PandoraPartyProject

ギルドスレッド

シンリョウジョ

【RP】シンサツシツ

使い込まれた机と、所々穴の空いたパーテーション。
観葉植物は茶色い葉を萎びかせ日の光を受けている。

お世辞にも綺麗とは言えない診察室。
ここは患者と医者の信頼を深める場所(※本来なら)

□医者と患者のロールプレイ専用スレです。
□この城(診療所)の主は基本的にここにいます。必要なら門を叩いてください

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そう考えられれば楽なんだけどねぇ。
(感謝を口にした彼に、ふー、とながいため息をついて答えた。)
んー?そうだよ?だってぼくはお医者さんだからねぇ。
患者がいなければ医者なんて名乗れないし、そもそも必要ないからさ。

そーだね。ぼくもじゅーぞーくんならそうしたかもだ。
(相手の行動を完全に許容したわけではないが、自分がその立場ならばそうしたと思って首を縦に振った)

(いい物件だ、といわれガシガシと頭をかきながら)
うん。もともとぼくの部屋……というか住居部分だったからねぇ。
ぼくはそこそこ快適に寝れる場所があればいいし、ごはん食べないからキッチンも使わないしねぇ。
異世界に居て出会うはずのなかった、診る事の出来なかった人の治療ができる。
新たな病が持ち込まれる可能性もありますが、悪くはないと思うんですよね。
(同意するように弥七がにゃーんと肩の上で鳴く。よしよし頭を撫で)
難儀な職業ですよねぇ。誰よりも皆の健康を願ってるのに、いざそうなったら仕事がなくなるんだから。

治療のし方も自由だから、この世界はより素晴らしい。前の世界では最上の効率を求められましたが、身体は治せても心のケアは出来ません。
医者として、言葉で伝えられない事は治療で伝えるのは僕たちの義務だと思っています。

(快適だーなんて楽天的に考えていたら、予想外の話にずっこける)
まーたそんな適当な!それじゃあなんだか悪いですよ。せめて共同使用はどうです?猫ばっかですけど。
そこなんだよねぇ。純種の僕らはかからないけど旅人の君らがかかる可能性のある症例。
逆に旅人のきみからみて、よく理解からない症例もこの世界にはあるかもだね。
……とりあえず一冊、いっとく?
(居酒屋へ誘うノリで分厚い医学書を机の上に三冊ほど乗せる)
まぁ、ぼくは職を失ってもだいじょーぶさぁ。多分。
(……そしたら暗殺家業に戻るだけだ。彼に悟られないように視線をさ迷わせた)

なんか聞けば聞くほどきみはいいコだねぇ。いいこいいこしてあげよう。
(そういいながら手を伸ばす。)
効率を求めた結果、確実に治療が出来るなら、完治させられるならいんだけどね。ぼくならそれにすこしアレンジを加えるかな。
具体的に言うとその方法を段階に分けてすこーしずつ引き伸ばすのさ。
ベルナルドくんみたいにお茶とケーキを出して語らうとかさ。

(ずっこけた彼をみておかしそうにあははは、と笑って)
いいのいいの。さっきも言ったけどぼくは寝られる場所さえあれば。
ソファーって知ってる?あれふっかふかで寝るのにちょうどいいのさ。
最悪『変化』解いてフクロウになってパーテーションに停まるから。
一冊が三冊に増えてますよセンセー。
……この世界での症例はこれで全部ですか?最新の辞典です?
(一冊を手に取るとずしりと重みを感じ取れた。ぱらぱらと捲る時の表情は真剣だ)
三営業日ください。差異を埋めて、俺の方で医学書にない症例をまとめます。
先生か俺が非番の日でも、ちゃんと治療が出来るようにしないといけませんね。
(とそこまで話すと表情をふにゃっと緩める)
任せてください。先生が仕事しなくて済むくらい俺がギャンブルで稼いで養っちまいますよー。

……そんな事……。郷に従っただけです。
(伸ばされた手にびくっと身を震わせて固くするが、撫でられると力を緩めた)
先生の治療法を見て、いいなと思ったので。……なるほど、参考にします。

(寝る場所の候補を挙げられると半眼になる)
ソファーは不健康なのでおススメしません。パーテーションは、まぁ……。
疲れがとれなかったらちゃんと言ってくださいよ、ベッドをワンサイズ上げるか、シングルベッドもう一つ増やしますから。
一応最新版さ。一番上から内科、外科……
一番下がこの世界では不治とされる病と『殴れば倒せる病』ね。
(簡単に三冊の説明をする。その表情と答えに信頼と安心感を覚えたが)
ギャンブルかぁ、そうかー。
(誠実に働いた方が早そうだ。そんなことを思った)

従えるだけでも大したものだと思うけど……っと、突然触られるのは嫌だったかな。
(すぐにその手は下ろされた。相手からの感想にはすこし恥ずかしそうにして)
そんなこと言われたのはじめてだな。えーと、……ありがとう?

不健康も何も不健康を地でいく時間が長すぎて、健康的なそれをやると体調を崩しそうだよぼくは。
まー、どうしても寝たくなったら処置室のベッドとか使うし。だいじょーぶだいじょーぶ。
(根拠のない自信で大丈夫と繰り返しながら手をヒラヒラとあおいだ)
(病気の種別を大人しく聞いていたが、最後の病気の種別を聞いて眉間にしわが寄る)噂では聞いてましたが、やっぱりあるんですね……異質な対処法が必要な病。俺が聞いた中でも『パズルを解かないと治らない病』とか、『タップダンスしつつへそで茶を沸かすと撃退できる病』とか……。
この世界の医者って、たまに芸人じみてると思ってるんですが、先生は過去に奇病と遭遇した事あります?

束縛された生活から解放された反動か、ものすごぉく賭けが魅力的で。
まぁ、現ナマ賭ける試合は勝てるものしかやりませんけどね。

嫌じゃないですよ。そんな風に見えました?(誤魔化すように笑って両手を広げる)今ならおさわりし放題の大サービスですよ。
恥じらう先生、すごく可愛いです……なんて言ったら変ですかねぇ。

俺が来たからには健康な生活をしてもらいます。
もうすぐ健康診断を受けに人が来るかもしれないんですから、医者の不養生にはならないようにしてくださいね?
(奇病の名前を聞いてこちらも分かりやすく眉間にシワを寄せて)
なにそれ聞いたことない。
ぼくが知ってるのは精々風邪をひかせる風とかそんなとこだよ。
逆に興味が出てきたな。見つけてもやらないけど。

うーん、絶妙に誠実だねぇ。
その誠実さをもうすこし別の場所で活かすべきだと思わないかい?どことは言わないけどさ。

見えたと言うか、ぼくが手、伸ばしたら緊張したように見えたからさ。嫌だったのかなって。
あぁ、それとも……向こうでのことを思い出しちゃった?
(おさわりし放題、可愛いなどと言われれば)
なんかすごい悪意を感じる言い回ししてなーい?
価値観はヒトそれぞれだからぼくがどうこう言うことではないかもだけど……
うん、普通ならこんなくたびれたおっさんにかわいいとか言わないよね。

(自身の健康的生活宣言をされれば参ったような表情で)
まーじーでー?それは大変だし面倒だし嫌だなぁ……
ぼくが体調崩さないように、ほどほどに不健康な遣り方でよろしくね。
って、ん?けんこーしんだん?
(くびをかくり、かしげた)
松庭センセーですら聞いた事がないなんて、世の中には変な病気が溢れてますね。
旅人を見ている限りだと経歴も様々みたいですし、下手すると病魔とか病原菌が喚ばれてしまうかもしれないですよね。

賭けを通じて面白い仲間にも出会えました。大穴狙いで失敗してる様が面白い朝長くんとか、
ローテンションなわりにちゃっかりいつも勝ち逃げするベルナルド君とか。

……えぇ。少しだけ……ご主人様の事を思い出していました。(ヨダカに見せられたゴシップ記事の裏面。そこにちらりと見えた写真に、主人に似た姿が見切れていたのを思い出す。
こめかみのあたりを押さえて息をつき、考えを振り払った)
そんな事ないですよ。悪意どころか僕ァ善意の塊です。よく「鳩のような男」と言われますよ(思いっきり胡散臭い笑みで応じたのだった)
おかしいならば言い直しましょう。内面が可愛いめす。

まぁ俺だって不健康な事はしてますから、ほどほどになりますよ。煙草吸ったりしますし。
……えぇ。健康診断のパンフレットを街角で渡した人がいます。黒髪て鳥種の成人男性で、右目を眼帯で隠していました。
ぼくは世間一般的にはその辺に転がってる石ころと同じような、どこにでもいるフツーのお医者さんだからねぇ。
(全てが総て、知っていると言うわけではないと言いたいようだ。
旅人として病の原因が喚ばれる可能性を聞けば頷いて)
あー、あり得るねぇ。非常に残念ながらそういった存在とは会ったことがないけど。

まー、きみがお友達を見つけることが出来たならぼくはもうなにも言わないさ。
なんだかきみを見ているとぼくはきみの親か何かになった気分だよ。
仲間、ねー。よかったよかった。

……なんでもないならいいけど。きみみたいなコは抱え込みすぎるきらいがあるから心配だよ。
いつでも相談してよね?用事があるとき以外はいつでもウェルカムだからさー。
(『鳩のような男』ときいて)
えー、きみが正直でイケメンで優しいいい男だって?その笑い方との相乗効果で胡散臭さマックスだよ?

……内面。内面ねぇ。
ぼくは君にまだ話してない事があるのに、そんなことを言っちゃって大丈夫?

喫煙者だったかー。(あちゃー、といった風に額に手をあてた。だからと言ってどうということはない、ただのおふざけだが。)
黒いスカイウェザー……。うーん、まさか。
(思い当たる人物がひとり。その人物でなければいいと願って)
普通のお医者さんは開口一番に「手術する?」なんて言いませんよ。
(真顔でズバーッと切り込んだ。ツッコむ時はツッコむ男である)
ある意味俺の主人も病気のようなものだったかもしれません。人々の文化の発展が、やがて厄災を生み多くの人を殺めた。その片棒を担いでいたと思うと、今でも震えが走ります。

親なら普通、へんな友達とは付き合うなとか言いそうですが……放任主義ですか?
(心配だ。そんな風に言ってくれるのはこの人だけだ……。嬉しそうに柔らかく目を細めた)
はい。ありがとうございます、松庭先生。
俺が胡散臭く見える?気のせいですよ。

仮に先生の内面に過激な部分があれば、それはそれで俺も興奮できるでしょう。被虐趣味は伊達じゃありませんよ。

それじゃ、一服してから借りた部屋に向かいますね。(鍵のお礼を言ってから、一度喫煙しようと外に出ていった)
(夜の診察室に灯りがともる。
ジーンズのポケットから引っ張り出した潰れたシガレットケースから煙草を咥えて引き抜き、ジッポーで火を点ける)
…………。
(こんな場所に吸い殻を落としたら後で怒られないか。ぼんやり頭の隅に思いながらも、自制心を取り戻すために必要だった。
棚を漁り、医療用カートに必要なものを詰めていく。皮肉にも自分で整頓したての診察室内では、薬の置き場に迷う事がなかった)
……はは。ひっでぇ顔だな。
(棚のガラスに映った自分の顔に自嘲気味に笑う。八つ当たりに壁へ拳を叩きつけて俯いた)
俺は医者どころか人間ですらない。人間の皮を被ってヒトのフリをしているだけの何かだ。
機械じかけのAIの方がよっぽどマシだったかもしれないな……。
やっぱり朝長の「儲け話」はロクなもんじゃあないね。次は断わろう。
……いや……会うことがもうないか。
(タバコの残りを一気に吸って、噎せながら携帯灰皿に押し込んだ。ゆっくりカートを押して部屋から出て行く)
本当にこんな作戦でいけるんだろうな……。あぁ、わかってる。わかってるよ、心配性め。
くそっ、やってやる……。
(ごにょごにょ診療所の外で小さな声でやり取りする声。ほどなくしてぺそぺそと気の抜けたノックの音をたてた)
ごめんくださーい。
おやぁ、お客さんだ。(一晩松庭の部屋を借りて英気を取り戻した十三。今度はちゃんと白衣姿で、ノックに応じて扉を開ける)
いらっしゃい。初診の方?
そうだ。
ちっとばかし花粉症が辛くなってきてね。
モタモタしてないでさっさと入れてくれよ。へっへっへ。
(花粉症と言う割には鼻水をすする様子ばかりか目を擦りもしない。
さっさと入れてくれと不遜な態度で侵入しようとし)
……どぉーぞ。
(花粉症なら仕方ない。あっさり迎え入れて扉を閉めるが、少し疑いの目を向けておく。
札貫に初診の記入用アンケートを渡すと椅子に座るよう促し)
それじゃ、医者先生呼んでくるんで待っててくださいねー。
(多分応接室で寝ているはずだ。ゆっくりとそちらへ踵を返す)
アンタが医者じゃないの?
(アンケートのボードを受け取りつつも、十三が踵を返せばその後ろにつこうとする。襟に隠していたカードを一枚手に取ると、それは短剣の形をとり相手の背中へつきつけようと向けられた)
――動くな。そのまま真っ直ぐ手ぇあげな。
俺は医療助手なんで。んー?
(白衣越しにひやりと伝わる感覚にのんびりとした声をあげながら両手を挙げる)
刺客来るの早くない?まさかカズにゃんがこんなにウッカリさんだったなんて……俺ァがっかりだよ。
カズにゃん?(謎のネコ科生物と一緒くたにされてムッと口を尖らせ)なに訳分かんねぇ事ほざいてやがる。
それより金だ、金。診療所ならたんと儲かってんだろ?
なんでもないよ。でもそっかぁ普通の強盗さんだったかー。
(のんびり話しながら振り向こうとする)
じゃあいいよね!改造しても、
……えっ?や、ちょ、ちょっと待て、ナイフ…!
(脅してるんですけど、とアピールしながらも実際のところチキって危害を加える事もない。明らかに同様し、切っ先の行き場を失う)
再構築。アルケミストクラスはね、再生の力を持ってるんだ。そんな玩具程度じゃ傷つけられてもすぐ治っちゃうよ。
(シンクのテーブルに置かれていたメスを1本取り、手慣れた様子でくるくる指先で弄ぶ)
知ってる?男性の急所は7か所もあるんだよ。君は結構薄着だけど、身体を熟知した医者相手にどこまで守りきれるのかねー……。
おい、おいおいおい待て待て、お前本当に医者か?治すより殺す系の威圧感あんぞ!
(青ざめつつ後ずさり、ナイフを取り落とした)
嗚呼、バレた?それなら仕方ないね。
(口元に微笑をたたえたまま、ゆらゆらと札貫の方へ歩き出す。いく先で足元にナイフが当たれば脇に蹴り避けたりして)

君はもう助からない。ご愁傷様ーー…強盗さん。
(壁際まで追い込めれば、そのままメスを振り上げようと)
待った!降参!俺が悪かったもうしませんって……ぎゃーーー!!!
(隣の部屋まで聞こえるくらいの声量で叫び、追いやられた壁際でしゃがむ事も出来ずに顔を覆う)
こーら、だめだよー。ここは診療所なんだからお静かに。
(振り上げられた腕を掴もうと手を伸ばした)
ところでじゅーぞーくん目が怖いよぅ?それだとまたにゃんこたちに嫌われちゃうよー?
あれ?聞き覚えのある声だと思ったら……どうしたんですか?リヒトさん!
リヒトさんも治療が恐くて、叫んでいたんです?
(これはまたダイナミックな治療だね、と思いつつも
先生が対応しているので大丈夫だろうと傍観の姿勢)
ーー……松庭先生。
やだなぁ、本気で刻んだりしませんよ。掃除するハメになるの俺ですからねぇ。
(振り上げた腕が止まる。声を聞いて誰なのか分かると肩の力を抜いて、飄々とした態度で答え)
そちらさんは患者さん?それとも先生の……はっ!
(言っちゃいけない関係かな?なんて口元を押さえ)
良かった、大事には至らなかったかな?
は、初めまして。ルチアーノといいます。
先生にはいつも、お世話になっています……!
(まずは挨拶!と帽子を取って、丁寧にお辞儀をしました)
(逃げきれず壁に肩をひっつかせて顔を覆ったままブルブル。
聞き覚えのある声がすると、ようやく両手を降ろして半泣きのまま)
に、逃げろルチアーノ!この診療所はやべぇ。控えめに言ってもやべぇ!
(混乱のあまり語彙力の消失)
たまにはぼくに掃除を押し付けてもいいんだよぅ?まぁきみほど綺麗にはならないだろうけどさ。

あぁ、彼はルチアーノくん。ぼくの患者さんで友人だよ。
ルチアーノくん、こっちは十三くん。噂の助手だよ。

……で、そこのこはだーれ?ヤバいとか心外だなー
(リヒトと呼ばれた男を見て首をかしげた。)
に、逃げろと言っても……どうしたんです?
大丈夫だから、まずは事情を説明してみて。
一体何があったんですか……?
(リヒトさんの傍へ行き、落ち着かせようと優しく話しかける)

先生の、友人……!(嬉しくてあたふたする)
じ、十三さんのお噂はかねがね!えっと元は、
患者として頼らせていただいたのが縁ですねっ。
その「たまに」する掃除が全部物騒なのとか嫌じゃないですか。家事手伝いまわりが気になるなら当番制にします?

……!
あぁ、ごめんね。久しぶりにまともな自己紹介から入るお客さんが来たと思って。
(一瞬珍しいものを見るように目を丸くしてルチアーノを見てから、少し疲れたようなため息をつく。
新ためて向き直れば、口元を緩めて微笑み)
どーも。噂の助手こと御幣島 十三だよ。
先生が友人を紹介してくれるのも、これまた珍しいパターンだね。よろしくルチ君。

(話題が札貫に戻ると肩を竦めて)
強盗だそうです。うちの診療所がお金持ってるように見えたそうで……。
ぐ、ぬぅう。(事情を話す前に御幣島に言われてしまった。場を噛み締め後ずさろうとし、壁際に追いやられていた事を思い出した)
ダッセぇところ見せちまったが、言い訳してる場合じゃねぇな。
(友人。出会ってから浅いルチアーノがこちら側につくとは限らない。腕のカードホルダーからカードを引き抜こうと指先を伸ばしつつ)

さっさとずらかるとするか。……来い、しもべ達!例のブツを持って来るんだ!(呼び声に応じるように入り口の方でガタッと音がした。その後少しの間があいて、ガタガタ音がつづく)
『札貫様。開け方が……わかりません!』
『あけてー』
『あけて助けておやびーん』
しまった、日本家屋暮らしの弊害が!(扉を開けられず入ってこれない式神たちに衝撃を受ける)
(当番制を提案されれば少し考えて)
んー、いっといてあれだけどそこまで自分の発言に自信を持てないからやっぱなしで。
(などと真顔で返した。)

(『お気に入り』な二人のどこか初々しい挨拶をほほえましく感じながら見守って)
うんうん、二人ともちゃんと自己紹介ができて偉いねぇ。それに比べて……
(リヒトをちらり、と見る。十三の話では強盗とのことだが、十三に凄まれただけでこの様だし、呼び出した手駒はなんだか入ってこれないようだし。)
強盗かー、……強盗ねぇ。
ほんと、きみ何しに来たのさ。素直に言わないと改造手術、しちゃうよ?
(リヒトに近づいて相手の顔を覗き込むように見つめてさらりと脅し文句を吐いた)
(大人の貫禄だぁ……と眺めた後に、笑顔を返すと)
僕もまさか、先生に友人と思って頂けるなんて思いませんでした。
怪我してばかりでいつもお世話になっちゃって……。
十三さんは、掃除お得意なのですね。
衛生的な病院は、患者にとっても安心できますよ!

(ドアをガタガタと開けようとする様子を見て、頬を綻ばせ)
ええっちょっと、豆狸さん達が可愛いんだけど!?
えっと……リヒトさん、本当に強盗しに来たの?
危険な行動をしちゃダメですよ……謝れば、きっと許してくれますよ。ね?
(優しく話しかけながら、さりげなくカードホルダーに回された手を押さえようと)
……ですよねー。なんとなくそんな気がしてました。
(意見を変えた松庭をあっさり受け入れて真顔で返した)

ルチ君そんなに頻繁に怪我するのかい?
まぁうちの医者は腕が立つけど空いてるから、通うにはピッタリだよね。
俺は掃除が得意ってわけじゃ無いけど、先生よりちょっとだけ気にしぃっていうか。

(ガタガタ音のする扉の方へ視線を向け)
しもべ君の話だとタヌキ君かな?
ちょっと待て、それは強盗だって話を疑ってるのか?(話にのって適当言えばはぐらかせるだろうに、悪の吟醸が傷ついて衝撃を受けた顔になる)お医者さんもルチアーノもよォ、平和ボケした事言ってんじゃねぇ。

この世にはあんだよ理由なき悪ってやつが。あえて言うならそう……金のたm『おやびーん』
『寒いです札貫様ー』
『あけておやびーん』
(扉が開かないので近場の窓に頰をひっつけ、入れてーと震えるタヌキ達。シリアスな台詞に見事に水をさされ、眉間を押さえて溜息をついた)あーはい分かった分かった!後で何とかしてやるから今は黙ってろお前たち。

それとそこのサイコ医者。俺はタヌキじゃねぇ札貫だ。ふ だ ぬ き!
……チッ。(ルチアーノが手で制すと、バレたかとカードを取るのを諦めた)
まぁきみの手を煩わせない為にも努力はするさー。
(手をヒラヒラとさせのんびりとした口調で語る。)

この間は銃創、今回は火傷と雷撃の熱傷だってさ。
まー、若い頃ってのは無鉄砲に突っ込んで怪我をするものではあるけど、それにしたって怪我をしすぎだよねぇ。
ルチアーノくん、お祓いしてもらったら?
(などという提案をしてみた。
十三の『ちょっとだけ』発言に「えっ?」という顔をして)
……あー、うん、まぁ、きみがちょっとというなら、ちょっとなんだろう。

んーと、たぬきくんね。覚えた覚えた。
許すか許さないかはとりあえずどっかに放り投げといて、たぬきくんには幾つか選択肢をあげよう。
ただしどれを選んだとしてもきみの事は話してもらうよ?
(指をぴん、と立てて幾つか提案をする)
ひとつ、ここで安い金を受け取って金輪際ここには近づかない
ふたつ。やっすい給金をずっとうけとりながらここで働く。
みっつ。……手術する?
(みっつめの提案をしながらその指は相手の、リヒトの胸に伸びていた。
胸に指先が触れたなら、つぅとそれを滑らせながら妖しく笑って)
うーん。お祓いするのも選択肢なのかもしれませんね……。
先生の言うような二種類の怪我と、実はその間にも、
一般人なら即死級の衝突事故を起こして、重傷を貰っているんです。
これは僕がドジした結果なんだけど。あはは。

(掃除に関する「ちょっとだけ」発言を見比べると。
もしかして十三さんは、潔癖症なのかな?と首をかしげる)
病院は、綺麗であればある程、安心できると思いますよっ!

この病院を頼りに来たのは、先生との街角の会話がきっかけだったんです。
健康への配慮に、重みを感じて。信頼できる方なんだなぁって。

豆狸さんたちが可愛すぎて、中に入れたくなっちゃうよ。
(話の流れを聞いて)
リヒトさん!二つ目の選択肢!
就職させてもらえるって。お金がもらえるって!
リヒトさんの悩みが、一挙に解決するんじゃない!?
ルチ君がへこたれない子でよかった……。
人生さぁ、無病息災で生きたいじゃない。もし俺がそんな怪我ラッシュにあったらもー外出るのやめてインドア派の究極を探求しちゃうね。
(負傷の数々に驚いて、労わるような柔らかい視線を向けた)

いーんですよ、俺が手を煩わせるぶんには。
医者が治療に専念する環境を整えるのが助手の仕事ですし。
ルチ君の言う通り、患者さんをメンタルから癒すと思えば、掃除みたいな雑務もある意味治療の一環だ。

……そうだね、信頼できる。
(ルチアーノの言葉に同意して、深く頷き)
松庭先生は医者として、とても高い志を持っている。眩しいくらいにね。

(松庭が札貫に提案をしているのをぼんやり聞いていたが、選択肢を聞いて目を見開く)
先生、働くってマジで言ってるんですか?
やっぱりサイコ医者の方はそっちの医者もズレ感じてんだな。(「ちょっと」の違いに疑問をもつような松庭の様子に冷や汗が頰をつたった)

あぁン?(たぬき呼びが増えて思わずドスの効いた声が出た)俺から話す事なんざないね。衛兵でもなんでも呼びゃあいい。ローレットの後ろ立てがありゃ、ある程度は何とかなるだろうからな。
……は?ひっ!?(条件を聞きはしたものの、三個目の条件と妖艶な雰囲気にガチガチに体を固めた)ーーッツ!!?

ルチアーノ、なに呑気な事言ってんだ。この医者二人ともやべぇって!こんなのほぼ一択じゃねぇか。(金だけ貰って帰るにこした事はない。しもべ達には逃亡用の乗り物を何処かから掻っ払ってくるよう命じていたのだ。
ねぐらは遠いが乗り物があれば、と窓の外を見て)

ーー……二つ目の仕事ってのは、どんな事をやらされんだ?
(窓の外を見ると、可愛らしい小さな三輪車がちまっと停めてあるのが見えて、少し泣きたい気持ちになるリヒトだった)
……こんな感じだから心配というか、目が離せないというか。
かわいー甥っ子ができた気分だよ。身内は誰も結婚してないと思うけど。
(自分の事に対してはどこまでも適当な男であった。)

だめだよ、じゅーぞーくん。ぼくは甘やかしたらどこまでも付け上がるよ?もう手遅れだけど。
(表情ひとつ変えずこの物言いであった。
二人からの信頼をきけば)
やーめーてー。恥ずかしさで死んじゃうじゃーん。
(態とらしく顔を多いながら続ける)
ぼくはそんなにできた人間じゃないよ。
患者を治すのは医者として当然だし、医者と名乗るならばそれくらいの想いで働かないとねぇ。
……残念ながら白い巨塔はまだ存在しているんだけどね。

(ギルド・ローレットがあれば怖いものなしといった風のリヒトをみて)
ざーんねん。ここにいるみんな特異運命座標なのさ。
まー、だから迂闊にぼくも手を出せないというか?
(一度ローレットから依頼を受けた以上、ローレットに自分の存在は知られていて。
つまり特異運命座標同士で問題を起こせば監視されるかもしれない……)

自分でいっといて?って感じだけど働くの?マジで?
(そういいながら相手の視線の先を追う。三輪車の姿をみて「あぁ」と小さく声を漏らした。)
んー、十三くんは環境整備と、飼ってるにゃんこの世話。あと、ある程度医療の知識があるから看護師さんポジションだけどー、
きみに仕事を振るなら医療費計算とかそういった事務的なことになるかなぁ。
見た感じお金に対する執着心があるようだから、そういう人ほど実はお金には真摯に向き合うものさ。
(そういいながらリヒトの手下たちから一番近い窓を開けて)
……キミたち、入れば?
僕はウォーカーなんですけど、転生する前から
日常的に危険と隣り合わせだったから、人生そんなものかと思ってて……。
部屋に篭ってずっとレトロゲームをしていられるのならば、
喜んで引きこもっちゃいそうですけどね!

(十三さんの会話から、その思いも感じ取り)
……黄瀬先生は、医療という物理的行為だけではなく、
精神的にも人を救うことができるのですね。……僕も、それは実感しています。
「白い巨塔」って……檻のようなものを、想像してしまいます。
(檻と言っても、「権力の檻」だけど。と、首を傾げる)

(止めてある三輪車を見て)
リヒトさんって、とっても…とっても面白いね!
絶対悪人じゃなくていい人だよ!
豆狸さん達に、これだけ慕われてるのが、何よりの証拠だもの。
無理はしないで、ここは定職につくのが良いと思いますよ!
……そうすれば、もう強盗だなんて危ない事は、
考えなくても良くなるわけですし……ね?
ルチ君……。たぬき君より君の方がうちにおいでよ。俺いっぱい甘やかしちゃう
(事情を聞いてほろりときた。人間が機械に支配されたディストピアから来たものの、管理は行き届いていたので若い子は安全に暮らしてたなぁと今更ながら思う)

恥ずか死は症例を見た事がないのでダイジョーブでしょー。
俺は先生に救われてますから。盲信と言われようと褒めちぎります……最初は賭けで負けて売り飛ばされたような感じで来たから、やばいとこ来ちゃったかなぁなんて思いましたけど。
(白い巨塔。そう聞いて思い出したのは天義の街並みだった)
俺は宗教のイメージがあるなぁ。どーせそういうのに入るなら「松庭教」か「にゃんこきゃわゆい教」に入信したい。

……手を出せないけど『手を出してないように隠蔽』はできますけどねー。
まっ、俺は先生が雇いたいなら止めませんけど……弾除けくらいには使えそうですし。
(へんな事をしでかしたら改造するよ?とへらへら笑いながらも札貫に無言の威圧である)
『おいしゃさん、ありがとーでやんす!』
『やんすー』
『札貫様ー』
(窓を開けると三匹のたぬきがふわふわ浮きながら札貫の方に近づいてくるうちのリーダーたぬきの頭を掴み)お前らよォ、確かに車輪がついてりゃなんでもいいっつったがちったぁ考えて選べや!?あんなん乗って山超えられっか!ア゛ァン!?だいたいお前らは……(むにーっと頰を引っ張って周囲の目も気にせずお説教。ガミガミひとしきり叱るが、ちゃんと歯を磨けだの外出前に忘れ物確認しろだの、日頃の苦労が伺える内容だったりする)……はぁ、はぁ……ま……待たせたな。

全員イレギュラーズだと?なるほど、襲うところを見誤っちまったみてぇだ。嗅覚鈍っちまったなぁ。
つーか、強盗に金勘定任せんのかよ。本当アンタ能天気な頭してんな。(松庭に提示された仕事に怪訝そうに眉を寄せる。戸惑うように視線を彷徨わせて)……俺ァ、キツネなんだぜ。化かすし騙すし狡い。金をちょろまかすとか思わねぇのかよ。

ルチアーノ……。(無邪気な提案に目元を優しく和らげる)優しいな。会って間もないのに、不思議とお前の言葉は胸に染みる。前に居た世界でお前みたいな奴に会えてたら、やさぐれずに生きていけたのかもしれねぇ。
んー、どうだろう、いっそのこと二人とも此処に来るっていうのは。
まぁ、ルチアーノ君に関しては意見を尊重するから断ってもいいよ。
(自分達に比べればいくらか信用度の高いルチアーノを誘うことでリヒトを確実に引き入れる算段だ。
先住民の十三はルチアーノを気に入っているようなので、こちらとしては願ったり叶ったりかもしれない)

ぼくは医者になった経緯が少しあれだからね。
学会からの圧が凄まじいのさ。新薬を回してもらえなかったりさ。
今時そんな子どものいじめみたいなことをしなくても、ねぇ?
(やれやれといった風に肩を竦めた)

そういえばじゅーぞーくんは坊っちゃん……酒場の店主に負けて此処に来たんだっけ?
世界の混沌具合に比べたらここのカオスっぷりなんてまだ可愛いものだよねぇ。
(あはは、と笑う。おかしな宗教の名前はスルーすることにした)

(強盗にお金の管理を頼む件に突っ込まれれば)
さっきも言った通りお金に執着心がある人ほど大切に扱うと思うんだ。
それに、本当にそんなことをする気なら素直に自分の正体も、雇ったあとのデメリットも自分から話さないと思う。
(びしっと人差し指をリヒトの方へ向けて)
きみの、きみが使役してる彼らに対する叱咤の内容も含めて、きみは悪者になりきれない残念系ワルとみた!
えっ?僕もいいんですか?それならば喜んで!
お手伝いを通じて、ちょっとした応急処置的な技術を学べると嬉しいな、なんて。
僕の近くに、うっかり怪我をしそうな頑張り屋さんがいるので……。

学会が味方になってくれるのではなく、敵に回るなんて辛いですね。
新薬を回さないことで、救われるはずだった患者さんが
助けられない可能性があると思うと……やりきれない。
医療は、人を救うためにあるもののはずなのに。

甘やかしてもらえるなんて嬉しいですよー、
気を緩ませすぎて迷惑かけちゃわないよう、気を付けないと。えへへ。
ふふっ、宗教なら僕は「豆狸さんと遊びたい教」に入信しようかな?

リヒトさんだって、優しいじゃないですか。
大人にもいい人がいるんだなあって実感できて、嬉しいですよ。
前にいた世界?リヒトさんも、ウォーカーなのですね……?

あ、僕の名前はちょっと長いので、
ルッチーでもルチでもルークでも、お好きに読んでくださいねっ!
……自分の人生を賭けてもいい。それぐらいマジになってる仕事の業界で干されんのは地獄だ。(松庭の過去話を聞くと、少し自分に被って見えた気がした。視線を床に落とし、じゃれてくるタヌキ達の鼻を摘んでからかったりして遊んでやる)

こいつらのお守りがしたいんなら幾らでもいいぜ、あー……ルーク。(親しげな呼称で呼び直すと、なんだかとても照れくさい。人差し指で頰を掻いた)俺が「いい人」ってのは違うと思うけどな。

(まるで名探偵のような松庭の指摘に目を丸くする)っ、……。残念系ワル……。(主人がうなだれる様子に、豆狸がふわふわ札貫の頭の上に近づいて撫ではじめる)
『おやびんはちゃんとワルでやんす!タバコのポイ捨てのゴミを拾ったりとか』
『お年寄りの荷物を持ったりとか』
『行き場のない動物に雨宿りさせてあげたりとk』
(豆狸たちをパッパッと手ではらって散会させ)
俺はそんな事してねぇ、勝手に盛るなタヌキども!……。……ま、持ち逃げされてもいいんなら……儲ける案を探してるあいだの暇つぶしにゃ悪くねぇか。っつーかこのやべー医者どもの前にルークを一人ほっぽる訳にいかねぇ。
勘違いするなよ、こいつはビジネスだ、ビジネス。馴れ合う気は微塵もねぇ。
ははは。まぁ味方してくれないならこっちだって受けてたつさ。
具体的には民間療法とぼくに渡された選択肢を組み合わせて患者を治す。
好き勝手やっても最終的に治せれば学会だってなにも言えないはずさ。勿論、人道の範囲内でね。

うん、いい人だねぇ。なんだかんだルチアーノくんを気にかけている辺り、ほんと、いい人だ。
だから、きみを雇用することにする。……“信用しているよ”

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