PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【RP】屋上

黒い鉄柵が成人男性の腰あたりまでの高さで囲っているベランダ

まわりの建物もそれほど高くないので、街中をそれなりに見渡せる

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……無い。

別にそのへんで寝るから平気だ
雨風凌ぐのにどうするのさ。
もしよければアリスに貸してる部屋の隣が空いてるよ?
……要らん。

…………気遣いは感謝する…でも、要らない
そうかい。
それじゃあ、気温も下がって来てるし、風邪ひかないように気をつけろよー(ひらりと手を振り、事務所へ降りていく)
ああ。…さて(上着をしっかりと閉めて闇に消えた)
たしかここが屋上、だったかな…?………………
(屋上に来て彼女は街ではなく空を見上げて)

……晴れの日って久しぶりな、気がする……
ちゃんと晴れの日を見たのって……いつだっけ…
(鉄柵に寄りかかりながら呟き)
(雨の中、コートのフードを目深にかぶり街を見ている。)
(そこに全く灯りがないわけではない。しかし部屋の明かりをつけずとも窓からの光で一日中本が読める光の洪水に慣れきった身からすると、街は頼りなげに闇に沈んでいるようでもあった。)
(前日に引き続き、屋上で夜風にあたっている。挙動が怪しい。顔を覆ったり、空を見たり、うずくまったりだ。)(あの姿が中々頭から離れない……。)
(触っておくべきだったと若干後悔もある。柔らかそうだった……)
(少なくともここまで動揺したのは人生でも片手に入るし、それ以外はどうってことないか、心構えをする準備もあった。)
ううー……(鉄柵に頭を付けて唸る。)
(そもそも「もっふもっふした人面牛身の美少女」で動揺しないことなどできるだろうか。誰だって牛リアリティショックにニューロン灼かれるに決まってるじゃないか。)
(しばらく悶え苦しんでいた。)
(コーヒーカップ片手に、レザースーツのみとほぼ丸腰。どこかで聞きかじった、曲名も定かならぬ電子的な鼻歌を歌いながら辺りを見ていた。)
誰も…いませんよね…?
(彼女は何となく来てみて誰かいないか確認して)
いなさそう…?
(キョロキョロと辺りを見渡して)

…………いないみたい…
(小さくそれだけを言うと黒い鉄柵に背中を合わせ、のんびりとし)
♪〜……
(歌を歌ってそれが歌い終わるとため息をついて)

今の私は……本当に、幸せなんだろうな………過去は過去、受け入れなきゃいけないの…わかってるのに……
(空を見上げて呟いてまた一つため息をついて)
頑張ろ…………
(そう言って彼女はその場を立ち去り)
(空を眺め、ピンクノイズとホワイトノイズの境目のような、チューニングの合わぬラジオの囁きのように歌っている。或いは穏やかな波濤の音や雨の音にも似ている。生き物の喉から出る音ではない。)
(それはランダムパターンである。秘めた意味などありはしない。ありふれていて、きっと誰もが何処かで聞く、微かな何かだ。カツカツと踵のなる音とか、環境の音に紛れて消えるような。)
(もしくはそれは機械の身では持ち合わせることのかなわない、体内をめぐる血潮の音でもあるとか、息をする時に肺から聞こえる音かもしれない。まあ、なんでもいい。)
ーーーーー。(囁くような歌とはまた別に、屋上から離れた所で何かがウタう声がする。人間が出すには異質な、例えるならそう。鯨の鳴き声のような)
(ざらざらした声が一時掠れ途切れる。)

(何の歌だろうか。ヒトの可聴域を超えるような相手の波長をノイズに載せて歌い返す。「きこえるよ」と返すようなものだ。それ以上の意味はもたない。)
ーーー。(事務所より背の低い、建物の屋上にソレは居た。ゆったり、鯨のウタを歌いながら事務所の屋上を見上げている)
(有機ELの菫色が灯る白い顔が相手を探し、見つけた。)
(密やかに挨拶をするように歌いながら黒い手を振ってみせた。)
(ひらりと振袖のような長い袖を振って挨拶を返し、ウタを止める)そちらへ行ってもいい?
わぁい。(招かれると嬉しそうに笑い、壁から出た排気口や窓の桟を伝って体重を感じさせない軽やかな動きで屋上に降り立つ)やァ、やァ、来ちゃったー。ヒヒヒヒヒ……。
(わあすごーいって軽やかに飛ぶ相手を見ていた。自分は多分強度の低い部分を踏み割るので。)
ようこそー。まあ特に何もない屋上だけどね。
あれからそっちのようすはいかが?
ンー?平和だよぉ。“何も変わらない、いつも通りさ”。其方は結構面白い事になってるね?
わたしそのものは変わらないけど、まあわたし以外はね。
んま、裏切る理由がないということで納得はしてもらってはいるよ。
全くこれっぽっちも警戒されてないとは言わないけど、それは元々だろうし。
(緊張感のない、同時に「何を考えているかわからない」と指摘された笑み)

わたしには感傷的(ウェット)なことはわからないよ。
(わかりたくもない、にも似ている。)
なに、我(アタシ)よりはマシだろうさ。血生臭い事を止めに来たら血生臭くされたときた。(けらり、けらりと言葉と裏腹に至極愉快そうに笑っている)

なに、感傷(ウェット)の1つ奥は存外と理性的(ドライ)なものさ。
いやまったくだよ。わたしだって痛いのは御免こうむる。
でも、あっさり死ぬタマでもないんだろう?
(お互いに、と付きそうな調子でくすくすと笑い)

それもそうかもだけど、でも溺れて流されるほどの水はいらない。
楽しく生きるに必要なだけあればいいよ。
他人のに押し流されて上手く泳げないのも、余り趣味じゃないし。
(ポケットに手を入れつつ、反射的に笑う)
さァ、どうだろう。我(アタシ)は少し色々齧ってるだけの、か弱い行商人だからねえ。(くすくす)

(ポケットに手を入れる様子を見て、前髪の奥で目を細める)そりゃあ、泳ぎ慣れないなら溺れるだろうさ。機械で言うところの試行回数。楽しく生きたいなら溺れかけるのも一興さ。人の情を目の当たりにするのは、実に愉しい。……なぁんて、ね。実は我(アタシ)の思考はキミと近しいみたいだからあまり当てにならないのだけど。ヒヒヒッ!
(ポケットから手を出して、薄い真鍮片を弄ぶ。ネジ穴の開け損ないがあった。)
何をするかにはとても興味あるんだけど、そんなにたくさん要るかなあって。
まあ、興味ある人のだったらそれも悪くないかもしれないけど……

……似てるっていわれても、わたしはただの機械(コールドラッド)だよ?
掃除機よりは気が利く程度の、ね。
(肩をすくめてそう嘯いた)
もちろん。尽きる事ない情動はニンゲンの真髄なれば。なに、大したものでもなくてね。我(アタシ)は混沌を好むのだけど、その為に合理を突き詰めると時に不興を買うことがあってさァ。
まあそりゃね、心がなきゃ何も始まらない。でも程々が気楽かなあ……。

わたしはわたしの情と理で動くし、そすると決めたら他人どころか自分の感傷だってどうでもいいといえばいいけど……特にこっちの人から見れば異質なのかもね。
野放図や理不尽に生きてるわけでもないんだけどなー。
ある意味、野放図や理不尽よりも自身のことを勘定に入れない行動の方が恐ろしく、悲しく感じるのだろうさ。
迷いすぎても逸りすぎても死ぬ世の中だもの、自分からも自由自在で居たいのさ。
そのほうが人生はきっと楽しい。
(でしょう?と、なんでもないように笑う。)
そうだね、きっと愉しい。(にこ、と朗らかに笑う)
まあそのような、三文小説(パルプフィクション)みたいな男だからねーわたしは。
君にとっちゃ退屈極まるだろう。役者としちゃあ、他の連中のほうが踊る。
(ポケットに金属片を仕舞いつつ)
いや、そういう役所も大事だよ?狂言回しとして優秀だもの。
それもそうかも?
わたしの物語はだいたい終わってるし、程々に面白おかしくやっていこう。

……まあ商人さんほど狂言回し臭くはないとおもうんだけどね?
(ゆっくりと階段を上る足音が響く。ひょっこりと屋上の入り口から顔を出せば、人を見つけて目を見開いた)アル……と、店主さん!?
やあランベール君。
ああ、うん、歌を歌ってたら釣れたからちょっとお話してた。
(すぐそこにいる武器商人を視線で示して)
そーぉ?我(アタシ)は大概、性質(タチ)が悪いーーあァ、少しぶりだね、わだつみのコ。
聴き逃したのが惜しいな。アルがどんな歌を歌うか興味あるなぁ。
(へらっと口元を緩ませ二人の方に近づいていく)
店主さん、お身体大丈夫ですか?すみません、うちのアルクが……。あれでもいい子なんです。
自分は一等性質が悪いですって看板担いでるんだ、ある意味正直じゃないか。
(からかうように商人に言う。)

聞きたいならあとで聞かせてあげるよ。眠くなるかもしれないけどね。
いや、大したことないよ。3発分体に穴空いたくらいだし。それより、甘いものは好きかぃ。ケーキを持って来たけど。(街灯に照らされた影から黒い不定形の何かが行李を持ってぞろりと出てくる)
そう、正直だとも。だからこそ皆廻ってくれるのさ。(からり、からり)
子守唄かい?眠れなかったから丁度いいや。
君に新たな依頼を託したくて探してたんだ。説明が終わったら頼むよ。

ってええぇ!?ぼんやりとしか見てなかったけど普通に致死じゃないですかそれ!……あどうも、お気遣いなく……ってそうじゃなくて!(時間差でツッコミを入れ、眉をひそめた) うわっ、なんかいっぱいいる……?

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