PandoraPartyProject

ギルドスレッド

森の洋館

フーガ・リリオの部屋

屋敷一階にある、クウハの部屋と隣の一室。
ベッド等、生活に必要な最低限のものは
一通り揃っていて、丁寧に掃除されている。
壁が厚いため多少物音立てるぐらいでは近所迷惑にはならない。
…たまにトランペットの音色が響くかもしれないけど。

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(少し涼しくなってきた頃)
さて、どうしたものかねえ…
(机上には半端に書きかけた日記、依頼書と領収書と未完成の報告書などの山)
(今月流石に息抜きしすぎたかと思いながら整理したり書いたりし始める…)
ハロウィン…何でもなれる、かあ…
(そう呟きながら少しお手紙を書いている最中…)
これは夢、これは夢、これは夢……
(最近の鉄帝での情勢、竜宮城でのプレッシャー、そして…さまざまな不安が急に頭の中に押し寄せてきて、
頭がくらくらしそうになる)
(クウハ達ならどうしていたのかと思いながら、ベッド上で蹲っている)
(ふう…と深いため息を漏らしながら中に入る)
……ここがおいらの部屋。
ちょっと散らかっているのは、気にするな。
(と机の上の報告書の山にチラ見しつつ)
お、お邪魔しまーす。(部屋の主に続いて、中へと入り)
いえいえ、うちの弟の部屋よりずっと綺麗ですし。
大人のお兄さんのお部屋!と言う雰囲気が……?お仕事の途中、でしたか?
(視線の先を辿れば、机の上の書類の山が目に留まり首を傾げ)
そ、そうか? …大人っぽい部屋なのは、この部屋自体の元からの雰囲気のおかげなの、かもしれねえがな
(照れつつ、お仕事の途中でしたか、と聞かれたら、)
ああ、いや、今日中に片付けないといけない分はできたから、そこは大丈夫。
…飲み物、何かの飲むかい?
洋館全体も、こう、貴族のお屋敷みたいな雰囲気で整ってますものね。
こんなお屋敷に住んだら、わたし、毎日お嬢様気分で過ごせそうです。
(お嬢様風か自分を思い浮かべたりしつつ。『そこは大丈夫』と言われたら、ほっと安堵の息を吐く)
…よかった。お仕事のお邪魔にならなくて。
それにしても、お家でもお仕事なんて。フーガさんは真面目ですね……
でも、日頃からそうやって、色々なことをコツコツ真面目に頑張っているから、
有事の際にもしっかり行動出来るんですよね。わたしも見習わないと。
……わ、良いんですか?えぇと、あったかい紅茶を頂けたら、嬉しいですが。
他の飲み物でも大丈夫ですよ。…ブラックコーヒー以外なら、多分、大丈夫ですので。
ハハハッ、もうすでにお嬢様感漂ってる気がするんだけどなあ……頭が真面目で賢かったらこの山一気に片付けられるんだけどなぁ……(遠い目を見る。まるで夏休みの宿題を夏休み終盤までに終えられなかった人のようで)
…まー望乃だっていつも頑張ってるじゃねえか。望乃をみて教わったこともたくさんあるんだぜ。

…なるほど。(苦いの苦手かなとふと笑いながら、)
うんじゃあちょっと持ってくる。待ってて。
(と静かに、けど急足で調理室に向かいーー)
(しばらくして、カップ2杯と簡単なクッキーの乗せたトレーを持ってやってきた)
…おまたせしました。今回のアフタヌーンティーのオレンジペコの紅茶と、クッキーです。
ゆっくりと召し上がってください。
(丁寧な口調と仕草でそう言い、テーブルの上に置いて望乃さんを席に誘おうとする)
そ、そうですか?
では、レイアさんみたいに……ご、ご機嫌ようフーガさん?(身近なお嬢様を真似て、カーテシーを)
この山に立ち向かおうとする心意気があるのが、凄い真面目ですよ……
わたしだったら引き出しの中にお片付けしちゃいますもの。(遠い目になる。…夏休み最終日に、引き出しの奥から白紙の宿題の束が出てきた経験のある人の顔だ)

ふふー、そんな風に褒められるとなんだか照れてしまいますね。
…自分が出来ることを、一生懸命頑張る。
困った時は、ひとりで抱え込みすぎずに周りの人達を頼る。
悩んでいる人がいたら、声をかけたり、一緒に悩んで考える。
召喚されて、色々な人達に出会って教わったことを、頑張ってきた甲斐がありました。えっへん。
……!!急に素敵な執事さんが現れたのでドキッとしちゃいました…
フーガさん、そういう雰囲気も似合いますよね。
以前のアフタヌーンティーの時も、素敵でしたもの。
(あの時のふたりは、永遠に幸福な時間を過ごしているのだろうか。なんて思いながら、誘われたお茶会の席につく)
わぁ…紅茶の良い香り……いただきます。
アハハ、ごきげんよう、望乃嬢。改めてようこそ館の中へ…といったところか?
(と丁寧にお辞儀をする)…そのカーテシー、様になってるぜ。本当のお嬢様だ。

へえ、つい無意識に押しこめちゃいたくなるタイプかい? …おいらも衛兵として新入りだった頃はそんな感じだったなあ(くすくすと微笑ましそうに笑いながら)
まあ、いずれにせよどれも今後に繋がるための大事な内容ばかりだからなあ、近いうちに完成しないといけない。 …けどこうしてお話する時間の方が大事。だから、この山は、明日まで心の中の引き出しにしまっておくさ。(と言って、書類の山を、引き出しの中にしまう)

へへ、本当にあの夏からよく頑張ってきたよな…(と胸を張る望乃さんの頭を優しく撫でようとしながら)…望乃はいつの時に召喚されたんだ?
アハハ、そうか? 今まで男くせーことばっかしてたから、こういった…すまーとでかっこいいやつを自分がなるなんて、想像もつかなかったんだがな。しかも執事、衛兵よりスッゲー難しいしよ。(と首を掻きながら、照れるように笑う)

…望乃のメイド服も様になってたぜ。お菓子作る姿とか、配膳する時の姿とか…色々素敵だった。
後…薔薇をみたてたアップルパイ、スゲエって思ったぜ。

…あの二人、今頃どうしてんだろうな。
(そういいながら、自分も紅茶を啜る。…初めのうちは音を立てて飲んでいたのが、今ではなるべく音を立てないようになった)
ほ、本当のお嬢様…!じ、自分でやっておいて何ですが照れます、ね。(ほんのり紅くなるほっぺたを隠すように両手で包んで)

えぇと、その…あ、あとで!あとで、やろうとは思っているのですよ。
ですが、ちょっと引き出しに入れておいてそのまま忘れてしまうことが……(そして後で発見した時の絶望感も思い出して震える)
ふふ、ありがとうございます。きっと、明日のフーガさんが頑張ってくれると信じて。
今はフーガさんとのんびり過ごさせて頂きますね。

わふ……っ。
ふふーーーん、もっと褒めて下さっても良いんですよ?
(頭を撫でる手の温もりに、嬉しそうに目を細め)
えぇと、召喚されたのは確か今年の初夏の頃……
シレンツィオリゾートのサマーフェスティバルの少し前、だったような。
…まだフーガさんや皆さんと出会って、数ヶ月しか経っていないのに。
もう、ずっとずっと前からお友達みたいな気分です。
そうなんですか?衛兵さんも、色々と難しくて大変そうですが……
衛兵さんのお仕事って、どんなものなんですか?
こう、あちこち見回ったり、とか?
(元の世界では、どんな風に過ごしていたのか。ふと気になったので、尋ねてみる)

メイドさんは、あの時より前にもやったことがあったので。
その時には、レイアさんもクウハさんも一緒だったんですよ。
ふふふ、実は自信作だったのでお褒め頂き嬉しいです。
…今度、フーガさんのお部屋に遊びに来る時に作ってこようかしら。

それは、もちろん……ふたりで、幸せに過ごしていると、思います。
きっと、誰にも邪魔をされずに…永遠に。
(そうであってほしいと、願いながら。紅茶を一口飲んでから、クッキーに手を伸ばす)
ぁ、もしかして……クッキー、フーガさんの手作りだったりします?
ハハ、まあ確かに慣れてないことしてたら、後で我に返って照れちゃうよな。

ああ、おいらもそんなことあった……なんか忘れ去られた遺物みたいな感じになって……
見なかったことにしてたら、後で隊長に叱られてたなあ……
アハハ! 相当恐ろしい体験したんだなあ……ちなみにその後ちゃんと片づけたのかい?
ハハハ、明日のおいらにたくさん苦労させて、今はたっぷり甘えちゃうぜ。

ん、それじゃあ……よしよしよしよし……(わしゃわしゃと望乃さんの頭をなでる)
ええっと、初夏頃ってなると…つまり、5月から7月からって感じ…?
綺麗な薔薇が見ごろだったり、七夕だったり…。
…ハハ、おいらもそんな気分だ。おいらは今年の4月からだけど…気づけば友達が増えてたな…。
そうそうあちこち見回ったり…というか、警備が主かな。城内とか街中とか。
時に怪しい人物を見かけたら捕まえたり、偉い人を護衛したりもしてた。
それから、衛兵隊内で一部、軍楽隊を担っていたりもしていた。
……それなりに楽しいけど、夜警がスッゲーきつかったなあ…(と昔を懐かしむように)

(以前もやっていたと聞いて)……あ、もしかして、メイド喫茶の?
なんとなく報告書でちらっと見たが……望乃、もはやメイドに馴染んてるんじゃねえか。
もはや安定職では……?
え、いいの? …あ、いや、でも、おいらにだけじゃなく、住民たちへのお土産としてで…!
(一瞬独り占めになりそうなことに気づいて、焦りながら)

そうだな…誰にも邪魔されずに…………。
(少し思案した後で、)
…あ、ああ。ちょっとこっそり作ったやつだ。チョコクッキー。
最近とーすたーの使い方も慣れてきたから、試しにやってみようって。
忘れ去られた、漬物………!ふふっ、確かにそんな感じですね。
わたしの場合は、気合いと根性と親と親戚の力を借りて、なんとか片付けて……
それ以来、引き出しにお片付けしてしまうのは、多少減った、かと。

ほ、ほわぁぁぁ………っ(わしゃわしゃされて気持ち良さそうな声が漏れる)
なんだか、わっしゃわしゃ撫でられると、こう、ペットの犬にでもなった気分ですねぇ。
はい、そうですね。うろ覚えですが七月になったばかり、だったような……
と言うと、フーガさんと数ヶ月の差、なんですね。
フーガさん物知りですし、依頼でも経験豊富な印象だったので、
もう召喚されてから随分経つ大ベテランかと、思ってました。
警備、護衛、音楽隊……大変そうですけれども、街の安全や、誰かを守るお仕事ってやり甲斐がありそうですね。
…………フーガさんは。やっぱり、元の世界に、帰りたい、ですか?

はい、それです。喫茶店でメイドさん、楽しかったですよ。
メイドが安定職…!?
まぁ、料理やお掃除は好きですし、雇って下さるお屋敷があればそれも悪くはないですね。
……フーガさんが、将来大出世して豪邸に住むことになったら、雇ってくれます?
そしたらアップルパイも独り占めできますよ、ご主人様ー。(将来の就職先を確保しようとする、わるいメイドさんの顔)

………わたし達。おふたりの願いを、叶えられたんてますよね。
(他にも何か出来る事があったのでは、なんて思いながら。チョコクッキーを摘んで、ぱくり)
とーすたーって、パンを焼くものと聞きましたがクッキーも焼けるんですね。
サクサクで美味しいですし、紅茶とも合いますね。
…不味そうなだぜ。
優しい家族もいたもんだ、おいらのとこは殆ど自己責任だったから、どうなっても自分で片付けろって。
(頭を掻きつつ)…多少は、ねえ? まあ、けど進歩したってことだよな…もしまた気づけば溜まったとなら、手伝うぜ?(微笑ましそうな、でもちょっと意地悪そうな笑みを浮かべる)

アッハッハ、すまん…犬扱いするつもりじゃなかったが…つい撫でちゃうというか…(と髪を指先で撫でながら、整える。…ほのかな薔薇の香りのする髪の束は艶やかで柔らかい肌触りで、…と、何か良からぬことを考えてしまっている気がして、顔を少し赤らめる)
……まあそれなりに勉強したから、かな。
後は「直感」だよ。それに、他のベテラン様みたいに対人戦闘は不慣れだしな…簡単な護衛術でせいぜいだよ。
…だから、「大ベテラン」とはほと遠いさ。
「トランペットの大ベテラン」なら自信あるけど。
(そう言いながら優しく撫でる)
まあな。すっげー大変だけど、人から感謝の気持ちを述べられた時やお仕事が成功して一息ついた時には…大変な仕事やりまくっててよかったーって思って…酒や昼寝も美味しく感じるもんさ。
(帰りたいか)…まあ、おいらにも大事な家族がいるわけだからな。…最初召喚された時、これは絶対夢で、長い時間にいるほど早く目が覚めたい気持ちでいっぱいだったんだ。…けど、気づけば…元の世界にいる人たちより大事な人達が、できちまった。…今になって、これは夢じゃないんだって実感して…嬉しくなっちゃったよ。
(自分でもおかしなことを言っていると思うが…本当に、ありのままのことを話しながら、微笑みかける)
…望乃は、現地の人、なんだよな。家族とか、住んでるとことか…イレギュラーズになってから変化したこととか、あるのか?特に変わらねえか?

ップ、ハハハッおいらが王族みたいになれるわけねーだろーよ、おいらはただの衛兵だしよ。
それに、おいらとしてはメイドとしてそばに居てもらうより…………いや、なんでもない。(と、顔を赤らめながら咄嗟に口を塞ぐ)

ああ、叶えられてる。
……生前は、色々と縛られてばっかりだったからよ、
死んでからでなければ叶えられないこと、だったんだろうよ。
…辛いけど、むしろ、幽霊の恋人達にも手助けできて、よかったぜ。
そうそう、しかもわざわざ本物の火を焚きつける必要がねえってすげえよなあ…あ、ただ、「だいやる」を回す時間とか熱量とか…加減とか覚えなきゃあっという間に丸焦げなんだ。大変だぜ…。
…お、味、いけるか? 紅茶も合っているようでよかった…レイアほどは上手くねえけど…(と照れるように頸を掻く)
まぁ、何があっても自己責任で片付けるのが良いですよね。
でも。どうしても、どうしても駄目だったら、頼っちゃおうかしら…(真面目に自己責任で頑張る気持ちと、お手伝いの誘惑に甘えたい気持ちの間で葛藤しつつ)

べ、別に嫌ではないので。フーガさんが撫でたいのでしたら、いつでも、どこでも触っ……なな、なんでもない、です、
(髪を整える、大きな掌や太い指…男の人の手の感触を意識すれば。もっと触れてほしい、なんて思う自分自身に驚いて口を噤む)
……で、でも、フーガさんは元々衛兵さんだったわけですから。
直感と、過去の経験が活かせているってことでしょうか。
ふふふ、確かにトランペットは大ベテランですね。
そう言えばトランペット以外の楽器も、演奏出来るのですか?
(帰る場所、元の世界の家族や友人がいることは判っているのに。今すぐにでも帰りたい、と言われなかったことに、ほっとしてしまう)
夢……外の世界から来た人達にとっては、ここは夢の中や、物語の世界、みたいなものなのかも、しれませんね。
でも、フーガさんがここで、良い思い出や大事な縁に恵まれたことは、
この世界の住人として、なんだか嬉しいです。
わたしは……ローレットの近くに引っ越した、くらいで。
帰ろうと思えば故郷にはいつでも帰れますし、家族にも会えますから。そこまでは変わらないかも、です。

ほ、ほら、何か、こう、偉い人の命を守った功績とかで大出世が……
でも、フーガさんはその辺りの欲はあまり無さそうな気もします。
……?なんでもない、と言われるとなんだか気になるのですが。
ほらほらー、『姉ちゃん』に隠し事する気ですかー?(つい実家の弟に接するノリになりつつ)

……そうですね。叶えられて、ますよね。
それに、もしかしたら。
もしかしたらふたりも旅人《ウォーカー》になって、
他所の世界に渡って幸せに暮らしているかも、しれませんし。
…わざわざ火を起こさなくて良いなんて、魔法みたいでびっくりしますよね。
でも、ちょっと目を離した隙に真っ黒焦げになってしまう、なんて噂も聞いたことがありますが……やっぱり、加減を覚えないと大変、なんですね。
ふふ、レイアさんの淹れるお茶も美味しかったですが、
フーガさんの淹れるお茶も美味しいですよ。ほっと落ち着く、良いお味なのです。
おうおう、本当に一人で駄目だと感じた時に頼ってくれよ。
……おいらもそのあたりでちょっと頼っちゃうかもだけど(ボソっと)

? ……さっきの言葉の続き、気になるじゃねーか、『姉ちゃん』?
(と意地悪そうな笑みを浮かべる)

そうかもしれない。……まあ、直感でやったとはいえ、医者や魔法使いみたいな感じのを本格的にやることになるのは、さすがのおいらも実感わかねーけども。

(トランペット以外の楽器も、演奏出来るのですか?)
ああ。一応基礎としてなら。
新米の頃は、手持ち無沙汰だったし、
ギフトの『黄金の百合』ドラドは戦闘向きではないってことで、
しばらくの間は、代わりとしてリュート弾いてた…
(と、少し立ち上がって戸棚を探った後で、)
…これ。(と、『ノービスリュート』を見せる)
今は戦闘用のトランペットを確保してそれを主に使っているが、
たまに息抜きで弾いてみたりしてるぜ。
望乃…これも、本当に都合の良い夢とか物語の世界なんかじゃねえんだよな…?
(そうであってほしいと願うかのように、縋り付くように寄り添う)
そうか…けど…ということは、突然一人で暮らすようになった、ということ、になるよな…。
召喚されるとき、予告無しでいきなり別の場所に飛ばされ、世界を助けるために手伝えって言われるようなもんだから…。
……家族に会える機会があるとしても、寂しくねえか?
(そういいながら、望乃さんの背中をさすろうとする)

まあ将来家族に安心させようとするなら、そういった出世も大事だが…(頭を掻きつつ)
けど、そうなれば金や名誉にとらわれ過ぎて、
命を守るための根本的なことを忘れて、自分の大事な人をも助けられない、なんてことになんねーよう、気を付けなければ、だな。

(ふたりも旅人《ウォーカー》になって、他所の世界に渡って幸せに暮らしているかも、しれません、と聞いて)
…アッハッハッ!その発想はなかった!!!(と思わず大笑いをしてしまう)
てことは別世界からあの二人が召喚されて再会、って可能性、あるかもしんねえなあ…。
(運命のいたずらで離れてしまうかもしれない、といった発想もあるが、それは望乃さんが心配するので敢えて言わないでおく)
そうだなあ…加減を覚えておかないと…そして火を起こし方忘れねえように気を付けないと…。
そ、そうなのか…? それなら、良いんだが…けど、お茶の入れ方、レイアに教わるんだったなあ…半端独学だと限界があるぜ…。
(頭をカシカシ掻きつつ)
(実家の姉のように接するノリで聞いてくる望乃さんに対して、)
『姉ちゃん』…………。
(不安そうな瞳で見つめる。仮にも今は義理の姉のような人に対して、今考えている甘えはあまりにも禁忌的では、と考える。
けど…壁があるとしても、「両想いみたいなもの」という言葉を、信じてみたい気もする)
…………おいらとしては、メイドとしてそばに居てもらうより、嫁さんとしてそばに居てほしい。(と、かなりの小声で、けど素直にそう答える)
ふふ、勿論。
フーガさんもしんどい時には遠慮なく頼って下さいな?
……フーガさんは、辛いこと程、一人で抱え込みすぎてしまいそうな気がしますし。

……………っ、本当に、なんでも、ないです。(続きを言いそうになるのを、無理矢理押し込める。…だってわたしは『姉ちゃん』だから。『弟分』みたいな人に対してそんな風に思うのは、いけないこと、だもの。)

(戸棚から出てきた楽器に目を輝かせ)
ぁ、リュート!そういう楽器を待つと、吟遊詩人感が出ますね。
わたしも少し練習したことがあるのですが、なかなか難しくて……また、時間がある時に練習しようかしら。
フーガさんと合奏できたら楽しそうですし。
大丈夫。わたしもフーガさんも夢じゃないです。ちゃんと、ここにいますよ。………えいっ!(寄り添うフーガさんの頬に手を伸ばして…ほっぺたをつねろうとする。夢じゃないかを確かめる時の典型的方法である)
そうですね。召喚される前と生活は大分変わりましたが……
有難いことに、フーガさんや色々な方々とのご縁ができたので。
寂しくなる時間よりも、楽しい時間の方が多いのです。
(それでも、寂しさが全く無い訳ではないから。背中をさする手の温もりに、今はちょっとだけ甘えておく)

た、確かに。将来的なこととか安心感とかで、適度な出世、大事かも……?
でも、それでフーガさんらしさが失われてしまったら悲しいですし。
道を踏み外さないように、初心忘れず、ってかんじでしょうかね。

そ、そんなに大笑いする程ヘンな発想、でしたか?
……ごく普通の一般人のわたしが特異運命座標イレギュラーズになれたのですから。
あのふたりもそう、なれたらいいな、って。(二人が召喚されて再会、の言葉にぱっと表情が明るくなる。勿論、そうなったらまた大変なことがあるだろうけれども…でも、そんな可能性があったら、素敵だなと思うのだ)
お茶の世界も色々と奥が深そうですので、習ったら案外ハマっちゃうかもしれませんね。
ふふ、フーガさんのお茶の淹れ方がレベルアップしちゃうのかしら。

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