PandoraPartyProject

ギルドスレッド

情報屋『フリートホーフ』

【野外交流所】

廃れた一軒家から離れた場所にある、捨てられた大きなテーブル。

誰の物でもないその場所は、いつしか行き交う人々の交流所となっていた。

情報はどこからでもやって来る。
ほら、その何気無い話からも──。


《ギルド内外問わず、交流のために使用して下さい。》

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ライセルだね。よろしく頼むよ。
(赤い梅の花を受け取り)
この花はギフトなのかい?
……良いギフトじゃないか。いくつになっても、こうして花を貰うのは嬉しいもんだよ。
ありがとうね。
(軽く微笑みながら)

そうだねソフィラ。私もそんな予感がするよ。
こんな路地裏の、迷い込むどころか狙ってやって来るのも難しそうな場所に来れたんだ。
きっと嬢ちゃんなら、また来れるさ。

ああリュグナー。この縁が有益なものになるよう、私も努力させてもらうよ。
(ニヤリ、と笑って)
……アンタも中々、優秀そうに見えるしねぇ。期待しているよ。
ジャスミン気に入って頂けてなによりだよ。リュグナーも来たし、俺はお役目御免かな。
ソフィラちゃん、ゆっくり寛いでいってね。

(ミランダに向き直り)
これは俺のギフトだよ。送りたい誰かの為に花を出せるんだ。
気に入って頂けて光栄です。(仰々しく胸に手を当てて、微笑み)

それじゃあ、俺はもう行くね。また、お話出来ると嬉しいよ。
(自分用のマグカップを持ち、手を振りながら拠点へと引き返して行った)
あら、あら……行ってしまうのね。ライセルさんはありがとう、またね。
(彼の声のした方向へ声をかけて、淡く微笑み)

まあ、狙って来ることが難しいの?じゃあ、ここに来る人たちは皆すごいのね(ミランダの言葉に目を瞬かせ)
グラディウスさんはこの場所を探して来ていたのだった…かしら?
ああ、またねライセル。

そうそう。この場所の噂を聞いて探しに来たのはいいけど、見つけるのには結構苦労したねぇ。
いざ見つけたと思ったら看板もかかっていたし……中々に人を選ぶ店だと、私は思うよ。
そんなココに無事辿り着けたって事は、もしかして店に選ばれたのかもねぇ……私もソフィラも。
(くっくっ、と笑いながら)
あら、お店が私達を選ぶの?(ミランダの言葉と笑みにくすっと微笑んで)
どんな基準で選んでいるのかしら…なんて、考えてみると楽しそうだわ。
でも…そういえば、ここは情報屋でしょう?どうして見つけにくい場所なのかしらね。
ふむ、行ったり来たり忙しない者だな……だが、あの行動力の高さは情報を集める上で大きな武器となるだろう。
(小さく呟き、口角を上げ)次に合い見えた際には、貴様の情報をゆっくり聞かせて貰おう、ライセル。(片手を少し上げて見送る)
ほう、ではその期待に応えるため……優秀そうに"見える"ではなく、優秀だと認識されるよう結果を残さねばなるまいな。
(ミランダに対し、同じくニヤリと笑う)

情報屋というのは、顔を広く持てど目立てば良いという訳でもないのだ。
(これは持論だが、と付け足し)
情報という商品は、世間に広まった途端、持っていても価値の無い物に早変わりする。
故に、隠さねばならぬ。不用に広げてはならぬ。
真に必要とする者だけが、必死に探している者だけが見つけられる場所にあれば良いのだ。
(軽く両手を広げ)……と言えば、それらしく感じるだろうか?(ニッと口角を上げ)
(リュグナーの最後の言葉にあら、と首を傾げ)
何だか……それが理由なのか、そうでないのかはっきりしない締め方ね?
いずれにせよ、私は好きよ。その考え方。
情報は希少性も必要で、正しく人に渡る必要がある…でちゃんと合ってるかしら?
フッ、気に入ったのならば我も口を開いた甲斐があったというもの。
(深く腰かける体勢になり、両手を頭の後ろで組む)
あぁ、その認識もまた正解だ。
最も、あくまでこれは我の持論だがな。
(解釈が合っていたことにはにかむ)
ふふ、以前話していた時も余計な視線を集めたくないって言っていたものね。そういった持論があるのなら納得だわ。

(ライセルに用意してもらった、少し冷めてきた茶を一口飲んで)

そういえば……髪は結んでみたのかしら?確か、そんな話をしていたと思うのだけれど…
(以前話した内容を思い出し、頬に指を当てて)
あぁ、初めて貴様と相見えた際、貴様からそのような情報を頂いたな。
(自分の後ろ髪を触りつつ)
無論、有効活用させてもらっている。貴様のアドバイス通り、我の髪色と同じ色の髪紐を――
(言いかけ、おっと、と声を洩らし)――あぁ、グレーの髪紐を使って纏めている。
我の首の後ろ側……ちょうど貴様が真っ直ぐ手を伸ばせば届く辺りだな。
(テーブルに肘をつき、自分の手の甲に頬をつけ、髪留めの位置がソフィラの前側に来るように顔を横に向ける)
あら、今も髪を結んでいるのね!嬉しいわ。
(はにかみ、真っ直ぐ手を伸ばそうとして直前で止め。少し顔を横にーー方向を正面からリュグナーの方へずらす)
髪、触ってもいいかしら?
(顔を横に向けたまま)
ふむ……構わぬ。
触られて減るものでもあるまい……故に、遠慮は要らぬ。
あら、……ふふ、それならよかった。
(小さく微笑み、距離を測るようにゆっくり前へ手を伸ばす。髪と髪紐の境に指が触れると、髪紐に沿うように指を滑らせ)
髪紐が髪と同じ色なら、髪色はグレーなのね。……あら、そういえば…あなたのこと、まだあまり知らないわ。
(あらあらと髪に触れていないほうの手を頬に当てる)
ねえ、あなたのことを教えてもらってもいいかしら?どんな姿をしているだとか、どんな世界から来ただとか……なんでもいいわ。
(仕事の帰りに通り掛かったが、二人の様子を見て歩いて来た方向に走り去った!)
(髪に触れられながら)
ほう、我の情報か……。
(自分の手の甲に顎を当てたまま、少し考え)……良かろう。
だが、情報屋にとって己の情報は特に価値のあるもの。
故に、話す対価として後程貴様の情報も聞かせて貰おう。
(ニッと口角を上げ)――さぁ、この契約に同意するか?

(顔を横に向けていたので走り去る姿をチラッと見て)
――む、この場所を訪れるあの背丈……。
普段と姿は異なるが、ティミ……貴様か?(ボソリと呟く)
(一瞬ぽかん、として。その後小さく笑う)
まあ…ふふ、勿論。
あなたのことも知りたいし、同時に私のことも知ってほしいと思うもの。その契約、私にとっては願ったり叶ったりよ?

(呟かれた言葉に首を傾げ)
ティミ……ああ、ティミ・リリナールさんね?こちらに来ていたの?
ほう、己の事を知ってほしいと来たか……。(フッと小さく笑い)
ならば好都合というもの……契約は成立だな。
――さて、何から話したものか。
(少し間を空けた後)……そうだな。まずは貴様が我という存在を認識し、想像できるよう、この姿に関する情報を与えてやろう。
その髪に触れている手を我の左耳の方へ移動させてみるが良い……この世界の人間、カオスシードには無い物が手に当たるはずだ。
(髪に触れている手を、自分の顔の左側から指で軽くつつこうと)

(ソフィラの質問に答えるように)
あぁ、既に去って行ったが故、来ていた……という程でも無いな。
先程のライセルといい、ティミといい、ここは忙しない者が多いのだな。
(口角を上げたまま軽く両手を広げ、やれやれといった仕草をする)
左耳…えぇと、こちらの方かしら?
(手を軽くつつかれ、そろそろと耳のあると思しき方へ手を滑らせていく)

(途中で包帯にも触れるが、おそらくこれのことではないのだろうとそのまま過ぎて)

……あら?リュグナーさん、こちらの人間に無い物って今触れているものかしら?
(角に指が触れ、小首を傾げる)


あら、もう帰ってしまったのね。
(リュグナーの言葉を聞いて、小さく笑い)……ふふ、もしかしたら情報集めに奔走しているのかもしれないわ?
(角に触れられたのを感じ)
あぁ、"それ"だ。言うなれば、角だな。
つまり、我の元居た世界には、このような物が生えている者も居たということだ。
尤も、我は見た目通り半端者であるが故、片方にしか生えていないがな。
(最後は少し小さい声で言い)
……と言っても、貴様はこの世界の人間の姿も目視出来ないのであったな。
(言葉を選ぶように少し考え、そうだな、の一言に繋げて言葉を紡ぐ)
例えば、我にこの角が無ければ、この世界の人間……カオスシードと近い姿になる。
……世界が異なるが故、全く同じ姿という訳では無いが、想像の助けにはなるだろう。


(ソフィラの発言を聞き、口角を上げて)
成程……もしそうなのであれば、その努力に見合った情報を期待せねばならんな!クハハハハ!
角……
(興味深げに指先でその形をなぞる)
(少し小さな声で言われたそれは、追求しない方がいいだろうかと小首を傾げるにとどめ)
うぅん…ということは、角がなくて髪に花の咲いていない人がカオスシードに近い姿ということね。
角の下の方に着けている……布?かしら。これはどうして着けているの?髪飾り、とかかしら?
(指を包帯の方へ滑らせて、ちょんと触り。そこしか触れていない為目を覆うものだとは気づかなかったようだ)


ええ、そうね。依頼も今は幻想を中心としているけれど、他の場所からも依頼が入るようになるでしょうし…これからは今以上に集めきれないくらい、沢山の知らない情報できっと溢れかえっているわ!
(カオスシードの姿に対する考察を聞いて)
あぁ、その認識に相違は無いだろう。
無論、特異運命座標には例外的な者もいるがな。
(包帯に触れられ、これは、と言葉を紡ぐ)
髪飾りでは無い、包帯だ。
……尤も、本来の用途とは少々異なる使い方をしているが。
(そのまま少しだけ思考し)……目隠し、という言葉が最も近いだろうか。


そうだな、それは真に楽しみだ!
今在る情報ですら、この世界にとっては塵や埃に該当する程の物なのだろうな!
あぁ、為ればまた忙しくなるだろう……クハハハ!
(まだ知らぬ情報を想像し、愉快そうに笑う)
包帯……目隠し?
(相手の言葉を反芻し、小さく首を傾げる)
目は見えているのよね?けれど、目を覆うものが必要なの?……あ、見られたくない何かがある、とか?本来と用途が異なるってことは、怪我ではないのかしら?
(考えていることをそのまま言葉にしているかのように、興味津々と)

ふふ、今あるのは塵や埃のような量の情報……この世界はどれくらい広いのか、どれだけの情報を秘めているのか、見当もつかないわね?
あら、そういえば…リュグナーさんは元いた世界でも情報屋をしていたのかしら。それともここへ来てから?
そうだな、盲目の貴様からすれば可笑しな事だと思うやも知れぬが──(言いかけ、ソフィラの反応を聞き)
……ほう? 中々鋭いではないか。
(顔の向きを正面に戻す)
如何にも、我の眼は少々目立つのでな……こうして隠しているのだ。
多少視界は悪くなるが……そこまで厚い物でも無いが故、全く見えぬという事はない。


全くだ。為ればこそ、面白い。(ニヤッと口角を上げ、ソフィラの質問を聞き)
ふむ……そうだな。元から似たような事はしていたが、ビジネスとして始めたのは、ここに召喚されてからだな。
あら、あら……他の人とは少し違う目をしている、ということなのね?
見えているのならいいと思うけれど…でもやっぱり、視界が悪いのは危なくないかしら。

まあ、じゃあ以前から情報集めのようなことはしていたのね。リュグナーさんのいた世界はどんな世界だったのかしら……あ、色々と聞きすぎかしら?
(はた、と質問責めにしていたことに気づき、小さく首を傾げる)
如何にも。(ソフィラの言う『違う目』に肯定する)
──あぁ、危険が全く無いとは言い切れぬな。不便でもあるが、この方が都合が良いのもまた事実。

(ソフィラの質問に対し)
なに、構わぬ。我が貴様に情報を与える分、我も貴様から情報をいただくまでのこと。
これはそういう契約だからな。(口角を上げ、ニヤッとする)
──だが、そうだな。その世界についての質問に答える前に、今度は我からも幾つか質問させてもらうとしよう。

(自分の顎に手を当て)
ふむ、やはり一番興味を惹かれるのは……その髪に咲いている花だ。
産まれた時から花なのか、摘むと痛むのか、そも枯れることはあるのか……花の咲かぬ者からすれば、見当もつかぬ。
まあ……でも、リュグナーさんが良いのならそれで良いのかしらね。(都合が良い、と聞いて頷いて)

髪の花について、ね。
花は……髪の一部、みたいな感じかしら?触れられているとなんとなくわかるし、摘まれた時の痛さは人それぞれよ。髪を手で抜く時に、痛がる人と痛がらない人がいるようなものかしらね?
花は産まれた時から花ね。たまに蕾も見かけるけれど、それは年齢も問わないし…そのうち咲いてるわ。
枯れる時は、その前に自然と抜け落ちるかしら?気づいたら床に落ちていて、また気づいたら新しい花が髪から枝毛みたいに咲いている……確か、そんな感じだったと思うわ。
(頬に指を当て、幼少期の見えていた頃を思い出しつつ)

あとは何かあるかしら……ああそう、私の世界は自然に咲く花が限られていたの。だから物々交換に花が使われることが多かったわね。
(ソフィラの話を聞きつつ、思考して)
成程、その花も貴様と言う存在の一部というわけか。
産まれた時から花というのは不思議なものだな。種から生える訳でも無いが故、やはり自然界の花とは構造が異なるのだろうか。
(考えながらブツブツと独り言を言い、少し間を空けてから言葉を紡ぐ)
――貴様の今の発言を聞く限り、どうやら個体差があるようだな。
ならば、全ての者が貴様と同じ種類の花だ、という訳でも無いのだろうか?
(包帯の下から、ソフィラの髪の花に視線を向け)
それと、その髪に咲いている花も、物々交換として価値のある物なのか?
尤も、枯れても再び生えてくる物であれば、自然界の貴重な花程の価値は無いのだろうが。
(リュグナーの興味津々な様子に小さく微笑んで)
…ええ、そうね。この花はあの世界で、私にしか咲かないわ。少なくとも、私が生きている限り。
私だけじゃなくて皆そうよ。だから名前の代わりに、花の名称でその人を呼ぶこともあったの。

勿論、物々交換には私の花も使われたわ。
贈り物によく花が使われるの。花言葉に想いを込めて…って感じかしらね。
成程、世界に1つしか存在しないのならば、髪に咲くその花も大いに価値のあるモノなのだろう。
生きている限り、ということは……その花の持ち主が亡くなれば、世界からその花の種が無くなるのか。それとも、新たな世代に同じ花の持ち主が生誕するということか?
――例えるなら、生まれ変わりのように。
(ソフィラの髪の花を見たまま視線を動かさず)

ふむ、花言葉か。(記憶の中の情報を確かめるように、自分の顳顬を人差し指で数回叩き)
……人間は特定の想いを音や文字、時にはモノに込め、意味を持たせるのだったな。
物々交換に使われていたのならば、貴様の花にも何かしらの意味……花言葉とやらが込められているのであろう。貴様は、どのような言葉をその髪に咲かせているのだ?
生まれ変わり……うぅん、生まれ変わり、なのかしら?
(リュグナーの言葉に小さく首を傾げる)
花の持ち主が死んでしまったら、また新しくどこかで生まれるわ。けれど、性格も外見も違うし…生まれ変わりとはちょっと違う気がするわね。

ええ、そうよ。花以外で意味を持たせることは、あまりなかったけれど。
私はそうね…誰かに贈るのなら幸福、だとか永遠の愛かしら?あとは無邪気とか、清らかな心って花言葉もあるの。
ほう、ならば……単純にそういう仕組みの世界、ということなのだな。
(ソフィラの回答に、自らの顎に手を当て)
興味深いが、この世界で何か試せる訳でも無い……現状はここまで、か。
(小声で独り言のように納得する)

フッ、1つの花にそれだけ多くの意味が込められているとは……随分と欲張りなものだな、花言葉とは!
(冗談っぽく小さく笑い)
しかし、それ故に面白いものだ。贈られた側も、その数多い言葉の中から、どの言葉を選んで贈られたものなのか、考える楽しみもあるのだろう!
――そして、そのような花を咲かせている貴様は'幸福'や'無邪気'等の象徴とすら言えるのだろうか。(ニヤっとした笑みのまま言う)
うぅん……そうね、恐らくは。
あまり、そういったことを気にしたことがなかったわね…
(少し考えるように、頬へ手を当てて)
……気づかないうちに、種みたいなものをどこかへ運んでいるのかしら?

ふふ、似たような花言葉もいっぱいあるし…花同士が自分を主張しているみたいね!
(リュグナーの笑う気配につられ、くすっと笑って)
あら、あら……私が?象徴?(小さく首を傾げて)
……そうあれるのなら嬉しいわ。でも実際にはどうかしら?リュグナーさんから見た私は、そう見える?
なに、己にとって 'あたりまえ' だった行動、仕組みに疑問を持たぬのは当然の事だ。
(ソフィラの考えている様子を見て言う)
……フッ、種か。もしそうであれば、この世界でも今後、髪に花が咲いている者を見る機会が増えるやもしれんな。

(ソフィラの質問を受け、表情を戻し)
――はて、な。……実際のところは分からぬ。
故に、今こうして互いの情報を交換しているところなのだからな。
(再び、軽く口角を上げ)
だが、少なくとも……今まで我が見てきた貴様の表情の中に、'幸福'と相反する感情は読み取れなかったと言っておこう。
尤も、我の目が節穴でなければ、だがな。
(自分の目隠しの包帯を触りながら、やや冗談っぽい口調で言う)
まあ……ふふ、そうね!
もし増えなくても、私が死んだ後にこの世界で種が芽吹くかもしれないし…楽しみだわ!
(指同士を当てて、小さく微笑む)

あら、あら……きっと、リュグナーさんは節穴じゃないと思うわ?少なくとも不幸だとか思ったことはないもの。
無意識……自分が気がつかないうちに何か思ってしまっていたら、それはなんとも言えないのだけれどね。
ほう、己の死後すら楽しみに思えるとは……。
(微笑んだ顔を見て小さく呟き、切り替えるように言葉を紡ぐ)

ふむ。ならば少なくとも、外れてはいなかった……ということだな。
無意識ともなれば、己で気づく事も難しいが故、より判断が出来ぬがな。
(少なくとも今は、と付け加え、背もたれに体を預ける姿勢になる)

さて、我も少々質問攻めになっていたな。
次は貴様に質問権を譲るとしよう。
(ふと、マグカップを見てブランケットの存在を思い出し)
――ふむ、それとも場所を移すか?
風は、音に乗せた情報を遠くへ運んでしまうからな。
ふふ、そうね。ちゃんと自分で分かるようになれば、判断できることもあると思うわ。

あら、今度はまた私の番なのね。
どうしましょうか……私はここでも、場所を移しても構わないわ。リュグナーさんが誰かに聞かれたら困る……なんてことがあるのなら、移動したほうがいいのかしら?
ふむ、選択権が戻ってきたな。
(少し考えた後、椅子から立ち上がり)
――ならば移動するとしよう。誰かに聞かれて困る訳ではないが……情報屋たる者、契約外での情報漏れは好ましくないのも確か故。
(テーブルを回り、ソフィラの前のマグカップを持ち上げ)
……貴様が見えぬ足元の何かに躓き、割られても困るのでな。
(マグカップを持ったまま、足音をたてて拠点の方へゆっくり移動していく)
ええ、わかったわ。情報は対価あってこそ…だものね?
(リュグナーの立つ音を聞き、こちらも立ち上がる。そしてマグカップを持ち上げられたことに気づき)

……ふふ、確かに割ってしまったら申し訳ないわ。ありがとう、リュグナーさん。
(小さく微笑み、ゆっくりと足音を追いかけた)
(ふわりと、紫の香りを漂わせながらテーブルの側を通りがかる影が一つ。
 小さく笑うと、優雅な仕草で椅子に腰かけて)
はー……いい天気……。情報屋って遠いのねぇ……。

(女性のような口調。けれど女性にしては少し低い声で)
おや、いらっしゃい…(音を聞き、耳をぴくぴくと震わせる)

(ゆったりと歩み寄り、笑顔を向けて)
…ふむ、確かに少々奥まった場所にあるかもしれんの。
わらわは利用者じゃが、何かを求めてここに来たのかの?
(聞こえてきた声に、「ん?」と視線を巡らせ)

ハァイ、こんにちは。この近くに住んでる人かしら――ってアラ、情報屋を知ってるのね!
(歩み寄ってくる姿にひらひらと振った手を、嬉しそうにぱんと叩く)
よかった、ひょっとして道を間違えたかと思ってたから……ふふ、ええそうなの。どうしても知りたいことがあって。
あら、『close』って掛かってたのに人がいて繁盛してるんやねぇ(ふふっと笑みを浮かべ)

どうも~ここが情報屋って聞いてちょっと寄って見たんやけど。
主さん…居るやろかねぇ
ハァイ、アンタもこんにちは♪(手を優雅にひらと揺らして)

あら。ってことは休日なのかしら。
アンタも何か探し物?
あら…こんにちはじめましてやねぇ(お辞儀して)
ん~どうなんやろなぁ…こう言う稼業は堂々と「やってます」なんて看板掲げんと思うんよ?

探し物……ん~無くはないけど特に大事な事でもないしなぁ。
どちらかと言うと好奇心やねぇ(顎に指を当ててフフッと笑い)
おや、思った以上に情報を求めて人が集まるんじゃの…閑古鳥が鳴いているくらいかと思うていたのじゃ…。
(ふむと考えるように目を閉じ)

主はわらわではないのじゃが…最近相対していないからの…話していたら、声を聞きつけてくると思うのじゃ。
それまではゆるりとこの逢瀬を楽しむくらいしか出来んの…。
ええ、初めまして――ってヤダ、自己紹介がまだじゃない、アタシったら。(うっかりしてたわ、なんて笑って)

ごめんなさいね、アタシはジルーシャ。ジルーシャ・グレイよ。
改めて、よろしくお願いするわね♪

看板がないなら儲からなそうって思ったけど……そうでもないのね。
なんだかそう言われると、アタシも好奇心の方が強くなってきちゃったかも。情報屋の店長さんってどんな感じの人なのかしら。
(一軒家から出てきて、ふらりと立ち寄る)
(テーブルに体重を預けながら集められた情報に目を通し始めた)

ガスマスク、ガスマスク………
――マア、早々ナイか。
(ぼやきながらも、手を止めずに紙をめくり続ける)
(ゆったりとどこからか歩いてくる)
おやおや、こんばんはお嬢さん、何かお探しですか?
(ガスマスクの下、俯けていた視線を上げてやってきた男を見る)
ヤア、こんばんは。
コンナとこまで酔狂なモノだね。
そ、チョットした情報の探し物をネ。

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