PandoraPartyProject

ギルドスレッド

日陰の居処

幻想の裏路地

幻想のどこかの町並み、人気の少ない裏路地の一角。
そこには誰が持ってきたのか、木箱や古ぼけた毛布、灯りなどが置かれている。

立ち入る者もあまりいない静かなこの場所。物好きか、あるいは日向を好まないものか。そんな誰かが出入りするようになったらしい。

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当然、目指すは全盛期以上よ。ただ、相当弱体化してるのよね。
体術だったり、サイボーグとしての機能だったり。…左腕から銃弾が出るはずなのよ?私。

…他所の世界の電波(=メタ)を受信するに、お金がないのよ(目を逸らしながら)
ただまぁ、準備が整ったら是が非でもね。お化粧直し(=イラスト)もしたいし。
めちゃくちゃもいいとこだ、いっそヒトガタの化物……だな。そこまで多彩に動けるようになるかは、どうだろうな。今のとこ、兵器を仕込む類は聞いた覚えがないし、武器も大量に持っているやつは見たことがない。今後の成長次第ってやつか。(以前買ったナイフを鞘に収めた状態で軽く振る。スキルのお陰か、型も何もないが少なくとも素人のそれではない)

……そうか。多少なり名乗り上げに手数料があったものな。どうせ時間ならそれなりにある、だろうさ。(手をひらひらと振る)
化粧?……ああ、正装みたいに整ってるのが本来か。(化粧という単語に暫くピンとこなかった様子)あんたの姿、楽しみにしておく。
魔法も使えて武器も使えたら化物だったでしょうけどね。その化物を目指すのだけど。
シェンシー、練習でも鞘から外したほうが良いわよ。

楽しみにされました。気長に待ってちょうだいな。
化物上等、強い力があれば大抵困ることもない。
まさか、思う存分振りたいならこんなところじゃやらないさ。ねぐらじゃ武器の抜刀はご法度だ。重みの確認……ま、そんなところだな。(くるりと回してからしまい直す)

……ローレットからの連絡か。(どこからか飛んできた封筒を手に取り封を破り開ける)
何度外れたか、やっと依頼に行けそうだ。やる気に満ちた連中が多いみたいで、当分は幸運にも行けるかどうか……な具合になりそうだな。
なるほどね。確認するときは抜身にしてたから、そういう考えもあるのね。

あら、おめでとう。おもいっきりやってきなさいな。
しばらくは依頼は難しそうね。暖かくなった頃には入りたいわね。
仮にナマクラだったとしても、ひとまず突き刺せばどうにかなるさ。それより重すぎて振ることもままならない、なんて方が間抜けもいいところ。手に馴染むのはともかく、体に馴染んでるのはどうもこっちみたいだけど……(刺突剣を手に取り)

ああ、当然。(祝辞に応えるように片手を上げ)殺し、破壊、略奪、まったくよりどりみどりだ。蓋を開けてみれば、文字通り治安も何もあったものじゃないな。悪党でさえ存分に活用するローレットも大概……もっとも、だから勝手にやれるんだけど。
出来るなら早くから表明はしておくのを勧める。何度も表明してれば多少、依頼を回してもらいやすくなる。気持ち程度だけど狙い目に滑り込むにはやって損はないはずさ。
レイピア…かしら?私には縁のなかった武器ね。使ってた人も知らないし。

清濁併せ呑んでるわよね。あのギルド。依頼も早く参加したいわね…。
見た目はただのレイピアなんだけどな、これ。どういうわけかこっちで言う魔的な力を増幅させてくれる。おれの知ってる限りじゃあこういうの、騎士なんかが使っている印象だな。……確かに縁もないわけだ、世話になりたくない奴らじゃあ。ナイフ型で同じようなのが見つかるといいんだけどな……(長さを測るようにレイピアを見つめ)

混沌の一言で片付けるのは簡単だけど、そこら中で事件が起こる不安定さ、現地人に加えて異界からも呼び寄せる節操のなさ、完全な無秩序になってないのが不思議に思えるくらいだ。加えて特別悪い環境にはいないんだから訳が分からない。ローレットもどうやって首を回してるんだかな。
なるほどね、こっちの世界にあった武器・・・ってことなのかしらね。

呼び寄せたと言ってもある程度の秩序は守れる人間が選ばれてる気はするのよね・・・他に何か基準があるかはわからないけど。
ここに限らず、そういう文化や技術がある世界ならある……と思う。やたらと細いけど別に奇特なものじゃあないし。武器のない世界くらいじゃないか?そんなのがあるとは信じられないけどさ。

……そりゃあ、向こうも自分で無差別に破壊するようなやつを呼んだりはしないだろうな。いわく、世界を救うためだから悪事も必要らしいし。ま、異界人と相容れるかどうかもわからないのに呼び寄せるのもどうだって話だけど。
あー、ちょっと意味が違うわね。シェンシーがこの混沌で相性の良い武器ってことよ。・・・崩れないバベルでも理解違いは起きるのね。
……そういうことか、悪かった。こっちでの成長の仕方にもよるんだろうが、こいつはなんというか……綺麗過ぎる。使えるものはなんでも使うべきだとは思うけど、違和感が凄いんだよな。
傭兵じゃあ大きい市があるらしいから、そっちに良い品がないか今度見に行くつもりだけど……まず、売ってもらえるのがいつになるか、だな。
…………依頼に行ってきた。おれ一人戦闘不能になるか……他の面々に借りを作ったな。
まったく、とっとと鍛え上げないとこれからもこんな様を晒すことになる。
……仕事は果たせたから、そこは他の面子に感謝しておかなくちゃならないか。
(依頼の報告書と思しき紙束を手に、やれやれと息を吐く)
お疲れ様。ま、終わったことは終わったことよ。
次こそって思いでやっていけばいいんじゃないかしら?

ああ、そうそう、そろそろ私もお化粧直しを頼もうと思うわ。
ああ、嘆くのなんて時間の無駄でしかないからな。立ち止まるくらいならあんたの言うとおり、そうする方がよほど成長できる。早速次の依頼に名乗り上げ、だ。

そうか、それならおれもアトリエを見ておこう。……ああ、それと。ようこそ、此処に。もう知っての通り何もないけど、物好きを歓迎するさ。
あら、こっそりやったけどやっぱりバレたわね。よろしく。
案外もう一人くらい物好きはいると思うわね。私。
残念、そいつは無理な話だったな。そういうの、おれに連絡が届く仕組みが用意されてるんだ。というか別に隠すようなことでもないだろう。なんだ、恥ずかしいとかでもあったのか?

どうだかな……来る分には構わないけれど。何もなくて、静かなこういうところで過ごすのが依頼のない時の、おれのこっちでの普段だ。あんたの前で言うのもなんだけど、こういう場を好むやつは、自分のねぐらを用意してる気もする。
あー・・・そういえばそういう仕組だったわね・・・。んー、まぁここにずっといたのに今更出すのもなんだかって感じよ。ただこのままズルズルいきそうだから出したけど。

自分のねぐらね・・・あんまり重要視してなかったのよね。根無し草だったから。
そういうこと。……別に、顔を出すのも居つくのも自由さ。おれは来るなとも言わないし、出て行け、とも言わないからな。もちろんおれのねぐらを邪魔するなら叩き出すが。
話が逸れた。とにかく、そういうわけならあんたも荷物の管理は自分でしてもらうぞ。ついでに休みたいなら用意してくれ、おれのは貸さないからな。

ま、おれもそれでもいいかとは思っていたけど。異界に来てまで適当に雑魚寝するのも面白みがないし、とりあえず落ち着く場所を見繕っておけば自分の拠点にも困らない。……まあそんなところか。案外、悪いものじゃあないさ。
はい、了解。荷物くらいは自分で管理するわよ。

まぁ、それもそうね……拠点ねぇ……落ち着く場所にやってみたいことが出来る場所があったら良いわよね……。
盗るのは禁じてるけど、無くされるのはおれにはどうしようもないからな。特に大事なものは、しっかり管理しておいてくれ。

やってみたいこと?そういうのがあるなら、どうせこの世界ならそう場所には困らないと思うけど。何か場所を選ぶようなことでもあるのか?
と……あまり詮索するようなことでもないだろうけれど。(壁に寄り掛かるように座り直し)
あー、んー、っとね。簡単に言うと教師、指導者ね。
人に教える仕事をやってみたいのよ。
私が教えられることなんて魔法くらいでしょうけど。
……へえ。そいつは、ああ。悪くないコトだ。さあ、相手によるだろうけれど、そういうのって作ればいいんじゃないか?洗濯、掃除に……あとは料理とか。いや、これじゃあ少し違うか……ま、そういうものがあるのは良い。ヒトはその方が強くなる。もちろん、魔法一つだって立派なものだろうさ。

やりたいこと、といえば。こうして依頼をこなしてれば本当にその内戻れるんだか、確証がないせいでどうにもな……幻想外の進展も知りたいところだな。
家事全般は…人並みよ、ええ(小声になりながら)
召喚された人には、全く戦いに関係のない人もいるそうだから、手段の一つとしてはありだと思うのよね。

私はこっちに住んでも戻っても、ってところね。とりあえず、消滅の解決方法次第じゃないかしら。
……?人並みにあれば十分じゃないか?召使いでもやるなら話は変わってくるけれど。口回りの狡さと体罰が武器の、『高貴な血筋』サマでも相手にしてるんじゃなきゃ、別段問題にはならないだろうさ。(一部、わざとらしいくらいに吐き捨てるような言い方を交え)

それは、そうだな。「オマエには今日から戦ってもらう」なんて受け入れられない連中からすれば、とんだふざけた話だ。……穏やかな道を歩むのなら、それも悪い選択肢じゃないと思う。

無理に帰って、明日世界が終わりましたと言われても困る。当然そいつはごめんだけれど、こっちに永住ってのは考えなかったな……
教えるには不安という話よ。
……高貴な血筋……ね。(額に手をあて)

やるなら教師というより技術の教えあいになりそうなのだけどね。

私、元の世界戻っても面倒な状態なのよね。なら心機一転で住んでもいいのよね……。
気にすることはないだろうさ。出来ないやつにとってはそれでも十分ありがたいはずだ。教え合いね……そういうものも、悪くはない。(考え込むような素振り)
……なんだ?その手の血筋に縁でもあり、か?主観だけど、大抵は厄介事が絡んでそうだが……

あくまでこの混沌も一つの世界として成り立っているらしいな。おれたちのような異物を事が済んでからも置いておくほど暇な世界なら、それもありだろうさ。……ああ、幻想は勧めないぞ。ここは真っ当に生きるには、少し息苦しすぎるだろうから。
魔法弱くなってから技術論の研究とかはしたけど、ちゃんと分かりやすく説明できるかしら。
あーまぁそういう血筋といえば血筋…というか魔法使えたのがそういう血筋限定だったというか…(小声になりながら)

んー。暮らしやすさと私の相性で言えば、鉄帝、練達、傭兵、とかかしら。幻想は一回毒気抜けてからよね。ちゃんと住むなら。
そいつはあんた次第、だな。教師、ってものの見本は知らないけれど、分かりやすいかどうかは……相手によるな。そいつにとって一番合うやり方。ま、大体は丁寧にやってもらえば問題ないはずさ。……おれの知る限りでは、だけど。(考え、思い出すかのようにゆっくり話し)

血で、決まっていたのか?つまりそれ以外は使えなかった……そういうことだよな。相当、妬ましかっただろうな。それこそ命を狙うまであったんじゃないか?そういう世界もあるんだな……

確か、それぞれ戦い、探求と脱出に比重を置いて、それに文字通り傭兵と、闇市があるところだな。おれもあの辺りは嫌いじゃない。その内行ってみたいが……ああ、そうだ。鉄帝の辺りは相当寒いと聞いたことがあるし、傭兵は傭兵で……暑かったが、あんたは大丈夫か?研究者揃いの練達なら、合うやつにはとことん合いそうだ。
丁寧に、ね…。あー血で決まってたんじゃなくて魔法が使える人を血筋が囲ったというか……。事情を知ってる人からは妬ましかったでしょうね。私の場合は罠にはかかったわね。それで重症。でこの身体。

暑さ寒さは……向こう行ってみないと分からないわね。魔法の研究とか練達って行っているのかしらね。なら合いそうだけど。
ああ。気分もどうしてか悪いものじゃない。ついでにしつこくやるのも良いかもな、それで折れるやつは折れる。その手の輩はどこでも湧く、か。世界が違っても、知能のあるやつの考えることはあまり変わらないらしい。

鉄帝は過ごしやすいといいんだけど。傭兵は酷いものだったな。熱で焼かれてるような気分で、軽く意識も飛びそうになった……なんでか、平気そうなやつも結構いたが。(どうしてだ、という顔で考え込み)

どうだろうな。元の世界に帰る、ていうのが目的だそうだけど、使えるものはなんでも使うってところじゃないか?よく知る魔法から未知の技術まで混ざってるなら、多分大丈夫そうだ。
どこぞの噂で聞いてきたが、2月14日?バレンタインだとか、グラオ・クローネだとか覚えのない言葉だが……大事な相手に物を送る、ね。
……また騒がしくなりそうだ。悪い風習じゃあ、ないけれど。チョコレート……っていうのがあるのなら。(溜息をついて空を見上げ)
こっちで能力取り戻せるのに、わざわざあんな奴らがいるところには戻りたくないのよね。

まだ寒さの方がなんとかなるのよね。生体部品部分、私の体温よりあったかいから。

バレンタイン……また私に縁のないものが……。いや、まぁわかるのよ、バレンタインは。
訳あり、ってわけだ。関係のある奴が誰一人居ないのは……確かに気兼ねがないではあるな。世界は違うのに、力の質が同じだったり違いだったり。つくづく分からない世界だ。

……そうなのか。その部品ってやつ、便利だな。……?でもそれ、熱で暖を取ってるってことは暑いところは不味いんじゃあないのか?内側から焼けそうだ。

聞く限りじゃあ、今ではこういうのに縁がありそうなのは、いわゆる普通のやつ、くらいみたいだな。別世界に飛ばされたんじゃあ贈り物もなにもあったもんじゃないし、チョコレートもあげるくらいなら自分で食べる方が得だな。
生体部品、あったかいって3,4度よ?暑い所はきついのはそうだけどね。

チョコなんて贈るもんじゃなくて一緒に食べたほうが楽よ。はい(いわゆる生チョコを出しながら。)
3,4……?あまり熱くはない、のか。(具体的な数値での気温を知らず、大まかに暑い、寒いとしか判断できないらしい)でもやっぱりそうなんだな。砂漠は気をつけろ、アレは地獄だ。

なんだ、これ。チョコレートなのか?妙に柔らかい気がするけれど……(手に取ってじっと眺め、しばらくして口に放り込む)……固くないな。割れる感じじゃなくて……溶けてるのか?……へえ、これも悪くないな。そういえば、もうそろそろか。このチョコレートの日も。
あー、近い温度で言えば、お風呂みたいな……温かいけど熱くはない感じよ。
砂漠はないけど、サウナでも生体部品とか関係なくきつかったから多分ムリでしょうね……。

こっちじゃグラオ・クローネだったかしらね、バレンタイン。まぁチョコおいしいでいいでしょう。(チョコをはむはむ食べながら)
風呂……沸騰させた湯程じゃあないな、温水ってところか。大体分かった……アレに全身浸してるような感じなのか……サウナ、確か部屋で蒸されるような……あれか?ま、蒸し焼きになりそうなもの、辛くないわけなさそうだな。

ああ、そのくらいでいい。……各地じゃ催しだなんだとかなり盛り上がってるみたいだ。単純なチョコレート以外にも、色々あるらしい。なんでもわたあめとかいうのに乗って空を飛ぶ、だとか、図書館のカフェへの案内だの……せっかくだし、気が向けば見て回るのも悪くなさそうだ。
そうそう。だから寒い所はなんとかなるけど、暑さは厳しいわね。

あら、面白そう。そういうのがここの面白いところよね。
ああ、ここなんかはちょうどいい。あまり日は当たらない、雨が降らなきゃそこまでじめじめしない、寒さは……別段そこまで感じないから知らないが。まだ暫くはここにいることになるな。

世界を救う片手間に娯楽に勤しむ。妙な話ではあるけど、そのくらいの余裕を持っている方が大物らしくはあるな。……流石にどこもかしこもチョコレート塗れじゃ飽きが来そうだけど。
しばらくね……じゃあまだまだここで仲良くやれそうね。

本気で遊んでたら世界救った人間もいるらしいし、何が起こるか分からないわよね。
まぁ、チョコの次は……私達の世界だったら、ひな祭りか、ホワイトデーか……。
どこへ行くのもおれの気分次第。この辺も思ったよりうるさくないからな。ああ、気の向く限りここに居て構わない。

……ホンモノが居るのか。(驚きと呆れの入り交じった様子で)何が起こるかわからない、まあそうだが。なんというか……それで救われる世界が馬鹿というか……いや、どんな異界があってもおかしくない、か。

ヒナ祭り……ホワイトデー……どっちも知らないな。そのホワイトデーってやつは、響きが他でいうバレンタイン、に似ているけれど。またチョコレートだったりするのか?
ええ、じゃあ居させてもらうわ。

まぁ「勇者は姫を救った、世界も救った」みたいなものね。どこの故事だかことわざだったか忘れたけど。目的以外の幸運が付いてくるみたいな感じだったわけよ。

ひな祭りは餅で、ホワイトデーはお菓子全般……?ちょっとうろ覚えね、どうだったかしら。(あごに手をやりながら思い出し中)
人間の好みそうな話だ、どこぞにそういう物語がありそうなものだけど。例えの言葉、なんだな。オマケでついてくるものの方が余程豪華というか……ほとんど本命がついでだな、それ。

……食べ物ばっかり出てくるな。確かにありがたいものとはいえ、考えたやつはどいつもこいつも食べ物のことしか考えてなさそうにすら思えてくるくらいだ。まあ祭りの方は分からないが、ホワイトデーとやらは多分他に何かしらの意味があるんだろう?
本人にとってはちゃんと本命が目標だったでしょうけどね。

ひな祭りは女の子の成長を願う行事ね。色々飾ったりご飯食べたり。
ホワイトデーは……バレンタインデーのお返しにお菓子を贈るとかだったはずね。
(ひらりひらりとふわりとした羽根が落ちてくる。それを追うようにして飛行種の少女が降りてくる。羽根が地面に降りる前に右手に取り、自身はそのまま危うい体勢のまま着地する。数歩勢い余ってふらついた後に、ふわりゆっくりと羽ばたき、尻もちを回避しぺたりと座る)
さすがは勇者サマ、ってところだな。この上なく人間受けする、いい言葉だ。

へえ、成長を。……ん、女はあるのに男はないのか。妙なところで差があるというか、妹や姉がいる男からしたら、どういう気分がするものなんだろうな。
お返し?なら、バレンタイン?じゃなくて、ブラックデーでも良い気がするな。対になるし。その言葉を知っているわけじゃあないけれど……

っと、なんだ、鳥か?いや……(落ちる羽根に続けて降りる人影を見て)確か、飛行種っていったか。けど、異界出身にも翼を持つのはいたな……ま、いい。(木箱の席を立って翼の少女に歩み寄り)
あんた、どうしたんだ。こんな所に降りて、迷子にでもなったか?ローレットに行けば道の一つくらい教えてくれると思うが……それとも、ここに用でもあったか?どっちでもいいが、そのまま地面に座るくらいなら……使え、きっと多少はましだ。(近くに置かれた、持ち込んでいたらしい木箱に椅子代わりにしろ、というように目を向け)
男の子は5月にあるわね。ブラックデー……聞いた覚え無いけど、ありそう……。

(羽根を見た後、降りてきた少女を見て)あら?ちょっと大丈夫?(降りてきた少女に近寄って。)
(呼びかけに気づき少しビクつきつつ顔を上げ)
…あ、ごめんなさい。まさか人が居るとは思わなかったものですから、少し驚きました。私は大丈夫です。特に怪我もありませんし、その、羽根も落としたりしてません(ゆっくり立ち上がって着衣の埃を払いつつ、姿勢を正す)。
…道は確かに見失っていますが、いつものことなのでお気になさらず…飛行種あるあるなんです。人の街は飛ぶとすぐに道を見失ってしまいます。

(冷静になって2人の様子と、周囲の環境を確認して一言)……もしかしてお邪魔でしたか?
……妙な構成の風習だな。同時にやれば楽なものだろうに。言っておいてなんだけど、あってもおめでたい日の名前にはとても思えないな、ブラックデーって。

……ま、思わないよな、当然。ここに誰かがいる、なんてわざわざ外に言うこともないからな。それは別に謝らなくていい。(手をひらひらと振り)
へえ、そいつは苦労しそう……うん?上から街が見えるのに迷うものなのか?建物に邪魔されないし、むしろ見やすそうな気もするけれど。案外苦労しているな、飛行種も。

いいや?そもそもこんなとこに来るなんて物好きか……あんたみたいに迷ってきたか、くらいだ。おれがねぐらにしているところだけど、そこにいるだけで邪魔、なんてことはないだろうさ。もっともあんたみたいに白いやつには、ここは汚れがきついかもしれないけれどな。(言いながら木箱に腰掛け直し)

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