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ギルドスレッド

町外れの古アパート

【管理人室件、透垣政宗の部屋:101号室】

ここは管理人室……件、僕の部屋だよ。

何かあったら来て欲しいな。

まあ、普通にここで生活してるから大抵は居ると思うよ。

(ごく普通の和室。
棚には本やフィギュアが所狭しと並んでいる。
電気を付けてもなお薄暗い。
何故なら、彼の部屋がこのアパートで一番日当たりの悪い部屋だからだ)

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(ドアを開けて、布団に倒れこむ。ごろりと横になって今日のことを思い返すと、にやける。)ふふ……これから楽しみだな。毎日が面白くなりそうだ。……旅人さんたちの、色々な話がもっと聞きたいな……
(ぱちりと目を開けて)……寝てしまっていた。いけないね、日課の日記もまだ書いていないのに……(ずりずりと這いずって机からペンとノートを横着して取り)
7月29日。

今日は異世界から沢山の旅人達がやってきて、町も騒がしかった。
……まあ、僕も喚ばれて空の上で話を聞いてきた訳なのだけれど。
世界の破滅がいずれやってくるだなんて、とても信じられることではないよね。
しかし、ざんげ様がそう言うのならばそういうことになるのだろう。

……平々凡々と生きていたらお伽噺のような事態に巻き込まれた。だなんて、笑えない事だ。
しかし、沢山の方と出逢えるという事は僕の趣味も捗るというもの。悪くはないね。
(静かにノートを閉じ、枕元に置いた)さて、今日はもう寝よう。……ふふ、本当に明日から楽しみでならないね……(布団に潜り、目を閉じた)
7月31日。

……いやあ、それにしてもじいさんの遺産がここまで役に立つとはね。
人が来てくれるというのはやはり嬉しいものがある。
じいさんが生きていた頃には変わった収集癖にも困っていたけれど、まさか腰を据えてみるとこうも落ち着くものだとは。

町の風景と比べると風変わりな物も多いが、それはそれで良いだろう。
様々の物が溢れかえり、混ざり合う。
それはまるで、今の世界のように思えるから。
管理人……という、話だったけれど。ここかしら?
(扉を軽くノックする音)
(ぱたり、日記を閉じて本棚にしまう。)
……あれ、僕にお客さんだなんて珍しい……(鍵を開け、扉に手をかける。)
はあい、どなた様で……おや、カタリヤさん!来てくださったんですねぇ。(扉から顔を出し、カタリヤを視認するとにこにこと嬉しそうに微笑み)
(気安い様子でひらり、手を振って)
ハァイ、お邪魔しても構わないかしら?
……正直に言うけれど本当に日当たり悪いのね、ココ。
もちろん!多分見慣れない家具が多いと思いますけど、それでも良いなら。
……あ、あはは……じいさんがあまり太陽が好きでなかったもので。(苦笑を浮かべて扉を開け、入るように促す)
(言われてみれば、草を編んだ床には馴染みが薄い。珍しそうに「和室」を見回して)
政宗君、ご出身は?あまり見かけない異国風ね……ね、コレ、靴脱いだ方が良い?
ふふ、太陽を浴びると灰か石になってしまうのかしら。
出身、ですか?
僕は幻想の生まれです。あまり他の種族の方と関わることはありませんでしたけどね。
あー……そう、ですね。この敷物は靴で上がると痛むらしいんで……(幼い頃、じいさんが口煩く言っていたなぁと思い返しながら)
さあ、どうなんでしょう?でも、じいさんは僕とは種族が違っていとことは覚えています。(わざとらしく肩を竦めて見せて)
幻想(ココ)、カオスシードが多いものね。
(そうなんでしょう?というように悪戯っぽく微笑んで、ゆらゆらと蜜色の尾を揺らす。)
ああ、やっぱりそうよね……(踵の尖ったショートブーツを脱いで、)
ふふ、裸足で歩くなんて何だか行儀の悪いコトしてるみたい。子供みたいね。(黒ストッキングに包まれた足でぺたぺたと「畳」に上がり込んだ)
……その口振りだと、御爺様の「種族はわからなかった」、って聞こえるわね?
そうですねえ。(短く答え、尻尾の動きにふふりと笑い)
ふふっ、なんだか懐かしい感じがしますよね。子供の頃に、裸足で駆け回ったり泥遊びをしていたのを思い出します。(すっとカタリヤの分の座布団を敷いて)

……ええ。正直に言うと、わかりませんでした。祖父は教えてくれませんでしたから。
もしかしたら……祖父はよその世界から来た人だったのかもしれないと、最近思うようになりましたが。
(敷かれた平たいクッションに、)あら、ありがとう(スカートの裾をはらって座り込む)
他所の……旅人(海色の瞳が、ぎらりと瞬いた)つまり、政宗君は旅人の孫……かも、ってこと?
……とっても興味深いわ。
どういたしまして。(棚からファンシーな猫のイラストが描かれたマグカップを取りだし、緑茶を注ぎつつ)
(あ、これは余計なこと言っちゃったかな。と思いながらカタリヤにマグカップを差し出し)ええ、まあ……そう言うことになるんでしょうね。……今のところは仮説でしかありませんし、僕は至って単純な人間種なんですけども。
単純「だった」ではなくて?
……なんてね、御免なさい。つい仕事柄、ね。
ありがとう、良い香りのお茶ね?(差し出されたカップを受け取って、描かれた猫にくすりと笑う。)
うぐ(鋭い指摘に思わず顔がひきつる)
……うーん、どうもカタリヤさんには敵いませんねぇ……僕は良いと思いますけどね。隙の無い方は格好良いですよ。(一口茶を啜り)
ふふ、どういたしまして。緑茶って言うんですよ。グリーンティー。あまりこちらでは普及していない茶葉かもしれませんねぇ。
警戒されちゃうのは本意じゃないの。折角のご縁ですもの、ごく普通に仲良くしたいと思っているのよ。……本当よ?
(などと微笑むが、どうにも冗談めいて聞こえるかも知れない。カップに唇を寄せて、)
苦みがすっきりしてるのね。おいしいわ。ふふ、お邪魔して良かった。
(上目遣いに首を傾げて)ふふ、本当ですかぁ?……なーんて。
どうしても冗談のように聞こえてしまう人がいるっていうのは、僕の経験則上とあかっているつもりですから。カタリヤさんの言うことは信頼できる……と、思いますよ。(へらりと笑みを返して)
(ほっとした様子で)お口に合って良かった。僕もカタリヤさんとお話しできて嬉しいですよ。
(上目遣いに、ウインクでお返し)
アパートの大家さんのお墨付きなんて、頼もしいわね。色々な人を見てきたのでしょう?
……そう、このアパート、旅人の受け入れが主なのね。確かに彼らはこちらに拠り所が無いでしょうから……どう?賑わっている?
ええ、まあ。昔から色々な人を見てきましたねぇ。どの人も見ていて愉快でしたよ。
……あー、まあ。ぼちぼちってとこですかね。旅人さんだけじゃなくて、普通に部屋を借りにきて下さる方もいらっしゃいましたし、順調なんだと思います。
それならなによりだわ。愉快で……平穏な日常、が好みだったかしら?
(お茶をもう一口いただいて、くすりと微笑む)
旅人が集まる、というだけで異世界が集まっているようなものだもの。
……面白いお話があったら、是非聞かせて欲しいわね。

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