PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【RP】301号室:ランベールの私室

事務所の所長の部屋。

事務所内にガラクタ置きっ放しの散らかしっぱなしにしてる癖に
それなりの清潔感を保っている。

家具は病院のように無機質なベッドと作業用デスク、
衣装棚がある程度。

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それは店主さんが?それとも吸った人が!?(がくがくブルブル震えながら、恐る恐る問いかける)
うん?アテは全くないよ?(さらり)

(ポケットを漁り終え、握りこぶしを相手の前に差し出して開く。
個包装のパックがヨレて、ヒビの入ったクッキーが出て来た。出した当人も「あっ」という顔をする)
…………いります?
吸ったコが。トモダチがね、血の繋がった妹が出来たって大層可愛がっていたからいいなぁ、って思って。10人ばかり人を連れてきて、血を分け与えて試してみたんだけどみぃんなカタチ喪っちゃってさァ。しかも中途半端に死ににくくなったもんだから気の毒に。(他人事の様に肩をすくめ)

ン?ちょうだい?(受け取って封を切ろうと)

ーーあァ、でも。試したコはみんな普通の人間だったから、キミたちにやったらまた違う結果になるのかナ?(とろりと蕩けるような、好奇心に満ちた笑みを浮かべる)
そのトモダチは今どこに……(なんて問うてから背後にいますフラグが立ちそうな気がして振り向いてみる。挙動不振に何度か室内を見回してみた)
僕もわりと転生してたから不死身気味なんだろうけど、五体満足でよかった。そういう意味では生前のランベールに感謝しないとね。

お口にあうといいんだけれど。(受け取って貰えれば、ふわっとした笑みではにかむ)料理技術はイザークにあげちゃったから、僕には残ってないんだよね。

…………。あ、あー急にまた風がぶりかえした気がするなー!おやすみなさい!(身の危険を感じると、すぐさま棒読みで叫び、ベッドで寝たフリをはじめた)
(くすくすくす…)おやすみ、いとしいコ、わだつみのコ。クッキーの対価は、また今度ね。(2回だけ布団を軽く叩くとゆっくりドアを開けて出ていった)
……うぅん。(ベッドの上が心地いい。外は寒くて出たくない。もだもだごろごろしていると、一通の手紙が手元にひらり。郵便箱から自室に転移魔法をしかけたのを忘れてた)
誰宛だろう。…………僕に?
誰からなんだろう。えーt(手紙を開いた途端、姿がシュンッ!と消えた)
ここに戻ってくるのも久しぶりだな。
(サヨナキドリから戻れば、ベッドシーツを捲る。そのまま端の方へポイした後にクッションの上へ描かれた魔方陣を見下ろす)
これを使う日が来るなんて思いもしなかったよ。ちゃんと使いこなせればいいんだが。
(手順通りに魔方陣をなぞると、中央にゆっくりと黒い塊が現れる。手にするとそれはマントのようだった。
アルクに見せたランベールのマントだ。死体の記憶を頼りに傭兵時代の衣装を身に纏い、前髪をかき上げ整えて)

……。(ほつれた靴紐を結ぼうとし、手が止まる。
だらしない自分を助けてくれるアルクの姿が脳裏をよぎった)

大丈夫、きっと上手くいく。今日から「俺」が“ランベール”だ。
(ドアノブに、赤と青の造花のアレンジメントを入れた小さな籠をかけて
 メッセージカードをひとつ)

【ランベール殿、銀影殿
 お部屋をいただきありがとうございました
 これからお世話になります。
 どうか、我が友と末永くあれますよう。我らが神に祈ります。
 レイン・イリスムーンより。】

(ナマモノは避ける知恵はあるが、なんで造花。
 とりあえずは、よし、と満足して小さい影は去っていった…いざ次へ!)
(封筒を一つ挟むと部屋の前から去って行った)
……困った。ゆゆしき事態だ。
(受け取った手紙を龍に小間使いさせ、ようやく相手先にぶん投げたGWも半ばの夕方。
この男はというと……布団から一ミリも出ずにダラダラしていた)

冬眠から目覚めたものの、なんだか起き上がれなくなってしまったなぁ。
しかしこれでひとつの仮説が立った。イザークが食いつないでいる限りは、僕もある程度お腹が満たされるという事だ。
何処までがリンクしているのか?非常に興味深い。
(ぬくぬく)
(コンコン)
ランベールー。おにぎり作ってきたよー。たべるー?
あっ、うん。入り口においといてくれー。
(完全に引きこもりのソレ)
いつも通り、食べ終わったら空の食器を入り口に出しておいてね!
君が死んだら僕がどーなっちゃうか分からないし……。
(前に食べた食器を持ち上げて、ぱたぱた立ち去る)
ありがとう。全く、君に活力を与えすぎてしまって僕は万年くたくただな。
(龍にとって来させたおにぎりをまぐまぐと口にする。ベッドからのろのろ上半身を起こし)
さて……。
(立ち上がれば成人男性の胸元くらいある黒い生き物がテコテコ歩いてくる)
…ランベール居るか?
(廊下に黒い毛玉をもっさ~とまき散らし、部屋の前でお座りするとアルクと同じ声を発した)
「俺の仕事は落ち着いた。あとはお前に任せる」
任せると言ってもね……君は相変わらず身勝手だな。
っと……。(扉ごしに声が聞こえれば、目をぱちくり。龍に手を借りて起き上がり、ぼさ髪にだらしないシャツ姿で入り口の扉を開けよう)
やぁ、アルクじゃないか!久しぶ……毛の跡すごくないか!?
…?(「銀影の話し方じゃねえな。…ランベールって話掛けてみたが正月に考えてた通りだったりすんのか?」)

…あ、久々だな。(考えていたらドアが開いたので会い殺…はしないで挨拶を普通にして)

んあ?あー…換毛期だからな。あ、土産獲ってきたぞ(後に仕留めた鳩)
僕と会わない間に、色々と動きがあったみたいだね。新しい家族とは上手くやれてるかい?
もっと君の話を聞かせてくれ。
(間違った呼び方ながらも、親しげに微笑む顔は子供の成長を見るような、柔らかい笑みだった。扉から身を引いて、中に招き入れようとする)

換毛期なら室内にいる時くらい、人型で過ごしなよ。イザークが腰抜かすよ?
……。(お土産を見れば、一瞬動きを止めた後)小さいからとりあえず内臓を抜いて丸焼きかな。
普段は人型とってるさ。雪豹の方で狩りしてたからそのまま咥えきたんだよ(人型に変わりながらドアをくぐり)

……で、アンタの方こそまた何か厄介事抱えてんじゃねえだろうな?(ランベールは俺の事グレシアスって呼んでたはずだし銀影もグレシアスだし…と少し怪しむ)

つか好きだろ?鳩とかネズミ。(なんで一瞬動きを止めた?と言いたげ)
次から事務所にあがる前に変化を解きたまえ。自分で掃除するならいいんだけれど、お客さんが大量の毛を見て呪いかなにかと誤認したら大変だ!
謎がやって来るのはウェルカムだが、謎を作る側になるつもりはないからね。

鳩や鼠は好きだけど、大の男が二人でむしゃぶりつくにはちょっと小さい。生で食べるとイザークが後から煩いし、調理の手間を考えると面倒だなぁ……ってね。

(相手の指摘に肩をすくめる)なにも。……なんだ、どうして"バレた"んだ?
ああ、銀影もお前の事は古い名で呼んでたのか。
……。(相手へとゆっくりとした足取りで近づき)…なんでバレないと思った?

…なあ、なんで?
(右手が相手の頬へと伸びる。危害を加える気はないので殺気は一切なく、少し誘う様に首を傾げた。…ただ単に銀影なら俺がこういう行動に出れば慌てるし、ランベールなら無口になるだろと踏んでの行動。実言うと正体がわからないしどっちでもないとも確証はない。バレているのではなく、まだ怪しんでるだけなのだ。)
…古い…アンタ、銀影の記憶を知ってるのか…それともランベールの記憶か…(陰の方はイザークのはずだし、まさかだが何度も生まれ変わってるってその分人格があるって事か?)

で、今度のは何が目的だ?出来るだけなら叶えたいが俺の記憶混ぜるのはナシだぞ。あと銀影ちょっと出せ。ちょっとで良いから。俺はそっちに用事があって来たんだよ
……!?
(ランベールの方だった。狙い通り固まって、暫く動けなくなる)

チッ。どこでんなモン覚えてきやがった。ハイナか?ハイナだろう!あのクソ野郎、俺の手が及ばないと知って好き放題グレシアスを玩具にしやがって……!
いいか、俺以外の奴にはするんじゃねぇぞ。ユキト達に顔向け出来なくなるからな。

(やつあたりのように鳩の羽を毟って捌き始め。手際よく丸焼きの準備をした後、恥ずかしげにうっすらと頬を染めて目をそらす)
目的ィ?……別に。
(あんな死に別れて無事に成仏したような別れをした手前、アルクが心配すぎて戻ってきてしまった、なんて本人に口が裂けても言えなかった。
魔導コンロにパンドラボックスのライターを媒介に火をつけ、肉を炙り焼きできるようにセットしてから)

今叩き起こすから、ちっと待ってろ。
(目を閉じてその場で動かなくなる)
へ?(あれ?これランベールだ。て間の抜けた声が出る)

えぇ…別に俺が誰に何しようが勝手だろ…つかハイナはこう言う類は俺に何一つ教えなかったぞ…(最近これくらいは平気になっただけの事で本格的なのは出来ない奴)
ま、いいや。まだ留まってたんだな…。なら偶にアンタにも話ししに来るわ。先に銀影に話しさせてくれ。順番な。
(ランベールが最後に見た時よりも幾分かは自信や度胸が付いたのがわかるだろうか?それと、左耳に前は無かった輪っかのピアスが3つついていたり。優しい声色で言いつつ銀影が出てくるのを待つ。)
ランベールは君になにかあると、すぐにハイナさんのせいにしたがるからね。
ともあれ……呼んでくれてありがとう、グレシアス。

(ゆっくりと目を開ければ、いつもの銀影がそこに居た。ぼさつく髪をがりがりと掻いて)
ちょっと寝るつもりが、寒すぎて冬眠しちゃったよ。

……手紙、ありがとう。暫く会わないうちに、君は随分と成長したみたいだね。
ハハ…まあハイナだから別にどう言われようといいんだが……よう、久しぶり。
(とりあえず半歩距離を取り、片手を挙げ)
アンタは相変わらずだな?

まあ、色々あって。…アンタにも悪い事したなって面と向かって謝りたくてさ…悪かった。俺の勘違いで迷惑かけて。
手紙で言った通り俺はガキ過ぎた。恋愛ってのはまだ早え。…まあ、その辺が判る様になったら相手探すさ。
この季節はちっときついけどな…?主にアンタのせいで覚えちまったし(コテンと首を傾げてそんな事言う)
いいのかい?……まぁ、許してやってくれ。ランベールも君が心配なんだ。
グレシアスと別れた時に再会しにくい別れかたをしたから、ちょっとだけでも対話する機会をくれ……だなんていじらしい頼まれ方をしたから、僕としても断りきれなくてね。
(だからこっそり僕のフリをしてたんだ、なんて肩をすくめる)

僕はいつでも僕でいるさ。それが前の世界で僕を蔑んだ人たちへの仕返しだ。ささやかな抵抗ってやつだけどね。
(半歩距離をとられれば、半歩距離を詰め返そうと前へ足を踏み出した)

僕は君を許す。でもちょっと怒ってるんだぞ。
勘違いだっていいんだ。恋のきっかけなんて些細な事で、それを本気にしきれなかった僕にも落ち度がある。
そんな一方的な言われ方したら、申し訳なーー……っ!?
(まさかの発言にギョッとして、頬を赤くする)
ごめん、グレシアス。……ちょっとトイレ行ってきていいかな?(マジ顔)
ランベールはホント素直じゃねえな?可愛気あって俺の両親が話題にしてたのも頷けるわ。

俺はアンタがアンタのまま居るのが一番だな。前に居た世界の奴等がどうとかじゃなくて、俺がそう望む。
(前に踏み出してきたのに対して再度距離を取ろうとはせずに、その場で真正面から向き合い)
まあ、これから俺がその辺判った時にでもまだ俺の事恋愛対象に出来るなら?
今は家族に愛してもらうので一杯なんだ。俺からは上手く返せねえよ。

……どうぞ。(マジ顔なのを見て吹き出しそうになるのを堪えて行ってこいと)
僕とランベールの記憶が共有されなくてよかったな。これ聞いたら絶対ゆでダコみたいになるぞ。

……相棒がそう望んでくれるなら、これほど心強い事はない。
僕がまだ恋愛対象の候補だなんて正気かいグレシアス?探偵なんてロクなものじゃないし、僕自身も僕が駄目人間の自覚はある。
現に今だって、その……ありがとう。ちょっと失礼。
(許可が降りればダッシュでトイレに駆け込んだ)
まぁ、相変わらずこんな感じだからね。
(トイレのドア影からにゅっと龍が顔を出す)
へぇ、んじゃ面と向かってあとで言ってみるわ。

正気だが?まあ厄介事が舞い込むのも悪かねえしな。但し金は取るぞ、仕事として。

………恋愛なら金は取る気ねえけどな?(しゃがみこむと影の龍へと顔を寄せてトドメ刺しにかかる)
やめたげなよぉ!?

金ね。……今の君なら昔よりも幅広く依頼を頼めそうだ、っ……て、ちょっ、近い……!?
(背後でトイレの水が流れる音がしたが、出てくる気配がない。二戦目突入の予感)
え?どうせ互いに素直じゃねえんだからマシな方が揶揄ってやれば少しは素直になるんじゃねえの?俺は最近素直にするように心がけてるし俺より歳喰ってんだから少しは素直になりゃいいんだ。ランベールなら死んでても成長できそうだろ?

ん?…例えば?(ランベールの身体って普通に銀影の方とリンクしてるんだろうか…死体だったよな?体温とかはギフトだったし…とか結構考えながら首を傾げ)
君の治し方はいつか死者を出すぞ……。
(ちら、とトイレの方に流し目をくれる。なんだこの状況)

そうだな。危険度の高い仕事はサーカスが来てから増えたものの、そちらに人員を割かれてしまって通常の業務の手が足りなくなってしまっているんだ。
はっきり言って異常だよ、ここ最近の幻想は……。
グレシアスもサーカス絡みの仕事、一度ローレット経由で受けたんだろう?
(まじめを装ってはいるが、本体の事もあってやや身体が火照っている。ふぅとため息をついた)
…?(治し方の意味が判ってない。首をコテン)

…俺が処理しに行ったのは芸術家達。元々過激だったらしいが…作品の習作って言うのか?それにはこれっぽっちも殺人要素は無かった。…まあ突如豹変した感じだな。数人問い詰めてみたらサーカスにはピンとこなかったらしい。ただ、「声だ」ってのや「わきあがった」ってのがあった。
…ローレットのレオン達も話してたが恐らく魔種だろうな。…つか大丈夫か?(原因が言うなって発言)
頑固さを治すには荒療治だと言ってるんだよ。心臓にも悪そうだね。

芸術家……か。なるほど。
僕は芸術面はさっぱりだが、芸術にうるさい人物へのツテはある。少し聞き込みをしても面白いかもしれないね。
……。ドナーツはローレットの中心人物だが、何故ここまでイレギュラーズに協力的なのか。今回の幻想蜂起もあらかじめ対策をしていたような風だし、事件が広がるほど謎も深まっている。
今は強力の姿勢をとってはいるが、あまり深入りするのはやめた方がいい人物だな。

大丈夫だったらとっくにトイレから出てきているところだよ。察しておくれグレシアス!
俺が殴られるって意味か?(そもなんで死者が出るのか判らないらしい。ランベールがゆでだこってのも「顔真っ赤にして怒る」って意味でといらえているのだ)

…まあ、他にも関連の報告書は上がってるし読んでみるといい。
俺の行ったのは偶々芸術家連中ってだけだろうしな。…話聞けるなら出向いてみたいが

イレギュラーズを召喚した目的がパンドラ集めに使えるから…だろ?俺たちがその価値の無い魔種とかに成り下がったら多分アイツは簡単に見放すだろ。仲間意識なんか無しに、な。ローレットに舞い込む依頼が善悪問わねえんだ。利益を見てるのは目に見えてる。傭兵に居た俺には解かり易いことこの上ねえよ

そも俺は仕事の関係としか思っちゃいねえから安心しとけ。益があるから下についてるだけだし
俺が世話になってんのは事務所の連中やクラン達でアイツじゃねえ

……下が大変なことになってるの了解。頑張れ?
殴る殴られるよりも、死者が出るぞ……。(主にランベールがやりきれな死。そんな推理をして深くため息をついた)

読んではいるが、やっぱりどの事件も証言は似たようなものだね。サーカスだけが原因じゃあない。まるで悪意のパンデミックだ。
昨日まで笑いあっていた友が狂気に歪むなんて、許されざる事だよ。本当にね。

知人の芸術家も同じような考えの持ち主で、ローレット・オリエンテーションで身を鍛えていた。サーカスの事件に意欲的なようだし、戦闘で組めるイレギュラーズを増やしておく事にこした事はない。
早速君と顔合わせができないか聞いてみるよ。

……。(ドナーツに対してのアルクの言葉に、驚いたような顔をする)
あ、いや……ごめん。あまりにもグレシアスの考えがランベールと同じだから。傭兵って皆、似たような思考なのかな。

がんばっ……頑張ってこれ以上ハッスルしちゃったらどうするのさー!?
だからなんでだ。(真顔で率直に何故だ?と本気でわかっていない)

悪意、ね。…魔種が絡んでるとしたら頷ける気がする。俺は魔種なんて目の当たりにしたことねえけどな…普通に起こる事じゃねえのは解る。悪意が伝染するってモンらしいからな、原罪の呼び声(クリミナル・オファー)ってのは。感化された奴から伝染って可能性もありそうだな…

ん。じゃあアポ取れたら訪ねてみるわ。

さあ?…まあ、傭兵国が『地獄の沙汰も金次第。信仰心は個人次第』だからな。それにレオンは赤犬と仲がいいらしい。…そも幻想国が自分本位な考えだし、それプラス利益って考えとくのが自然だろ。
仕事上信用できるのは自分と金だ。ま、俺はそれでも仲間だけは見捨てる気にはなれんだろな…最悪、戻らねえなら自分の手で終わらせてやりたくなる。

…んな事言われても…とりあえずトイレから早く出て来い。なんで人の部屋に来てトイレの前で話さなきゃならねえんだよ
人は誰しも弱点があるという事さ。君もいずれ分かる。たぶんね。

……君にはなるべく、魔種と関わって欲しくないんだけどね。
彼らによって狂わされる原罪の呼び声。その影響は旅人に及ばないと聞く。
僕も身体はこの世界のものだが、魂は旅人だ。恐らく大丈夫だと思う。けれど君は……違うだろう?

様々な冒険譚のある"蒼剣様"が金を理由にサポート役になるものかねぇ?思念のためになにかのチャンスを狙っていて、そのためにイレギュラーズに近い立場で虎視眈眈と狙っている……もしくは、
旅先でなにか、自分だけでは世界を救えない決定的ななにかを見てしまったか。
どちらにせよ、あまりいいイメージはないね。

(じゃーっと水を流す音がトイレから聞こえてくる)
……トイレにこもる原因をつくったのは君だからね?(お肌が死人にしてはツヤツヤで出てくるのだった)
なるほど…?何となく分かったわ。(ランベールの弱点が素直じゃないのと色仕掛けって認識したらしい)

まだ事例がないだけでこれからどうなるのかは誰にもわからねえよ。あと、俺は下手に耳貸す気もねえ。この前行ったのでも俺は聞き取りには参加しなかった。
俺は俺の周りを置いて敵対関係に成り下がりたくねえ。それが幾ら力を与えるとか囁いてもな。…俺はこの先、生き抜いてから俺のままで死ぬ。力を望んで魔種化に頼るくらいなら奇跡とる。幾ら仲間護るったって後々敵対したら意味がねえよ。そんなの一時凌ぎにしかならねえからな。
ま、オファーってんなら応じなきゃ良い。そうだろ?

レオンは自分をバグだって言ってたな…イレギュラーズになれなかった存在だと。
そもそもこの世界に世界全てを善の感情だけで守ろうとする、所謂旅人の世界に存在するような勇者サマってのは居ねえよ。自分がやりたいことをしてる、目指すものがある。もしくは野望…そんなとこだろ。
イメージもなにも深く関わっても居ねえ奴に述べる感想が無い。

……そういや最近魔力足りてんの?要るか?(首を傾げながら相手が出てきたところに爆弾投下。しゃがんだまま下から見上げる)
本当に?理解してくれたなら助かるけれど。

力よりも仲間を選ぶ。本当に成長したなグレシアス。君を支えないとなんて、この間まではプレッシャーがかかっていたのに、僕以上に立派になって……。
君の新しい家族のおかげかな。
寂しさはありこそすれ、とても嬉しいよ。

僕も憶測で少し語りすぎてしまったな。探偵は結論だけ述べればいい。スマートじゃないし、探偵の語る言葉の責任というのもあるからね。

僕も世界を救うよりは探究心をとるタイプだな。イレギュラーズはなぜ、パンドラによって世界を救えるのか。実に興味深い謎だ。

……。……グレシアス、グレシアス。
(見おろすとやっぱり上目遣いに見えるよね、否、見えないはずがない。
そっと軽やかなステップでトイレに後退し、スッ……と音もなく鍵を閉めたのだった)
お帰りください!!

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