、考えた甲斐がありました。

…とまあ、ワタクシも「友人」という関係については殆ど心得がありませんので…
どうかお手柔らかにお願いしまね。正純様
はい。そこはお互いにですね。私も慣れてるとは言いませんし。(緩んだ頬を戻し)
とはいえ、歳上として頑張りますよ!
改めてよろしくお願いします。ヴァイオレットさん。

……さて、長居してしまいましたしそろそろ失礼しますね?
今度はぜひ、うちに遊びに来てください。
(と、椅子から立ち上がり)
ではでは、お邪魔致しました!
九重さんはまた今度ゆっくりお話しましょう!
(退出)
ええ、またですよ、正純様
…そちらにも、ですか。ええ、喜んで。是非招かれましょう

またお会いしましょうね。
おや、ロゼット様。いらっしゃったのですね。

ええ、なんとかしぶとくも息災で世界を生きておりますよ。
そちらこそ、最近お見えになりませんでしたが、お元気でしたかな?
いやあ、ちょっぴり動きづらい状況になっちゃってね、しばらくローレットとしては休業かもねえ。
ご覧の通りこの者自身は元気だよ。散歩の時間が増えたと思えば元気が余るまであるかもしれない?
おや、そうなのですね。まあローレットの活動にも初期費用といいますか、活動資金が必要ですものね。元手がなければ仕事ができないというのも変な話ではありますが…

まあ、生活するだけならばローレットから支援が出るとは聞きますからね。
自由時間が増えたのならば、その分はしっかりと休んで英気を養ってもらいたいものですね
もちろんです、どうぞ。
ワタクシの淹れたものですので、店で飲めるようなものではございませんが…

(ごりごりとミルを回しながら)

ロゼット様はコーヒーはお好きなのですかな?
んー、どっちかというとココアが好きだったねえ。最近、コーヒーも好きになったよ。(香ばしい匂いですんすん動くお鼻)
そうなのですね?それは出身の影響か、はたまた単にロゼット様の嗜好か…
何れにせよ、コーヒーが好きになってきたというのは喜ばしい。共通の好きなものがあるというのは良いものですから…

(ドリップを終え、香り立つコーヒーをロゼット様の前に差し出す)

どうぞ。甘い味がお好きなら砂糖とミルクはご自由に。
世界が広がるのは良い事だものねえ。共有出来る友達が居るなら尚のこと(ミルクと砂糖両方入れる。砂糖少なめ)
(しばらくコーヒーを楽しむ様子)
そうですね、良い事と存じます…
…友達、ときましたか。ロゼット様にとってはワタクシも、そのような分類なのでございますか?

(向かいに座り、コーヒーカップを揺らし)
ん、そーだよ。そういう分類。
(おかしい?と首を傾げる)
いえ…(おかしいわけでは、とフードを被る)
…恥ずかしながら、ワタクシの元世界では、ワタクシのような存在を友人と見て下さる方などおりませんでしたから。
少しばかり…そういう感覚に慣れないのです
あー、この者もあんま友達と思われたことはないかも。
ほら、拗ねてもしょうがないし。
勝手に思う分にはお金かかんないし?
(自分が世界回してます、みたいな顔でのたまう)
ヒッヒッヒ…或いはそれほど臆面もなく申せる度量が大事なのかもしれませんな。

ま、違いありますまい。この世は主観同士で成り立っているもの。自らの評と他人の評は違い…アナタがそう思っているのであればそれを否定はできますまい。

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