PandoraPartyProject

ギルドスレッド

シンリョウジョ

【RP】オウセツシツ

来客が見えた際に通す部屋

他の部屋よりも家具も部屋も小綺麗に整えられている。

この城の主はここを寝床として使っているようだ。


□医者と来客のロールプレイ専用スレです。
□この城の主とのレッツ殺伐ロールはここで。

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(フラフラとドアを開けて来訪しました。
初めての場所で緊張気味。邪魔しないならここなのかな?と迷い気味。
だが、どこか余裕の無い様子)

す、すみません。ここでいいのかな……
ち……ちょっと肩を銃で撃たれちゃったんですが、対応できますか……?
(左肩に、血まみれのスカーフが乱雑に巻かれている。
銃弾は貫通しておらず残ったまま。後ろから撃たれたようだ)
(ヒトの気配と血の臭いを感じて塒に戻るといつぞやに見かけた青年を見つけた。)
やーぁ、いつぞやの街角ぶりだねぇ。
人間、ちょっとで撃たれないと思うんだけど。まぁいいやー。
(普段通りの見る人が見ればへらへらとだらしない。と思われるかもしれない態度から一変して)
……どれ、診せて。
ええ、あの時はどうも……健康、だったんですけど……仕事でミスっちゃって。
多少の怪我なら自分で何とかするんだけど、ちょっと流石にこれは……イテテ…
(笑顔で冷や汗をかきながら、なんとかスカーフを取り、肩を見せる。
銃創は一般的な拳銃のもので、それほど凶悪性はないが体内に残ったまま。
大動脈を掠っていたら致命傷となっていたもの。後ろから撃たれている。
時間が経っているのか、かなりの熱もあるようだ)
ここまで歩いてこれたなら大丈夫だろうけれど、それでも痛いものは痛いよね。
(傷口を診て小さく唸った。傷の程度ではなく、怪我を負った経緯を察してだ)
全く、この手の職種の子は無駄に悪運ばっか強いんだから。
(一人ごちて処置室から物品をとってきて)

局部麻酔を使っての銃弾の摘出手術。
終わったらすこし休んでもらって日帰りね。おーけー?
(そんなさっくりとした説明を相手に投げ掛けた)
あははー。内臓をやられちゃったら終りだけど、まだ肩ならね。
こういう時の為に、筋肉も鍛えてるしー……って、アタタ…
(ガッツポーズを作りかけた後、肩を押さえて)

わかりました。ありがとうございます(説明を聞き、丁寧に頭を下げると)
それにしても、初対面の時からただならぬ雰囲気を感じてたけど。
こういった事例に手馴れてるんですね……
(でも内部の銃創に対しての日帰り手術って凄い事なんじゃ?
何者なんだろう、と首をかしげて)

今回の銃弾は、表からではどこいっちゃったか判別つかなくて。
正面からで、鏡で見える位置だったらナイフで抉り出すこともできたのかなあ……?
(貫通はあるが銃弾が留まってしまったことは無く、無知な軽口を叩きました)
はい、無理しなーい。まぁこういう怪我はしないに越したことはないんだけどさぁ。
あんまりやんちゃが過ぎると“白い君”が心配するんじゃないの?
ぼくとしてはお仕事出来るからそれでいいんだけどねぇ。
(鼻歌混じりに準備をはじめて、相手の所見にピタリと手を止めた)
……素人考えで適当やるともっと痛い目見るよ。
あぁ、それとも“実践してみる”か?
(そういってズボンのポケットから手のひらに収まるサイズのハンドガンを取り出してちらつかせて見せた。
これで考え直してくれるならばそれでいいが、さらに興味を持つようなら『その手段』をとることも辞さないと思っているようだ)
……まだあの子には、心配かけたことないし。
黒い世界を見せないよう、上手くやってるし……(あからさまに目を逸らし、バツが悪そうに口籠る)

!!(拳銃を見ると、一瞬硬直し)
拳銃……護身用ってところかな。
そんなものを普段から持ち歩いているなんて、どんな顧客を抱えているの……?
(これは危ない空気を感じる。マフィア時代のヤバい上司と同じオーラを感じる……と、ポーカーフェイスを努めながらも、汗が流れて動揺を隠しきれない様子)

本当は何事も、自分で対応できるようにしたいとは思うんだけど、銃弾摘出は、流石にできる気はしなくてね……痛いっていうか、もう感覚がない感じだし。
ふぅん。ま、それならそれでいいんだけどさー。
(深くは追及しないことにした。)

やだなー、ぼくは特異運命座標だよ?武器くらいいつでも持ち歩いているさ
(だらしなくヘラリと笑う。それっぽい理由を述べたが相手は納得してくれるだろうか。)

あぁ、そうだった。さっさと終わらせよう。
……服、脱ぐか破いても?どっち道今着てるのは捨てるしかないと思うけど
この界隈、皆当たり前のように武器は持ち歩いているけれど。
流れるように威圧されたのは初めてですから。
(あまり納得していないようだが、でも)
……素性を突き詰めて放り出されて死にかけるのは、得策じゃないし。
もしお伺いできるなら、手術の魅力の方を知りたいな。
手術が楽しいのは、自分の技術を駆使できるから……ですか?

破いちゃって構わないんですが、可能なら
上着だけは破り切らずに、お願いできたら嬉しいな……
帰りに着る物がなくなっちゃうと、恥ずかしくて。
ボロボロでも着用できるだけ、マシですから。
懸命な判断だねぇ。
さすが、『うっかり背中から肩を撃たれるような仕事』をやってるだけのことはある。
(感心したように頷いてから手術に固執する理由を聞かれて)
ぼくの技量なんてまだまださ。強いていうなら……『助けられるから』
ぼくが手を尽くすことで助けられる可能性のある人を助けられないのは嫌だから。
(嘘ではない。この思いだけが自分が医者を続けている理由だ。)

ワイシャツでよかったら貸すけど。
(ほらー、と見せたシャツにはビニールがかかっている。新品のようだ。)
処世術って大事ですよね、あはは。
真っ当に稼げる仕事に就ければいいんだけど、
一番活かせる特技が、射撃だから。辞めるに辞められなくて(なんとも言えない、乾いた笑いを浮かべて)

えっ……?神様……?
いや…こんな所で神様に会えるとは思いませんでした。
腕と志があるならば、大病院からでも引く手数多でしょう。
ああでもその道を行かれておられたとしたら、
今僕は助けてもらえていないわけで。うーん……。
ともあれ、有難うございます。
まだ左腕を失うわけには、いかなくて(改めて、頭を下げました)

貸してくれるの?助かります!良かったあ……。
(裸もゾンビみたいな格好も心底嫌だったのか、安心しきった表情で)
特技を活かせる似たような職業があればいいんだけどねぇ。
なかなかそういうお仕事とは出会えないのが悲しいことだね。

かみさま?なにいってるのさ。
ぼくはヒトだよ。ヒトでしか人を治せないと思ってるからね。
(大病院と聞いてすこしだけ眉間にシワを寄せて)
そんな風に生きれてたらまた違った人生だっただろうね。
……ぼくはね、むかーし生き倒れていた時に助けてくれた人達のために働いてたんだよ。
その人たちが居なくなったから此処で細々医者を続けてるのさ。

さぁて、ちゃちゃっとおわらせちゃおうか。
(相手の服を取り除いたならば血をぬぐってからアルコールで拭き、そこに麻酔を注射しようと)
あ、痛かったら言ってね。痛くてもやめないけど。
それこそ今話題のサーカスに勤めて、
頭上の林檎を銃撃で見事割ってみるお仕事!なんて、どうでしょう?
入団募集、してないかなー。

思った事をそのまま言っただけですよ。
心から「人を助けるためにメスを取る」と言える人なんて、
探したいときほど、見つからないものだと思っていますから。

そうなんだ。助けてくれた人の為に……。
あの白い子も、倒れていた自分を助けてくれた騎士様の為に、
人助けがしたいと言っていました。こうやって人の縁が繋がっていくんですね。
僕なんて、孤児だったところを金で買われて使われてただけだから、
薄っぺらい人生だなあ。……みんなが、羨ましいなんて思っちゃうよ。

あ、はい。よろしくお願いします。
い、痛いのは好きじゃないけど、仕方ないよね……。
ちなみに動力部とか連結部位の麻酔ってしたことないんですが、
今回の場合、腕が動かなくなってしまったりするんですか?
サーカスねぇ。あまり興味そそられなかったから気にしてなかったけどそんなにいいものなのかな。
もう少し大きい銃に持ち変えて射撃の選手とかもいいかもねぇ。

あはは、ありがとう。
でもきみとぼくは根本的には同じ人間さ。多分ね。
(薄っぺらい人生だと嘆く青年の額をぺちり、と叩こうとしながら)
なぁにいってんのさ。君なんてぼくのトシの三分の一くらいしか生きてないじゃないか。
もうすこし人生経験を積むことを薦めるね。きみの人生なんてまだスタートして間もないんだからさ。

動力部?連結部?きみってオールドワンみたいな存在だったのかい?
(首をカクリとかしげたあと)
んー、動かなくなるっていうより動かせなくなるってところかな。
取り出して、傷口縫い合わせたあとは激しい運動とか銃撃戦とか、それから銃撃戦とかは禁止ね。

(注射が出来たなら少しずつ肩の感覚が鈍くなっていくのがわかるだろう。
背中に周りこみ、メスを肩に当てて傷の箇所を開いていく。)
えへへー、お気に入りの大きい超遠距離用の銃は持っていますよ!
今は依頼用に近距離中を装備しているけれど、出発したらまたお披露目しますね!
サーカスはね……さっきのは冗談。ちょっと危険な感じがするよね。
当日に何らかの事件が起きないか、心配だったりします。備えていくけど。

あうっ(額をぺちられ、気の抜けた声を出すと)
うーん、これからいい事あるのかな……そうですね。
ポーにも会えたし、先生にも会えたし……未来も、悪いものでもないのかも。
先生は、街角で健康の大切さを諭してくれたから、良い人なんだと思っていたんです。
だから今回も頼ってしまいました(少し照れながら)

わ。ううん、僕は地球人、えっとこの世界でいうカオスシードと同じタイプです。
医学知識がなくて適当言ったけど。
動かせなくなるかぁ……じ、銃撃戦(思わず目を逸らす)
はい。忠告を聞いて、暫く休んでおきますね。死にたくないし。

(注射の痛みはグッと我慢するが、熱さや痛みが消えると同時に
感覚も消えていく。だるいけどこれは楽だな、と目を閉じる)
自分の腕じゃないみたいに感覚が無いね。傷、どんな感じです……?
(相手が向けてきた笑みにどこか幼さが残る印象を受けた。)
きみは銃が好きなのかな?見せてくれるのはいいけど慎重に扱ってね。分かってるかもしれないけどさ。

ぼくとの出会いはともかく人生ってそんなに悪くないよ。
きみはいいこだし、いいこの廻りには自然といい人たちが集まってくるものさ。
ぼくのことは別にして。
(そんなこと言われてはこちらも照れてしまうではないか、と照れ隠しに念押しをした。)

カオスシードね。安心したよ。種族が違えば使う道具もやり方も少しずつ違ってくるからね。
(言いながら処置を続ける。切開した場所から銃弾を視認したところで傷の度合いを尋ねられ)
……ひどい有り様さ。此処までこれたのは奇跡に近いかもしれないね。
(などと尾びれをつけて伝える。実際は“ありふれた射創”であり、特筆することはないと思われるのだが。)
(思えば今の依頼、スキルも武器も関係のない攻撃不要の仕事だったと思いなおす。
装備を変えると目を輝かせる。銃という武器に愛着を持っているようで)

うん。僕にとっての銃は、相棒と呼ぶにふさわしいものですからね!
相ぼ……元相棒には裏切られて殺されかけた経験があるんだけど。銃だけは。
心を込めてメンテをすれば、裏切ることは無いはずだから。
……ほら、この銃。フォルゴーレ・ネロっていうんですが、超遠距離対応ができて。
更には近接用に、隠し刃まで仕込んであるんですよ!(嬉しそうに解説をすると)

僕はいい子なのかな……自覚は無いですが、でも。
先生にそう言って貰えたら、嬉しいです。えへへ、尊敬していますよ!
また何かあった時には、頼りにしてもいいですか?
勿論何事もない方が、一番安心させられるんだろうけれど。
確約できないのが、この仕事の難儀な所なんですよね……。

そ、そこまで酷い有様ですか?
確かに歩いてくるのは大変だったけど。
それは、おちおち炉端で寝てたらそれこそ身ぐるみ剥がれて殺されるからと
必死だったからで。ううん。ちょっと本気で、気を引き締めた方がいいのかな……
(神妙に反省をしているようだ)
(目を輝かせて語る彼に危うさを抱きながら首だけで相づちをうつ。
「元相棒」に何をされたのだろうかと気になったがスルーすることにした)

ぼくみたいな大人を尊敬しちゃいけないよ。ぼくはしょーもない人間だからね。
まぁ、尊敬するって言われて悪生きはしないし頼ってくれるなら医者冥利に尽きるけどさ。

(すこししおらしくなってしまった彼をみて)
冗談だよ、冗談。どこにでもある普通の射創さぁ。
……あ、いまからちょっと動かないでね。取り出すから。
(そういいながらまるでパン屋のトングをカチカチと合わせるようにピンセットを手にもって)
(なんとなく危険人物扱いされている気がする……
まあ、武器慣れしている相手じゃないと、話せないような危うい題材だしね。)

?しょーもないって……
人助けを仕事とするのは、素晴らしいことだと思いますよ。
過去に何かあったのかもしれないけど、
今はその腕で助けておられるじゃないですか。
あ、でも頼らせてもらえて嬉しいです。医学は難しいし。

な、なんか怖い音がする。
でも頼るしかない。どうかよろしくお願いします……!
(怯えながらも身を固くして、動かないように気を配りました)
そういえば、黒いスカイウェザーの「松庭さん」が
先生を探しておられたようですけど。
会う約束でも、されていらっしゃいましたか?(話を振ってみる)
ぼくが医者になったのは必要に迫られたからさ。
高い志を持って、自ら望んでこの道に進んだわけではなくて「ならないと殺されるから医者になった」んだよ。
大切なのは過去ではないかもしれないけどね、そんなひねくれた理由で医者の誇りがどうとか、笑っちゃうよね。
(皮肉たっぷりに笑った。)

緊張してると筋肉が引き締まって取れるものも取れなくなっちゃうよ。
アメでも舐めてリラックスしなよ。はい、リラーックス。
(といいながらキャンディーの包みを開いて手渡そうとしてから再びそれに向き合った)
(ピンセットの先が銃弾をしっかりと挟み込めば、他の箇所に触れないように細心の注意を払いながらゆっくりとそれを引き抜いていく。
それが無事体外へ取り出すことができ、安堵した途端に別の話題……自分を探している黒いスカイウェザーの話を聞いてそれを落としかける)

黒いスカイウェザー、ねぇ。
(しばらく沈黙したあとに)
……しーらなーい。
ふぁーい……(飴を受け取って転がしながら、気の抜けた返事をしました)
先生があまりにさっくり言うから、銃弾摘出って結構簡単なのかと錯覚したけど、
やっぱり怖いし難しい手術ですよね。想像するだけで、貧血になりそうですよ……。

「ならないと殺されるから医者になった」……ですか。
ということは、当初から腕を見込まれていたんですね。
その後、選択の自由はほぼ無く。その誰かの指示に沿って、命を救う道具となったと。
(自分の境遇に似ているので、スラスラと考察をする。間違っているかもしれないが)

(命を救う仕事は、最も重いし業を背負うもの。
例えば「自分が救った命」が、「多くの人間を殺してしまった」なんて結果に繋がったとしたら。あまりに残酷で、1人の人間に背負いきれるものでもない。デリケートすぎる問題だ)

……経過はどうであれ、先生は「神の腕」という武器を手にしたのだから。
それを今後、どう振っていくのかは、先生次第ですよ。
誇りを持つ事に抵抗があるのなら、思うがままに行動するだけで、いいじゃないですか。
助けたいという思いがあるのなら、その思いに沿って行動するだけで、いいんですよ?

「銃」だって、本来は人の手に余す武器なんですよね。
でも、生み出されてしまった物は仕方がない。否定しても、この世からは消えない。
ならば受け入れて、利用して、自分の助けにしちゃわなきゃ。

(あぁ、やっぱり知ってるんだぁ……という顔)
「どうしても会わなきゃいけない理由」があるとのことでした。
完全じゃないみたいだけど、人の心を視る力も、あるらしいですね?
この手の処置っていうのは経験が物を言うのさ。
知識ばかりあっても実務経験がなけりゃ慣れないからねえ。
まぁ、自分のさじ加減で患者をあれこれ出来ると考えると……ゾクゾクするよね。いろんな意味で。
(その表情は恍惚としたものに見えたかもしれない)

参ったなぁ、君にそんなふうに諭されるなんて。
(しかもそれが乾ききった心に沁みた。)
……ちょっと昔話しようか。どこにでもあるフツーの家庭の、フツーだった兄弟の話。
普通だと思っていた家はこわーい人たちから借金をしていた。
返しても返しても減らない借金に、親は兄弟を残して蒸発した。
残された兄弟は親が金を借りていた組織に拾われて精鋭となるべく育てられた。
そんな、どこにでもあるありきたりな昔話さ。
(その兄弟が誰なのか、その先どうなったのか。勘が悪くてもある程度は察することができるだろう。)

手に余るかもしれないけど、人が造り出した物なんだから扱いきれないなんて無責任なことは言えないよねぇ。
(取り出した銃弾を銀皿に放ればカランと言う音をたてて転がった。)
さーて、元気に陽気に傷口を塞ぐよーぅ
(縫合用のホチキスを手に絶妙に力の抜ける声で話しかけた)
(恍惚した表情に吃驚すると)
……先生。手術したい、ってやっぱり趣味混じってますよね?
楽しいって思っている所もありますよね!?
趣味が実益になるってある意味最高だから、信頼できますけど!

(話を一通り聞いて、神妙な表情になる。一方は逃げ出した罪悪感に押しつぶされ
また一方は置いて行かれた憎悪に呑まれる……か)
……一つ幸運だったのは、お二人が「特異運命座標」に選ばれた事でしょう。
世界の希望を担う特別な存在である特異運命座標は、ローレットの庇護下にあります。
その気になれば、今現在組織に身を窶していたとしても、逃げ切ることは出来るはず。
だけど……(結果良ければ全て良し、だなんて簡単にはいかないはず。
気持ちの収め所がないからね……)

……今暫くは、ちょっと外出を控えた方が、いいかもしれませんね。
(身を隠し逃げ続けて、時を待つ方が賢明な状況だね、これは。
本当はいつかは和解をして、それこそ共に戦うことができるといいんだけど……)

あっ、銃弾が取れたんですね。ありがとうございます!
(気の抜けた声に振り返り……縫合用ホチキスを見てビクっと硬直)
……えっと。そのホチキスで、傷口を留めるんです?
そんなので留まるのですか?い、痛そうだし、金具っぽいし、
フランケンシュタインみたいになりそうな……?
(血の気が引きみるみる青ざめて、頭がフラフラしてくる)
今回みたいにそれしか手段がない場合、手術をするのは当然だろう?
でもそれは好きだからとか趣味とかじゃないよ。断じて。違うってば。
(否定に否定を重ねることで説得力がなくなっていくことには気づいていない。)

ん?ふたり?誰のことかな?
(しらを切るつもりのようだ。)
あ、あと、ひとつ言っとくね。ぼくは特異運命座標が大嫌いだ。
だから特異運命座標としての自分も、きみにも嫌悪の念を向けるかもしれない。そこんとこよろしくねぇ。

……身を隠していても向こうからおいでくださるみたいだけど、ねぇ。
(何日か前に同じく街角で会ったと言っていた助手の話を思い出していた)

だって縫うか留めないと傷、治らないよ?
男の子なんだから痛いのは我慢しようよ。
留めてある間は、そりゃフランケン・シュタインの怪物みたいになるかもだけどわりときれいに治る筈さ。きみ、まだ若いし。
ふふっ。先生、趣味は熱く語ってもいいんですよ?
先ほどの僕みたいに(本当に手術が好きなんですね、と笑みを浮かべている)

不条理に運命に愛されたから……?
(もしかして死に場所でも探していたのかな……
それが特異運命座標となり、生かされてしまったとか)

出会ってしまった時の覚悟は、しておいた方がいいかもしれませんね。
いえ、もしかしたら。既に何らかの覚悟はされているのかもしれないけれど。
物騒なことには、なってほしくないんだけどな……。

や……やっちゃってください。我慢します。
相棒とコンビで動いていた時は、倒れても生き残ってる方がなんとかしてくれて
気づいた時には治療済み、なんて展開ばかりだったんだけど。
生治療って、凄く怖いものなんですね……。

ちなみにホチキスの針って、
また後で引っこ抜いたりする必要があったりします……?
だからちがうってばさー。手術じゃなくて、ぼくが手を尽くすことで誰かが救われるっていう事実が好きなんだよ。
……ん?それって同じことなのかな?

まぁ、ぼくら以外の人たちが巻き込まれないように気を付けるさ。
だからきみはぼくの心配なんかしなくていいよ。
優しいきみがぼくなんかの事で神経を減らす必要はないさー。

これが全身麻酔ならまた違ったんだろうけどねぇ。全身麻酔は残念ながら専門外でさ。
あ、せっかくだから選ばせてあげようか。
『医療用ホチキス』抜鉤(ばっこう)の必要がある。そのときすごくいたいかもしれない。
『針と糸で縫う』抜去(ばっきょ)の必要があるものと糸が溶ける物があるけど、糸が溶けるものは感染症にかかる可能性もあるかなー。
『テープ止め』医療用テープで傷口を止める。一番痛くないけど今回の場合はあまりおすすめしないかなー。
……さぁ、今回のご注文はどれ!

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