PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

狭間の魔術工房

(招いたコ以外、入っちゃダメー)

清潔なベッド、魔術書、いくつかのマジックアイテム…。シンプルな部屋だ。

だが魔術に触れたことのあるものならそこが出入りが困難な魔術的な迷宮の最奥にあるものだと気がつくだろう。

そこはソレのテリトリーとも言える。

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流石に自分のなかみが何だかはしらないけど、多分大丈夫だよね。
お借りするよお。どう使えばいいかよくわかんないけど。
(自分を調べようもない。呼び方次第で移り変わる影のようなものだとたまに思う。)

あぁ、起きたね、おはよぉ。
(何も変わらない笑顔でランベールに声をかけた。自分が撃っただの、彼が彼でなくなっただの、そんなのが嘘みたいな。)
(麻酔の余韻でいまいち頭が覚醒しきらない。少しずつ思い出せば思い出すほど眉間に皺が寄る)
あの用務員にしてやられたか。迂闊だった……。
(ギリと歯を噛みしめる。昨晩と変わらぬ醜悪な態度。話しながらも逃げ道はないかと周囲に視線を巡らせはじめる)
ここは何処だ。事務所じゃないな?
ま、適当に助けてって言えばいいよ。>ナーサシスの旦那

事務所じゃないねえ、我(アタシ)の工房。領域だとか、神殿だとか、お好きな解釈で構わないよ。
使わないことをお祈りしておこう。
(じゃ、きみの名前は静寂ということにしよう、と勝手に妖精に命名した。)

君は「おいた」したからどうにかされて、それから悪い魔法使いにとっ捕まった。
厳密な座標はわたしにもわからない。
つまり、わたしを殺害しても操っても簡単には出れないってことになるねえ。
(静寂と呼ばれた小さな妖精の少女は嬉しそうに肩に腰掛けようと)
うっ。最悪だ……。欲をかいたのがこんなに裏目に出るなんて。
(魔力を補給してついテンションが上がりすぎていた。有栖を「たかが人間」とタカを括りすぎていたというのもある。あぐらも上手くかけず、ベッド上で不貞腐れ)
アルを殺す?……そんな事するわけないだろ。僕の事務所のものは全部僕の所有物だ。それより、その悪い魔法使いは僕をどうするつもりだよ。こんな所に閉じ込めたって無駄だぜ?自分で言うのも悲しいけど、しつこいぐらい諦めが悪いタイプだからね。
キミね、視る限り仕方のないところではあるけれど、我々を打ち倒すのは今はもういつだってニンゲンなのだから気をつけた方がいいよ?因みに悪い魔法使いはね、悪い魔法使いらしく邪魔をしてるのさ。だって、放っておいたら余りに残酷な事が起こりそうだったもの。
(肩に腰掛けた妖精を指先で撫でて笑う。)

なるほど、わたしをおもちゃ箱の中に兵隊人形みたいに置いときたいのだね。
それともくまのぬいぐるみにでも、なろうか?
(甘やかとも取れる笑顔でランベールの頬に手を伸ばす。言外に子供の戯言だと、茶化している。)

ま、放っておくと破綻まで秒読みではあったよねえー……。
…………。(武器商人の言葉はぐぅの音も出ないくらい正論だった。現ににらみつける以外に逆らえる事もない。アルクから吸い上げた魔力の分も調子にのって使った事まで不味かったようだ)
残酷な事?ははッ。どうせこの世界は滅びるんだ。それに比べれば本当に、鼻で笑えるくらいささやかな事だ。……悔しいぐらいにね。
混沌肯定『Lv.1』……嗚呼、なんて忌々しい。あんなもの無ければ今すぐ君の喉笛をかみ千切ってやれるのに。

(此方に手を差し伸べるアルにぬいぐるみのくまの耳を妄想する。殴られた頬がヒリヒリと痛んで顔をしかめた)
僕がこの世界に呼ばれたのはイレギュラーズとしてもそうだが、もうひとつ理由がある。
でなけりゃこんな死体なんてガラクタに身を宿したりしない。

……。……アルクとアリスは生きてるのかい。あれから殺されたなんて事はないだろうけど、一応聞くだけ聞いておこうか。
…ヒヒッ……ヒヒヒヒヒヒヒヒ……!(少しだけきょとん、とした後にさも面白おかしそうに笑ってみせる)ヒヒヒ……本当、本当、かわいいね、キミ!世界が滅びることを、そんな、とても大事なことのように!ヒヒヒヒヒヒヒヒヒ……!
なっ……!?(武器商人の言葉に不可解なものを見るような目で見つける)
……確かに旅人にとってはどうでもいい事だろうな。
元の世界に戻れてしまえば、こんな混沌とした世界に用はないだろうから。
(かくいう自分も旅人だ。代わりに死体との融合を経て、この世界の獣種の記憶を一定引き継いでしまった。
自分が悪の側面を司ると知りながらも、それがさも大事な事のように思えてしまう)
もっとも、滅びる事は分かってこそすれ、その原因が何かは未だ誰も分かってない。
きっかけが僕という事は十分にあり得るかな。
いや、いや、いや。それは違うよ、違うとも。そも、我(アタシ)に帰るべき場所は無いからね。とっくのとうに曖昧になってしまったものだから。この世界は愛しいよ。あらゆるコが存在を許される。渡った中でも有数の受け皿だとも。だからこそね、“滅んだらその程度なのさ”。滅びなんてのはただの結果、ささやかな結末。問題は、そこにいるコ達がどの様に生きるかだよ。どの様な物語を魅せるかだ。魅せて、足掻いて、悶えてーーもしそれで滅びが訪れてしまったとしてもほら、ささやかなモノだろぅ?(ああ、可愛い、可愛いねぇとソレはとろりとした笑みを向ける。いっそ、それはあからさまな醜悪より質が悪かったに違いない)
なに言ってんだ。アンタはあの店の店主なんだろう?なら帰る場所なんて、あの店に決まってるじゃないか。
(さも当然だとばかりにさらりと返し、ツーンとそっぽを向いた)
理解できないな。僕にはスケールがデカすぎる。呼び出しに応じたけれど、僕は小さな島で祀られていた水龍だ。世界はおろか、自分の居た国の事さえよく分からない。
唯一分かるのは、超人的な力を持った化け物は島の中で僕だけだったって事だけれど。
どっちかといえば有栖君のほうがクマっぽいか……。
(ふと思い直した。それも冬眠明けのような気難しい顔のやつだ。)

彼らは君を連れ出す時にゴネたから始末した。
(枯れた花を片付けた程度の感慨で虚言を吐き、翻した。)
って言ったら君はなんて思うんだろうなあー……まあどっちも生きてるし、君がやった以上の傷はついてないけど。
ところでここでこうしてる理由ってなんなのさ。


まあ、ねえ。滅ぶならそれもしょーがない。
じゃあ滅びるまで何して遊び、どうやって遊びの時間を引き伸ばすか、だよねえ。
(武器商人に同意した。帰る場所はもうないし、やれることはしたので悔いもない。)
我(アタシ)は店主っていうよりは商売人の管理役みたいなものなのだけどね。みんなもっと自由に売り買いすればいいのに。(にこにことそっぽを向くコを眺め眺め)

おやァ、じゃあ勉強になったねぇ。他にも魑魅魍魎モドキがいるのがわかって。
それはすごく分かる。冬眠してるところを害虫が這ったら大暴走しそう――……あ?
(アルと話しているうちにぽろっと口にした言葉に自分で驚く。
有栖がどんな人物だったかなんて知った事じゃない。ただの滅ぼすべき人間。力をつけるまでの盾代わりくらいにしか思っていなかった筈だ。)

アルのブラックジョークは今にはじまった事じゃない。
(これもまた、付き合いが長いからの理解だ。視線を逸らし、天井を見上げる)
悪いが喋れないね。"そういう契約"だ。>アル

管理ならトップなんだろう。店にいなきゃ他の奴らが困るじゃないか。僕だってあの事務所の所長だ。さっさと戻らないと苛められ足りなくて部下が干からびるぞ。
(視線を感じてうっすら汗をかく)居たって僕の過去が変わる訳じゃない。視野は広がったけれど、それまでだ。>武器商人

(あおむけになって以降、二人と話す間、ベッド下でミシミシと何やら異音が微かにする……)
そうだね。実際わたしは無駄弾は撃たない。殺すほうがその場はラクだけど、後で面倒だからね。
……でも、真贋はさておき、実際に起きたらどう思うかなあって。想像してご覧よ。
(物音に無意識にホルスターに手が行った。)
ふぅん、契約なら仕方ないな。聞かないでおいてあげる。>ランベール
なぁに、我(アタシ)のとこの所有物(ともながのだんな)は優秀だからねー。ギャンブル中毒な以外は。

もちろん、過去は滅多なことでは変えられないとも。でも1つ訂正するなら、視野が広がれば「それまで」はあり得ないよ。影響が出る。まず、間違いなくね。

(にこにこと、異音に気付いているんだか気付いていないんだかわからない笑みを浮かべて眺めている)
あり得ない事を想像したところで無駄な時間さ。
仮にそうなったとしても、死体の僕には滑稽な質問だ。
アルクやアリスが死んだら……骨まで愛してやるよ。
それが主従の主ってやつだろう?(ニィと猟奇的な笑みを浮かべた)
そうかい。そいつは助かるね。>アル

この死体の身体の記憶に刻まれてるけどさ、朝長 晴明……アレはいつかアンタを裏切る。そういう男さ。
(次ぐ話には考える素振りを見せた。片眉をつり上げ)例えばどう変わるっていうんだ。憎しみが増す?>武器商人

(影の中から水龍が口先を出してもそもそと拘束しているベルトを齧っている。
不味いせいで進行が上手く進まず、なんだか表情も渋い感じになった。
あともう少し……と身じろぎせずにじっと耐え、扉の方への脱出ルートを視線で探す)
別にいいよ?(あっさりと笑い)ニンゲンの約束は儚いけど、それでも我(アタシ)は愛してるもの。

憎しみが増すかもしれないし、愛が増すかもしれない。キミはどっちに転ぶだろうねぇ。

ところで、お腹が空いてるならもう少しマシなものあげるけど?ケーキとか。(ベルトを齧る行為についてそう指摘して)
『きっと得られないならば、面影でいい』のかな。
(ランベールの傍らに座り、額に掌を当てようとする。日頃考えたくもない他人の思惑を、虫にピンでも刺すように推量する。)
まあ、別に、君が死体だろうと、神だろうと、何百人殺していようと、どうだっていいんだ。
そんなものは退屈極まる瑣末なディテールでしかない。
わたしが機械だろうと人間だろうと、何千体と殺していようと、別にどうだっていいように。
愛ぃ?アンタほどの人が、そんな不確かなものに縋って生きてんのかよ。
俺にあるのは憎しみだけだ。人間への報復だけが身体を突き動かしている。……そのためなら臥薪嘗胆の思いで、なんだろうと喰いちぎってやるさ!

(ようやく千切れた。ガチン!と歯を嚙み鳴らす音と共に両手が自由になると、当てられた掌にビクッと身体を震わせ停止した)
……!!……っ。(図星を突く言葉に、標本のように身動きが取れなくなる。じっと相手を見つめ)だったら、なんで僕なんかにかまう。大抵の人間は龍の力に興味をもって近づいて来るが、アンタはそうでもないように見えるが。
愛してるよぅ?ニンゲンも、隣人も、バケモノも、キミも。愛は必要さ。こと、我(アタシ)やキミの様な存在にはね。だってーー本質的に、我(アタシ)たちは“ひとり”なのだから。ただ、キミと違うのはソレだけに縋らなきゃいけないほど世間知らずでもないというところかな。(くすくすと嗤って、動けなくなる様を愉快そうに視ている)
ね、何でだと思う?
(甘やかに微笑み尋ねた。殆ど呼吸しない口が溜息のように息を漏らす。)
殺したほうが早いのに殺さないでおくのも、君の過去を知ってどうだっていいと思うのも、こうしてここで話しながら君を撫でているのも、理屈には合わないね。
君に求めるのは力でも富でも名声でもまして過去でもない、もっと不確かで、時に容易く失われるような、一瞬のきらめきのようなものかもしれない。
(さあ考えてくれ、と促す。)
なんか自分の考えを言語化されてるみたいでつらいな。
(武器商人の言葉にボンクラみたいな顔しながら言う。顔色を変える能力があったら多分青くなってる。)
(にこぉ…とナーサシスの旦那に微笑み)
……分からない。分かれるはずがない。
そう思ってた。僕はわだつみの忌み姿だから。
(人間が憎い。執着し続けるのは、それだからだと自分に言い聞かせてきた。
それなのに、表のランベールから混入した記憶の中には常に相手の笑顔がある。
目を離せず、じっとアルを見つめた)
“それ”を求めてしまったら、きっと契約に背いてしまう。それでも惹かれずにはいられない。

アル、僕は君の事がーー

『ちょっと待ったああああぁーー!』

(何か糸が切れたような感覚を覚えてそちらを見る。自分の本体の筈のもの……銀影から飛び出している龍だ。それが自分の意思に関係なく動いているのだからギョッとする)

………!?
うん。
(相手の目をまばたき少ない目が見つめ返していた。恋は未だにわからない。身を焼く本能が器質的に存在しない。何も後には残せない。それでも愛とか友情くらいは……)

……えっなに?
(反射的に影の方に目をやる)
『身体の記憶を探すうちに、元に戻れなくなってると思ったら……僕の身体を使ってなに勝手に告白しようとしてるんだ!?』
煩いなぁ、君の身体じゃなくて"ランベールという傭兵"の身体だろ。いい雰囲気だったのに邪魔するなよ。

(どったんばったん、龍VS獣種の格闘がはじまる。陰のわだつみと陽のわだつみ。表裏一体の筈だった存在は、それぞれの記憶と死体の記憶が煩雑に混ざって、もはや別々の意思を持っていた。
頭突きをしようとする龍と、それを手で押さえて止める獣種が口々にわめく)

『僕はアルを友達だと思ってる。でも他に心に決めた人が……!』
ふざけるなよ、今まで散々周囲に甘やかされて幸せに過ごしてた癖に、僕の幸せを邪魔するつもりか?僕はアルと居るって決めたんだ。そんなに他のやつがいいなら出ていけよ!
わぁ、外の絵面的にひとりで修羅場繰り広げてる様に見える。超愉快。(げらげらげら)
(混沌としてるなぁ。おもしろいなぁ。これだから人と関わるのはやめられない。)
(暖かい笑顔で取っ組み合いを眺めている。相討ちになる手前までは多分止めない。)
……でも、まァ、これで条件は満たしたか。(ふたりを眺めながら)
存外素直な子で良かった。
(穏やかな、天井桟敷から舞台を眺めるような目ではある。)
ほらほら、そんな目しないの当事者。引き摺り込まれてるんだから。
『「うっ……。」』
(頬に頭突き、胴に殴りのクロスカウンター状態のところで武器商人の笑い声にピタリと同時に静止する)
か、勘違いするなよ。僕は契約したからにはキッチリとこなす派だからね。この世界を滅ぼす前に、手駒を脱出させる手間がひとつ増えただけだ。

『アルの笑顔が僕達の気持ちを円やかにしてくれたという理由もあるよね。それに、ふとした仕草でドキドキしたり……』
お前、さっきは本命がいるとか言った癖にどういう事だよ。この浮気者!
『じゃあどう言えばいいんだよ!?僕のくせに本当に面倒くさいな!?』

(またぎゃあぎゃあもみくちゃになるが、大人げない大人の喧嘩。互いの方をつねりながら、「条件は満たした」と言う武器商人の声にまた動きをとめた)

『「何の話だい?」』
ンー?悪い魔法をかけれるなぁ、って?(くすくす…)
きをつける。まあ、巻き添えにされるのはあまり好みじゃないんだけどな…
(些かそこにいる怪人物に引っ張られて客席寄りになっている表情を引っ込めても、言うほど悪くはない笑顔だ。)

まあ、君たちはもう少し人を理解したほうがいいってのは、わかるよ。
(子供を見るような笑みを浮かべて)

悪い魔法ねぇ……
そう、悪い魔法!悪い魔法使いなんだ、使うのは悪い魔法だろぅ?(無邪気に笑う)
『悪い魔法……。そうだ、悪い魔法だ!』

(武器商人の冗談が、龍の記憶を呼び起こす。動きはじめた身体の影にずるずる引きずられながら)

『死体の最後の記憶を探り当てたんだ。どうやら僕たちはランベールを生贄にして、組織に召喚されたらしい。
無茶な呼び出され方をして記憶が飛んだものの身体に融合して……。
でも、組織の人間にとっては誤算だったんだ。僕らがイレギュラーズとして空中庭園に飛ばされてしまう事は。』

(獣種の身体の方は、アルを巻き添えにする気満々で隣に座るようにする。不服そうな顔で)

イレギュラーなルートで異世界から召喚した癖に、結局空中庭園に召喚された時に、【Lv.1】だの【崩れないバベル】だの混沌の制限をかけられてしまって、組織の努力が水の泡さ、本当に……この世界を統治してる奴は徹底してる。
最初はアンタの訳のわからんステップにひっかかったが、二度目はないよ。要はタップダンスできないようにすればいいんだろ?
(足狙うし、とジト目になる。龍の方はマイペース気味に)
『それって悪い方の僕への対処だろう?まさか僕にまでかけたりしない……よね?』
試してみる?ここ、我(アタシ)の工房だけど。(にこぉ…)

……ま、それはそれとして。かけるならもちろんキミたちふたりにかけるとも。そういうものだし。
知識は持ち越せても、世界をまたいだ時点でこっち側のハードウェアやカーネルに勝てないからねー。それは組織という連中の迂闊ってやつだよ。
まあ君が世界を壊すならわたしは君をメッタ斬りにしなくちゃならないし、そうなったらもう話す時間もなかっただろうさ。
だからこんなふうに出会えて良かったんだろうね。
(笑顔である。その道中にどれだけ血が流れたのかを一切気にしていない。)

できるだけ面白おかしくなりそうな感じのだろう?
(武器商人に視線を向けた。)
うん!折角なら分けようかなーって。(にこにこと無邪気にナーサシスの旦那に同意する)
おかげで組織の来る奴が解決に来るまで待ち惚け、だ。……。(贄の話を聞いて眉をひそめるばかりか呑気な事を言う相手の肩を抱き寄せようと腕を伸ばす)ははっ。大したポジティブさだなアル。君との斬り合いも面白そうだけど。

ーー……言っとくけど……僕を普段のランベールと思ったら大間違いだよ?(影から光る玉を四つ浮き上がらせる。普段の陽のわだつみならば、言霊やキューでようやく制御が効く代物だ。)

『や、やめるんだもう一人の僕!アルも……店主さんを止めてくれ!』
(堂々とした態度の陰に対して及び腰になりながら、アルへ助けを求める陽)
(光る玉を視てあくまで楽しそうにしている)生玉、足玉、死返玉、道反玉、かナ?
まあ片方封印して終わりましたじゃ、筋書きとしては三流だね。
(肩に乗った手に指を絡め、そのまんま立ち上がる。相手の虚をつければ十分、台詞の時間が少しほしい。)

ああ、そうだ、暴力装置の末路って数千年前からことわざにもなってるんだよ。
なんていったかな、そう、『狡兎死して走狗烹らる』。
君、自分が契約者に煮られないなんて思っちゃいないだろうね。
わたしは君をいい感じに煮るために雇われるのはイヤだが、しかし利害が一致してしまったらそうなるんだろうな。
ーー……ご明察。行方不明になった後、海に流れ着いた四玉さ。アンタほどの化物でも、神宝の力に耐えられやしないだろう。
(アルが立ち上がれば、その横顔を見上げる。利用されるかもしれないと知りながらも、口にされたことわざには珍しく、その未来を受け入れるように目を細めた)
……構わない。人間に復讐出来るならね。

『利用されているとしても、誰かに必要とされるなら、手を差し伸べられずにはいられない。』
(皮肉にも口にした言葉は事務所の思想と同じだった。龍も封印という言葉を聞き、鎌首もたげて身構える)
『させないよ。僕は事務所に帰るんだ。皆が待ってる!』
そうだねえ、耐えられないかもねえ。我(アタシ)は神道系とそこまで相性良くないし。(くすくす、くすくす…)

(とん、と足踏みをする。そこから波紋の様に波が広がり地平の果てまで続く荒野へと景色が塗り替わり)この方が遊びやすいかなァ。

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