PandoraPartyProject

ギルドスレッド

森の洋館

【RP】玄関

鬱蒼とした森の奥、その洋館はあった。
内装は豪華ながら、外観同様古びており
窓から日が差し込もうとも
どこか不気味な雰囲気を感じさせる。

時折響くラップ音、正体不明の笑い声。
飾られた絵画の目は此方の姿を見つめている様にも見える。

意外にも埃は積もっておらず
何者かが住居として利用している様だ。

【館の入り口。エントランスホール。
 大理石の床は艶やかに。
 左右には長い廊下が伸びる。
 正面には階段が見え、二階へと繋がっている】

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【前スレ
https://rev1.reversion.jp/guild/1335/thread/20091】
……ぅ。急に雨、降ってきた……から。びっくり、した。
(持っていたハンカチで髪や服を拭きながら、独り言ちる。
然し億劫という気持ちが芽生えたのか、髪はしっとりと濡れた状態のままに)

丁度……此処にお家、あったから。良かった。……誰か住む、してるのかな。
(玄関のドアをコン、コンと、軽くノックして)
……こん、にちは。
(廊下の奥から白い猫耳のついたフードを被り
胸にスケッチブックを抱えた少女の霊が
慌てた様子でかけてくる)

(ヨイショ、と扉を開けて濡れ姿の彼を見て呆然。
慌てて手を引き中に招き入れようとする。
彼が霊能力の類を有しているか。
自分の姿や声が認識できるか、そんな事を考えることも忘れて)

『大変……!早く中に、風邪ひいちゃう……!』
(目の前に現れた少女と、彼女が纏う猫耳のフードを見て、少し驚いた様に瞬きをする。
猫の服だ。そう思ったのも束の間、彼女に手を引かれ、導かれるがまま中に足を踏み入れて)

(霊魂と縁を繋いだ事が活きたからだろうか。少女の姿も声も、彼は認識出来ていた)

わ……。えっと、あの……?
『タオル……!タオル……!拭かないと……!』
(彼に挨拶を返す余裕もなく、おろおろと周囲を見渡して。
少女霊の声を聞き、何事かと部屋から顔を出した青年の霊に助けを求める)

『ルークさんっ、あのねっ。お客さんが……!』
『あれ、本当だ。ちょっと待っててね』

(少女と彼へ穏やかに微笑んだ青年はもう一度部屋へと姿を消して。
漸く落ち着きを取り戻した少女がハッとした様子で彼に向き直る)

『あの……。驚かせてごめんなさい。お兄さん。
私はミレイ。このお屋敷に住んでるの……』
(青年の姿を見て会釈を返す。挨拶をしようと口を開きかけるも、咄嗟に止める。もしかしたら、また後で会えるかもしれない。そう思ったから)

(少女の背丈に合わせる様にしゃがみ込み、微笑んでみせて)

ううん、大丈夫。おれが濡れてるの……見て、心配してくれたんだよ……ね?……ありがとう。
ミレイ……、……ん。名前、覚えた。
おれの名前は、チック。よろしくね、ミレイ。
さて今度は誰だー…?
(と、つぶやきつつひょっこりと調理室の扉から顔を出してみれば、
ミレイちゃんと見覚えのない青年が会話しているので、様子を伺いつつ)
…お客さんですか?
(と声をかけてみる)
さーてさて……。
(調理場から姿を表して)

あれ、オマエさん……。
こんなトコで何してたんだ?
オマエさんに森は確かに似合いそうな気はしてたけどよ。

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