PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

狭間の魔術工房

(招いたコ以外、入っちゃダメー)

清潔なベッド、魔術書、いくつかのマジックアイテム…。シンプルな部屋だ。

だが魔術に触れたことのあるものならそこが出入りが困難な魔術的な迷宮の最奥にあるものだと気がつくだろう。

そこはソレのテリトリーとも言える。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
随分退屈な道を選ぶというのだなあ。
この世界はこんなにも広くて、いろんなものがあって、すべての状況が過去に置き去りにされているっていうのに……。

それに、必要とされる限り全てに手を伸ばすことで自己の居場所を求め、その代償に何かを求めた結果なんて、結果は人身御供の山だろうに。
とどのつまりは、今のアルク君みたいな。
ボロ雑巾になっても縋り、君らに搾取されて、それでいずれ死ぬんだ。かわいそうに。
誰が彼が死んだ時に怒って、その怒りのために君を滅ぼし封じようというんだろうね?
(刃物のように冷淡なものである。自分は弔い合戦などしないと言っている。)

それに、この物見高い魔法使いが相手だぜ?
何方も封印なんてされやしないさ。役者を退場させる幕じゃないだろうさ。
凄まじいな。これは現実か?あるいは幻でも見ているのか……。
(ダン!と地を蹴り走り出す。跳躍すると同時、二つの玉がブーツの裏へくっつく。上手くバランスを取り、シューッと空を滑らかに飛び)
おい、もう一人の僕。加勢しろよ?噂のアルクに会いたいだろう。僕もさっさとこいつを潰して、アルにお仕置きさ。

『穏便にしたいのになぁ。……アルの言うことは真実だ。僕のせいでグレシアスは苦しんでいる……。だから、謝りに戻らないと。』
(影の中に潜り、身をひそめる。陰が武器商人の上空を通ろうとすれば、武器商人の腕に噛みつこうと飛び出し大口を開けて遅いかかろうか)
『すいません。ちょっと痛いですよ!!』
ふむ。(ふわりとその場で回転。右手に指に複数本挟んだ長鍼、左手には装飾の施された、両端鋭き極短い短槍。ーー知るものはそれを金剛杵と呼ぶ。襲いかかる蛇へ右手で鍼を投げ牽制しながら空を仰ぎ嗤い)

聖仙骨より生まれし、ヴリトラ砕くインドラの火ーーさぁて、「昇雷」注意だ。ヒヒッ……!(下手から金剛杵を上空へ向け投擲する。金剛杵は激しい雷を纏って一直線に邪龍へと向かった)
(上手く笑っていられなくなってきたぞ。後手後手に回っている。どうも昨今の状況を相当腹に据えかねてるらしい。何にかって、そりゃ……)

感情的(ウェット)なばかりで何の道理もないくせに人を支配して、誰も幸せにならない話ってのは嫌いなんだ。
ほっときゃ三人揃って地獄までまっしぐらなのを改めもしなかった分際で、何が穏便。
ほっときゃ無力なうちに刈り取られる無軌道三昧の分際で、何が破滅。
(「泣きそうな気分じゃないか、情けない……」と頭の中で理性が言う。後何回友を撃てばいいやら)

静寂よ、冬の静寂よ。
(銃を引き抜く最中に、ふと思い出して妖精の名を呼んだ。ちょっとたすけてくれやしないかというとても曖昧な願いだ。全員の頭を覚まさせなきゃいけない。)
(氷河期の精は…否、静寂はするりと慰める様に友人の頰に自分の頬を寄せ、自らの翅で宙に浮く)

(静寂は荒野に吹雪を呼ぶ。そうして、わだつみたちの下半身を凍らせ動きを止めようと)
『うっ。坊主が持ってたやつじゃないか……。』
(思い出した記憶の内。わだつみの力を得ようと企む陰陽師や退魔師に酷い目に合わされた事を思い出す。軌道が分かれば素早く身を捻り、鍼を躱していき)
『この程度で、ってーー……うわああああッ!?』
(目の前の武器に気をとられ、放たれた落雷が身を焦がす。水生の身体にはよく効くようだ。ぐらりと身がゆらぎ、その隙に根元から氷が動きを封じていく)
くっ。僕が操っていればあんな手にはかからないものを……。
(二人合わせて【LV.1】。各個に狙いを付けられてしまえば、【LV0.5】ほどの力しかない事が露呈する)かませ足玉、祓え道反玉!
(アルの方には足玉と惹き合い、何処からともなく光る和剣ーー……八握剣をイメージした刃が現れた。冷気を退けるように舞った後、アルの肩めがけて放たれる)

(道反玉の周囲には眩しいほどの光が集約され、武器商人の足を狙うように光線が放たれた)
おっと。(道反玉の光線を阻む様に魔法陣に似た障壁を張ってみる)
(乱数50以上で成功)
18
(パリィンと障壁が割れ、狙い違わず片足を貫く。ばしゃ、と赤い血が舞った)ヒヒヒ……流石神宝、かなり出力が高いね。(痛がる素振りは見せず笑っているが、みるみる足が真っ赤に染まり大地を血に濡らす)
(白いパーティクルが風に舞うパターン……というか、吹雪。理解しがたい「何か」の偏差に電脳の処理が持って行かれるが、もっと精度が要る。必要なだけ持っていけ。止まるなら今日と明日笑う余裕なんて呉れてやる。)
(呼吸を一つ。歩をすすめる。レザースーツの下の黒いCRP素材ごと剣が浅く抉る。この身に血などない。薄靄のような何かと、酸化して硬化する真っ黒い充填剤がいくらか散った。まだ撃てる。)

かなしいねぇ……どうして言葉と日常で解決できないんだろうなあ。
(韜晦するために無理くり笑っているのに言葉がひび割れて口をついて出る。触れるところまで近づきたい。)
ねえ、ねえ。ナーサシスの旦那。(自らの状態を気にした様子なく、無邪気にソレは笑いかける)
……なあに?
(声がかかって楽観的な方の思考が浮き上がり、緊張感のない声で武器商人にかえす。)
(おおあぶない、「絶対に殺す手段」を考えていたじゃないか……)
当座はそこの二人を生存させたまま止める。
もうちょっとこの二人に、自分のやったことが日常の笑い話で済む程度の被害で抑えられる思慮があったらもっと嬉しいけど。
正直そこそこ平穏でそれなりに刺激のある日常に帰りたい。流血沙汰は、やり過ぎだ……。
(心軽く笑っていたいのだ、ようは。)
これでもう、あのよく分からない足技は聞かないよ……っうわ!?(空中で何かにビンッ!と引っ張られるようにのけ反る。下を見ると、龍が凍っているせいで自分の銀影が縫い止められてしまっていた)
どこまで足を引っ張る気だ、もう一人の僕!
(普段なら身体同士で痛みまでも共有しているが、個々に人格が宿った今ではそのリンクすらも薄れていた)

防げるものか。神の操る神宝だよ?誰も僕を止められやしない!
(力任せに神宝を操れるのは、アルクから奪った魔力のおかげだ。ボロ雑巾のようにベッドでぐったりした彼の顔を思い出し、チッと舌打ちする)
余計な事を思い出してる場合じゃないってのに。
おいアル、どうした……僕を撃てよ。こういう時こそ笑って楽しめ!
(乗っていた玉から飛び降りる。いつかの夜の仕返しに殴りかかろうと、アルの方へ走りながら拳を構え接近していくーー)
『…………アル。』
(身動きが取れないまま、紡がれた望みに目を細めた。花束を渡した時の笑顔が脳裏をよぎる。龍の方は動きを止め、むき出していた牙を収めた)
いいよ、2人を止めるを、まず叶えよう。(ふ、と姿が搔き消え次の瞬間にはナーサシスの旦那の前へ)

(その衣は、血で赤くーー)

(否、黒く、染まっている)
(小さな、幼子のような、笑い声)
“キャハハッ”“きゃは”“キャハハははははははハはははハハははははははははハハハハハ”!!!!!
(ひとつ)

(ふたつ)

(みっつ、よっつ、いつつ、ななつむっつーー)

(いくつも、いくつも、いくつも、幼い子供の笑い声が響く。ソレの足元から、ソレとナーサシスの旦那を囲む様に、ぞろりと、どろりと、べしゃりと、黒い不定形のナニかが湧き出した)

(黒い不定形のナニかが、笑っている。出鱈目に生えたたくさんの口で、子供の様に笑っている。出鱈目に生えたたくさんの目が、飛んでくるわだつみの坊やを見つめる。幼い手が、足が、鼻が、耳が、愉快そうに蠢く)
躊躇加減なく撃って、それで終わりにされたいの?
『そうすればもう誰も傷つけずに止まれる』とでも、君は言うのかな。
(ようやく怒りの引いた頭で、薄く微笑んだ。)
(ああそれにしても、こんな不穏なものに願いを口にしてしまったのだ。ああ、代償はなんだろうなあ……安上がりだといいなあ……。)
(笑い声に混じって、何かが聞こえる。黒いナニかは同時に何かをしゃべっている様で、すべて聴き取ろうとするなら機械の如き処理能力が必要だろう)

“讃歌せよ”“惨禍せよ”“散嘉せよ”“頭(こうべ)に野薔薇の冠を”“その身に柊の編み衣”“剥き出しの心へ薊の錠を”“傷を歓べ”“痛みを寿げ”“斯くしてその魂(たま)奪われよ”“歌えや謳え”
ーー……!!(ぞくり。目の前に武器商人の姿が見えた瞬間、味わった事のない悪寒が背筋に走る。

ーーたかが子供の笑い声だ。

吐き捨てられないほどの圧倒的な気配、気配、気配。
拳を振り上げたまま、思わず動きを止めてしまった)
(ナニカが蠢く中から、アルの声は不思議とはっきりと聞こえた。苦しげに眉間へ皺を寄せる)
……………。
(肯定の沈黙だった。)


『なっ……!店主さん!?あ、アルは無事なんですか!?アル!……もう一人の僕、逃げて……!』
(その間、数秒。本来長い詠唱は重なり合いながら連なり、ソレが内包する魔力を使用して時間のかかる大魔術を僅か数秒で完成させた)“ーー〈ドリュアデスの恋〉”

(直後。黒いナニかから大量の影の棘が、影の鎖が吐き出されわだつみの坊やを捕らえようと明確な意思を持って襲いかかる)
笑えると思うかい?もうずっと長いことただの武器じゃないんだ、わたしは。
覚悟もしてない時の軽率なエクストリーム自殺に使わないでほしい。わたしが苦しむからな。
(まあ、わたしがそう思っても何の価値もないことだけど、と悲しげに笑って。)

わたしは君を殺さないし、君はわたしを殺さない。あるいはわたしと君の隣人も、だ。
そういう友達から始めよっか。
ぅぐお、ぁあっ!!(濁流のように押し寄せた棘と鎖にのまれる。銀色の影を覆いつくすほどの量に、為す術などなかった。棘が擦れてかすり傷だらけになった顔を上げ、アルの方を見)

……トモダチ、って、それ……(陽の自分に遮られた言葉を思い出す)フラれちゃったかよ……。(がくり。拘束の中で力尽きた)

(オロオロしていた龍も、ちゃっかり拘束に巻き込まれていた)
『うぅ、何処に封印されるんだろう。岩の中かな。このまま木の中にでも埋められるか……。とまうせなら事務所の見える位置にしてくれないかな。』
わたし、君ら二人をどう呼び分けていいかもわからないからね。
なにしろ初めて会ったのなんて、君の腹に撃ち込んだ瞬間だし。
もしかしたら「裏切らない」といい切れなかったあの時にそこに僅かに居たのかもしれないけど、そんなの会ったうちには入らない。
(妖精さんに帰ってきていいよって手招きしつつ。)

だからお互いを知っていく必要があるんだよ。
そこんとこの手間を軽視しちゃいけないぜ、尻軽さん。
(乙女のようにきゃらきゃらと笑う。)
……さて。(拘束し終わり、ついでにがっつり魔力とか色々搾り取ってからぱちんと両手を合わせて叩くと、2人と1匹を拘束する分を残して影の棘や鎖が砂の様に崩れ、黒いナニかはソレの影へズブズブ溶けていった)

これでいい?キミも罪作りだねー、ナーサシスの旦那。
(軽やかに妖精が飛んできて、また肩にちょこんと座ろうとする。でも銃は嫌いらしくて「それやだ」って感じの視線を向けている)
はぁ?そんなの一晩過ごじゃ相性のいい悪いなんてすぐ分かるじゃないか。誰だそんな古風な付き合い方教えた奴ーー

『うんうん。何事も順序が必要だ。僕の話をちゃんと覚えていてくれたんだね、アル』

お前かよ!?……ッ……ふぁ、ぅ……。(最後まで足の引っ張り合いばかりの陰陽コンビだった。絞りとられて情けない声をあげながら、猫耳をへたらせぐったりする)

尻が……。……ないよ、もう一人の僕と区別する名前なんて。まともに僕たちを見てくれる奴なんていなかった。向こうの僕はこの街に来て『銀影』『所長』なんて名前を貰ったけど、僕は別に……。
ありがたいけどちょっと対価が空恐ろしいよねえー……。

罪作り?とかはよくわかんない。
(ほぼ初対面であんだけ役者カマしてこれである。妖精さんが嫌がるので銃を仕舞いつつ。)
対価?そうだねえ、何にしようか。なんせ神宝持ったのが相手だったしそこそこ大きいよねぇ。(くすくす。魔力を奪い取ったお陰か、既に足の傷は塞がっている)

(静寂は嬉しそうに肩に座って)
お喋りとか、キスするとかだろー。でもいきなりちゅーはちょっとねー。
(一晩の内容が小学生並に薄い。そもそも肉体が無性別なので性行為の対象になるだなんて想定していない。)

んー、名前は最も古い呪い、らしいからなあー……。
仮にわたしが昔使ってた名前でも、あげようか。
『命を対価にとか心臓くれとか言わない……ですよね?』
(優しく撫でて店に迎え入れてくれた人物だ。恐ろしい魔法がこれから待っているかと憂鬱になりながらも、不穏な対価でない事を願った)
『うちの用務員のスペシャルお掃除とかオススメだよ。チリひとつのこさず駆逐するから』
身内の不始末のツケを払う悲しみ……お手柔らかにおねがいします。
(商人さんに困ったような笑顔をむけた)
いやァ、その辺の対価はいい加減飽きたしナー。どーしようかナー。一緒に悪巧みの片棒を担いでもらうとか?ほら、我(アタシ)、悪い魔法使いらしいし。
いえーいわるだくみー!
(テンションとかアゲてく。)
正直事務所にカチ込まれるとか身内の尻拭いで流血沙汰より楽しい仕事だね。
さあて、どんな悪巧みだろ。
わたしに何ができるだろ?
(癖でポッケに手を入れながら)
今言った、名付けがいいね。強固な固定にしやすくなる。
じゃ、「イザーク」。
わたしの古い名前なんだ、大事につかってもらいたいよね。
(旧約聖書に由来をもつ。意味する所は「彼は笑う」だ。まっとうな観点なら日本の神につける名前ではない。)
(この空間を創った武器商人にだけ「やっはー。どんだけ複雑なモン組んでんのお前?」という男の声が聞こえる筈。)

(//アルクの師匠のNPCが逆探知したところダイスが成功してしまったのでコンタクトだけ取らせておきますね)
イザーク、いい名だね。(ふわりと微笑んで)おや、ここを探り当てたコがいる。

(思念で返事を返す。「そこまで難しいことはしていないよ。土地そのものに対する知性体からの認識を極端にずらして異界を形成しているだけだから」)
わたしもいい名前だと思ってるよ。身にしみたまじないはまだ残ってるしね。
(「笑ったほうがいい」と、そう名付けた人は言った。だからそのようにある。)
「(「なるほどー。異界の住人はやっぱそう言うの長けてんなー。うちの馬鹿弟子が世話んなってます。待つそうだから早いとこソレ返してやってくれよー」)」>武器商人へアルクの師より
(「ただひとつのモノに依るだけでは、憎むものと何が違うのだろうねぇ。なぁんて。2人、いや、3人次第だと雪豹の坊やによろしく言っておいておくれ」)
(「問答は投げといた。いやはや、世話の焼ける弟子だよ、全く。なんでイレギュラーズでもない俺がわざわざ出て来なきゃならねえんだか。ま、俺ァ傍観者だし、面白可笑しく世がまわりゃそれでイイ。アンタも面白く踊ってくれよなイレギュラーズ。じゃあ、またご縁がありましたら。のし!だっけ?」)
(ケラケラと嘲笑う声と共に思念はぷっつりと途絶えた)>武器商人
大事なコから、もらった名前?(ナーサシスの旦那に微笑んだまま)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM