PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38128



名前:『白銀花の巫女』フィナリィ・ロンドベル
種族:ハーモニア
性別:女性
外見年齢:二十歳前後
一人称:私
二人称:~さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:足がきれい、可愛い、ちちしりふともも、緑茶好き、深緑風
設定:
遠い昔、アルティオ=エルム生まれのハーモニアが居た。
高い魔力を持ち、高度な魔術を操る、優秀な魔導師であったらしい。
治癒魔術の他、特に結界や封印の魔術に優れ、多くの者に『白銀花の巫女』あるいは『聖女』と慕われた。
優美さと淑やかさを備えた美しい女性であったが、時に意思を曲げぬ頑固さや、苛烈さも伝承される。
後に彼女は幻想王国レガド・イルシオンを建国する、勇者王アイオンの協力者になったとされる。


幻想中西部は、太古の昔に『死の女神フレイスネフィラ』を名乗る怪物王が支配していたとされていた。勇者王アイオン一行は、遂にフレイスネフィラを『スラン・ロウ』の地に封印することになる。彼女は封印の際に、その命を失ったとされる。自身が望んだ『生け贄』として――。




これらの伝承は、幻想王家と一部の貴族達にのみ伝わっており、殆ど知られていない。




シフォリィは彼女、そして彼女の伝承を知らない。だが、このところ、度々不思議な『夢』を見る。



それはまるで、『前世の記憶』ともいうような───








pipiGMに設定委託していただきました:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1558
名前:アナトラ
種族:人間種
性別:女
年齢:14歳
一人称:わたし
二人称:ご主人様、~様、あなた
口調:です、ます、でしょう
特徴:元奴隷
設定:
 少女の名はアナトラ。幻想で開催された奴隷市で販売されていた少女である。
 彼女は多くは語らないが「多額の借金を背負った父の為を思って自ら人買いに取引を持ち掛け、奴隷となった」とだけ過去を教えてくれた。
 嘗ては幻想では成金と呼ばれた商家の娘であったが、漕ぎ出した商売が波濤に飲まれるのも早かったという。
 奴隷となった以上は本来の名も、ファミリーネームを捨て、奴隷商人がで名付けた家鴨を自身の名としているらしい。
 本来の名を名乗る事は気恥ずかしいのか、天に対しても「アナトラと呼んで下さいませ」と穏やかな口調で言ったと言う。

 ――本来の名は、アリエーテ・ヴァン・フンスリュック。母は幻想貴族ラブラドル家の末娘、父は成金商人のフンスリュック。
 仮にも貴族であった母を持つ以上、素性が知られればラブラドル家にとってのゴシップに成り得ると少女は理解しているのだ。

 そんな境遇故に、彼女は手酷い扱いを受けた訳ではない。元から跡目になるべく教育を受けてきた彼女は高級奴隷としての位置にあった。
 流れるような銀の髪に、母と瓜二つの色違いの眸。整ったかんばせは貴族達にはウケたがアナトラが提示した条件が購入の手を渋らせた。
「わたしは奴隷ではありますが、殺しの術も色事も行うことが出来ません。ただの使用人として購入して下さる方を求めております」
 その言葉に挙手をしたのは一人の老貴族ウィンゲートであった。ウィンゲートは『アナトラと楽しく生活をしてくれる者』を求めてローレットへと依頼を出した。
 その依頼を受けたのが日高 天。「何かを護れるかも知れない」という想いが「アナトラを護ってやらねば」という心に変化するのは容易だった。
「天様をわたしは此れからご主人様とお呼び致します。どうぞ、宜しくお願い致します」
 静かに頭を下げたアナトラは自身の知識を活かして天を支えることを決めた。彼が自身を守ってくれるのならば、自身の全てで支えよう、と。


イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41130
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1542

文字数の関係で一部省略しています。
フォーマットに合わせて再度

名前:"怨嗟"
種族:【純正】肉腫
性別:なし
年齢:?
一人称:?
二人称:?
口調:不定形
特徴:【怨嗟】【醜悪】【純粋悪】【自業】【復讐】
設定:レイヴンをつけ狙う正体不明の化物。赤黒い胴体から血のような液体と無数の手足を無造作に零し続け呻き声を上げ続ける。呻き声は老若男女様々で、それに理性や性格があるとは到底思えない。
「イタイ」
「クルシイ」
「コロス」
 ごくまれに血文字や呻き声がそのような形を取る事はあるが、これらが化物の意思であるかは不明。
 化物はいつからか傍にいた。はじめは豊穣より帰郷したレイヴンの目の前で、それは通行人の内側から食い破る様にして生えてきた。
 一度はレイヴンが単身交戦、撤退に成功した。しかし化物は川のほとりから、彼が倒した魔物の死体から、密室の壁から襲い掛かる。
 いつそいつが襲ってくるかはわからない、能力は強力な魔種相当であるがそれは交戦するほど『レイヴン・ポルードイに有利になる様に能力や戦法が変質している』兆候が見られる。
 明らかに混沌証明の域を超えた化物に対しローレットは魔種と定義、その足跡を追っている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/33330
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1287

文字数制限のため後半は割愛
アドリブ歓迎
名前:ディーン・ルーカス・ハートフィールド
種族:旅人
性別:男
年齢:25歳
一人称:私
二人称:貴方、~君、~嬢
口調:だね、だよ、かい?
特徴:やや桃色がかった金髪に紅玉の瞳、がっしりした精悍な体つき。家紋の入った旗を常に持ち歩いている

設定:
蓮杖 綾姫の元の世界の英雄。異星からの侵略戦争にて常に最前線で戦い、極めて多大なる戦果をあげ地球の守護者にして異能者達の旗頭でもあった。
絶滅戦争(蓮杖 綾姫の公認設定参照)では異能者側ではなく、正義心と道徳心、自身の信念により人類側について綾姫たち異能者集団と死闘を繰り広げた。

世界崩壊の瞬間に混沌に召喚され、イレギュラーズとして活動していたが……。
ある依頼での護衛任務中に想定外の強力な魔種に襲撃され、仲間を逃がすために殿を請け負いそのまま消息不明となっている。
彼の姿が再度確認されたのはそれから数週間後の事だった。幻想と傭兵の国境近くの集落で発生した襲撃事件、その敵性集団の中に彼の姿があったという報告があったのだ。(報告者は前述の魔種襲撃時に逃された人物であり、彼の行方を調査中だった)

彼を含む集団は集落を襲い、家々を焼き払い無辜の民を殺し尽くして去っていったという。
本来の彼の性格からはまったく想像できない暴虐に、なんらかの精神汚染、洗脳の類が予測されている。また、襲撃時の彼の表情は苦悶に満ちており本人の意識は残っている可能性も残るとの事。

彼の本来の性格は義に篤く、正義心と道徳心を正しく持つ好青年。弱きを助け、公明正大であることを芯に据える信念を持つ。元の世界では英国において貴族に列する一族の若き当主。
戦においては最前線で味方を鼓舞し自ら剣を揮い人類を守護せしめた英雄。絶滅戦争では人類の悪辣な策に頭を悩ませつつも、同胞たる異能者の無差別な虐殺を見過ごせず、罪なき民を守るために人類側となり綾姫ら異能者達と戦った。

保有していた異能は竜王権限。竜にまつわる様々な能力を行使する権限。それは強靭な爪であり、豪壮な牙であり、赫熱の吐息である。しかして幻想の覇者たる竜も、混沌肯定により弱体化。
また、常に持ち歩く旗は味方を鼓舞し敵に畏怖を与える先祖伝来の呪物。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41778

※登場に際し設定のアドリブ・変更調整は自由にしていただいてOKです。
名前:イスラ
称号:『夢見る鉄の魔女』
種族:鉄騎種
性別:女
年齢:不明
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:です、ます
関係者企画:【鉄帝国包囲網】海路同盟
(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928)
設定:
ヴィーザル地方に住まう高地部族ハイエスタに属する、とある一族の長。夢に関する呪術や占術を操る魔女であるためか常に眠そうにしている……どころか、会話の途中で突然眠ったりする。しかも眠ったまま会話し続けたりするので、とてもマイペースで掴み所がない印象を他者に与える。

争いが争いを生むヴィーザル地方の現状について、このままでは魔種に付け入る隙を与えるだけだと考えており、早期に鉄帝を追い返すことでヴィーザル地方を「あるべき姿」、すなわち元の環境に戻したいと思っている。

ある日、彼女は「黒い影」がヴィーザル地方を覆う予知夢を見た。ヴィーザル地方の未来が暗いことを悟った彼女は、親交があった『ホワイトツリーの悪魔』アリステア、『氷河崩し』クレスツェンツに協力を要請し、ノーザン・キングス内でもかなりの規模を誇る派閥「ノーザン・オリジンズ」を結成、かつてのヴィーザル地方に回帰すべく行動を開始した。

「元のヴィーザル地方を取り戻す」一環として、かねてより旧ヴィーザル地方の勢力に接触を試みている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/34664
名前:クレスツェンツ
称号:『氷河崩し』
種族:海種
性別:女
年齢:20代
一人称:オレ
二人称:オマエ
口調:だぜ、だろ、じゃねーの
関係者企画:【鉄帝国包囲網】海路同盟
(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928)
設定:
ヴィーザル地方の戦闘民族ノルダインに属する、とある一族の若き長。一族からは「クレスの姉御」と慕われている。どんな苦境も豪快に「がっはっは!」と笑い飛ばす女傑。

略奪を躊躇わず命に対する敬意に欠けるノルダインには珍しく、狩猟による自給自足を是とし、食事の際には命へ感謝を捧げる。それは彼女が鉄帝のなおざりな侵略を見て育った世代であり、「あの国と同類になったら終わりだぜ」と考えるに至ったからである。

幼少の頃より親交があった『夢見る鉄の魔女』イスラの思想に賛同し、ノーザン・キングス内でもかなりの規模を誇る派閥「ノーザン・オリジンズ」を結成した。ノーザン・キングスが一枚岩でないことを懸念しており、ノーザン・キングスの大将が鉄帝を追い出した後でどうするつもりなのか、返答次第では大将の座から蹴落とすことも考えている。それが若さ故の暴走として破滅の道となるか、それとも若さによって新しい道を切り拓くか。今はまだ分からない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/34666
名前:アリステア
称号:『ホワイトツリーの悪魔』
種族:獣種
性別:男
年齢:20代
一人称:俺
二人称:お前
口調:だ、だな、だろうが
関係者企画:【鉄帝国包囲網】海路同盟
(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928)
設定:
ヴィーザル地方の獣人族シルヴァンスに属する、とある一族の若き長。可愛い見た目とは裏腹にやたらと低音の良い声をしている。ただし非常に口が悪く、ひねくれ者の皮肉屋。愛称はアリスだがそう呼ぶと「略すな、愚か者め」と怒られる。

鉄帝のおざなりな侵略に「どこまでも俺たちを見下し、誇りを踏みにじる行為だ」と嫌悪感を抱いており、そこからアレルギーレベルの鉄帝嫌いを拗らせている。そのため鉄帝の武器を奪って戦う他のシルヴァンスたちのことを「鉄帝を追い返すために自分達が鉄帝に染まってどうする」と白い目で見ており、鉄帝の武器は全て破壊、森を利用した原始的なトラップや弓を駆使して戦う。

足並み揃わないノーザン・キングスのことも「くだらない」と思っており、身内と共に今まで通りの静かな暮らしが出来るなら何だっていいというスタンスだが、幼少の頃からの友である『氷河崩し』クレスツェンツと『夢見る鉄の魔女』イスラのために渋々2人に協力している。

猪突猛進で勢い任せなクレスツェンツ、のんびりマイペースで天然が入ったイスラに挟まれて非常に苦労している。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/34665
名前:マルツェル
種族:鉄騎
性別:男
年齢:20代
一人称:僕
二人称:貴方
口調:(普段)だ。だよね (目上には)です。ます
特徴:鉄帝、モリブデン警備隊
関係者企画:鉄帝国包囲網、鉄帝首都内戦(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/14771

■設定
「邪魔だから殺すっていうのか!?それなら僕達は、獣と何も変わらない!」

モリブデン警備隊の隊員であり、ニキータ(【鉄帝首都内戦】関係者)の部下
前線で戦うより頭を働かせるタイプなので、普段は書類仕事中心

中流階級の出身であり、昨年まで内政官を目指して大学に通っていたが、父親がギアバジリカで負傷して働けなくなり学費が支払えなくなったため休学
現在は比較的給料の良いモリブデン警備隊に勤務して貯金しながら、復学を目指している
学費を払えず退学するしかないと思い詰め、酒場で自棄酒していたところを拾ってくれたニキータには感謝しているが、それはそれとして彼のだらしない部分が許せないので、時々小言を言っている
「隊長、書類は丁寧に扱って下さい。これ公文書ですよ!」
「内政官の方が待遇は良いだろうけど、此処を選ぶのも悪くないかもな…いえ、何でもありませんよ」

ヤドヴィガ(【鉄帝首都内戦】関係者)と同郷であり、酒場で故郷の曲を奏でていた彼女と意気投合
以来、よく二人で話すようになり彼女に思いを寄せて行く
「音楽家ゲームを覚えているかい?音楽祭でやっていた、数字と、数字が置かれた場所を基に、隠された数字を当てるやつ。僕は子供の頃、あれが全然解けなくて悔しくて…一位の人だけがもらえるメダル、欲しくてたまらなかったなあ」
「聞いてくれ、復学の見込みが立ったんだ!春になったら復学して、幾つか単位を取ったら任官の試験を受けられる。そうしたら…君に、伝えたい事があるんだ」

内戦勃発後、檄文が撒かれた番地の数字の羅列が音楽家ゲームになっている事に気付く
「ヤドヴィガ、もしかして君は…」

座標を突き止めた後は、慣れない銃を手に敵拠点への突入に同行する
ヤドヴィガが窮地に陥っていたら助けたい。そんな願いを抱いて
「隊長、僕も行かせて下さい。ここで行かなかったら、一生後悔する…そんな気がするんです」
「そんな事のために、ヤドヴィガをこんな目に遭わせたのか…」

アレンジ可

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38350
名前:ムラト
種族:鉄騎
性別:男
年齢:60代
一人称:儂
二人称:お主
口調:だ。だろう
特徴:鉄帝、クラースナヤ・ズヴェズダー(以下、教派
関係者企画:鉄帝国包囲網、鉄帝首都内戦(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/14771


■設定
「教会領という夢は、イレギュラーズを他国に取り込まれてはならないという焦りと、ギア・バジリカで露呈した強者と弱者の分断を修復せねばらならないという社会的な要請と、絶望の蒼の開拓で多くの犠牲を支払った教派の者達に何かしら報いてやらねばならないという政治的な要請を、継ぎ接ぎして作り上げられた怪物だった
故に、本来生まれる筈のなかったその怪物は、絶望の蒼開拓の熱狂が過ぎ去り、食糧不足という現実的な問題が立ち塞がった時、忽ちの内に寄る辺を失い、追われる身となってしまったのだ」

アミナ(【鉄帝首都内乱】関係者)と同郷の革命派の司祭
死の床にあった族長から子供(アミナ)の後見役を託されて以来、彼女を見守って来た
実の娘のように彼女を愛しており、彼女が領地経営を通して明るさを取り戻した事を嬉しく思っている

だが彼は部族の存続にも責務を負っている
アミナが内戦を主導する等、彼女を切り捨てねば部族が存続できない状況に陥った時、苦渋の決断をせざるを得なくなるだろう
「あの子が魔種に堕ちたと。討伐せねばならないと、そう言ってくれ。頼む…そうすれば皆救われるのだ」

アミナが魔種である事にすれば皇帝に弓を引いたのは教派ではなく、魔種化して正気を失った者という事になる
そうすれば、教派全体が、部族の皆が、追われる事は避けられる
だが、それはアミナへの死刑宣告に他ならない。魔種は殺さねばならない
少数を切り捨て、多数を生かす。忌み嫌ってきたその手段を取らねばならない

「あの子一人の為に全員を道連れにするつもりか!儂だってこんな事を言いたくはない
あの子が小さい頃から面倒を見てきた。助けられるものなら、助けてやりたい
だが、事が起こってしまった以上、もうあの子を助ける術はない
全員死なせるか、あの子を見捨てるか…どちらか選べと言われたら皆を死なせるわけにはいかんだろうが!」
「無念だ、あまりにも…主は、本当に我らを見守っていらっしゃるのか」

アレンジ可

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37865
名前:『黒髭』ビョルン
種族:カオスシード
性別:男
年齢:30代
一人称:わし
二人称:てめぇ
口調:だ。だろ
特徴:ヴィーザル、ノルディア、ノルダイン
関係者企画:鉄帝国包囲網、海路同盟(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928

■設定
クレスツェンツ(【海路同盟】関係者)の近くに居を構える、とあるノルダインの部族の長
クレスツェンツの部族とは長きにわたる縄張り争いを繰り広げており、伝統的に仲が悪い
だが、クレスツェンツの実力と人格は認めており、イスラ(【海路同盟】関係者)に賛同する同志となったのを契機として和睦。共に旧ウィーザルの解放戦線へ赴く
「ふん、黒い影だなんだってのはよう分からんが、同族が助けを求めてるってんなら断る理由はねえわな。行くぞ野郎ども、謝礼をたんまりふんだくるチャンスだ!」

やや間が抜けており、大事な場面で失敗する傾向がある
例えば、身を潜めて鉄帝の戦闘部隊をやり過ごしつつ、補給部隊を強襲・略奪する任務の際に、盛大にくしゃみをして敵に見つかって窮地を招いてしまう等
「絶対に音を立てるなよ。略奪はタイミングが肝心だ。このまま身を隠して、奴らが油断しきったところで一気に…ふあっ、ふあっ、ぶえっきし!…おいクレスツェンツ、てめぇのせいで見つかったぞ」(流れるように罪をなすりつけながら

とは言え、彼は、幾多の死線をくぐり抜けた勇猛果敢な豪傑でもある
窮地に陥っても慌てず騒がず、部下を叱咤し奮戦するだろう
「こうなっちゃ仕方ねえ。野郎ども、剣を鳴らせ、雄叫びを上げろ!全員ぶっ殺して、奴らを狼のエサにしてやれ!」

クレスツェンツが苦戦していれば、文句を言いつつ救援へ
「どうしたひよっ子、そんなもんか!?てめぇの先代は、もっと骨があったぞ!」

逆に救援された場合は、不満げに口を曲げつつ、素直ではない礼を言う
「へっ、余計なことを。てめぇに助けられるほど落ちぶれちゃいねえよ…礼はウォッカ一樽で良いか?」

クレスツェンツがノーザン・キングスの大将に対し思うところがあるのは察しており、酒宴等の席で聞き出そうとする
「んで、本当のところは何を企んでやがるんだ?いい加減に腹を割れよ、腐れ縁とは言え長い付き合いなんだ。ここまで来たら、最後まで付き合ってやるさ」

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41632

アレンジOK
名前:『魔女の衛士』ラクラン
種族:鉄騎
性別:男
年齢:20代
一人称:俺
二人称:お前
口調:だ。だろ。(魔女には)です。ます
特徴:ヴィーザル、ハイエスタ
関係者企画:鉄帝国包囲網、海路同盟(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928

■設定
ハイエスタにて、イスラ(【海路同盟】関係者)の護衛を担当している戦士の内の一人
先祖代々、魔女様の護衛を任されている事を誇りに思っており、イスラを大切に思っている

性格は真面目で心配性であり、イスラが予知夢で見た『ヴィーザル地方を覆う黒い影』が、イスラに危害を加えるのではと心配している
イレギュラーズが彼らの村を訪れた場合、イレギュラーズが、その黒い影ではないかと思い警戒する
「イスラ様は、この先にいらっしゃる。お前達と違って尊いお方だ。くれぐれも失礼のないように」
「この先は聖地だ。イスラ様が通せと言うから通すが、俺はお前達を信用していない。妙な真似はしない事だな」

イスラが旧ヴィーザルの解放のため前線に赴こうとすれば反対するが、最終的には折れて付き従う
「はあ、見かけによらず強情なんだから…分かりました。何があっても、絶対に俺達から離れないで下さい。それが条件です」

イレギュラーズへの疑念が晴れるとすれば、イレギュラーズ達がイスラを危機から救った時だろう
「イスラ様…良かった。貴女に何かあったら、俺はどうしようかと」
「すまなかった。これまでの非礼を詫びる。…それと、イスラ様を助けてくれて、ありがとう」

旧ヴィーザルに特に思い入れはないが、イスラの言う事であれば正しいのであろうと考え、果敢に戦う
イレギュラーズと和解した後は、彼らの危機にも躊躇なく馳せ参じるであろう
「まだ戦っている…イスラ様、間に合いましたよ!」

酔っ払うと、イスラに初めて会った時の話を延々とするので、衛士仲間から辟易されている
「子供の頃さ、どうしても魔女様を見てみたくて、村で一番高い木に登ったんだ。そしたら思ったより高くて、足がすくんで降りられなくなってまってよ。寒くて日が落ちてきて、もう駄目だって思ってたら、イスラ様が俺を見つけて飛んで来てくれたんだ。それが嬉しくってさ。俺はよ、その時からあの方だけは絶対に守ろうと…おい、まだ話の途中だぞ」

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41711

アレンジ可
名前:ケズ・ベンネル

種族:人間種
性別:男性
年齢:28歳
一人称:俺
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:~だろ、~だぜ、だろうがよ、だろうな
特徴:味方、人情派、元盗賊、頼れる兄貴肌

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1569

設定:
 ラサ傭兵商会連合、ティーネ領マジア地区にて区長を務める男。今はエルスの提案で練達化学を取り入れた農業技術を駆使しスラム等一部にある食糧不足を解消するべくマジア地区での農業を行う他、一ヶ月に一度練達へ農業技術を学びに行っているらしい。
 元々は盗賊の一人としてエルスと出会い、そしてエルスにより成敗された。そこから元盗賊にすぎないケズがティーネ領マジア地区にて区長の務めを果たすばかりか高度な農業技術さえ吸収する才能を見せていることは、人々に驚きをもって迎えられている。だが、もしも彼の出自を知る者がいたならば、それも当然だと納得することだろう。彼自身が語ることは滅多にないが、彼の一族はとある小オアシス都市の有力者であり、幼少期にはそれなりの教育を受けていたものだ。
 けれども一族は都市内の勢力争いに敗れ、砂漠に放逐されてしまった。

 ここまで彼がマジア地区の発展に勤しむのも、エルスの期待へ答える他マジア地区の領民が区長が決まった日にお祭り騒ぎを起こし温かく迎え入れてくれたかららしい。
 こう見えて情に厚い男なのである。

 傍にいる雄鶏はルプレ・プイと言う名前らしい。名前がしっかりしているが、特に飛行種か獣種かは不明らしい。今のところ普通の鶏として扱っている。盗賊時代に経験した飢餓の時は何度涎を拭った事だろう。

 エルスに対しては最初こそ自分を区長にするなんざどういう了見だ……と、警戒していたが、今では「お嬢」と呼び、この道へ導いた恩人として慕いエールを送る。揶揄うのも忘れず。
 そう揶揄う傍ら、彼自身さえ忘れた彼の才能をエルスは見抜いていたのだろうかと感服している。

「ケズってんだ、よろしく頼むぜェ」
「農業ってのはいざやってみると面白ぇもんだぜ? それを俺に解らせたんだ、お嬢のラサへの情熱は嘗めれるもんじゃねぇって事さ」
「お嬢は相も変わらず赤犬が好きだなァ? ククク」

他設定はお任せ、アドリブ歓迎。
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/39252
名前:ブレナー
種族:不明
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):実年齢は不明。外見年齢は80前後。
一人称:ワシ
二人称:君
口調:~じゃ。~じゃの。~なのかの。
特徴: 柔和、目隠れ、お人好し、世話好き、優しい、無口。
設定:
【秘宝種修理職人のほんわかお爺さん】
果ての迷宮の中、境界図書館の一角にある小部屋に住む老人。
腰はまがり、伸びた白髪で目元は隠れているけれど、その口元はいつも笑顔で穏やかで、たっぷりと蓄えた白髭が「ほっほっほっ」と静かに笑う声に合わせて揺れる様子からも人柄がにじみ出ている。
時々トンテンカンテン木槌を叩く音が部屋の外に漏れ聞こえている。
ロートルな老職人に見えるが、その実、傷ついた秘宝種の核を癒したり、ボディのメンテナンスをしたり、ボディを失った秘宝種に変わりのボディを用意するなどができる数少ない人物……らしい。
彼の部屋にはいつでも誰でもいけるわけではなく。
必要な時。
必要な人だけが招かれるとか。
トンテンカンテン、木槌の音が聞えたら、あたりを見回してみては?
見知らぬ扉が、そこにあるかもしれない。
詳細はわからないけれど。
技術については不明。尋ねても笑顔で「ほっほっほっ」と答えるのみ。
年齢や種族、来歴なども不明。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41819

(アドリブ歓迎)
名前:フィン
種族:獅子の獣種
性別:男
年齢:20代
一人称:私
二人称:貴方
口調:です。ます
特徴:ヴィーザル、シルヴァンス
関係者企画:鉄帝国包囲網、海路同盟(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928

■ギフト
超嗅覚(危険感知):災害・強敵等の危険が近付いている事や、その危険のおおよその強さ、大きさを嗅覚情報として感知することができる。感知可能な範囲は、天候や状況による

■設定
アリステア(【海路同盟】関係者)の幼なじみ
何度も文句を言われているが、幼い頃の愛称そのままに、アリステアを『アリス』と呼ぶ
「そうは言っても、アリスはアリスでしょう。昔は何も言わなかったのに…」

思慮深く、警戒心が強い性格であり、巧みに森林に身を隠しながら、鉄帝の補給部隊や、孤立して包囲された部隊の襲撃・任務を着実にこなす
「どうやら敵の物資は、相当に不足しているようですね。最初は半信半疑でしたが、これなら本当に勝てるかも知れません」

ギフトにより危険には敏感であり、イスラ(【海路同盟】関係者)の言う『黒い影』と思しき危険が差し迫った場合、即座に退却を進言する
「嫌な匂いがします、深い沼の底から立ち上ってくるような。広がって、近付いてくる……
アリス、今すぐ離れましょう。ここは危険です」

その危険が非常に大きい場合には、イスラやクレスツェンツに知らせに行くという話が出ても、首を横に振るだろう。彼が本当に守りたいものは、同族のみであるが故に
「駄目です、もう間に合いません。行けば必ず巻き込まれます
アリス、貴方はもう族長なのです。貴方の判断に、皆の命が掛かっているのですよ
クレスツェンツ達には悪いですが、元より私達には関係のない戦いです
ここで皆を危険に晒す理由はない。貴方も言っていたではありませんか」

(アリステアがそれでも譲らない場合、ため息を吐いて)
「約束して下さい。盟友としての最低限の義理を果たしたら、すぐにその場を離れると」
「アリス、ここはもう持ちません!早く撤退の号令を!」

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41837

アレンジOK
名前:イヴェール・イフォラ
種族:幻想種
性別:男性
年齢:95歳
一人称:俺
二人称:君
口調:だ、だね、だよ
設定:
 植物研究者にして樹木医。
 故郷であるアルティオ=エルムに存在する植物を研究・治療している青年。アンテローゼ大聖堂での活動を中心に大いなるファルカウの傍にある。
 霊樹の保護や研究、周囲に蔓延った穢れや不穏なる気配を察知して『治療』する事が彼の役割である。
 精霊魔法の使い手としても名高く、精霊達のサポートが研究には欠かせないと言う。
 故妖精郷などにも踏み入れ常春に咲いた植物たちの特異性なども研究し続ける。其れ等が植物だけではなく、人の為にもなるように。
 アンテローゼ大聖堂には植物由来のポーションを寄付するなど慈善事業にも事欠かず、故郷から出て霊樹訪問をする際の宿として使用しているそうだ。
 深緑から出ることは滅多にないが『情報提供』を承ける度に外への憧れを募らせている。
 だが、外の世界に出る前に永きを共にする迷宮森林の植物たちに幸福を与えてやらねばならないと、自身のフィールドはアルティオ=エルムであると定めている。
 非常に穏やかな気質であり、研究者肌。幾許かのんびり屋過ぎるきらいがある。だが、それが彼が植物や精霊に好かれる所以であるのかもしれない。
 怒ることは滅多にないが植物と大切な人を傷付ける人間には明確に嫌いだと言い切る強い意志を持っている。
 アルティオ=エルムの植物は大切な人達。其れ等を傷付ける人間を彼は赦すことはないだろう。

 クルルとは異性の友人でありながら飲み友達である。珍しい植物や冒険を聞いてはイヴェールは驚くばかり。
 イヴェールへと『外』の情報を提供しているクルルが無理や無茶をしないかを日々、心配し続ける。
 ……実のところは一応は許嫁という関係性であるがその関係を彼が触れることは珍しい。
 今は、イレギュラーズとなって『外』を楽しむ彼女を見て居るのが何よりも楽しいから。

設定委託:
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1557
イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38698
名前:リル・ランパート
種族:ブルーブラッド
性別:女性
年齢:15歳
一人称:私
二人称:~様、~さん、シャルティエ様
口調:です。ですか、でしょうか。ですね。
特徴:褐色の肌に灰色の毛並み。灰色狼のブルーブラッド。
設定:
 鉄帝国の貧しい山村生まれ。
 幼い頃に口減らしとして売られ、幻想の商人の家(スチュアート家)に仕えていた。
 子供の居なかったスチュアート夫妻は小さいリルを優しく迎えてくれた。
 温かく美味しいご飯とふかふかのベッド。
 メイドとして一般的な教養と家事を教え込まれた為、スチュアート夫妻には感謝している。
 おそらく、何処へ行っても生きて行けるようにと、与えてくれていたのだろう。
 スチュアート夫妻はリルの嫁ぎ先まで考えていたという噂がある。
 リルは子供のように愛情を注がれ育ったのだ。

「なあリルよ。お前は、その……好きな相手とかはおらんのか?」
「え? 旦那様? 突然どういう事ですか?」
「いえねぇ。もうリルも素敵なレディになったでしょう? そろそろ結婚相手をねぇ……」
「まぁ、奥様まで。私はまだまだこの家を離れるつもりはありませんよ。
 だって、旦那様と奥様の傍が私の居場所ですから」
「そうか。まぁ、考えるのはもう少し後でも大丈夫かもしれんな」

 しかし、数ヶ月前にスチュアート家に強盗が押し入り夫妻は惨殺された。
 強盗は金目のものを奪い、リルを攫っていった。
 ベッドの上で真っ赤に染まったスチュアート夫婦を見ていないのは救いだったのかもしれない。

 その後、奴隷商人に売り飛ばされたリルは数人の奴隷と共に幻想の裏市場に入った。
 最後に彼女を見かけたのは、ギストールの街だったらしい。
 その街は今、何者かに襲撃を受けて惨状が広がっている。
 リルの行方は不明である――


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1578
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41126
名前:九野 深杜(くの みもり)
種族:獄人(ゼノポルタ)
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):14歳
一人称:私
二人称:お前、お主、呼び捨て、ヴァールウェル
口調:~だ。~だろう。~かもな。(慣れると柔らかくなる)
「私は知らぬ。放っておくがいい。……あ、こらやめろ! 私に触るな!」
「お主には言って無かったがな、私は封印されし一族の末裔で……おい、人の話をきけ」
特徴:瞳は黒く染まり。赤かった髪は白へと変わった。角には呪術が刻まれている。
設定:
 口調は荒いが心根は優しいゼノポルタ。
 豊穣の山奥の村で育った為、世間知らずで人を疑う事を知らなかった。
 村はゆったりとした時間が流れる平和な所だ。
 その純朴な少女は騙され、奴隷商人に売られ、呪いの道具として売買されるに至る。

 ――お前は獄人だから。
 そんな言葉で人の尊厳を踏み躙って行くのだ。
 呪いにより左の瞳は黒く染まり、赤い髪は白くなっていった。
 少女の心は荒れ、元の純朴さからはほど遠い、罵りの言葉を吐くようになる。
「誰が、お前らなんかに屈するものか。私には、私の人生があるんだ! 此処から出せ!」
 暴れ回る深杜を押さえつける為に、拘束具が着けられた。
 絶対服従を課す為に、ゼノポルタの象徴である角に刻印が刻まれる。
「――不服従を禁ずる。抗えば角より頭蓋へと呪いの言葉が走るぞ」
 耳元で囁かれる悪魔のような言葉。呪術で縛り付けられた痛みと苦しみは深杜の精神を蝕んでいく。

 最終的には国外へ出荷された。
 幾人かの奴隷と共に幻想へと流れ着く。
 鉄の檻の中に詰め込まれて、恐怖に震えた。見知らぬ土地でどうなってしまうのだろう。
 けれど、豊穣の地とて安寧があるわけではないのかもしれない。
 挫けそうになる心。誰か助けてと。何度願っただろう。

 最後に彼女を見かけたのは、ギストールの街だったらしい。
 その街は今、何者かに襲撃を受けて惨状が広がっている。
 深杜の行方は不明である――

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1573
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41246
名前:シェラ・シィラ
種族:獣種
性別:女
年齢:18歳
一人称:私
二人称:貴方
口調:です、ます、でしょう
特徴:ラド・バウファイター
設定:

鉄帝国が誇る大闘技場『ラド・バウ』に所属する闘士
黒魔法使いと渾名される美しき少女、シェラ・シィラその人。
儚げな風貌に、虫一匹殺せなさそうなほどに気弱にも見える彼女は穏やかに敵を滅するプロフェッショナルである。
神秘的な魔術の素養が強く、幼い頃から自身の戦闘能力を上手に加減することが出来ない事で『黒魔法使い』と渾名されることになった。
故に、『手加減』の為に彼女は魔法少女のようなスティッキを握って居る。それに魔力を通すことで、ある程度コントロールできるのだ。

シェラの両親は魔力のコントロールを憶えるためにとラド・バウへと一人娘の出場を決定した。
その時点で両親達はシェラは簡単に敗北することはないだろうと考えていた。あれよあれよとランク戦を勝ち進み、今や『黒魔法使い』の渾名が通り名に変化する程に。
幼少期は黒魔法使いと怖れられ、年頃になっても『黒き魔導』と怖れられ……。
故に、彼女に欠如したのはコミュニケーション能力である。無口で、あがり症。話す代わりに魔力で一撃をお見舞いしてしまう。
彼女は鉄帝らしくない外見で鉄帝らしい少女であるのかもしれない。取り敢えず攻撃一発でコミュニケーションをとる為にラド・バウファイターとは何となく上手く言っている。
本来ならばパルス達のような可愛らしい女の子として活動したいが……それもまた夢の夢。
「私が、ですか……や、やだ、そんな……アッ!」
アイドルスカウトに来るマネージャーを魔力で一撃お見舞いした時など、泣き濡れて三日くらいラド・バウで暴れ倒したほどだ。

気が昂ぶったり緊張したりした際は魔法のコントロールが超が付くほどド下手くそになる(自称)為に、ランク戦などでは暴走した状態で相手と会うことが多い。
「だ、だめです。その……ごめんなさい。手加減できないかも知れません(緊張してますの意)」
「ごめんなさい。私、その、倒してしまうかも知れません……(緊張してますの意)」
――それが相手を挑発していることなどシェラは何時までも知る由がないのだ。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/26465

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1582
名前:柊 吉野
種族:獄人
性別:男性
年齢:14歳
一人称:俺
二人称:アンタ、お前、呼び捨て、遮那様(目上には~様、~殿などを使う事も)
口調:基本『だ、だろ、だよな、なのか?』稀に『おらぬ、かもしれんな』等が混ざる。
(目上には少しぎこちない敬語を使うこともある)
特徴:顔に傷のある獄人の少年。遮那の側仕えという名目で召し抱えられる。遮那の代わりに各国へ赴くこともある。

設定:
 以前、村で烏天狗が暴れていた時に、救って貰った恩義がある。村の名前を春日村という。
 村の人達が怪我をしたり、家屋が壊れてしまった憤りを、慰労の為に訪れた遮那に対してぶつけてしまう。
 丁度、烏天狗に右目を返す名目も兼ねての事だった。

「申し訳なかった。私達がもう少し早く訪れていれば」
「……何なんだよ、お前! 簡単に頭を下げんじゃねえよ!」

 吉野の知っている八百万という人々は高慢で、決して頭など下げない、いけ好かない者ばかりだった。
 だからこそ、余計に腹立たしく思った。何が腹立たしいのか吉野には一瞬理解出来なかったが。
 心の中に問いただしてみれば『悔しい』という感情が在るのだと気付く。
 以前、烏天狗と戦っていた時の、生き生きとした『同じ年頃の少年』は居なくなってしまったから。

 吉野は心の奥底で、遮那からの反論を望んでいたのだ。
 それで言い争って喧嘩でもして打ち負かしてやれば気分も晴れるのだと思っていた。
 けれど、一足先に大人になってしまった遮那からの謝罪で、自分の小ささに打ちひしがれた。
 同時に。遮那を足早に大人にさせてしまった環境に憐憫を覚える。

 そして興味が湧いた。

設定委託 https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1524
イラスト https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38626
文字数の関係で一部割愛させて頂きました。
名前:ミーサ
一人称:わたし
二人称:あなた ~さん (家族は呼び捨て)
口調:です ます ですか?
種族:純種・幻想種
特徴:ふわふわの赤い髪と、責任感を持ち合わせた真面目な少女。
設定:
 ファルベライズ事件にて、イレギュラーズ達に『救出』された子供達の傭兵部隊『オンネリネン』。その第三部隊のリーダーを務めていた少女。年齢は12歳(情報登録時点)で、誕生日は8月8日。
 リーダーを任されていたこともあり、責任感は強い……と言うより、自分に『かくあるべし』と責任を抱え込んでしまうタイプの少女。リーダーとして、自分は皆を、家族を導き、守らなければならない。そう強く思いながら、まだリーダーとしての経験の浅い彼女は地獄へと向かってしまう。そこで目にしたものは、死にゆく守るべき家族と、死んだ家族と同じ顔をした敵の姿だった。

 事件の顛末の説明は依頼報告書に譲るが、いずれにせよ、その件を契機に、ファルベライズ事件で派兵されたオンネリネンの子供達は、その殆どがラサ、そしてイレギュラーズ達に保護されることとなる。ミーサも例外ではない。だが、保護された彼女の胸中にあったのは安堵等ではなく、後悔と懺悔の念。自分がもっとしっかりとしていれば。自分が正しくやれていれば。家族は死ななかったかもしれない――そう思い詰めてしまうのは、彼女の性分である。

 そんなミーサを引き取ったのは、アーマデルであった。ミーサの性質を敏感に感じ取ったアーマデルは、このままでは彼女が潰れてしまうと感じた。それ故に、ミーサを自身の領地――豊穣の地へと誘った。ラサ、そしてアドラステイアから遠く離れ、しばし心を休めて欲しい、そんな思いからだった。張り詰めていたミーサにとって、それはどれだけ心の救いになっただろうか。遠く離れた異国の地、異なる文化と異なる空気。その穏やかな時間の中で、ミーサの心は少しずつ癒されていく。そしていつかミーサは、これからの事を、アーマデルへと相談するだろう。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1560
全身図:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41904
名前:ラクリマ
種族:ディープシー
性別:不明
年齢:13歳
一人称:僕
二人称:~さん、バイラヴア
口調:です、ます、ですか?(バイラヴアには~かな?だよ。かも)
特徴:宝石の様な美しい鱗と鰭を持ち、瞳は赤珊瑚を讃える。
設定:
 豊穣の近くに住んでいた海種の子供。
 貴族達の間で交わされる『国外への奴隷売買』のため、騙され攫われてしまった。
 豊穣の海に住む美しい人魚は高値で売れると触れ込みらしい。

 屈託の無い笑顔を見せる子供で、人を疑う事を知らなかった。
 岩場で釣りをしている男に手招きをされて近寄ったのだ。
 男の手の中を覗き込むと、見たことも無いような玩具があった。
「これは大陸で流行の玩具だ。こんな小さなものだけじゃなくもっと大きな物もある」
「わぁ……すごいですね」
 目を輝かせて男の話を聞くラクリマ。
「じゃあ、もっと凄い玩具をみせてあげるよ。上がっておいで」
「はいっ!」
 そうして、海の中から出てしまったディープシーの子供は、慣れない陸地で捕まえられた。

 鉄の檻の中に入れられ運ばれる。国外へ出荷されるのだ。
「出してください。ここから出して……っ」
 ぽろぽろと零れ落ちる涙。宝石みたいに輝いて鉄の檻の中に落ちて行く。
「……なぁ、もう泣くなよ。勿体ないだろ」
「あなたは、だれ? 勿体ないどういう事ですか?」
 檻の中には獄人の少年が居た。両手に嵌められた鉄枷の鎖が鳴る。
「こんなに綺麗だから、他の奴に見せるのが勿体ないって言ってんだよ」
 ――これがバイラヴアとラクリマの出会いだった。

 そして、豊穣から幻想へ。
 最後に彼を見かけたのは、ギストールの街だったらしい。
 その街は今、何者かに襲撃を受けて惨状が広がっている。
 ラクリマの行方は不明である――

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1577
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41060
名前:ティオ(識別番号10)
種族:人間種
性別:不明
年齢(或いは外見年齢):15歳
一人称:ぼく
二人称:お前
口調:だ、だろ、だよな
設定:
 幻想王国で騒がせた奴隷市でスティーブンに保護された奴隷。
 元は人間種を後天的に幻想種に出来ないものかと考えたマッドサイエンティストに飼われていたらしい。
 マッドサイエンティストの実験材料である傍ら、マルガレータ・フォン・ミーミルンド男爵令嬢の遊び相手であった。
 研究者はミーミルンド男爵家の出であるらしく『奴隷であれど幸せであって欲しい』と願ったマルガレータの『おねだり』を聞いて空き時間は遊び相手にしていた。
 マルガレータ嬢が生きている間は彼女の遊び相手として研究識別番号の10からとって『ティオ』と呼ばれ幸福に過ごしていたが、
 彼女が不慮の事故で死亡してからは研究材料としての側面が強く、日々、メスで体を傷付けられ続ける事もあった。
 悪逆非道なる行いを男爵家の一員であるが故に責める者は居なかった。
 だが、行きすぎた行いで在る事を見咎めた当主は妹であった令嬢の「ティオが幸せになるようにお家を見つけてあげてね」の言葉の通り、何とかミーミルンドの外に出る策を講じた。
 幻想で大規模な奴隷販売が行われるという情報が出た際に当主であったベルナールが「違う研究をしてはどうか」と提言したことで用済みとなり市へと流されることとなった。

 廃棄品であるという認識が強く、魔法使いの歯車おもちゃであった自分のことを兎に角嫌っている。
 故に、基本的には他者を警戒し、厳しく接する。
 自身を購入したスティーブンもそうした事で自身を購入したと信じて疑わず、聞く耳を持たない。
 体に触れられることと裸を見られることを特に嫌い、自身の性別を悟らせるようなことは一つも発することはない。
 故に、着替えを少しでも見ようものなら烈火の如く怒り続ける。
 何時かティオの心が溶け、笑顔を見せてくれる様になる日が来ることを願うが――ティオは『優しかったマルガレータ様』の想い出に浸っているのだ。

 ……それでも危険な場所から出ることが出来、スティーブンが危害を加える相手でないことも、今が幸せで在る事をティオは知っている。
 知っていても、素直になれない年頃なのかもしれない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1580
名前:アンジェロ・ラフィリア
種族:スカイウェザー
性別:男
年齢:14歳
一人称:僕
二人称:~さん、君、ちゃん。アーリアお姉ちゃん。
口調:かな。だよ。かも。
特徴:褐色の肌と純白の翼を持った双子の少年。青灰の髪と碧瞳を持つ。
設定:
 ティノ・ラフィリアの双子の弟。ティノは常に行動をともにする半身。
 ティノとアンジェロは幻想のスラムに居た。薄い灰色の裏路地。
 何をするにも二人は一緒だった。共にご飯を食べて、共に眠ったのだ。
 叩きつけられる理不尽な暴力や痛みも二人で居れば平気だった。

「信じられるものか。僕らが『――――』だなんて」
「また言ってるし。お母さんとお父さんに内緒って言われてるんだから言っちゃだめ」
「大丈夫だって。だれも聞いて無い……」
 アンジェロの視線の先にはふてぶてしい男が見えた。
「誰だ!?」
 ティノはアンジェロを背に隠し、突然の来訪者を睨み付ける。
「さっきの話。じっくりと聞かせて貰えるか」
「何のこと? アンジェロ分かる?」
「ティノが分からないんだったら、僕も分かんない。それにおじさん、だあれ?」
 アンジェロは翼に隠したナイフを男に向かって投げつけた。
「くそっ、ガキが!」
「ティノ今のうちに、逃げ……」
「だめだ。囲まれてる」
 アンジェロを庇うようにティノは翼で覆い隠す。
「弟には何もしないで!」
「ティノ……」
 震える双子の腕はいとも簡単に捻り上げられた。
 大人と子供では何れだけ抗おうとも振りほどけない。
 それでもアンジェロはティノと離れないように手を繋いでいた。

 その後、彼等は幻想のスラム街から姿を消した。
 ミーミルンド家に出入りしているだとか、奴隷市場に流されただとか。
 そういった噂はあれど、確証たり得る情報は見当たらなかった。

 最後に彼を見かけたのは、ギストールの街だったらしい。
 その街は今、何者かに襲撃を受けて惨状が広がっている。
 アンジェロの行方は不明である――

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41244
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1576
名前:ゴッドフリート・バチェラー
種族:ブルーブラッド
性別:男性
年齢:40歳
一人称:私
二人称: (目下、他人には)お前、(目上には)~殿、(敵には)貴様、親しい相手には(呼び捨て)
口調:~だ、~だな、~なのか? 
特徴:身長2m近い巨漢。
力むと胸のボタンが飛んだり服が破けたりするので、儀式以外では司祭服は着ない。
大きなもふもふの尻尾が自慢で、愛でられると「よせ」と言いつつ満更ではない。
ワイルドな中に元聖騎士らしい品行方正さも兼ね備える。

設定:天義北方教区、サン・サヴォア領教区の教会の神父。
鉄帝との境界に近いこの地に生まれ、若くして聖都に出て聖騎士に。
しかし頭角を表す獣種は差別と妬みの対象となり、遂には同僚から不正義を密告されて投獄。
解放されたのはネメシス動乱後の恩赦によるもので、密告が虚偽であったことも証明され名誉は完全に回復された。

牢から出た彼を待っていたのは、戦いに巻き込まれた妻と子ども達の死という辛い現実。
心の支えを失った彼は聖騎士団に戻る気にはなれずに騎士を廃業。
郷里に帰り酒を飲むだけの失意の日々でアーリアに出会う。
負けた方が何でも言う事を聞くと飲み比べ。
女と侮り負けたゴッドフリートに、アーリアは二つの命令を下す。

一、動乱よりこの方不在となっているサン・サヴォア領の教会の神父となり、復興と発展に尽くすこと。
二、動乱で親を失った子どもを引き取り、何が正しいのか自分で考えられる子に育てること。

それは生きる希望を失った男へのアーリアなりの励まし。
そんなアーリアのイイ女ぶりに惚れた彼は彼女に求婚。
そして恋人がいるからとあえなく玉砕。
本人は尻尾のふさふさ度で彼氏に負けたと思っている。

教会孤児院の子ども達については可愛がりつつも、間違ったことをするとゲンコツを食らわせる。
とは言え、かつて聖騎士時代に『神々の猟犬グレイハウンド』と呼ばれた剛腕とは比ぶべくもない。
最近では領地内の揉め事の仲裁までするようになり、鉄拳制裁で事を収めるように。

親しみを込めアーリアは呼び捨て。
彼女の家の不正義については郷里を離れていた時期でよくは知らない。

「女の過去は聞かないのがいい男ってものだ」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/29632
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1180
名前:獏馬
種族:夜妖
性別:不明(人型の時は少年)
年齢:不明(人型の時は14歳ほど)
一人称:僕
二人称:お前、あいつ、呼び捨て、龍成、あまね
口調:だね。だよ。なの? でしょ?
特徴:
・夜妖の時:紫黒の身体に大きな口。夢の中を渡り歩く怪異。
・人型の時:身長は160cmほど。白い髪を肩口で揃えている。着物を着ている事が多い。
設定:
 夜夢を駆け、記憶と魂を喰らう、悪性怪異。燈堂の宿敵。
 普段は夢の中に潜んでおり、見つけるのが困難。
 しかし、取り憑かれた人は記憶と魂を食べられ死に至る。
 燈堂暁月の恋人、朝倉詩織に取り憑いて、彼女の魂を啜り壊したことがある。
 その復讐の為、暁月に追いかけられる事となった。
 幾度も幾度も夢の中で交戦し追い払うも、諦めない暁月にはうんざりしているらしい。

 空腹と負傷。
 たとえ、どれだけ強くあろうとも。
 夜妖の力が弱まってしまう日というものは存在する。
 暁月は執念深くそれを追ってきた。
 本当にうんざりしてしまう。
 だからその日、獏馬とあまねは別たれた。

 暁月に追い詰められ、本体と尻尾に切り離された。
 尻尾の方は廻に憑き『あまね』と名が与えられる。
 本体の夜妖は何処かへ消え去り、消息不明とされていた。

 ごく最近、獏馬の消息が掴めたのだ。
 澄原龍成に憑いた獏馬は、彼の事が気に入っている。
 本来なら龍成が払うはずの共存代償を他人の生命力で肩代わりさせて補うほどに。

「――だったら、僕がその願いを叶えてあげる」
「誰だてめぇ……」

 龍成との契約は
 彼が獏馬に生命力を分け与えること。
 それが叶わないのなら他人から生命力を奪うこと。
 その代わり龍成に強さを与えること。

 そして、最後に命を『――――』

設定委託:
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1588

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38929
名前:赤羽
種族:旅人(人間)
性別:男
年齢:不明
一人称:俺
二人称:お前
口調:〜だ、〜だな、〜だろう
特徴:灰色に近い黒の長髪、赤い瞳、『大地』に似た容姿

設定:
赤羽・大地(p3p004151)を構成する、自他を嘲笑う天の邪鬼たる死霊術師の魂『赤羽』と、謙虚に静かに温厚に生きていた本の虫『三船大地』。
その『赤羽』が、大地に巡り合うよりもずっとずっと……数百年以上過去の、自らの肉体を捨て、流浪の魔術師となる前の、若き日の姿である。

この頃の赤羽は、自らの両親すらも唾棄、嫌悪しており、愛し、信じ合える肉親は双子の弟である『青刃』だけだった。
故に、姓……もとい、家名なども、無価値なものとして捨ててしまった。

富める者、奪う者、持てる者全てを羨み、惨憺たる自らの境遇を憎み、『クソみてぇな地獄』から這い上がらんと野望を燃やし……相手の心の隙間につけ込み、よく回る舌で、あるいは実力行使で、自分が満足するまで、相手の全てを奪い尽くすようになっていった。

自身の肉体の同居人たる『赤羽』の事を、大地は「口も性格も最悪」と評するが……性格に関して言えば、この頃の赤羽は更に冷血、悪辣、強欲である。

その中で、ひょんなきっかけから手にした魔導書を手に、魔術の研鑽に励み、知恵をつけ……反魂の法を発動させたのが、赤羽が流浪の魔術師となった原点だ。

……因みに今現在の赤羽本人は、「俺が元々どんな面してたかなんて覚えてねぇヨ」とのこと。

「別に、あの雄と雌に、俺達兄弟を産んだ責任を取れとはいわない。……だが。俺達をろくに教育するどころか、アイツ等は自分らが食えるように必死こいて働く訳でもなく、かといって、這い上がる好機を探そうともしやがらない。あんなの、よく喋る血袋以外のなんだっていうんだ」

「弱くて愚かで薄鈍いお前が悪いんだよ。だから奪われる、壊される。そうなるくらいなら、いっそ全部俺が貰ってやるよ」

「スラムの泥水で生きてきた身体なんて、どうせ長生きしないだろう。……だったら、こんな身体なんか捨てて、もっと美しく、健やかな身体を奪ってやる。……こっちはずっとクソな人生だったんだ、これくらい良いだろう?」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41984

※過去の赤羽が混沌に召喚された、という訳ではなく、赤羽の過去の姿のイメージです。
回想シーンなどで利用する予定です。
名前:奴隷
種族:飛行種(スカイウェザー)
性別:女性
年齢:外見年齢20代前半
一人称:猿轡の所為で喋れない
二人称:猿轡の所為で喋れない
口調:主人であるオラボナ=ヒールド=テゴスも知らない

とある奴隷市で購入したと思われる『もの』。
領地経営の際に気紛れで掴んだ『人間観察用』奴隷。
名前などはまだ決めておらず、取り敢えず衣食住だけは与えているようだ。
主な仕事は『ベーコン』の収穫・管理。
――それは表向き。

裏の務めは『主人を只管に凝視する』事。徐々に徐々に『自分もご主人様と同じ物』として扱われていく。時々一般人『N』(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1122955)の【本】を読んでいる(おしつけられている)らしい。

貴様は美(グロテスク)を知るべきだ。
オマエはボクを愉しませてくれる。
――如何か、この生活に満足し給えよ。
Nyahahahaha!!!

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41083
関係者SS
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1585
名前:ひまり
種族:カオスシード
性別:女
年齢(或いは外見年齢):15
一人称:ひまり
二人称:あなた様
口調:敬語、丁寧(~です、~ですか?、~でしょうか?)
特徴:黒髪パッツン
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41776
設定:豊穣で出会った女の子

性格は、大人しくて口数少なめ。
だけど、心の中は色んなことに興味津々なお年頃。
慣れるまでは遠慮がちな口調も、相手になれてくると歳相応な喋りに。
好きなものは、豊穣の有名な団子屋の桜餅。

豊穣で買い物をしている途中、出会った女の子。
猫耳と尻尾、獣種(ブルーブラッド)とは違う妖しい雰囲気にひかれて、蜻蛉の後ろをついてきたのが最初。

いつの間にか打ち解けて、仲良くなり、蜻蛉のお店「泪月亭」(おぼろつき亭)へ遊びに来るように。
気が向けばたまに、店番をしています。

もう1人の関係者、雅楽(うた)とは顔を合わせれば言い合いに。
それでも、なんだかんだお互いが気になる…そんな関係。
(雅楽設定:https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1174890)

「あなた様は、どこからおみえになったのですか?」
「今日は、この店のあるじ様は留守です。代わりにひまりがお店番をしています。」
名前:オースト=ラリア=ジョージ
種族:獣種(コアラ)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):30代後半
一人称:オイラ
二人称:名前+さん付け(ヨランダのみ姐さんor隊長呼び)
口調:渡世人の様な喋り方(~でさぁ、~ですかぃ?)
特徴:子ども好き、低い声、強面、巨躯、料理上手、笑顔が怖い
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41986
設定:元傭兵の料理人
義にあつく女、子どもには優しい(が強面過ぎて怖がられる)コアラの獣種。
今の服装は少しでも怖さを和らげる為のもの顔は気合いで部分変化(変化Ⅱ)して
さらに怖さを和らげようとしたらしいが2メートル超の筋骨隆々の大男で顔面が傷だらけのコアラと言うそれはそれで怖い見た目になっているが本人は何故か気付かない。
「言ったら言ったでアイツ凹みそうだし困ったねぇ」(ヨランダ談)
同僚たちやヨランダの孤児院の子供たちは慣れ切ってしまっているので
特にツッコんだりはしないらしい。

傭兵時代のヨランダの部下。
現在はヨランダの領地で昼は精肉店を営みながら夜は酒場で料理人をやっている。
見た目通りのタフガイだが弱いものいじめは嫌い喧嘩を売られたりしない限りは手を出す事は決してしない。

「今は此処(厨房)がオイラの戦場でさぁ。」
「ガキどもに手ぇ出したのはテメェらか?」
「ヨランダ隊長…いや姐さんには返しきれねぇ恩がありやすんで。」
・名前:リトル・ブラスト
・種族:旅人
・性別:女性
・年齢:18?
・一人称:わたし
・二人称:あなた(リトル同士は)呼び捨て
・口調:だ、だよ、だよね?
・特徴(外見):小柄 可愛い 短髪 アルビノ いたいけ
・特徴(内面):優しい 可愛い物好き 真面目 世話好き 癒し

小型複製体集団、Littleの一員。名前がブラスト。リリーと同じ小型複製体の失敗作。32cm。

ブラッドと似た体格をしてるせいで間違えられやすい。恰好で判別しよう。

小さい鈍器をぶん回して一撃で相手を倒す系少女。照れるときゃー!って感じで振り回してくる。ギフト無しで。

見た感じ至って普通の女の子。というか傍から見るとただただ小さい女の子。
甘い物も、可愛い話も大好き。
勿論たまにローレットに遊びに来ては話し相手を探している。

しかし仕事になると話は別、真面目にこなす。一撃で相手を葬ろうとするのである意味暗殺である。

奴隷商に捕まっていた所を保護され、littleの一員へとなった。ちなみにガウと同じ奴隷商である。……こっちは鍵が見つかったが。

見た目通りのシンプルな物理攻撃型。

ギフト:強撃
戦闘中のみ武器の能力がしっかり発揮される。要するに小さいブラストの武器でもしっかりと攻撃力が乗るという訳だ。
逆に言えば戦闘中じゃなければ乗らない。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41469

アレンジ・アドリブ歓迎。ギフトに関しては「そんな感じの」位と思ってください。変えても大丈夫です。
名前:ミニオン・カラマール
種族:旅人
性別:不明
年齢:不明
一人称:私
二人称:キミ
口調:~だ、~である、~であるか?(尊大な口調)
特徴:ものすごく不審者
性格:あらゆるものを縛りたいと思っている狂人
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41839
設定:
「人類という獣は縛られてなければならない」を教えとするカルト宗教の教祖、
その教えを体現するかのように常に自らを縛り付ける格好をしている。
その素顔は誰もみたものはおらず、性別も年齢も不明。
転移した後の世界でも教えを広めるため活動をしている。
ジョーイを発掘したメンバーの一人で彼の人格形成の一端をになっている、見た目に反して意外と常識を教え込む担当だったらしいが…緊縛関係の思いから悪影響も与えている。
こっちに来てからギフト効果で触手を召還できるようになったらしい。

※アドリブ大歓迎、魔改造もしちゃって大丈夫です
名前:迅香
種族:ゼノポルタ
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):20代半ば
一人称:基本は「私」。彼の独り言等、他者が絡まないときに於いては「俺」
二人称:「~殿」、ヴァールウェルに対してのみ「~様」
口調:「~です、ます、でしょうか?」

特徴:威圧的な風貌。しかしそれに対して気質が(主君であるヴァールウェルに感化されてか)平和主義者であるため、自分に怯える女性や子供に対してどう接すればいいか懊悩し続けている。

設定:
『彼岸のかた、尊きおかた。どうか此の身を貴方様の傍に侍らせてはいただけませんか。
 私の名は迅香。卑賤の身ではありますが、これから貴方様のお力になりたく思うものでございます』

 ヴァールウェルが豊穣に召喚されてから10年ほどが経ったとき、彼が住まう地に突如現れたゼノポルタの少年。
 その後十余年が経った現在に於けるまで、彼の世話役兼従者として仕え続けている。
 両親はヴァールウェルと出会った時点で他界しており、その後は彼が住まう村の者達に育てられ――その村の者達の言いつけによって、彼はヴァールウェルに仕えることとなった。
 その原因は、当時肉腫や呪詛に因る被害が絶えなかった頃に於いて、単身、豊穣で生き抜いてきたヴァールウェルの力量を知った村の者達が力を借りるべく、『対価』として身寄りのなかった迅香を差し出したためだ。
 平和主義者、かつ平穏を好むヴァールウェルとしてはそのような『対価』が無くとも村の人間に力を貸すことは吝かでなかったが、対する村の者達としてはそのような「代償を伴わない善意」に対して疑惑を抱いていた為に、半ば無理矢理押し付ける形として迅香を渡す形となった。
 この辺りもまた、当時の豊穣でどれほど人心が荒んでいたかを表す指標であるだろう。

(文字数制限により省略・設定委託参照希望)

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1589
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/40052
名前:空木(うつぎ)
種族:鬼人種(ゼノポルタ)
性別:男
年齢:Unknown
一人称:俺
二人称:呼び捨て
口調:粗野な感じ。~だな、~だろ、~か? 
特徴:【編み髪】【好色】【豪放磊落】【いい加減】【ワク】
その他:毒の刀技を得意としており、「毒空木(どくうつぎ)」の異名を持つ
設定:
 神威神楽は隠里に住まう鬼人種。天涯孤独の身であった孤児のルーキスを興味本位で引き取り育てた男。
 刀術に優れ、若き頃には鬼人種でありながら高天京で貴族の側付きの剣士を務めた経験もある。
 実際には待遇は奴隷同然であった為に早くも職を辞し、旅人の護衛や傭兵稼業を生業として居た。
 その為、神威神楽の地理には詳しい。不遇な子供を拾い育てたのは幼い内から気苦労を背負って欲しくないという理由だったのだろう。
 ルーキスを拾った事で、傭兵稼業や護衛業を廃業し、慣れない子育てを行うこととなる。しかも、鬼ではない別個の種で有ることで『気苦労』は耐えなかったことだろう……。

 鬼人種であるため、霞帝のとった政策に対しては好意的であり、彼の望んだ未来を作る事に協力したいと考えている。
 霞帝が目覚め、自身の実力を知った彼から『神威神楽復興』の手伝いを為て欲しいと声が掛ったことを受け、高天京に居所を移すことを考えている――が、居住まいを正した自身を弟子に見られるのは気恥ずかしいためにルーキスには伝えていない様子である。
 ……支度が調ったならば、彼は残った呪や獣達を狩り天子の期待に応えるが為に戦う事だろう。良き未来を目指すが為に――

※上記のテキストは設定委託の内容を部分的にコピペ+追記したものです。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/32624

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1386
診断名:OVD症候群(オーバーライドシンドローム)
(画像1:OVD症候群のグリムアザースの姿)↓
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/40847

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1591

設定:
この病気にかかると、二重人格のような状態になり、進行とともに「X」の人格が上書きされ、本来あったはずの人格が失われてしまう。そして最期には、別人となる。姿も変質し、恐ろしい魔種へと変じてしまうのだ。
そうなれば、もう救いはない。
練達は、これをOVD症候群(オーバーライドシンドローム)と結論し、患者を密かに収容している。
一部の研究者たちは、患者をコールドスリープさせることを選んだ。もう二度と、彼らが目覚めないように。

アクセル・オーストレームの洞察:
高熱にうなされる。一晩で症状は収まるが、以来、眠気を発症する。

Phase.1:過眠の症状が出はじめる。忘れっぽくなる。名前を呼んでも反応しない。治療が可能。
Phase.2:別人であるという主張。意識の混濁。泡が弾けるような、耳慣れない言葉の上書き。急な水中呼吸の能力。代償としての地上での呼吸困難。外見の変化。……治療は難しくなる。
Phase.3:本来の人格の完全なる消去・上書き。魔種化、あるいは拭い去れない狂気。治療は不可能。

Phase.1までの段階で、呼びかけ、自分が誰であるか思い出させることが出来れば、治癒は可能である。
2であっても、運が良ければもどってこられるだろう。
名前:『プロフェッサー』レジナルド・スタンフィールド
種族:旅人ウォーカー・人間
性別:男
年齢(或いは外見年齢):57歳
一人称:私
二人称:君(きみ)、~君
口調:~だ、~だよ、~だね、~だろうか?
特徴:穏やかな物腰をもち、礼節を重んじ、そしてピリッとした皮肉を放つ、英国紳士の鑑。

設定:
レジナルドは19世紀にとある伯爵家の次男として生まれた。幼いながらに聡明であった彼は早くに読み書きを覚え、勉学に励んでいた。
当時の貴族と言えば、長男のみの世襲制であり、レジナルドに相続権はなかったが、元よりレジナルドは貴族の没落をすでに予感しており、家の財産などには興味がなかった。わずかながらの金を手切れ金として受け取った彼は、早々に家名を捨て、スタンフィールドを名乗る事とした。
その後も勉学に励み続けた彼は、30歳を間近にして大学教授の座につくチャンスを得る。その獲得は有力視されていたが、当時の学内の派閥抗争に敗れ、結局教授の座につくことなく下野することとなる。その後はロンドンの小さな学校の教師として、生涯を終える筈であった――しかし、彼は混沌世界へと転移することとなる。

いくら彼が聡明とは言え、突然のファンタジー世界へ慣れることは難しかった。そこでひとまず、同じ境遇のものが多いという練達へと足を運び――そこでも結局、困惑することになった。彼の生きていた時代とは、数世紀以上も科学技術のレベルが違ったのだ。だが、科学であれば、まだ受け入れやすい。むしろ、レジナルドにとっては、齢50を超え、まだまだ学ぶことが山ほどあるという事の方が嬉しかった。
彼は様々な練達の技術を学び、継承し、扱えるほどに勉学に励んだ。そしてその姿勢から、何時しか周りのものは、彼の事を『プロフェッサー』と呼称するようになる。それは、かつての彼がついぞ得られなかった称号でもあった。

彼の知識と経験は、イレギュラーズ達にとっても大きな力になるだろう。彼の最大の武器は、頭の中にある。その鋭さは、たとえどのような時間、どのような場所であっても、決して鈍る事の無いものなのだから。

「プロフェッサー? 光栄だね。だが、私はごく普通の男だよ」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/33344
設定:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1600
名前:アンクル・ヘアリージャック
種族:獣種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):20
一人称:俺
二人称:君
口調:~かい、~さ、~だよ、~だよね?
特徴: 【お人よし】【ポジティブ】
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/35042
設定:
「グリム、今日はどんなことがあったのさ?」
幻想との国境に面した土地を治める天義の年若い領主。
人当たりが良く、明るい。
獅子の獣種であるが父や祖父のような力と身長に恵まれなかった。そのことにめげず、自身の持ち得る知によって領地を治めている。
まだ父が領地を治めていたころ、棺を担いだ男――グリム・クロウ・ルインズ(p3p008578)がが衛兵につれられてやってきた。
墓守はもはや誰なのかもわからない遺体の”名”を手掛かりにここまで来たのだという。
結局、遺体は領民の家族のものだった。
領主は大いに非礼を詫びると、グリムを手厚く歓迎しようとする。
ところが、グリムは、親子の再開を見届けると去ろうとする。
彼に興味を抱き、好感を抱いていたアンクルは、グリムを必死に引き留めようとしたが、報酬も、興味深い書物も、グリムの興味を引くことはできない。
そのとき、領民が駆け込んできた。
「貴方の評判を聞きました」国境付近で死んだ兵士の遺体が幻想にある。間違いなく息子だと思うのだが、証はない。確かめるために、どうしてもついてきてほしい……。
そのとき、アンクルは気が付いた。グリムは自分自身のことに対してはほとんど無関心だが、他人に対しては心を砕く。……あれ? すっごく押しに弱いんじゃないか?
グリムに聞いたところ霊園の位置がギリギリ領地の範囲内にあったこともあり、
グリムへ正式に霊園の管理を依頼すると、事あるごとにグリムを頼るようになった。
それは、友達として頼りにしているからでもあるし、アンクルが彼の此岸の要石で有ろうと、思い、浮世離れした彼を引き留められる存在で有ろうと願っているためだ。
名前:シン・オルバークラフト
種族:人間種
性別:男性
年齢:35歳
一人称:私
二人称:貴方
口調:~です。~ですね? ~でしょう。
特徴:温和、穏健
設定:
 幻想の貴族、北部方面オルバークラフト家の長子。
 派閥はアーベントロート派に属しているが、温和であり人当りが良いため派閥間を超えて友人が多い人物でもある。召喚され、身寄りが無かったジュリエットと偶然出会い、身元預かり人として名乗り出た人物でもある。
 オルバークラフト家は北部――つまり鉄帝との国境に近しい場所に領地を持っており、度重なる抗争の経験もあってか武闘派な面が強い家であった。しかしシン自体は前述の通り温和な人物であり、あまり荒事には向いていない。
 長子である故に次の当主として目されているが……
 武闘派の血族に相応しくないと思っている家臣も多い様である。
 その為彼の弟の方を当主に、という不穏な動きもあるとか。

 かような状況にはシンも頭を痛めているようであり、時々ジュリエットに零す事も。
 彼自身の武力は左程でもないが、知恵については中々回る方であり自身に敵対する者達の動きは早急に察知。彼に賛同する少ない配下を駆使して領内の『騒動』をなんとか抑え込んでいるようだ。

 ちなみにそんな大変な状況であるのだが、彼は度々王都メフ・メフィートの大図書館『ハプスヘルベン』に足を運ぶ本の虫でもある。歴史、各国の地理、面白い物語……それらを解きに夜深くまで読み漁る事もあるのだとか。
「いやはや全く飽きる事がありません。貴族の身など、いらぬ陰謀や政治に巻き込まれるろくでもないモノだとしか思えませんが……この図書館などに自由に出入りする事が出来る身に生まれた事は、実に感謝すべきですね」
 屈託のない笑顔でシンは本を語る。
 もしも貴族の身に生まれていなければ――こういう所に務める者にでもなっていたのかもしれない。
 その熱心ぶりには迂儒(うじゅ)卿とも揶揄する者もいるが、彼の知識は多くに精通する相当なものでもある。

 またジュリエットの事はイレギュラーズとしてこの世に訪れた存在と知り、今後の事を切に心配している。

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/32314
設定委託: https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1200
名前:『神鳥の姉』アイル=リーシュ
種族:アイビーのグリムアザース(属性は大地)
性別:女性
外見年齢:十代後半
一人称:わたくし
二人称:~様
口調:です、ます、ですわ
特徴:おしとやか、浮世離れ、優しい、引っ込み思案
設定:
 浮遊島アーカーシュに住む精霊で、最近グリムアザースとなった。
 好きなことはひなたぼっこ。好きなものは綺麗な水。

 前世代の神鳥ハイペリオンが雛の頃からの付き合いで、姉妹や親友のような関係であった。
 島の一部が崩落した際に、離ればなれとなる。
 その経験がある種のトラウマとなり、他者との交流が苦手。
 後に縁あって子世代のハイペリオンと一度だけ出会い、今はその身を案じている。
「あの子は、いまどこに居るのでしょう……元気でいてほしいですわ」
「そうですわね。人の言葉を借りるならば、姪のような存在でしょうか」

 だいぶ前に(彼女にとってはごく最近)、アーカーシュに人が現れ、何の因果か定住を始めた事を知っているが、交流は持っていない。
「人は儚い生き物。瞬く間に世代を重ね、更新されてゆく存在。わたくしなんて、すぐに置き去りにされてしまうでしょう」
「わたくしが生まれ落ちるよりずっと昔――ただアイビーのひとひらに過ぎなかった頃に。かつてきっと、この島の人々がそうであったように。誰もが、皆、去って行く……」

 島を取り巻く嵐が晴れてからというもの、たまに島民に会おうと考えたりもするが、未だ決心が付かずにいる。
「わたくしが誰かの力になるなんて、きっとおこがましいのですわ。あの時、そうだったように」
「けれど……手を取り合わねばならないのかもしれない、そのようにも考えるのです。ねえ、ハイペリオン。あなたならどうしたでしょう」
 このところ島の魔物(古代獣)が活性化をはじめていると認識しており、なんらかの手段を講じたいと考えている。
「狭い世界は、ただでさえ短い人の命を、容易に奪い去ってしまいます。このままでは、いつかまた誰も居なくなってしまいますもの」
 非常に長く生きているせいか、かなり浮世離れしており、物事を先延ばしにする癖がある。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/32014
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1601
名前:シェリー
種族:精霊種
性別:女性
外見年齢:10代(UnKnown)
一人称:私
二人称:あなた
口調:ね、でしょ、だわ、かな?
特徴:【ストレート】【華奢】【球体関節】【ゴスロリ系】【厭世的】【辛党】【依存癖】
設定:

さて――彼女の話をする前に、少しばかり前提の話をしよう

 彼の幻想――レガド・イルシオン王国が小貴族に引き取られたアシェン・ディチェットという少女がいる。
 くるりとした輝く瞳は始まったばかりの世界の期待に満ち。
 美しい白髪は豊かにくるりとウェーブしていて。
 その肢体は両親の愛に満ちて艶やかにすべるような柔らかさを見せる。
 口さがない者が例え『お人形』だと言ったとしても、それを修飾する『美しい』が入るような。
 人間種の貴族に拾われ、無上の愛を注がれた鉄騎の少女。
 これが彼女が形を得て自我を持つ前に見たアシェン・ディチェットである。

故にこそ、彼女はこう思ったのである
私も、あの子みたいに生きていたいなと

 希い、自分が何だったかも忘れて、まさに夢物語のように導かれるように小貴族に拾われた彼女は、望んだとおりの生活を手に入れた。
 やっと幸せにしてもらえる――などと思っていた現実は、ある日を境にプッツンと切れてしまう

 それは本の僅かな失敗だった。それは、本の小さな問題だった。
 けれどそれで彼女の綺麗な球体の関節は錆びついて、綺麗だった四肢は染みつくような血の色が滲んだ

着飾った純白のロリータ服は、漆黒に変質して、さながらゴスロリのように見えるようになった

――どうして? なんでこんなことにあったの?

――どうしてこんな目に遭うの?

――私は誰。

――私は何。

無意味で無情な問いの答えを探して、少女は歩き続ける
シェリーなんて、二人が与えてくれたまやかしの名前に縋りついて

彼女は『愛』にまつわる精霊種である
誰かを愛し、誰かに愛されることの喜びを知りえなかった愛にまつわる精霊種である

――だからきっと、自分とそっくりな彼女を見つければ
自分に似ているのに、まるで違う在り方になった彼女を見つければ
その執着は呪いに変わるだろう

嘆きも悲しみも悔恨もない
己に似た少女を呪い殺すためだけの悪意と化すだろう

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/35159
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1587
名前:へリングス
種族:海種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):18
一人称:俺
二人称:~さん
口調:だ、かよ、じゃねえの、~…っす。慣れない敬語
特徴:【心配性】 【寂しがり】 【繊細】【人間不信】
設定:
「……俺か? ああ、呼ばれるとは思ってなかった……っす。悪いです」
とある金持ちに飼われていた、リュウグウノツカイによく似た海種。希少種であることで高値で取引されていたのだが、カイト(p3p007128)の手によって救い出された。
元の場所に戻ることもままならず、行き場を失ったところで、カイトの「恩を返したければ好きにしろ」という言葉に甘え、なにかと面倒を見てもらっている。
口調はカイトを真似てみたのだが、「これは無礼なのではないだろうか」と考え、多少敬語を使おうとしているところだ。
”観賞用”として、長らく水槽の中に閉じ込められていたことで、生活に適応できていない。とくに、変化は苦手で、長いこと変化ができない。
まだうまく呼吸できないようで休み休みの行動になる。
日々出される「課題」が、日常復帰のトレーニングであることはうすうす察しており、日々特訓している。ふるまいを真似をされるたびに、カイトは奇妙な顔をする。
虐げられることが当たり前だったため、復讐心というようなものはなかった……のだが、カイトの手によって穏やかな生活を得て、あれが「当たり前ではない」と気が付いてから、ふつふつと世の中に憎しみが湧き上がってくることがある。しかし復讐相手はもういない。……そのはずだ。
生来は有能な働き者で、よく気の付く青年。
「何かすることねぇですか? 水仕事ならできますよ」

立ち姿:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41727
設定委託SS(布川GM):https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1607

設定委託して頂いたキャラです。基本的にはキャラが崩れない範囲でお任せです。
名前:エリアーヌ
種族:人間種
性別:女
年齢:18歳
一人称:私
二人称:あなた
寛治に対して:ご主人様、または社長
口調:です、ます、ですか
特徴:元・奴隷 堅実、平和主義者、不幸体質、喘息持ち
設定:
ミーミルンド男爵家の令嬢マルガレータの遊び相手として雇用されていた奴隷。待遇は使用人相応。
貴族子女に施される教育を受け、令嬢の遊び相手として申し分のない教養とマナーを有している。
マルガレータには「スニージー」と名付けられていた。由来は気管支が弱く、咳やくしゃみを繰り返すことから。
治療が適切に行われてきたのか、今はそのような症状は収まりを見せている。
幻想王国での奴隷市で仲介役の奴隷商人の許へと一度は売り払われたが『契約違反』によりイレギュラーズに保護され、寛治の秘書として引き取られることとなった。
その際には「言い値で構わない」というミーミルンド男爵の言で、直ぐに寛治の許へと引き取られることになったらしい。

名が余りにも少女らしくないこと、新たな名をとミーミルンド男爵に求められたことで名を『エリアーヌ』に改めた。
呼ばれ慣れないのか、初めのうちは名を呼べども反応はなく「スニージー」と呼ばれなければ返事を返すことはなかった。
本人曰く「少しずつ、慣れてゆきます」との事。

艶やかな陽の色のショートボブに空色の瞳、薔薇の花を好んだ晴天の下にあることが似合う娘は新たな人生を精一杯過ごすと決意した。
ある程度の教育を施されていようとも、『秘書業務』というのは初めてである。
PPP,ltd社の仕事は彼女にとってはじめての連続だ。
途惑うことばかりだが、あの日、逃げ惑う自分を助けてくれた事に。そして、働き口を与え普通の人間として過ごして良いという許しに。
奴隷という身分であった自分を秘書として雇ってくれた幸福に、感謝をし続ける。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/42204
設定:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1606
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/31181

名前:アリアンヌ・バダンデール
種族:ハーモニア
性別:女
年齢(或いは外見年齢):36
一人称:あたし
二人称:あんた
口調:やさぐれた蓮っ葉口調
特徴:低身長 太眉 三白眼 ギザ歯 垂れ耳 むちむち

設定:
元・『商船』の用心棒で元・キャバ嬢な低身長太眉三白眼ギザ歯垂れ耳ハーモニア。
現・キドーの領地ルンペルシュティルツの運営を取り仕切る執政官。

深緑の端っこの方の産まれ。魔術修行の為に混沌諸国を行脚する伝統を持つ家に産まれ、15になったアリアンヌも深緑を旅立った。

旅の途中、海洋でトラブルに巻き込まれて資金の全てを失い、家族と連絡をとるためのアーティファクトも破損。
一旦実家に戻る資金を稼ぐ為に情報屋(ローレットとの関係はない)を名乗る男を頼り、『商船』の護衛の紹介された彼女は渋々ながらそれを了承。異国の地で頼れる者もなく、世間知らずな彼女はそれ以外の方法は無いと思い込んでしまったのだ。

『商船』でガラの悪い男共に囲まれて過ごした数年間は世間知らずのハーモニアだったアリアンヌをすっかり変えてしまった。
詳細は省くが、曰く「脳ミソまでチンポみたいな野郎共と船に詰め込まれて、散々最悪の事をやってきたしされてきたよ」。
充分な資金を貯めたアリアンヌは『商船』から逃れ、海路で幻想へ。

そこからラサ経由で深緑を目指す予定であったが、運悪くザントマン事件の一連のゴタゴタに巻き込まれ立ち往生。
その間、砂漠を渡る為に雇った傭兵の人件費がなんやかんやで資金が尽き、幻想に逆戻り。
散々世間の荒波に揉まれて大人になったアリアンヌが次に選んだ資金調達手段。それがキャバ嬢だったのだ。
はじめは昼の仕事も同時にしてたけどぶっちゃけキツ過ぎて辞めたよ。


キドーとはハーモニア専門キャバクラ『古き森の護り』で知り合った。
キドーが漏らした領地の話から金の臭いを嗅ぎつけ、ベロベロに酔っ払わせ色仕掛やらなんやかんやで執政官のポジションに収まることを了承させた。
キャバクラでのゴブリンの話しぶりから幻想領かと思いきや、どこで気が変わったのか蓋を開けたら海洋領だった。
(逆戻りする羽目になったので)アリアンヌはキレた。


執政官としての働きは優秀そのもの。
むしろアリアンヌ無しにルンペルシュティルは立ち行かないというか領主が仕事をしなさ過ぎるのである。
名前:『玲瓏碧竜』フォウ=ルッテ
種族:竜種
年齢:不明
一人称:アタシ
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:わ、よ、よね、かしら?

◆設定
偉大な竜種ではあるが玲瓏公を友として認め、「玲瓏の誓約」を交わした玲瓏郷の守護者。
本来の力の9割を「聖域の穢れの浄化」と「玲瓏公の補助」に割いているので、誓約を守っている限りは全盛期の力を発揮することは難しい(それでも相応に強大な存在)。
誓約によって額の鱗の一部が美しいサファイアとなっている。
水の力を操り、聖域の浄化の力を司る守護者である。

◆性格
大らかで気さくな頼れるお姉さんで、玲瓏公の良き相談相手。
時に優しく、時に厳しく、玲瓏郷に住まう精霊や動物全てから慕われている。
思考も柔軟で、外からの来訪者も理由なく害することはないが、一度聖域を穢そうとする者には容赦はしない。

また、日々悲しみに暮れる玲瓏公の事をとても心配しており、何かと世話を焼いている。
ただ、現段階ではフォウ自身から玲瓏公の事に口をはさむ事はせず、玲瓏公の選択を是とし、見守っているだけに過ぎない。
もし、玲瓏公が何か決断を下す時があるとしたら、彼女はそれを笑顔で支えるだろう。

◆その他
竜種として設定はしていますが、アレンジはおっけーです。

◆参照画像
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38868
名前:『玲瓏翠竜』茨紋(しもん)
種族:竜種
年齢:不明
一人称:我
二人称:汝
口調:だ、だな、だろう、なのか?

◆設定
偉大な竜種ではあるが玲瓏公を友として認め、「玲瓏の誓約」を交わした玲瓏郷の守護者。
本来の力の9割を「聖域の結界の維持」と「玲瓏公の補助」に割いているので、誓約を守っている限りは全盛期の力を発揮することは難しい(それでも相応に強大な存在)。
誓約によって角の一部が美しいエメラルドとなっている。
雷の力を操り、聖域の敵に裁きを下す守護者である。


◆性格
尊大であり、苛烈であり、そして保守的。
玲瓏公やフォウ=ルッテ、玲瓏郷の住人たちの事以外は全く受け付けない。
外部の人が玲瓏郷に近付けない最大の要因となっている。

というのも、かつて玲瓏郷に災いが訪れた事は自分の責任だと感じており、それ以降はその思考が更に強くなった。
融通が利きにくい性格をしているが、ただ真面目で責任感が強いだけなので、感情を昂らせても玲瓏公やフォウ=ルッテに窘められると、「…………そうか」と言う事はちゃんと聞く。

◆その他
竜種として設定はしていますが、アレンジはおっけーです。

◆参照画像
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38867
名前:『魚屋』猪門 瓦
種族:旅人
性別:男
年齢:不明
一人称:わし
二人称:お前、呼び捨て
口調:だ、だぜ、だな、だよな?

関係者企画:【鉄帝国包囲網】海路同盟(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928)

設定:
海洋王国の漁師組合に顧問として所属する魚屋を営んでいる旅人。
根っからの海人であり、常連にはサービスをするし近所の奥さんにはおすすめのとれたての魚を出す。
見た目も豪快な性格も含めて絵にかいたような海の男(魚屋)。

その実はその手腕を生かして艦隊「漁船団」を指揮する海洋王国の海軍将校。
ギフトにより「大漁」に当たりやすいからか、網を張り「待ち」に徹する漁のような作戦を得意とする。
鉄帝の商船の拿捕作戦開始後は大物狙いの「漁」をはじめ、鉄帝を苦しめることとなる。

「なんかもう『フーン』くらいの感情しかわかないな」
彼方の世界は?国は?部下たちは?実家は?飼い猫は?偶然なる召喚が全てのはじまり。
芽生えた目的は行動を、行動は熱情を育み、熱情は遠き理想を求める。

何もかもが水の中に沈んだ。
微笑んだ友情も、鉄の神となった少女も、秘密も、そしてあらゆる悪意も同じだ。
この新しい世界で全てが振り出しに戻った。
「メリークリスマス!」
「おっさんキャラにも配慮しろよ」
ただ一人の兵士は、生まれ変わった魂を疲れた体に包んで、泥濘と硝煙の地に向かった。

届かぬ遠き理想への熱情はやがて新たな誇りに行きつく。
誇りは全てに仮借なく干渉し、創造の種を育む。
「我冠するは、諦めを知らぬ者の名よ!」
そして放たれた銛は誰を撃つ?

――男は、かつて星間守護機構「戦神」の第6海上部隊隊長だった。

アレンジOK

アトリエURL:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38401
名前:ミニミス
種族:秘宝種
年齢:Unknown
一人称:私
二人称:あなた様、~様
口調:です、ます、でしょう、ですか?

特徴:
『デ・ミニミスの残滓』
 他者から自身に対する印象や記憶を薄れさせる、または失くしてしまう能力。
 能力は当人との関係性が薄いものほど強固に作用する……が、それはあくまでも「当人にとっての他者」にのみ作用する。
 この能力がギフトによるものかは定かではない。

設定:
 ニルと同様の製作者によって生まれた秘宝種。製造順としてはニルの『弟』に当たる存在。
 コアもニル同様シトリン。肋骨の一部に存在しているが、現在は呪符と拘束具で隠されている。

 ミニミスは元々、ニルに施されていた『プロセス』の反動に対する緩和を行うために作られた補助役である。
 元々精神面におけるダメージはニル自身のギフトによって軽減されていたが、それでも癒しきれない心の傷がニルの製造者達に恨みとして向けられることが無きよう、それらに代わってミニミスがニルに『プロセス』を行っていた。
 ――ミニミスが感情を抱かない相手は、ミニミスに感情を覚えない。
『デ・ミニミス』による能力と、ニル自身のギフト、それら二重の備えによって、ニルは内的要因による傷を現在まで免れ得たのである。

 だが、ミニミスはニルを知ってしまった。
 幾度心の傷を負って記憶を失いながらも、再び笑顔を浮かべて日々に一喜一憂するその姿を、ミニミスは覚えてしまった。
 ――だから『デ・ミニミス』は、最早ニルに働かなくなってしまった。

 役割を失った彼は排斥されるはずだった。
 能力は外部に影響を与えないよう呪符と拘束具で封じられ『残滓』となり、あとは殺処分を待つだけ。
 ……それをミニミス自身も理解していたから、彼は覚悟を決めた。
「彼の能力が働かない相手」が、より自由を手にできるよう、己の手を製造者達の血で染める覚悟を。

 その後に何が起きたか、どうなったかはミニミス自身しか知らない。
 確かなことは、現在のニルは特異運命座標として自由な日々を過ごしており、逆にミニミスは様々な奴隷商の元を転々としているという噂話の存在だけだ。

(文字数制限により、設定委託参照希望)

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1612
外見:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41143
名前:オラボナ=ヒールド=テゴス(と自身を認識している何か)
種族:旅人(と自身を認識している飛行種だった何か)
年齢:不明(と自身で認識している)
一人称:私・我等『物語』
二人称:貴様
口調:筆舌に尽くし難い≒第四の壁

同一奇譚~第※版
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1374528
だった何か。自身を奴隷(ちがうもの)と認識していると同時にオラボナ=ヒールド=テゴスだと認識出来ている。ギフト『同一奇譚』に長く・永く中てられたらしい。
主な仕事などは変わらず『ベーコン』の収穫・管理だが【それと同時にオラボナ=ヒールド=テゴスとして】動いている。
一般人『N』の書物を貪るように読む事も『同化』を加速させたと思われる。狂気の影響を受け易いのか独り「Nyahahahaha!!!」嗤っている。

貴様は美(グロテスク)を知ると同時に私を得たのだ。
オマエはボクを愉しませてくれている。
――物語は写され、此処に成ったのだ。
Nyahahahaha!!!

外見:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/42277
名前:ポメ太郎
種族:犬
性別:♂
年齢:?
一人称:わん!(僕、ボク)
二人称:わん!(あなた、~さん、ベネディクトには『ご主人様』)
口調:わん!(です、ですね、ですか?)
特徴:ポメラニアン
設定:
「わ、わん? わんわん! わんわんわん! ……くぅーん?え!? なんですか? 自己紹介! 僕はポメ太郎です! ……しってる?」

 ベネディクトが練達・セフィロト内部で偶然であったポメラニアン。
 ふわふわとした毛並みと元気が良さそうな様子で最初はどこかの飼い犬かと思われたが、ペットショップから逃げ出してきただけで、其の儘、ベネディクトの飼い犬つかいまになることが決定した。
 噂では『練達特製バイオポメラニアン』などと囁かれているが……本犬は普通の犬である模様。
 好物はきゅうりとバナナ。手作りまんまやおやつも大好き。
 躾は確りとされているのか『おすわり』『待て』『伏せ』が可能。あんよが短いので高い所に上る為にぴょんぴょんと跳ね続ける姿が観測されている。
 そんなポメ太郎だが、立派な黒狼隊の一員であると自負しておりベネディクトの使い魔わんことして日々を活動している。
 ローレットの依頼には「直ぐに行きます! 頑張ります!」と吼え、悪人には「何をするー!」と威嚇を。子供たちには「撫でても良いですよ! どうぞ!」と転がって下を見せる。
 マスコット的な役割を担ったスーパーわんこ(?)なのである。

 ベネディクトに着いて行った豊穣にて出会った黄泉津瑞神の事を「瑞さん」と呼び慕い犬仲間として仲良くしているらしい。
 瑞自身も満更ではないようで「ポメさん」と呼んで、一本のキュウリを分け合っている姿が時々見られるらしい。
 ポメ太郎自身は黄泉津瑞神が『神様』である事を知らずに只の犬仲間であると思っているために赤ちゃん犬である瑞にお兄ちゃん面している節はある。
「まあ、凄いです、ポメさん!」「わん!(そうでしょう!)」――なんて会話をしているのはとても微笑ましい。
 また、退紅・万葉女子の飼い犬「面白山高原先輩」には仲間意識とリスペクトを感じており、非常に懐いているそうだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1590
外見:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/27348
【追加】
名前:ルカ・インキュバス
種族:幻想種(ハーモニア)
性別:男性
年齢:13歳
一人称:ボク
二人称:~さん、(利香には)お姉ちゃん
口調:~だ、だよ、だよね?
特徴:ショタ、小悪魔、好色、嫉妬深い、悪魔様の角・翼・尻尾
説明:
※イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/42261
※同一人物
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=875113

正体不明の淫魔
見た目は幼い少年だが、そのどこか妖艶な振る舞いを見た者は瞬く間に魅了されてしまうという

肉体の成長を代償に無尽蔵の精気とリカの寵愛を手に入れたサキュバスの眷属、ルカ・マルコーニが
『一生を捧げるに相応しい相手に近しい姿となる』ギフトを発現し淫魔見習いへと覚醒した姿(あくまで【飛行】スキルを取得したハーモニアに準じる)
かつての純粋無垢な少年はリカに愛され、蕩かされ、染め尽くされ…もう右手首の眷属の証を恥ずかしがる事もない
心なしか、振る舞いもどこか色っぽい魔性を帯びていた

リカへの恋慕は最早依存にも等しく、淫魔としての生き方も苦には思っていない
色仕掛けだろうと貴族の暗殺だろうとルカは躊躇せず行うだろう
それがお姉ちゃんの望みなら。

普段は翼や角を隠しこれまで通り雨宿りの従業員として過ごしている。
変身時は高揚感を覚えるのか真面目さは何処へやら、好色で甘えん坊、そして非常に嫉妬深い性格へと変わるとか

「ねえ、ボクと遊ばない?」
「ボクが溺れさせてあげる……素敵な一夜を過ごさせてあげるよ?」
「ボク、頑張ったよ。だから甘えていいかな……お姉ちゃん」
「お姉ちゃん、二番目でもいいからボクを愛して……離さないで」

リカももう、彼をいつか解放する事を諦めた
名前:『スノウホワイト』グウィネル・バークシー
種族:飛行種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):21
一人称:私(わたくし)
二人称:相手の立場次第で敬称を変える
口調:~ですわ、~ですの、~ですこと?
特徴:【純真無垢】【清廉潔白】【正義】【世間知らず】
設定:
幻想の貴族の中で、民のことを第一に考える自分と言えば、指折り数える中に彼女のことがあげられるだろう。
両親より授かった見事な金髪は見るものの目を引き、その美しさは息を呑ませる。勉学に秀でており、努力を惜しまず、何よりも彼女は、その才能を領内の民草のため、惜しみなく消費することを選ぶのだ。
二つ名である『スノウホワイト』は彼女の考え方に賛同した『グウィネル室』を自称する貴族より贈られたもの。
その意味は、純粋、くもりなき白、荒らされていない雪景色、まだ何者にも染められていないもの。

両親はグウィネルのことを溺愛し、彼女が民のことを思うならと、グウィネルに領内における裁量権の一部を任せている。
そのため、彼女は当主の身ではないながらも、自身の才能と、慈愛と、正義を、自領のために費やすことができたのだ。
民のためならばと、彼女は何でもする。貧しくならぬよう仕事を作り、荒れた土地を開拓し、時には自身の手が土に汚れることも厭わなかった。

ある時、『グウィネル室』の貴族より領地改革の案件が提出された。
それは練達で開発された最新鋭の設備であり、治安、食糧問題、貧富の差を解決する一助となることが、まるで完成品を見てきたかのように綴られており、グウィネルにはそれがとても魅力的なものに見えた。
これが実現すれば、民は豊かになる。皆が笑える。悲しむものが少なくなる。彼女は目を輝かせて可決の判を押した。
それがどれだけ金銭を消費し、汚染し、堕落させるのか。まるで想像もできないままに。

委託設定:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1594
外見:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37486

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