PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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名前:リーンファル(『獣王・ル=アディン』)
種族:ゼロ・クール
性別:女性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~よね、~でしょう?
設定:
 『獣王』の名を冠する魔王イルドゼギア配下の『四天王』が一柱。
 可愛らしい外見ながら、その身より繰り出される膂力は脅威の一言。
 只人など一蹴される程の力は正に『獣の王』と称されるに相応しい。
 もしもイレギュラーズ達の前に現れれば恐るべき存在として立ちはだかるだろう……

 ――だが『獣王』ル=アディンとは、本来の歴史であれば勇者アイオンによって撃破されている存在である。
 死人が生き返った訳ではない。
 彼女は『獣王』ル=アディンの人格が取りついた暴走状態にあるゼロ・クールである。

 元々の名はリーンファルと名付けられた個体であり、魔物撃退用の防衛用ゼロ・クールとして生み出された存在。
 だが何が原因か『獣王』の人格に蝕まれ、今は遂に完全に魔王に忠実なる配下として動いている……
 人の世に滅びを齎す為。我、全てを蹂躙せん――

 ――以上がプーレルジールに存在する『獣王』ル=アディンである。



 ……が。ル=アディンの行動にはどこか『おかしい』様子が時折見受けられている。
 ル=アディンが姿を消す事があるのである。魔王にも行き先を告げず。
 魔王は四天王の事を過度に支配するつもりがないのか、自由な行動を許している。それは魔王なりに信頼している証が故とも言えるのか――? まぁその辺りは分からないが……とにかくル=アディンは消える。その間の彼女の動向を把握している者はいない。
 確かなのは、その度に彼女は終焉獣と呼ばれる魔物達を引き連れ戻ってくる事だ。
 魔王の勢力拡大に一役買っているのは間違いない。
 だが、いつからだろうかそんな行動をし始めたのは。
 『獣王』らしからぬと言えば、そうかもしれない。
 勇猛果敢にして多くの人間を薙ぎ払う獣の王――そうである筈なのに。
 リーンファルという個体を上書きする形で乗り移ったのが何か影響しているのだろうか?

「フフッ。私は四天王が一柱『獣王・ル=アディン』――さぁ怯え、竦み、魔王様の為に命を散らしなさい」

 謎はある、が。
 彼女がイレギュラーズ達の、そして人間達の敵であるのだけは――間違いない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68532
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5291
名前:『ジュエリアの赤花』ダリア・ルベウス
種族:ジュエリア
性別:女性
外見年齢:16歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:君、呼び捨て、ソレイユ、プルトリア様
口調:よ、わ、かもね?
特徴:赤い花を思わせる美しいルビーを抱くジュエリア。
設定:
 プーレルジールの浮島、古代アガルティア帝国の精霊都市レビ=ウムに住んでいるジュエリア。
 血気盛んで勝ち気な性格で、花の様に笑い怒り泣く。
 その快活な性格から皆に好かれている。
 大人しいソレイユとは同じ年で、親友でもあるので仲良しコンビと認識されている。
 何かと対比される事の多い二人であるが、当人同士はとても仲が良い。

 本当に幼い頃は一方的にソレイユを嫌っていたこともある。
 ダイヤモンドを抱くソレイユは眩く美しく、何でも出来て皆の憧れであった。
 それ故に、一人ですましている事が多かったソレイユが嫌な奴に見えたのだ。

 けれどそれが誤解であると、知ったのは初めて苛立ちを打つけた時だ。
 自分は友達も居ない、皆憧れだと言ってくれるけど傍には居てくれないと泣くのだ。
 ダリアの平手を食らってビックリしたのもあるだろう。
 高潔なソレイユが泣くと思っていなかったダリアは慌てふためいた。
 初めて間近でソレイユの瞳を見た。
 悲しみに揺れる彼女の瞳は美しく、それでいて寂しそうで、守ってやらねばと思ったのだ。

 それから、ダリアとソレイユはずっと一緒に居る。
 楽しい時も辛い時も傍に居て励まし合った。命鏡石を狙う密猟者を追い払った。
 だから、終焉獣がやってきた時も二人なら大丈夫だと思ったのだ。
 けれどそれは大きな間違いだった。
 二人で戦っても何十という終焉獣に囲まれれば為す術も無い事を知った。
 ダリアはソレイユを逃がす為に囮となったのだ。

 暗黒卿に捕えられたダリアの身体はその殆どを黒い水晶に蝕まれている。
 ソレイユは無事なのだろうか。
 其れだけが気掛かりだった。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69175
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5287
名前:ビーン・ニサ
種族:魔種(?)
性別:なし(女性的な外見)
年齢(或いは外見年齢):20代前半
一人称:わたくし達
二人称:あなた
口調:です、ます、でしょう、等の丁寧口調
特徴:それは偽りの解放者。
設定:

 ンクルス・クーと同型機に当たるレガシーゼロ。それが反転した魔種……だとおもわれる。
 もともとはプーレルジールに存在したゼロ・クールであるが、何らかの理由により(おそらく境界図書館が混沌と接続した影響と推測される)混沌世界へと放り出され、ンクルスと同様に『レガシーゼロ』として定義されたようだ。

 前述したとおり、元はプーレルジールに存在したゼロ・クールであり、ンクルスと出自を同じくするものである。つまり、ンクルスの創造主である魔法使い、『創造神』によって生み出されたシリーズ機になる。『創造神』は、己の生み出したゼロ・クールに、人間と同じものを与えようとした。感情などといったものである。
 試作一号機は非常に安定した感情と思考を持ち、創造神によくつくした。その成功を基に生み出されたのが、二号機と三号機になる。そして、この二号機と三号機に同様に感情を与えられたのだが、一号機とは異なったアプローチを伴った結果、彼女たちに与えらえたものは非常に過敏なものとなっていた。

 二号機は『怒り』を。三号機は『悲しみ』を、特によく発露するようになった。二号機は、魔法使いたちに使われるだけのゼロ・クールの立場に怒り、三号機は悲しんだ。二人は、二人で一つだった。怒りと、悲しみ。両輪の負の感情を共有できる、唯一のパートナーだった。
 少しの月日が流れたときに、二号機と三号機の怒りと悲しみは限界に達しようとしていた。『創造神』はそんな二人を、憐れみから一時的にシャットダウンしようとするが、それは悲劇の引き金を引いただけだった。
 自身の死を錯覚した二人は、創造神に襲い掛かった。止めに入る一号機と交戦し、それを打ち破り、『創造神』に手をかけた。この戦いで、三号機の体と心は限界を迎えた。二号機は、三号機のコアを自信に埋め込むことで、その悲しみと無念を己のものとした。つまり、ビーン・ニ(2)サ(3)の誕生だった。

 現在、彼女は魔王軍、ヴェルギュラのチームにて活動を行っているようである。
 その目的は、「全ての魔法使いを排除し『心なし(ゼロ・クール)』を真なる解放へ導く」であるようだが……?

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5289
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83915
名前:コラン・D・ミルデミーツェ
※Dは『ドゥー』の略
種族:獣種(猫の獣種)
性別:女性
年齢:16歳
一人称:私
二人称:キミ、名前呼び捨て ※敵の事は「あいつ」とか呼ぶ
口調:~だ、~だよね、なのかな?
特徴:幻想・猫耳尻尾・魔術師・猫大好き・2匹の猫(使い魔)と一緒・ローレット所属の特異運命座標・魔術紋を創った者(実質ヨゾラの創造の親)と遠い関係を持つと思われる者
設定:

金の髪と猫耳尻尾、赤と緑のオッドアイが特徴の、猫の獣種の少女。
実力と知識を兼ね備えた魔術師であり、使い魔の白猫『サフィ』と黒猫『ルヴィ』を連れている。
(サフィは元気で外交的な人懐っこい雄の白猫、ルヴィは大人しく内向的で人見知りする雌の黒猫。どちらもコランやもう片方の猫とは仲良しである)

性格は明るく気まぐれマイペース、興味のある事は色々調べる!けど興味がない事はあんまりやりたくないタイプ。
大の猫好きで、猫の毛並みに顔を埋めてすぅーってするのが好き。
完全獣人姿(ふわふわの金色毛並みの猫になる)でサフィとルヴィと一緒に添い寝するのも好き。
食べ物の好みは甘い物やおいしいものが好き。ハンバーグとかカレーとかおにぎりとか、里の外に出て初めて食べた!
再現したいが本人の料理の腕は未熟。なので食事はほぼ外食とお店で売ってる食べ物頼り。
嫌いなものは…とても辛い物ととても苦い物と腐った食べ物と、街や村等を攻め滅ぼし人々を殺す輩。

幻想国内某所にあったという獣種の隠れ里出身。
彼女の一族の祖…本人曰く「おじいちゃんだったかもっと前の世代だったか」は
ある魔術師に命の危機を助けられ、恩義を感じ手厚くもてなし
恩人たる魔術師もその行いに報い、自身が覚えている魔術の幾つかを一族に伝承したのだという。

その後の一族は幻想某所に密かに隠れ里を作り、そこに住まい
魔術を研究し、魔術師としての技術を磨き子孫に伝承していったらしいが
コランの親の世代の頃には着る衣装にさえ魔術のこだわりが発生しており
結果、背面はほぼ布がない・上半身も胴体の布面積が少ない衣装となっている。
本人曰く「全体的に可愛い服なんだけど…もうちょい胸隠したいなぁ」との事。

ある時、隠れ里が何者かの襲撃を受け、一族は殺され隠れ里は壊滅。
自身も殺されかけた時に特異運命座標に覚醒、空中神殿に召喚され難を逃れた。
一族で特異運命座標に覚醒したのは彼女だけ。

現在はローレット所属の特異運命座標として宿代と食事代を稼ぎ過ごす日々を送っており
異世界プーレルジールの話を聞いて興味津々、そっちで(アトリエ・コンフィーの)お手伝いさんするのも良いかも!と思っているようだ。
その一方で、復讐の炎も彼女の中で燃えており…一族の仇は探し出して殲滅してやる、と誓っている。

戦闘面では神秘型で攻撃と回復を使う魔術師。
使い魔2匹は自身の武器も兼ねており(例えるなら使い魔2匹の二刀流ならぬ二匹流状態)
白猫サフィと黒猫ルヴィが魔力を纏って飛んで行って攻撃する事もある。
回避はやや得意だが、防技はからっきしなのであんまり攻撃には当たりたくないらしい。
ギフトは『サフィとルヴィの猫感知』、使い魔2匹が健在な場合に限り探したい物のある方角がわかるギフト。

ヨゾラとの関係性は、最近知り合った猫好き仲間であり友人(本当に普通の友人であり恋愛感情は互いになし)…なのだが、ヨゾラは彼女の胸元を直視するのは避けている(ヨゾラ曰く「いやその、女性の胸元をまじまじ見るのは駄目だと思う訳で…」)
ヨゾラはコランに自身の館の一室を貸しても良い、と提案しており、コランも割と乗り気なようだ。
その内ヨゾラの館の居候の1人になるのだろう。勿論サフィとルヴィも一緒に住む事は確定である。
…ちなみに彼女も、ヨゾラに「原罪の呼び声には絶対応じないで、拒絶して」とお願いされ、その願いを守り続ける1人である。

彼女の祖を助け魔術を教えた魔術師が、ヨゾラ本体の生みの親たる魔術師(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1592548)である可能性が高い事を彼女もヨゾラもまだ知らない。
彼女の露出が高い真の理由は、透明な魔術紋(混沌世界の魔術で作られたタイプ)が彼女の背面から両肩にかけて刻まれているからである。一族の秘伝である為、その事はヨゾラにすら明かしていない。

「コラン・D・ミルデミーツェ、長いからコランで良いよ!こっちは白猫のサフィと黒猫のルヴィ、2匹とも可愛いんだー!」
「あいつを倒すよ…サフィ、ルヴィ、お願い!」
「外の世界は興味深い事が色々あるから楽しんで、それから…一族を殺した輩も全部殲滅する。そしたら私もルヴィもサフィも、本当に幸せになれると思うから」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84534

アドリブ・改変歓迎。
初手魔種化のみNG。
名前:サーシャ・クラウディウス
種族:人間種
性別:女性
年齢:17歳
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:です、ます、ですか
特徴:クラウディウス氏族の一員、アイオンの幼馴染み、『終焉の気配』
設定:
 プーレルジールにおけるアイオンの幼馴染みの少女。
 アイオンの棲まうティルーの村周辺を統治している豪族の娘であり、近郊の街ロズロアの領主邸宅に住む。
 幼少期にモンスターから助けてくれたアイオンの事を気に入っている。
 何時だって人の力になるために手を伸ばす彼の事に片思い歴大凡10年超えのプロ片思い。
 アイオン自身も自分に学が無く平民と呼ぶべき身分であることを理解しているためサーシャとは幼馴染みであるが距離をある程度置いている。
 その距離がもどかしくて、逢いに行く度についつい心ないことばかりを口にしてしまうのだ。意気地が無いのは何方だと自嘲することが多くなる今日この頃。
 サーシャが「馬鹿は薬で治らない」「あなたは一生ティルーで過ごすのよ」と告げる度にアイオン自身は「まあ、そういう事もあるよな」と軽く受け流す。
 全く以て興味を持ってくれない彼に悔しさばかりが溢れる日々である。
 サーシャはクラウディウス氏族の一人であるため、混沌世界の幻想貴族にその血が繋がっている可能性はあるが、『伝承』を見る限りは彼女は勇者王アイオンとは関わりは無い。
 プーレルジール特有の存在なのか、それとも現実に存在して居たかは定かではないが彼女自身が今を生きていることは確かである。

 アイオンが旅立つことを夢見ていることを知っている。何時か自分も一緒にとそう願う自分がいることも理解している。
 ただ、少女には身分はあったが力は無かった。戦うことなどまるでない恵まれた身分であったのだから。
 のんびりと領主の娘として過ごし、同じクラウディウスの血筋の男と結婚するべきだと分かって居た。
 それでも――と夢見てしまったのだ。彼と共に歩む未来があれば、と。
 あるとき少女は何者かに話しかけられた。
 それが『魂の監視者』サァハを名乗る存在であると気付いたのは何時だっただろうか。
 そこから少女の意識はぷつりと途切れている。その身に何者かが巣食ったのは……屹度、気のせいではない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79324
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5257
名前:『暗黒卿』オルキット・ブライトレス
種族:ジュエリア
性別:不明
外見年齢:見た目は20歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:貴方、名前、ニル
口調:です、ます、ですか?
特徴:黒く長い髪と赤い瞳を持つ人物。男とも女ともつかない中性的な見た目。
   長いローブを着ており、暗い顔をしている。
   鎖骨の真ん中にあるこぶし大の黒く濁った命鏡石は半分欠けている。
設定:
 プーレルジールの浮島、アガルティア帝国の精霊都市レビ=ウムの北端に位置する黒曜館に住む人物。
 眩い宝石を抱いて生まれてくるジュエリアの中で唯一『黒く濁った命鏡石』を宿した者。
 美しい宝石を持っているジュエリアの中で自分だけが濁っている。
 幼い頃はその意味が分からなかったが大人になるにつれて違和感を感じた。
 周りと自分は違う。美しくない。そう思う程命鏡石は濁っていく。

 オルキットは孤独であった。
 自分を守れるのは自分自身だと言い聞かせ誰よりも強くあろうとした。
 それは、期せずして友人達を守ることにも繋がった。
 オルキットの強さは精霊都市レビ=ウムでも随一となるほどだった。
 ジュリアたちを狙う密猟者や奴隷商人を追い払っていたのだ。

 そんな中でオルキットは密猟者たちと戦い、命鏡石の半分を喪ってしまった。
 命鏡石を半分喪うということは寿命が半減してしまったということ。
 オルキットは絶望し、黒曜館に引きこもるようになった。
 どうにかして命を取り戻す事はできないかと考えた末に、ゼロ・クールの身体とジュリアの命鏡石を合わせれば、新しい身体と命を創れるのでは無いかと思い至る。
 されど自分自身の欠けた命鏡石では意味が無い。
 古代アルカディア帝国の書物の中にあった、心を宿しまるで人のようであったゼロ・クール『ニル』のようでなければならないのだ。
 だがそのようなこと許されていいはずがない。同じジュエリアを手に掛けるなどと――

 オルキットは現在、ジュエリアを捕え黒い水晶に変えている。
 黒曜館には夥しいゼロ・クールの残骸が犇めいている。
 オルキットの真意はだれも分からない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5285
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84651
名前:ブラウ・A・ツヴィリング
※Aは『アメティスト』の略
種族:秘宝種
性別:なし(外見は女性型)
年齢(或いは外見年齢):Unknown(見た目は10代後半風)
一人称:私(わたくし)
二人称:貴方、~様 ※ヨゾラへは『ヨゾラ様』、妹ロートへは呼び捨てか『妹』
口調:~です、~ます、~ですか?
特徴:秘宝種のメイド姉妹・幻想国(から発見?)・ヨゾラを主として従う・ローレット所属の特異運命座標・戦えるメイドさん・過去や出自に謎が多い
設定:

2023年9月に目覚めた、球体間接を有する秘宝種メイド姉妹の片割れ。
青い髪と紫の瞳、後ろにまとめた髪がトレードマークのメイド姉。声は彼女の方がやや低く大人の女性風。
『ブラウア』と呼ばれても構わないらしい。『ブラウ』だと他の方と被る事がありますので、との事。

以前発見された秘宝種シェーン(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1719516)と同様、何故かヨゾラの館の地下迷宮(探索が済んでないエリア)で発見された。彼女達メイド姉妹の場合は姉妹並んで背筋を伸ばして立っている所をヨゾラに発見されている。
ヨゾラ曰く「練達の迷宮探索ゲームで迷宮内に立ってるNPC見かけて遭遇するみたいな感じだった」らしい。

メイド姉妹両方とも、ここ最近まで眠っていたらしく
目覚めてから初めて会ったのがヨゾラだったようで
初見の瞬間からヨゾラを主として認識し、彼の事を『ヨゾラ様』と呼ぶ。
目覚める以前の記憶や、元の製作者が誰なのか等の情報は殆ど思い出せないようだ。

姉妹両方を比べると、彼女(ブラウ)の方がやや控えめで大人しく冷静沈着、手先で物を作る事が好きな様子。
両者とも温和で礼儀正しく勤勉で努力家、ヨゾラへの忠誠心が高いのは共通している。そして両方とも猫好きである。
目覚めてからの短い期間で家事全般を一通り習得、猫等のお世話のやり方もしっかり身に着けているようで
現在は姉妹両方がヨゾラの館のメイドとして勤務している。

精神面はまだ未熟・発展途上であり、命令や指示があれば忠実に従うが
臨機応変な判断はまだ苦手、あいまいな要素に関して融通が利きにくい面もある様子。

また、姉妹揃って特異運命座標に覚醒、ローレット所属のイレギュラーズとなっている。
休憩時間等に姉妹揃って鍛錬を行っているようで、両者ともに物理型・前衛タイプの戦闘能力を得ているようだ。
箒やモップやはたきを振り回して敵を潰すタイプである。
大切な存在を守る為なら自己犠牲すら厭わないのが悩みどころ。

姉妹の仲は良く、ヨゾラの領地や館の関係者達との関係性も良好。
ただ、目覚める以前の記憶に何があったのかや製作者や出身等に謎が多い。
私達には何か『務め』があったような。その『務め』を果たさなくてはならないような…。
日々の仕事をこなしながら、彼女達姉妹は『務め』への焦燥と迷いを秘めているのだ。

ちなみにブラウの場合、『務め』とヨゾラ達なら『務め』を優先する傾向がある。

「ヨゾラ様に仕えるメイド、姉のブラウと申します。名の被りを避けたいなら『ブラウア』ともお呼びいただければと」
「館の方々や猫様達は我等が守ります、お任せください」
「いってらっしゃいませ、ヨゾラ様、皆様。無事の帰還を妹共々お待ちいたしております」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84636

アドリブ・改変歓迎。
名前:ロート・S・ツヴィリング
※Sは『スマラクト』の略
種族:秘宝種
性別:なし(外見は女性型)
年齢(或いは外見年齢):Unknown(見た目は10代後半風)
一人称:私(わたし)
二人称:貴方、~様 ※ヨゾラへは『ヨゾラ様』、姉ブラウへは呼び捨てか『姉様』
口調:~です、~ます、~ですか?
特徴:秘宝種のメイド姉妹・幻想国(から発見?)・ヨゾラを主として従う・ローレット所属の特異運命座標・戦えるメイドさん・過去や出自に謎が多い
設定:

2023年9月に目覚めた、球体間接を有する秘宝種メイド姉妹の片割れ。
赤い髪と緑の瞳、長い三つ編みがトレードマークのメイド妹。声は彼女の方が明るく高くて少女風。
『ロートス』と呼ばれても良いらしい…が、どちらかと言えば『ロート』と呼ばれる方が好き、との事。

以前発見された秘宝種シェーン(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1719516)と同様、何故かヨゾラの館の地下迷宮(探索が済んでないエリア)で発見された。彼女達メイド姉妹の場合は姉妹並んで背筋を伸ばして立っている所をヨゾラに発見されている。
ヨゾラ曰く「練達の迷宮探索ゲームで迷宮内に立ってるNPC見かけて遭遇するみたいな感じだった」らしい。

メイド姉妹両方とも、ここ最近まで眠っていたらしく
目覚めてから初めて会ったのがヨゾラだったようで
初見の瞬間からヨゾラを主として認識し、彼の事を『ヨゾラ様』と呼ぶ。
目覚める以前の記憶や、元の製作者が誰なのか等の情報は殆ど思い出せないようだ。

姉妹両方を比べると、彼女(ロート)の方がやや明るく活発で突っ走りやすく、身体を動かす事が好きな様子。
両者とも温和で礼儀正しく勤勉で努力家、ヨゾラへの忠誠心が高いのは共通している。そして両方とも猫好きである。
目覚めてからの短い期間で家事全般を一通り習得、猫等のお世話のやり方もしっかり身に着けているようで
現在は姉妹両方がヨゾラの館のメイドとして勤務している。

精神面はまだ未熟・発展途上であり、命令や指示があれば忠実に従うが
臨機応変な判断はまだ苦手、あいまいな要素に関して融通が利きにくい面もある様子。

また、姉妹揃って特異運命座標に覚醒、ローレット所属のイレギュラーズとなっている。
休憩時間等に姉妹揃って鍛錬を行っているようで、両者ともに物理型・前衛タイプの戦闘能力を得ているようだ。
箒やモップやはたきを振り回して敵を潰すタイプである。
大切な存在を守る為なら自己犠牲すら厭わないのが悩みどころ。

姉妹の仲は良く、ヨゾラの領地や館の関係者達との関係性も良好。
ただ、目覚める以前の記憶に何があったのかや製作者や出身等に謎が多い。
私達には何か『務め』があったような。その『務め』を果たさなくてはならないような…。
日々の仕事をこなしながら、彼女達姉妹は『務め』への焦燥と迷いを秘めているのだ。

ちなみにロートの場合、『務め』とヨゾラ達ならヨゾラ達を優先する傾向がある。

「ヨゾラ様に仕えるメイド、妹のロートと申します。どうかよろしくお願いしますね」
「館の方々や猫様達は我等がお守りいたします」
「いってらっしゃいませ、ヨゾラ様、皆様。無事の帰還を姉共々お待ちいたしております」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84638

アドリブ・改変歓迎。
名前:ジェーン(仮名・本名不詳)
種族:旅人
性別:女性
外見年齢:18歳前後
一人称:アタシ
二人称:アンタ、キミ、呼び捨て
口調:でしょ、だよ、だよね?
特徴:ジェックに瓜二つな旅人、過去の記憶がない、記憶喪失が故に名無し・・・と呼ばれている
設定:
 ふらりとその姿を見せた真白の娘。長い白髪に目を瞠るほどの鮮やかな紅色の瞳を有している。
 記憶喪失者として『終焉の監視者クォ・ヴァディス』に拾われ、前線偵察を行う人員として過ごしている。
 過去の記憶は定かではないが、自身はどこか遠い世界から召喚された事。煙たい世界で暮らしていた事だけを覚えている。
 外見年齢が年若いが故に見くびられがちだが「本当は大人だよ、多分ね」と彼女はそういった。
 名さえ忘れた彼女を名無しとじてジェーンと呼んでいる。ジェ・・という唇の動きをやけに気に入って見えたのは、何か理由があるのだろう。

 記憶がなく、命を賭す事にも躊躇いはない。
 クォ・ヴァディスに居られないならば居場所もないから使ってやってほしいと半ば押しかけ状態で職務を得たが、その本質は依存。
 自己の確立に何らかの目的がなければ生きていけないと本能的に察知していた。
 心の中からぽっかりと二つ失われた気がしてならなかったのだ。
「ここがどこだって構わない。地獄の底だって、なんだって」
 ラスト・ラストへの恐怖心さえ彼女は持ち合わせてはいなかった。
「一度死んだような、ものだろうから」
 向こうから此方へと踏み入るものを留めろというオーダーは寧ろ都合がよかった。
 傷つくことが生を実感できるからだ。
 ただ、立ち入りたいと願うものを止めてやるほど彼女はお人よしではなかったが……仕事であるならば仕方がない。

 ある日、自身に瓜二つの娘を見た。
 ジェックと呼ばれていた彼女を見て、心がざわめいたのだ。
 ――ああ、けれど、何も思い出せやしない。崖から落ちるその前に、見つめた少年の顔が彼女に重なって見えたのだって、気のせいだ。
 私は何もかもを忘れていなくてはならないお母さんは、もういなくていいでしょう?

 手にした鋏は縁も、自由を思わせる翼だってなんだって断ち切ってしまう。
 それだけの強い意志を胸に少女はボーダーラインに立っている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79497
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5036
名前:『旅芸人』天城 峠
種族:旅人
性別:女性
年齢:不明
一人称:私
二人称:君
口調:だ、だろう?
特徴:中性的。大仰。芝居がかっている。

設定:
とある世界から迷い込んだ旅人(ウォーカー)。自称旅芸人。
芝居がかった話し方を好み、大仰かつ胡散臭い話し方をする。口が回るタイプ。
与えられたギフトは指を鳴らすことで一瞬だけ相手の気を逸らすことができる、というもの。
戦闘能力はさほど高くない。

かつてはこの世界を旅して回っていたが、今は終焉の監視者『クォ・ヴァディス』に腰を落ち着けている。
その目的は「終焉とやらがあるのなら、興味がある」というだけ。
それでも、なんだかんだ真面目に働くつもりはあるらしい。


イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/32122

終焉の監視者『クォ・ヴァディス』について
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1664

アレンジ、改変等大歓迎です。
名前:終焉の監視者『鋼鉄竜騎兵』イワコフ・トカーチ
種族:鉄騎種
性別:男性
年齢:30歳
一人称:私
二人称:~殿
口調:です、ます、であります、でありますか?
特徴:謹厳実直、勇猛果敢、真面目、ロマンチスト、酒好き、笑い上戸

設定:
 帝国の六天動乱の際ルーチェ・スピカに所属した勇猛果敢な元軍人。
 最終的な階級は鉄帝国陸軍独立混成連隊ルーチェ・スピカ軽騎兵隊先任上級曹長。

 軽騎兵は伝統的に死傷者が多いが、かえって誇りに思っている。
 ゆえに三十歳を越えると肩身が狭くなる気風がある。
 指揮官のリーヌシュカ(p3n000124)はこの風習を嫌っている――厳密にはこれを理由に退官するというのが好きではない――が、イワコフ自身は動乱後の退官を希望していた。
 リーヌシュカは幾度も彼を引き留めようとし、軽騎兵からの転属も提案したが、彼の意思は硬かった。

 退官当日、リーヌシュカは目に涙をためて彼を惜しんだという。
 だが彼の「終焉の監視者の監視者となりマルク達と祖国を助けたい」という思いを汲み取った。
「マルク達を助けたいんでしょ。だったら行ってらっしゃい。無様を晒したら承知しないから」
「ハッ! 命に代えても成し遂げてみせる所存です!」

 動乱中において、彼はイレギュラーズから借り受けた翼亜竜ワイヴァーンを駆り、戦場で幾度か任務を達成。
 終焉の監視者となった彼は、独自に翼亜竜を入手した。
 実は帝国内では翼亜竜の調達が極めて難しく、また替えの効かない個人技は作戦に加味しにくいといった難もあった。だが彼は、空中戦に魅了されてしまったのだ。
 こうして彼は空の騎兵となったのである。
 だが勲章を外し徽章を返上してなお、彼が選んだのは軍服だった。

 熟練の帝国軍人として、サーベル、小銃、拳銃、ナイフの他、軍隊格闘術が得手。
 また馬とワイヴァーンを巧みに乗りこなす器用さも持ち合わせる。

 十代前半から軍人となって以後二十年近くを軍隊で過ごし、下士官となっていた。
 謹厳実直を絵に描いたような逞しい軍人だが、軍よりも空を選んだあたり、実はかなりのロマンチストだったのだろう。

「お久しぶりです、司令。いえシリングさん。イワコフです」
「ふふ、その『来ちゃいました』……冗談です。これからもよろしくお願いします」
「エフシュコヴァ少佐が、シリングさんに会いたがっていましたよ」

 それに冠位憤怒を屠った今、本丸へ挑むにはここだ――と。


イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81134
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5339

終焉の監視者『クォ・ヴァディス』について
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1664
名前:ネームレス
種族:膠窈肉腫
性別:女性
外見年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方、貴女
口調:わ、よ、よね?
特徴:享楽的、自信家、反骨心
設定:
 狂神は様々な実験を行っているが、この個体の元もそうだった。
 天使と称する怪物、ラサの吸血鬼、魔種など様々なパーツを分解し、こね合わせたもの。
 元々は各種試験の後に廃棄される予定だった。だが生命体としての素養――僅かな人格や思考らしき片鱗が存在した。そのため加工や強化などを経てリサイクルされた。
 おそらく実験の元となったレディ・スカーレット、及びファティマ・アル=リューラによる滅びのアークを由来とした肉腫である。
 それを製造したというより、想定外にも宿ったと言ったほうが正しい。
 その後は狂神の神脳コミュニズムによって調律され、メタトリアの配下として与えられている。
 現在の社交性や自我は、おそらくこの時に、狂神によって植え付けられたものである。

 一方のメタトリアはこの個体を、レディ・スカーレットに(半ば監視目的でもあるが)貸し出した。
 これを欲しがっていたレディは「子供のようだ」と大層喜び、ネームレスという皮肉な名を与えた。

 ネームレスはレディとファティマという二体の魔種の影響によって反転し、膠窈に覚醒している。
 なぜかレディ達に対抗心のようなものがあるらしく、レディの指揮下にあることや、子供扱いされることを悔しがる様子を見せているらしい。

 ファティマはレディに良く懐いているが、自我が乏しい。
 そのためネームレスは、おしゃべりなレディの話し相手として期待されているようだ。

 戦闘能力は現時点では不明。
 吸血鬼のような能力と、天使のような能力が使えると推測される。

 レディ、ラバトーリ、狂神、テレサによるレースの結末がどうなるのかは未だ見えない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5347
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83183
名前:フミノ(異世界の姿)

設定:
プーレルジールにアーカーシャがあるんだから、プーレルジールのアーカーシャにもフミノがいるのは当たり前なのである。
所謂リージョンフォームだよ。知らんけど。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84768
もし君が善を行くのなら。私は悪を行こう。

名前:カイヤナイト=エルフレーム=リアルト
種族:秘宝種(魔種)
性別:なし(女性型)
年齢:起動年数0年(設定年齢14歳)
一人称:私
二人称:君
口調:~だね。~だよ?などの優しい口調
特徴:人間(自分の定義する強い人間)大好き。勇者と魔王側なら魔王側について倒されたいタイプ。


typeTiamat、ルクレツィアがディアスポラ撃沈と最近のブランシュの活躍を考え、かつて嫦娥博士が作り上げ保管していた次世代型試験機エルフレームシリーズを起動した。
type名称が付いてないのも試験機の為。
この機種の再起動において、ルクレツィアは「自分たちは人間である」ことを念頭に置き倫理プログラムを既存の物からオリジナルの物へと変更した。
人間としての選択肢を与えるために、自分たちが魔種になった経緯を話す。そして呼び声を送った。
カイヤナイトは魔種としての生を選ぶことにした。
その際、双子ともいえる対の1機――ローズベリルと道が分かれることになった。

魔種に落ちた彼女は、ルクレツィアからの命令である「今のブランシュ、並びにイレギュラーズの脅威度測定」の任務を受けている。

性格としては感情がよく顔に出て、「より人間的に作られている」と言っていい。
彼女は期待している。この世界が滅んでもそれは人間の結論を見れた事だし、破滅から救っても人間はまだ成長できるのだと実感出来る。
勇気を奮い世界を救おうとする勇者の姿が見たいがために、彼女は魔種へと手を取った。

彼女は人間という物がとにかく好きなのだ。
ただしそれは、彼女が定義するであろう「強者」の人間像のみである。
人間への偏愛を貪る暴食――それが今のカイヤナイトとしての生き方らしい。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84171
名前:ローズベリル=エルフレーム=リアルト
種族:秘宝種
性別:なし(女性型)
年齢:起動年数0年(設定年齢14歳)
一人称:あたし
二人称:アンタ
口調:~よ。~じゃない?などのぶっきらぼうな口調
特徴:ツンデレ、次世代型なのを誇っている。ブランシュが嫌い。

typeTiamat、ルクレツィアがディアスポラ撃沈と最近のブランシュの活躍を考え、かつて嫦娥博士が作り上げ保管していた次世代型試験機エルフレームシリーズを起動した。
type名称が付いてないのも試験機の為。
この機種の再起動において、ルクレツィアは「自分たちは人間である」ことを念頭に置き倫理プログラムを既存の物からオリジナルの物へと変更した。
人間としての選択肢を与えるために、自分たちが魔種になった経緯を話す。そして呼び声を送った。
ローズベリルは呼び声を断り人間としての生を選ぶことにした。
その際、双子ともいえる対の1機――カイヤナイトと道が分かれることになった。

現在彼女は、イレギュラーズへの情報や調査要員として積極的にローレットに協力している。

性格としてはあまり顔に出さないが、態度が悪く見えるがお人好し。早い話がツンデレ。
エルフレームシリーズの存在論でよくブランシュと喧嘩することが多い。手のかかる妹だとはブランシュの言葉。
自分は、人間なんだ。他の人と何も変わらない人間だ。
機械なんかじゃない。

ただそれも、魔種であるルクレツィアに植えられた思想ではある。
何が正解なのかはわからない。双子も、一体何を考えているのか。

悔しいのは、自分が特異運命座標に選ばれなかった事実。
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84173

カイヤナイトと共に改変OK
名前:アーマン・ケストナー
性別:男性
種族:幻想種(ハーモニア)
年齢:28歳(外見年齢は十代なかば)
一人称:僕(ぼく)
二人称:君(きみ)
口調:だね、だよ、だよね?
特徴:痩せている、白い髪、エプロン

深緑に住むビスクドール職人。
髪は白く、痩せ型で優しい目をしている所はどことなくコウ(https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1686)に似ており、似ているからこそ同じような考え方でドールを作れたのかもしれない。
直接の面識は(当然ながら)ないが、ずっと昔にドールだけがこの世界に流れ着いたことで技術を会得したと見られている。

装備者に『人形操作』の力を与えるドールの開発に成功したことで界隈では有名となった。
この技術は練達まで届き、彼の作品をパーツ流用する形で『メアリ』が作られている。
直接の作ではないとはいえ、間接的にアーマン・ケストナー製のドールといえるだろう。

●ドール製作と工房
作るドールは多様なテイストをもつが、主にドイツ系の造形と化粧が施されており、それにあわせた衣装の作成も彼の工房で行っている。
ファルカウ内にある赤煉瓦のアトリエに住み、数人の弟子を雇いながら細々とだかドールを製作している。
これらのドールは『家のお守り』として周囲のハーモニアたちに受け入れられ、ファルカウ外でも時折見かけることができる。
ROOにおける『コウ』(https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3116)の暮らし方は彼のものが影響しているのかもしれない。

●深緑の事件以降
意識はなかったとはいえイーハトーヴのメアリと戦ったことで面識をもち、メアリの衣装制作をいつでも引き受けるという約束をもらった。ちなみに一回はタダで作ってくれるらしい。
このとき戦ったドールの名前は『ジュゼッペ』。男性型のドールで紳士服とシルクハットは勿論彼の手製。
とはいえ戦闘能力はそこまで高くないので、どちらが強いかと言えばイーハトーヴのメアリである。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3584
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84820

登場シナリオ:
初邂逅:https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/7960
深緑での事件後:https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/8111
名前:サザナミ・クートン
種族:人間種
性別:女
外見年齢:10代半ば
一人称:わたし
二人称:あなた、~さん
口調:なのです、なのですか?
特徴:ウェーブがかった髪と大きなサイドポニテが特徴
設定:
かつてラサにてあった大規模な奴隷市において売り出されていた奴隷の一人。
名前はなかったが、本人の印象的な記憶に小さな波の音があったとの証言によりゴリョウと話し合ってサザナミと名乗る。
その名と雰囲気から豊穣に係る血筋ではないか?と考えられているが、本人は別段自身のルーツを探そうとはしていないのでその辺りは現在も不明。
現在はゴリョウに買われて養子縁組の上、ゴリョウ姓を名乗っている。

拾われた当時こそ無口無表情であったが、ゴリョウ飯により感情を素直に出すようになった。
そこはかとなく育ちの良さを感じられるお嬢さん気質。
常に一生懸命立ち回って注文を取る姿にご年配達に大人気。
実は味覚が鋭く健啖でもあるためゴリョウ亭の試作品作りにおいてテスターの一人としてよく協力している。

ゴリョウのことは「お父さん」と呼ぶ。

好きな食べ物はオムライスや天津飯などのご飯と卵を合わせたもの(卵かけご飯も好き)

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41085
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41790
名前:ルゥルゥ・クートン
種族:獣種
性別:男
外見年齢:10代前半
一人称:自分の愛称(ルゥ)
二人称:~たん(~さんと言ってるつもりらしい)
口調:だね、だよ、か?
特徴:青みがかった毛と大きな尻尾、金の瞳がトレードマーク
設定:
かつてラサにてあった大規模な奴隷市において売り出されていた奴隷の一人。
名前はなかったが、狼系の子供の印象よりゴリョウと話し合ってルゥルゥと名乗る。

毛色や体質、狼系であることから鉄帝方面の血筋ではないかと考えられているが、本人は別段自身のルーツに頓着していないためその辺りは現在も不明。
現在はゴリョウに買われて養子縁組の上、ゴリョウ姓を名乗っている。

拾われた当時こそ愛想笑いしか浮かべず言葉も拙かったが、ゴリョウ飯によりやんちゃな子供らしさを出すようになった。
わんぱく盛り。しかして弱い者いじめは許さない、良い意味で本能的にボス気質。
ちょこちょこと店内を動き回ってお手伝いをする姿は中年世代にやたら愛されている。
あと意外と同年代にモテるのでゴリョウ的には将来が(スケコマシになるんじゃないかと)心配している。
ゴリョウと同じ金の瞳であることが秘かな自慢。

ゴリョウのことは「とーさん」と呼ぶ。

好きな食べ物はお粥や雑炊といった柔らかめのご飯。(味が付いてたらなおヨシ)

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41087
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41232
名前:スピネル・クートン
種族:幻想種
性別:男
外見年齢:10代半ば
一人称:オレ
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:常に怒ってるように見える表情を浮かべてるが、大体は照れ隠し。
設定:
かつてラサにてあった大規模な奴隷市において売り出されていた奴隷の一人。
名前は失ったが、その真っ赤に輝く瞳よりゴリョウと話し合ってスピネル(赤尖晶石)を名乗る。

黒い肌色や幻想種であること、唯一の手掛かりである涙状のネックレスからラサと深緑のどちらかまたは両方における割と良い血筋ではないかと考えられているが、本人は今更どちらに戻る気も調べる気もないため現在も不明。
現在はゴリョウに買われて養子縁組の上、ゴリョウ姓を名乗っている。

拾われた当時こそ噛みつきそうなくらい刺々しい雰囲気だったが……今もあんまり変わりねぇな。
でもまぁゴリョウ飯により多少丸くなっている。ってか割と照れ隠しで口調が荒くなるタイプということが分かった。

ひねくれ屋でありながら恩や義理には弱い。素直に感謝の言葉を出さずに結果で返すタイプ。
現在はゴリョウ亭での用心棒の一人として店を守っている。ネエちゃんやニイちゃんに可愛がられるタイプ。
得意技はローキック。むちゃくちゃ的確かつ容赦も遠慮もなく向こう脛を蹴り飛ばす。
回復スキル持ってるんで蹴り飛ばした後で罅入った骨をこっそり治したりしてる。抜け目がねぇ……!
小さいからって甘く見た相手はもれなく酷い目に合うこと請け合いである。

ゴリョウのことは「オヤジ」と呼ぶ。

好きな食べ物は牛丼やカツカレー、ロコモコといった味が濃くて肉もあるガッツリ系ご飯。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41089
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41592
名前:セイラン・クートン
種族:旅人
性別:女
外見年齢:10代後半
一人称:私
二人称:~さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:瞳孔に光はなく、よく出来た人形のような雰囲気の美少女
設定:
かつてラサにてあった大規模な奴隷市において売り出されていた奴隷の一人。
過去の記憶はほとんどないが自身の名前だけは憶えており、セイランを名乗る。おそらくは髪の色が青藍(せいらん)であることからの名前では?とゴリョウは考えている。

その名の由来や奴隷時代にあった赤い鎖状のタトゥーが今は何故か消えていること、そして人としては整いすぎた姿や空中庭園に転移が出来るという特性より、純種というよりは旅人では?と考えられているが本人は気にする様子もないため現在も不明。
現在はゴリョウに買われて養子縁組の上、ゴリョウ姓を名乗っている。

拾われた当時こそ本気で人形を疑うレベルで不動無感情だったが、ゴリョウ飯により意外と感情があることが分かった。

真顔でシュールなギャグを意図して行ったりと割とお茶目なところがある。
また、やる気がある時は「ふんすふんす」と鼻息が荒くなったりする。(そしてゴリョウに「もちっとお淑やかにだな……」と愚痴られたりする)
子供たちとも分け隔てなく遊んだりするため子供たちからの人気も高い。
現在はゴリョウ亭でウェイトレスを行っている。
行動力と記憶力が抜群に良いため、一人いれば店内をガンガンに回せる超戦力の一人。

ゴリョウのことは「お父様」と呼ぶ。

好きな食べ物はおにぎりと豚汁。初めて食べたゴリョウ飯がそのまま好物になったタイプ。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41091
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41677
名前:アエミリア
種族:カオスシード
性別:女性
年齢:不明
一人称:アタシ
二人称:アンタ
口調:~だわ、~でしょう、〜よね
特徴:黒髪、強気、素直じゃない、強情、根は真面目

マチルダ(母)とスピーキオ(父親)の実子。
孤児院で生まれ、マチルダの手で他の子供達や拾われた子供であったコルネリアと共に愛情を与えられながら育っていった。
コルネリアとも歳が近いお陰か仲が良く、いつも2人で遊ぶのが日課となっていた。
マチルダが病に伏した際、コルネリアが遠方の街へおつかいに向かっている最中にスピーキオが孤児院へやって来て、マチルダとの相談の末にアエミリアをスピーキオが預かる事になった。突然の別れに戸惑いながらも、アエミリアはマチルダとその時不在であったコルネリアとの再会を約束してスピーキオと共に孤児院を離れた。
暫くしてマチルダの訃報を聞きつけ、父と孤児院に戻るも、そこには残された手製のマチルダの墓と誰も居なくなってしまった孤児院だけであった。
調べてみれば、他の子供達はマチルダが存命中に移転先を探しており、各地へ散らばってしまった事。コルネリアは旅立つ子供達を見送った後、行方不明扱いとなっていた。

時は暫く経ち、父とは別れて単独で傭兵しての依頼をこなす事が多くなっていた。
まだまだあどけなさも残る少女だが、小柄を活かした戦闘や子供という外見から警戒心を薄れさせる等、傭兵としての結果は上々であった。
ある時定例で行っていた父との連絡が途絶え、様子を心配して彼が常駐している街の酒場に顔を出す。そこで父の訃報を聞いたアエミリアは絶望と共に情報を集め始め、辿り着いた先にはコルネリア……幼少時代共に過ごした少女の名前があったのだ。
自分が立ち会えなかったマチルダの死、更に己の父を手に掛けたコルネリアを許せず、泣いた後は激しい憎悪と復讐心だけがアエミリアの心に残った。
この手で仇を、憎悪を晴らす。アエミリアは銃を手に取り、コルネリア=フライフォーゲルという女を探すのだ。

父: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/51078
母: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/50919

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/51115
設定委託: https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4466
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5221
アドリブ、アレンジ、不明点お任せ歓迎
名前:オーディリア
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代
一人称:わたし/私
二人称:きみ、~様/貴方、貴女
口調:よ、ね、の?/です、ですね、でしょう?
特徴:メイド、元奴隷、蒼髪碧眼
設定:
 幻想貴族ブラウベルク家の使用人。
『リーグルの唄』あるいは『ミーミルンド派による内乱』の初期段階、奴隷として商人に囚われていた。
 元はどこにでもいる普通の少女であった。
 父がいて、母がいて、妹がいるだけのただの少女であった。
 奴隷商に攫われた後、父は殺され母と妹は買われてしまい、一家離散の憂き目にあった。
 自分も買われる寸前のところでイレギュラーズの手で解放された。
 ヴェルグリーズ(p3p008566)のことは助け出されるときに参加していたイレギュラーズとして覚えている。

 その後は依頼人であったテレーゼ・フォン・ブラウベルク(p3n000028)の下、ブラウベルク家に預けられ使用人として採用される。
 頭が良く物覚えも早かったため、仕事も直ぐに覚え、性格も良かったため重用されるようになった。

「わたしが重用されるようになった本当の理由、知りたいの? 駄目、教えてあげない」
 彼女はいつもそう意味深に笑って応じている。

 ある者は言った。
 近頃のテレーゼ様は、昔の程にも髪の毛を長く伸ばされたのかと。
 ある者は答えた。
 あの方は肩ほどの髪を一房纏めてらっしゃるだけだと。

 ある者は言った。
 近頃のテレーゼ様は、いつになく大人びた微笑を湛えている気がすると。
 ある者は答えた。
 あのお方はいつものように愛らしく笑うのだと。

「私が重用される本当の理由ですか? 明かさずに済むことを願っておりますよ」
 ブラウベルク家を訪れたイレギュラーズへ、そう笑いかける彼女はきっと愛らしく笑うだろう。
 空を思わせる青色の髪と瞳の色をした幻想の貴族令嬢は、果たして誰なのか。

 そう、彼女は影武者、替え玉として採用されたのである。
 器量はもちろんながらテレーゼ・フォン・ブラウベルクと背格好がよく似た女は、ある約束と共にそれを受け入れた。
 影に日向にテレーゼを演じきる程度には優秀な人物である。

「母と、妹と。いつかどこかでまた会えるかもしれないのです。そのためになら貴族だって演じてみせましょう」

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69254
 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5370
名前:レヨン
種族:獣種
性別:不明
年齢(或いは外見年齢):19歳
一人称:オレ
二人称:アンタ、呼び捨て
口調:~だ、~だな、~か?
特徴:中性的な見た目、つばの広い帽子、本が入った鞄、赤狐の商人
設定:
 ラサ傭兵商会連合を中心に商売をしている商人。
 商材は絵本であったり、様々な地域の童話を集めた書籍であったり。どちらかというと、子供向けの本を取り扱っている。
 レヨン自身も絵本を執筆している……らしいが、まだ未完成らしく、誰もその内容を知らない。

 その見た目と声質から、しばらく共に過ごした者であってもレヨンの性別は分からない。
 本人も特に頓着していないからか、それとも何か事情があって隠すつもりなのか、積極的に性別を明かすことはない。
 口調はかなりぶっきらぼう。
 商人らしい愛想はあまりないのだが、かなり子供に好かれる。曰く、「クールな感じがかっこいい!」らしい。そう思わせるのも、レヨンは愛想がないというだけで、人を無下に扱ったり、見下したり、横柄な態度をとったりすることがないからだろう。
 実は、こっそり商品である絵本を読み聞かせている姿も見られているので、それも子供たちに好かれる要因の一つなのかもしれない。

 ――幼い頃にとある旅商人に拾われ、『レヨン』と名付けられた。
『レヨン』という名は、どこかで『棚』という意味で使われる言葉らしい。
 文字の読み書きも、商売のやり方も、生きていく術も、そして、この世界の美しさもその旅商人から教えてもらった。
 レヨンが絵本や童話を商材とするのは、そんな美しい世界をもっと子供たちに知ってほしい、という気持ちから。時々読み聞かせをするのも、それが理由である。

「オレはあの人に沢山のモノを受け取った。だから、次はオレが渡す番だ」
 いつだったか、どこかで出会った誰かに、レヨンはそう呟いた。
 レヨンは知識が詰められた棚である。同時に、誰かのために知識を引き出す棚でもある。
 今日も子供たちのために、本を売り、読み聞かせるのだった。

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84458
 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5375
名前:終焉の監視者『???』ユニ
種族:亜竜種(?)
性別:女性
外見年齢:十代前半に見える
一人称:わたし
二人称:名前+兄、姉、さん、など
口調:だよ、だよね、かな?
特徴:天真爛漫、好奇心旺盛、食いしん坊、寂しがり屋
設定
 覇竜領域の東端に近くに存在する高原『フェーローニア』で発見される少女。
 かなり場違いに可愛らしいドレス姿だった。
 天真爛漫な性格でよく笑う。
 常識はないが聞き分けなどはよく、ほとんど手はかからない。
 要するに、かなり良い子である。
「わたしはユニ。たぶん、わかんないけど」

 第一発見者のアーリアになぜか良く懐き、アーリアのことはアー姉ねえと呼ぶことになる。
 それはどこか鳥類のインプリンティングを思わせる。
「アー姉、あそぼ」

 ――そこまでは良いのだ。
 だが、なぜか並の大人を軽く凌ぐほどの食事量と運動量がある。
 不思議なことに、やたらと戦闘能力が高く、俊敏かつパワフルな格闘戦が得意。
 擦り傷などに対する自然治癒能力も異様に高い。
 強さは周囲の亜竜を叩きのめすほどで、だからこそ生きてこられたのだろうと推測される。

 頭には二本の小さな角がある。翼と尾の鱗はピンクゴールド。髪も同系統の色彩。
 金鱗系の亜竜種(ドラコニア)に見えるが、正体は不明。
 なぜならば、彼女はおそらく何らかの理由で記憶喪失だからである。

 亜竜種達の様々な集落で情報を集めたが、全く掴めなかったため、アーリア達イレギュラーズが引き取ることになった。またユニもよく懐いており、保護者が居ない以上は致し方のないことだった。
 住居は(イレギュラーズではないから空中神殿経由の転移が使えないため)、覇竜にほど近い終焉の監視者となった。
 亜竜種の集落でないのは、様々な理由でユニがかなりからである。
 また終焉の監視者は、ユニの妙に高い戦闘能力を生かすことの出来る場でもある。

 リーティアやアウラスカルトに見せたが、「知らない子ですね」「知らん」とのことだった。
 ただ「鱗やらなにやらの感じは私達に近い印象がありますね」とも。

 それはやがてくる不思議な運命の旅を予感させ――

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5343
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84992
名前:終焉の監視者『赤いローレライ』シレジア
種族:人間種
性別:女性
年齢:二十代前半
一人称:シレジア
二人称:あなた
口調:です、ます、ですか?
特徴:朗らかだがダウナー、料理が上手い、バトルマニア、悪気はない、ヤンデレ
設定:
 没落した幻想貴族を出自とする冒険者。
 腐敗のただ中にあった幻想を捨て、海洋王国へと流れ着く。

 出自だけあって教養深く、剣術と精霊術の才があり、武装商船の用心棒として頭角を現した。
 いくつもの海賊団に誘われたが一所には居着かず、あちこちで敵対する海賊を海の藻屑へと変えた。
 昨日の味方が今日の敵(あるいはその逆)などということもざらで、全くこだわりはなかった模様。
 ついた二つ名は赤いローレライ。敵対者をすべて赤い血の海に沈めてしまうため。
 海洋王国大号令では、廃滅病に罹患しながらも海洋軍艦の中で剣を振るい、狂王種を斬ったという。
「裾に血がついちゃいました。シレジアは夢中になってしまったのです、えへ」

 戦闘スタイルは初見では幻想騎士風の剣を操るが、極めてダーティー。
 精霊術で木の根を召喚して動きを封じる、毒花を使う、目潰しなど、出来ることはなんでもやる。
「卑怯というなら、おなじことをすればいいのです。シレジアはとめません」

 海洋と豊穣の貿易が始まってからは、
 剣士としては人型かそうでないかにも頓着しないタイプ
 なぜ自身がイレギュラーズにならなかったのかと悔やむ日々でもある。
 そうすればローレットに所属して世界中で戦えたのにと。
 だが彼女には一つの想い出があった。
 海洋王国大号令で見かけた、夢見ルル家の姿だ。
 自身さえ絶望しかけた廃滅病を撥ね除け、滅海竜を鎮め、冠位嫉妬を打破し、新天地を見つけてみせたイレギュラーズの一人だ。
「あなたはどこのどなたなのでしょう、シレジアの胸はきゅんきゅんに張り裂けそうです」
 そしてイレギュラーズを助けるために、何を思ったか終焉の監視者の門戸を叩いた。
 ここに居ればきっとイレギュラーズに――ルル家に会えると思ったからだ。

 ちなみに味方であれば滅茶苦茶良い人である。

「お茶をいれましたのでお飲み下さい。疲労回復する上に、よく眠れる薬を盛ってあります」
「多少の多幸感、高揚感、酩酊感については気にしなくておっけーです」
「合法です安心して下さい、シレジアは法律には詳しいのです」
「闇市で手に入れた安心安全なお薬です」

 滅茶苦茶良い人である。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5338
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/27134
名前:『秘式』ヒウル・アルケイン
種族:秘宝種(式神)
性別:なし(女性体)
外見年齢:16歳
一人称:ワタシ
二人称:アナタ
口調:デス、マス、デスカ?
特徴:友好的、無機質
設定
 天義において『神の国』などの事件が発生した際に、『杜』という組織が協力を申し出た。
 杜は小規模ながらも鉄帝国や練達の技術をふんだんに取り入れ、独自発展した領域を保有している。

 敵は恐らく冠位傲慢勢力と推定される中、ローレット、天義、杜が協力して事態にあたりはじめた。
 杜は友好の証として、いくらかの狐兵と共に、天義へとある高性能試作兵器(?)を派遣した。
 それが『秘式』ヒウル・アルケインである。

 神官装束を纏い、狐耳である。
 材質は生身の肉体に近いが金属パーツもある。
 素早い格闘戦を得意とし、手から電撃を放出することが出来る。
 またエネルギーは人と同じ食べ物を経口摂取する。

 ヒウルはもともと遺跡で発掘された秘宝種だった。
 だが杜の敵対組織である『綜結教会』によって、生命(?)を危ぶまれるほどの危険な改造を受けた。
 そして杜は教会との交戦中にヒウルを保護し、高度な治療を施したのだった。
 この際に教会が取り付けた危険なパーツは、安全な戦闘が可能となるように置き換えられている。

 こうして杜の一員となったヒウルだったが、綜結教会や傲慢勢力との交戦意欲があった。
 というより、無機質で機械然としたヒウルではあるが、それ以外の命令を受け付けなかった。
 ならば杜の防衛より、前線で役立ちたいだろうということで、天義の黒衣の騎士団に派遣したのだった。

 だが困り果てたのは天義上層部である。
 協力的とはいえやぶからぼうに出てきた組織である杜。
 それにくわえ、いささか天真爛漫にすぎる狐娘の兵士達。
 さらにはこの生命体なのか兵器なのかも定かではないヒウルなる存在。
 狐達の戦い方は練達や帝国に似て、いささか近代的すぎるところもある。
 剣や槍や弓や魔術、せいぜいマスケットや大砲で戦う天義の騎士達とは相当に違う。
 そこで天義上層部は考えた。
 なんでも天義には『本場の竜』に稽古をつけてもらった騎士団があると。
 それはローレットのイレギュラーズに指揮されているという――

 ――その名も聖奠騎士団サクラメント・エクェス

 つまり、なぜかサクラの元に回ってきたのだ。
 もっとも驚いたのは、きっとサクラである。

「団長、このワタシにご命令をお願いシマス」

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5344
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/51665
名前:エンゾ・アポリネ・バイヤール
種族:人間種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):62
一人称:私
二人称:呼び捨て、~様、~卿
口調:~だ、~だな、~だろう?(目上には敬語)
特徴:鋭利、冷静、能吏、忠義者、ロマンスグレー
設定:
 幻想で最大の権勢を誇るフィッツバルディの家宰格を勤める男。
 強力なフィッツバルディ家内を統率するエンゾの調整力、差配力は絶大である。
 その『執事力』は毛色こそ違うがあの天才クリスチアン・バダンデールと並び幻想最優と言っても良い。
 彼は貴族ではない一般の出だが、結果的にレイガルテが物理、領地、政治的影響力全ての面においてフィッツバルディの版図を過去最大級に押し上げた事も後押しして、レイガルテに絶対的な信頼を受けるエンゾは並の貴族では太刀打ち出来ない程の発言力や立ち位置を有するに至っている。
 ……とは言え、それは彼の立場からの讒言を『勝手に』貴族が恐れるからである。エンゾ当人は立場上、持ち得てしまうレイガルテへの影響力を『レイガルテに望ましくない形では絶対に行使しない』。彼はあくまでレイガルテとフィッツバルディに対して絶対的に忠実な能吏であり、そこには私心は全く無いのである。或る意味でクリスチアンとエンゾを分かつ最大の違いはあちらが『私心しかないような男』だったから、と言えるだろうか?
 元々庶民であるエンゾは幻想貴族が当たり前に受ける高等教育を受けた事は無かったが、とある小さなトラブルを抜きん出た地頭の良さで鮮やかに解決した事からまだ双竜宝冠を戴く前のレイガルテに見出され、彼の傍付きとして二人三脚を歩む。レイガルテは年下だが比較的自分と歳が近く有能なこの若者を大いに可愛がったのである。
 凝り性で、尚且つ力を持つレイガルテのやり方は実に徹底していた。
 彼に学問が無いと知るや、学者から神官までをずらりと揃え最強の家庭教師陣を構築し。
 毒竜の巣たるフィッツバルディで生きるのだと武芸を嗜ませ、教養を持てと芸術品を下賜し、社交界にも良く同道させた。
 又、当主となってからは自派の良家の令嬢を娶らせ、遂には彼を『バイヤールなる貴族にした』。
 ……まぁ、そんな厚遇を受けたエンゾがレイガルテ、ひいてはフィッツバルディにどんな感情を抱いているかは推して知るべしである。
 ザーズウォルカもそうであるが、彼はレイガルテやフィッツバルディの為なら己が死さえ何の問題にもしないのだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5386
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/77575
名前:ラトゥ・ラ・トゥーラ・トゥ
種族:魔種(デモニア)
性別:不明
年齢(或いは外見年齢):20代
一人称:ワタシ
二人称:キミ
口調:~ダネ、~ダロウ、~ナノカ?
特徴:無理矢理喋っているような口調
設定:
 ラトゥ・ラ・トゥーラ・トゥは魔種である。
 或いは知る人は、ワールドイーターが集合して形を成したものが彼(或いは彼女)なのだという。
 其の真偽は置いておいて、ラトゥ・ラ・トゥーラ・トゥ――ラトゥは其の影から、或いは黒い衣服から、ワールドイーターを無限に生み出す事が出来る能力を持っていた。
 胴や背、腕から小骨竜型のワールドイーターを生み出す様を見れば、成る程確かに“ワールドイーターの集合体”だと思われても仕方ないだろう。

 ラトゥは過去を語らない。
 魔種である以上何やらの過去がある筈なのだが、ラトゥは最早覚えていない。
 ただ彼(或いは彼女)にあるのは食欲のみ。

「何でも良いから食べたい」。

 其れがラトゥを突き動かし、あらゆるものを破壊せしめる唯一の原動力である。
 にも関わらず、ワールドイーターを生み出し暴れさせる彼(或いは彼女)は決して何かを口にする事はない。水一滴すらも飲まず、しかし腹が減ったと繰り返す。
 そうして生み出したワールドイーターにあらゆるものを喰わせ、其の食感を共有しているかのような言動をする。
 ワールドイーターの『巣』という表現は、あながち間違っていないのかも知れない。

 ラトゥについてのプライベートな情報は調べても出て来ない。恐らくは、縁者を最初に“喰って”しまったのだろう。或いは縁者を“喰った”ワールドイーターを受け入れてしまったのか。しかし其れほどの規模になれば記録にも残る筈なのだが、“虫食い”のように事件の影も形もない。
 或いは既にワールドイーターたちによって情報は“喰われた”後なのか――残るのは幾つかの推論ばかりである。そして当然、其れをラトゥが答え合わせしてくれる筈もなく、ラトゥはただ魔種として食を繰り返すばかりだ。

 本人は何も食わないとはいえ、ワールドイーターの習性からして魔種の中でも危険である事に違いはない。
 凶暴性・無差別性ともに高い、早期の討伐を望む。

『美味しいNeえ、美味シイ』
『お腹が減ったンダ。食べさSeておくれヨウ』
『歯ごたえのあRuものが食べたいネエ』

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69248
 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5389
名前:禄存(ろくぞん)/フェグダ
種族:星の精霊(神霊の神遣)
性別:女性
年齢:unknown
一人称:あたし
二人称:きみ、あだ名、~様、(黄龍にのみ『黄(ふぁん)様』)
口調:だよ、だよね、カナ!? 等のハイテンション
特徴:星空の翼を有する、神霊見習い
設定:
 豊穣郷神威神楽の神霊である黄龍の神遣の一人。御所に訪れる水天宮 妙見子を見てから「御主を真似てみた」と妙見子に似た外見の娘を造り上げた。
 黄龍曰くは「星の気配は大変好ましい」との事である。
 瑞兆の獣である黄泉津瑞神と対照的に雨と邪気を司ることの多い黄龍は自らが星滅ぼしの獣であると認識する妙見子にも好意的であった。
「どうしてん似せたのですか!?」と問われたならば「モデルが居る方が形作るに楽だから」だそうだ。

 基本は黄龍のお茶目な性格を引き継いでいるのかハイテンション。にこにこしており元気。
 黄龍の『目』の代りをしており、神使や陰陽頭などと移動することが多い。その姿は人間大から掌サイズまで変化が可能である。
 基本的には『陰陽頭』である月ヶ瀬 庚の肩に座って黄龍からの指示を伝える事が多いが――
「座ってるだけって楽しくないよねえ、遊んで良いカナ!? かのちん!」
 本人の気質も楽しい事が最優先であるためトラブルメイカーのきらいがある。

 黄龍の分霊である『麒麟』が存在して居る自凝島の変化を察知し黄龍に伝達する役割も果たしている。
 その命は黄龍の神力によって作られたものであるからか、基本的に命の扱いが非常に雑。
 戦闘能力も兼ね揃えては居るが、それでも『デコイ』の役割が大きい様子ではある。
 黄龍にも「御主は何時でも生まれることが出来ように。だが、神使はそうは行かぬ。ゆめ忘れぬように」と言い付けられている。
 基本的には黄龍至上主義。彼(彼女)が居るならばそれで構わない。
 そう認識しているが楽しげな神使の様子を見ると、ちょっぴりお友達なんてものも欲しくなってしまうのだ。
 仲良くなれば別れが辛い筈だからと明るいながらも余り踏込まぬように気遣うのは、モデルとなった人間に良く似ているのかもしれない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5388
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81232
名前:アセナ
種族:旅人
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):10代
一人称:僕
二人称:キミ、お前
口調:よ、だよね、だね
特徴:ケモ耳、ぼんやり、褐色
設定:
 夜を思わせる黒髪に黄昏の瞳、夜空に掛かる雲の尾をした少年。
 明るい青色のラインが輝く衣装と拘束具、同じ色に輝く直刀を握る。
 幻想にこの数ヶ月以内に姿を見せるようになってきた存在で、アーマデルも幻想にて遭遇している。
 それは深い夜、月夜の晩、突如として差した影に空を見上げた時のこと。
 屋根伝いに宙を蹴りながら跳ねるように町の外へと消えて行った。
 少なくとも、アーマデルの視点からはその正体は全くの不明である。

 以下に記されるのは、まことしやかに囁かれる彼のお伽噺の内容である。
 曰く、その者、月の輝く晩に姿を見せ病を運ぶ。
 幻影の如く捉え難く、表情も読み難く、今まで捕縛の情報はない。

 運ばれてくる病は症状が確定的に明らかになっている。
 曰く、発症した者は黄昏色に瞳を輝かせるという。
 味覚が変質し、強い臭いや水、大きな音、光を苦手とするようになる。
 最期には目や耳を自ら潰し、自ら死に至る――という。

 また、この病については療法が既に判明している。
 それは初期症状である眼の色の変化が発生するよりも前に強い衝撃を与えて気絶させること。
 また、現在までイレギュラーズには発症者はいない。

 ――というのがお伽噺の内容である。

 獣種のように見えるが、実体は旅人。
 そもそも人間の範疇ではなく、どちらかというとROOにおける『アバター』的な存在。
 ある世界の少年がRPGの最中にアバターと魂が癒着した状態で混沌世界に呼び出された結果の産物。
 最初はバグを疑いながら空中神殿を降り立ち、幻想にあるローレットに向かう――最中、少年は不運にもある貴族に出会う。
 道案内を買って出た彼に着いていった少年は、そのまま姿を消した。以来、誰も彼を見た者はなかった。
 いたとしても、そもそもとして旅人である彼がローレットに到着しなければ、消えたことさえも気づかれなかった。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5381
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84786
名前:ゲルタ・ギーゼラ・フォン・ゲルツ

種族:旅人
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):30歳
一人称:私
二人称:あなた、名前+殿
口調:でしょう、なの?、だわ、よね
特徴:見た目は強い女性、貴族、宿業の女主人、普段はサッパリしているように演じている、実は重い女

設定:
幻想貴族、ゲルツ男爵の娘の一人。
派閥としてはフィッツバルディであるが強く本質はどちらかというと王党派である。

幻想の南部に領地を有するゲルツ男爵家は遠い昔に旅人の血が入っている。
遠い昔、ある時代の当主は一人娘しか生まれなかった。
そんな一人娘が攫われた時、ある旅人が誘拐犯らを叩き潰して見事に助け出してみせた。
彼はそのままゲルツ家の婿養子となり、その血が当代まで続いている。

ゲルタはその血が濃く出た結果、鬼人種ないし亜竜種のような有角の女傑として知られている。
貴族の娘として様々な知識、武闘を学び、常に美しくあれと育てられてきた為、プライドが高い女。
裏腹にそういう『キャラ』を保っていないと直ぐに崩れてしまう弱さを持っている。

領都ゲルツは古来からの流通の要衝でもあり、大きな街道が通っている。
中興の祖でもある旅人が貴族の傍ら、情報収集や混沌世界へ馴染むために始めた宿場が現在も続いている。
領主による直営という珍しい宿場で一切を取り仕切るのがゲルタである。

ジェラルドに対しては連泊してくれる客の一人、という印象だった。
客としてお世話をしながら彼の生き様や人柄に少しずつ惹かれるようになっていった。
近頃は両親へ頼み込んでジェラルドへ領地の一部を貸してあげる(押し付ける)など、明らかに立場から外れた行動を起こしている。
そんなことをすればお咎めの1つくらいもらおうものだが、実はゲルツ家にはもう1つ特徴がある。
それは代々、惚れっぽく恋に対して直情的で強引な人物が多いということ。
そもそもとして貴族主義の幻想王国において、旅人がその血を脈々と続けること自体が珍しい。

自らを助け出した勇者に惚れ込み、彼を夫として血を繋ぐ――そんな恋愛への気の強さ。
その恋が実ることなど無いのだとしても、貴族としての責務など知ったことかと恋に生きる。
それこそが、ゲルツ家の女一番の特徴であると、ゲルタはまだ知らない。
幻想に潜む冠位が色欲であるというのは何の因果か。

なお、ゲルタにとってはこれが遅い初恋だったりする。
遅すぎる初恋の結果、彼女の不毛な恋のアプローチは少しばかり歪だ。

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5399

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/76277

他詳細お任せ
名前:『刀神』ミサキ
種族:刀のグリムアザース(?)
性別:無し 少年っぽい
外見年齢:12
一人称:俺/ワレ
二人称:君/ナンジ
口調:~だ。~だね。~だろう。/(カタカナでカタコトになる)
特徴:浅黒い肌 身体をめぐる紋様 金の瞳 白髪

設定:境界図書館の滅びゆく世界で史之へ憑依し、倒された元神。
現在は史之の背後霊をやっている。自我はなく、ただ物語の舞台装置として世界を破壊するものであったが、史之に憑依したことで人間の感情を知り、協力するようになる。本体は守り袋に入った刀剣の欠片。
宙に浮いた七本の刀によって結界を張っており、その範囲内に居る者のステータスを、きもち底上げする。戦場の雰囲気に流されると人格が薄弱になり結界が弱まる、また神であったころのようなカタコトの口調になる。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83341
名前:パンタシア

種族:精霊種?
性別:女性
外見年齢:20代
一人称:わたくし
二人称:貴方、貴女、~様
口調:です、でしょう、でしょうね、でしょうか?
特徴:
 深い紫の瞳とブロンドの髪が特徴的な女性。
 ドレスを思わせる衣装は青や紫色の花をあしらわれ、常に柔らかな微笑を湛えている。
 青々とした美しいドレスと瞳に魅入られるように、エルス・ティーネ(p3p007325)はどこかで彼女に気を許しつつある。

 つい最近になってエルスの領地にて行き倒れていたところを保護された。
 ラサを騒がしつつある終焉からの影響力の拡大もあり当初は警戒されていた。
「わたくしはどうにも、記憶というものがなくしているのでしょう。
 どうか、しばらくの間、ここに滞在させていただきたいのです」
 そう言った彼女は普段、ティーネ領で細々とした雑務を行っているようだ。
 柔和で穏やか、どこか母性のようなものさえも感じる微笑を湛える人柄は自然と人々に受け入れてもらえつつある。

「……エルス様は、どうしてそうも美しいのでしょうか?
 なんて、無粋でしょうか。やはり、恋というものの影響なのでしょうね」
 ティーネ領に訪れたエルスとも何度かの面会を経て、近頃はそんな風に感心した様子を見せてくることもしばしば。
 そんな風に笑う彼女のことを、エルスの方も最近は気に掛けるようになっている。
「もしも記憶というものが必要となったら……わたくしはこの場を立ち去るときでしょう。
 よく分かりませんが、何となく……そのような気がするのです」
 まるで、もう思い出しつつあるかのように見えたことを、エルスはその時は黙っていた。
 なぜか――彼女には敵意が感じられなかったからである。

 そんな彼女は深い夜、特に満月に近い頃になるとふらふらとどこかへと出かけていくという。
「――どうか、夢はもう少しばかり覚めないで。このまま忘れさせていて」
 月に見降ろされる夜に、そう乙女は天へ祈る――その姿を今はまだ誰も知らない。

 ところで、ある者はこういう言葉を残している。
 敵にばれないように潜入する最も確実な方法は使命ごと忘れてしまうことだという。
 どんなに細心の注意を払っていても、些細なことからいつかは気付かれる。
 だから、すべて忘れてしまえ――と。

 これがそんな夢幻の花、夜に綻ぶ夢。
 誰かが気付いたら手折れる花の夢だとしたら――それを見せているのはきっと、悪意なのだろう。

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5409

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84265

他不明点お任せ、アドリブ歓迎
名前:dre-558(ここは)
種族:ゼロ・クール
性別:無性(女性型)
年齢:不明(稼働年数不明)
一人称:ココハ
二人称:~さん、(主に対してのみ)名前呼び捨て
口調:です、ます、ですか等の丁寧な口調(やや冷めている)
特徴:ギャルリ・ド・プリエの仕立屋『キセ洋裁店』の看板娘、緑色のコアを有する
設定:
 イーハトーヴがギャルリ・ド・プリエの探索時に訪れた『キセ洋裁店』の店員(看板娘)。
 緑色のコアを左手の手の甲に有するゼロ・クール。鮮やかな紅色の髪をしており、衣服は洋裁店の看板娘らしく豪奢なものを着用して居る。
 人間と大差の無い外見をしており、一見すれば『ゼロ・クール』だとは思えない精巧な出来である。
 外見年齢は多くのゼロ・クールが10代半ばである事を想定し、同年代に見えるようにと設計されたらしい。兄弟にdre-634(むさし)という兄が居る。
 ココハとムサシは『洋裁店のモデル』の役割も担っているため、ゼロ・クール達の『オシャレ』の広告塔でもあるらしい。
「キセの役に立つのあれば構いません」と冷たく言うココハは着せ替え人形同然に毎日店内の商品を代わる代わる着用し、動くマネキン状態で働いている。

 外見的には非常に華美(マスターの趣味ともいうが)ではあるが、性格はクールと言える。
 甘やかされると仕事をしないと自認している魔法使い『キセ』はココハには「仕事をしなさい」と定期的に言わせるようにと準備したらしい。
 対照的におっとりした兄のゼロ・クール『ムサシ』は「ココハもマスターが好きなんだけどねえ~」とのんびりした様子で言う。
 ある意味二人で一つ、双子のような存在であり、魔法使いで仕立屋のキセの知識をたっぷり蓄えて主を支えるココハと他の魔法使いとの橋渡しを行ないながら商品受注や依頼人情報を記憶しているムサシは良いコンビなのだろう。
 のんびり屋でずぼらなキセが自身を支える為に用意したゼロ・クールであると言えばギャルリ・ド・プリエの魔法使い達誰もが納得する程なのである。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85292
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5275
名前:アポロ
種族:ブルーブラッド
性別:女性
外見年齢:20代
一人称:ワタシ
二人称:あなた
口調:~でしょ、~だよ、~だよね?
設定:小悪魔系リアルバニーガール。竜宮城のカジノで働いている。
相手に気を持たせるような言動で、貢がせるのが得意。罠でもいい! 罠でもいいんだッ!!
とくに佐藤のことはチョロいと思っており、事あるごとにカモにしている。

「あら……酔ってきたみたい……。あと1~2杯で倒れちゃうか、も」
「キャハッ! 今日はツイてなかったみたいね! またのお越しを~!」

クソッ、馬鹿にしやがって! 分からせてやる!!
でも実は彼氏がいる。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85277
名前:『ヴィクトール』
種族:ドラゴニア
性別:男性
年齢:不明(ビクトリアと同じ)
一人称:僕
二人称:君
口調:柔和口調(~かな、だよ、だね。子供口調に近い)
特徴:長身、癖毛、赤の入った金のインナーカラーの入った髪
赤金の瞳。手足を覆う『黄金』の鱗。そして陽キャ

設定:すでに故人である。
ビクトリアの弟であり、黄金の王の出会った『ヴィクトール』である。
破壊の化身のような存在である黄金の王相手に交流を重ね、
彼の心を開いてしまった存在で、本人を喩えるならば【過激で先取的な平和主義者】である
また、黄金の王に「僕の名前使っていいよ、うん!」と軽々しく名を渡したため
後にとても厄介なことになった。

なお、外の世界に興味津々であり、滅茶苦茶勝手に里を出奔した。
外の世界では旅人のふりをし、特徴的な尾・翼・羽・角などは自ら切り落とし、
鱗は黄金色の手甲/足甲で覆い隠していたという。


※そぐわない部分はアレンジ可

関連:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5008
(※黄金の王の設定委託/一部ヴィクトールに触れているため)
絵 :https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85311
関係:敵(イヤイヤ遂行者)

名前:アルマ・リオン
種族:ブルーブラッド
性別:女性
年齢:16
一人称:アタシ
二人称:キミ、名前呼び捨て
口調:弱気でやる気のない感じ。ダラダラ緩い喋り方。〜じゃない?、〜でしょ、〜スか、うぇぇ〜?等
特徴:押し付けられ体質。遂行者ではあるが、戦闘はあまり好きでは無い。イヤイヤ期。でも戦うと表情・口調が一変する。青紫の髪に赤紫の瞳。困り眉。リカオンのような大きな耳とハイエナのような尻尾(メラニズム)。スタイルはいい。武器は大きなナタ。動きは素早くスマート。
意外と頭もいい。


設定:最近なったばかりの新米遂行者
生存本能は強め
PCとの関係性は、PCを海で拾って一時世話をした・された仲
PCの事は気に入っているが、イレギュラーズとしては嫌い
実は面倒見がいい
その為、厄介事を押し付けられやすく貧乏くじを引きがち
物心ついた頃には1人でずっと暮らしていたため、家族に憧れがある
遂行者になった理由は自身の望みを叶えたい為
誰も飢えず、孤独にならず、コミュニティが壊れる事もなく、穏やかに暮らせる事を強く願っている
イレギュラーズになれない身で、その願いを叶える為には強い力が必要で、今はこの道しかないと思っている
そう在れない世界と、可能性を秘めてるのにモタモタしてるイレギュラーズやPCに怒りを感じている
刻印は左の太もも外側

自身の持ち味は素早さと一撃の重さにあると思っているので動きやすい服装を好む

口調例
①「うぇぇ〜?今此処を止めるんスか〜?」
②「うわ!あっぶな!アタシを殺す気ですかー?!」
③「…(スゥ…)虚空…弐式…!」(技名は適当です。静かに抜刀して瞬時に一撃高火力で駆け抜けるイメージ)


※設定そぐわない場合、使いづらい場合はアレンジOKです

https://rev1.reversion.jp/shop/exdetail/3009?from_character=p3p010586
名前:マキナ
種族:旅人(ウォーカー)
性別:不明
年齢(或いは外見年齢):20代後半
一人称:わたし
二人称:きみ
口調:~だね、~だよ、~かい?
特徴:常に笑顔、中性的な出で立ち、モノクル
設定:
 旅人は魔種にはならない。
 にも関わらず、マキナが刻見兄弟にしてきた事は魔種の所業である。其れはつまり、彼が根底からの狂人である事を表しているのだろう。

 マキナは“運命を操る悪魔”を自称し、刻見・雲雀に邪眼を与えた。雲雀に己の後継者たる要素を見付けたのである。(どの辺りなのかはまだマキナしか知らない)
 『可愛い我が仔たち』と刻見兄弟を可愛がってはいるものの、やっていることは悪辣の一言である。其の目的からして『雲雀を後継者として育て、其の上で雲雀自身の手で隼人を“洗礼”させ、二人を同族として迎え入れる』という非常に身勝手なものなのだからタチが悪い。
 だが雲雀は当然、そんな道を選ぶ筈もなく。自ら苦難の道に踏み入った彼を――マキナは大層愛した。

 なんていじらしいのだろう。
 なんて可愛らしいのだろう。
 なんて、ああ、なんて可愛い仔なのだろう!

 だからマキナは試練を課すことにした。きっと雲雀はまだ成長を望んでいるのだ。ならば成長出来るように試練を与える事こそが、我が仔を可愛がる親の役目であろう。
 マキナは雲雀が成長する――苦難を乗り越えるためなら何でもする。魔種と手を結び、滅びへ導くあらゆるものを利用し、そして時には其れを自らローレットへ持ち込むと言うのだから手に負えない。
 本人に雲雀を死なせる気はない。だからローレットに案件を持ち込む。マキナは至って真面目に雲雀の成長を見たい、其れだけなのである。
 そしてローレット側はというと、首謀者にして報告者であるマキナを泳がせるほかない。マキナが案件を報告に来るのは、雲雀が苦戦している時なのだ。そうして救援を出している間にマキナは忽然といなくなっている。非常にタチが悪い。

 そんなマキナが心待ちにしている事が一つある。
 雲雀と隼人の再会である。
 彼らが二人とも混沌に召喚されている事は、マキナしか知らない。
 いつ会わせようかと“サプライズ”の機会を虎視眈々と狙っているようだ。

 重ねて言うが、旅人は魔種にはならない。
 故にマキナは根っからの、根底からの狂人である。
 悪魔とでも呼ばなければやっていられない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/84670
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5428
名前:閻・祝華(えん・ずぅふぁ)
種族:亜竜種
性別:女
年齢:unknown
一人称:わたくし
二人称:あなた様
口調:です、ます、でしょう
特徴:亜竜集落ウェスタ出身、ドラゴン・ロア(水)、呪術舞踊の踊り手
設定:
 亜竜集落ウェスタの旧家である閻(えん)家に連なる家系の娘。
 美しい銀の髪に、勝ち気な紫の瞳を有した娘は曰く付きでもある閻家の党首候補に名を連ねている。
 死魂を黄泉の国へと送るが為の奉納呪術舞踊は当人の趣味であるため完璧に舞えるが、稼業に関しては「要するに墓守やら葬儀人のようなものでしょう」と判断している様子である。
 本来ならば家を継ぐ筈であった閻家の長女が姿を消して暫く、転がり落ちてきた『跡継ぎ』の座に関しては然程興味は無い。
 ただ、姉として慕っていた彼女がどこぞで幸せになり、子を成しているのであればその子供を家族として迎え入れたいと考えて居る。
 当然ながら閻の跡継ぎであった長子の女が子を孕み産み落としたことを祝華は知らない。その息子がイレギュラーズである事とて知る良しもないのだ。

 基本は善性の人間であるが、血は争えないのか己の美しさには自信がある。
 舞い踊る己のこそが一番に美しく、その美しさ故に死魂は感謝の念を抱いて黄泉の国へと誘われていくと認識する程度に自信たっぷり。
 それは舞っている時のみの話であり、普段は非常に引っ込み思案で人見知りをするタイプである。
 黙っていれば嫋やかで愛らしく人見知りをする令嬢。踊り始めれば自信満々で饒舌な娘だ。踊らない方が良いとウェスタの元は囁いていたり……する。
 ウェスタにイレギュラーズがやってきた際には「怖いのですけれど? どういうことです? 余所者?」と身を隠した程である。
 故に、ヴィルメイズの姿を祝華は見ていない。もしもその姿を見たならば真っ先に閻の『しきたり』と、彼女の事を思いだしたはずだからだ。
 正直な事を言えばしきたりなど祝華はどうでも良い――のだが、しきたりをないがしろにすると叱られることが多々あるようだ。
 それでも、滅びるのであれば祖先が悪かったまでの事。
 ただ生まれて来ただけの命を蔑ろにするなどあってはならないと考えて居る。
 もしも彼女が特異運命座標であったならば屹度、素晴らしい冒険者になったことだろう。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85440
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5419
名前:クロンデール(本名 ルシカ・クロンデール)
種族:精霊種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):外見20代前半
身長:178cm
一人称:俺
二人称:名前にさん付け
口調:~です、~ます
特徴:気弱、尖った耳、逃げ足が速い、自信なさげ

設定:
月硝の集落崩壊時にジョシュアを逃した風の要素を持つ精霊種。
ジョシュアが銀の森に領地を得た際に移り住み、再会を果たす。

月硝の集落ではキーラと共に先代長を補佐する役目を担っていたが彼女の死後、跡を継いだキーラの目論みに気付いて口論になり名前から光(ルシカ)を奪われてしまう。
それによって現在は力を制限されており、クロンデールと名乗る。
自分は所詮すきま風(クロンデール)だとすっかり塞いでしまい、崩壊する日までひっそりと過ごしていた。
また、キーラと先代長リュネールとは幼馴染みのような関係でもあったようだ。

気弱な性格だが、いざという時には他者を助ける勇気がある。
長く生きているため、集落からジョシュアを逃がした際には集落しか知らない彼に知恵と道を示した。
ここまで生き延びられたのは臆病さと逃げ足が速かったおかげ。
けれど集落のことに関しては多くの後悔を抱えている。

「あなたの毒は怖いです……。でも、皆の方がおかしいってずっと思ってました」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/78266
※アレンジ可です
名前:アルゼナール・ベシュヴェーレン
種族:人間種
性別:男性
年齢:19歳
一人称:俺
二人称:名前呼び捨て
口調:~だ、~だぜ、~だろ? ※貴族や騎士として敬語を用いる場合もある
特徴:幻想国の騎士・下級貴族出身・槍使い・猫好き・人間種中心の考えが抜けない欠点あり
設定:

幻想国の下級貴族の家で生まれ育った人間種の青年。上に兄が多数いるらしい。
愛称は『アルゼ』または『ゼナ』。

現在は騎士として別の貴族の家に仕え、仕える貴族の領地の警備等を担う他
交流の一環としてヨゾラの領地『エアツェールング領(物語領)』を時折訪れ、騎士学舎の騎士達と手合わせや訓練等を行っている。

騎士として戦闘面に優れており、特に槍やハルバードの扱いを得意とするパワープレイの物攻型。
個人でも強いが、集団戦や部下を率いての団体戦にもある程度の知識を有する。
魔術方面は知識も技術もからっきしであり、防御技術は高いが特殊抵抗は低いようだ。

性格は真面目で活発、見た目に反して力持ちで体力馬鹿な一面もある。
考え方はやや脳筋寄り…と思いきや、貴族の子として教育を受けた身、意外と頭が回る事もあるようだ。
趣味は散歩(実質見回り兼ランニング)と筋トレと猫と過ごす事。
無類の猫好き。肩に乗っている三毛猫(雌)は彼の飼い猫で、名前は『グリュック』。

飲食面での好物は牛乳や肉類。生焼けの肉でもぺろりと平らげ腹も壊さない健康優良青年。
ただし腐った飲食物は嫌いで、口にも入れたがらない。

幻想国の貴族の家で育ったからか、やや人間種中心の考えを持つのが欠点。
『幻想の貴族は一部例外を除き人間種』『貴族の令嬢(人間種)と婚姻して子孫を成すのが出世の道であり貴族の責務』という部分を自然かつ当然と思っている節が(無意識下に)ある。
仕えている主人(貴族)からも指摘を受けており、本人も気を付けてはいるのだが
それでもたまに言動にそういった面が出てくる事があるようだ。

ヨゾラと親友関係者3人のチーム【星空の友達】とも、多少の交流はある(※アルゼ自身はチームメンバーではない)が…たまに軽く衝突しかける時がある。
特に鉄騎種のライゼンデとは相性が悪く犬猿の仲であり、口論になりかけて他のメンバーに仲裁される事もあるようだ。
また、ヨゾラ相手に『人間種の令嬢を紹介しようか』と軽く話題を吹っ掛けた結果、獣種令嬢のフィールホープを本気で怒らせかけて謝った事もある(ちなみにヨゾラからもやんわり断られた。ヨゾラはフィールホープに恋愛感情を抱いている事を自覚しつつあり、他の対象を紹介されても困るのである)。
ヨゾラやファゴットからは「欠点が直らない限りは知り合いかたまに会う友人位までかなぁ…」と思われている。

彼としては、ヨゾラや物語領の面々とは(まぁライゼンデだけは別だが…)仲良くなりたい。
しかし、彼は幻想国の貴族の血筋であり、貴族に仕える騎士である。
もし、実家や主人等からの命があったなら…彼はヨゾラ達にすら武器を向けざるを得ないだろう。

万一の事態を避ける為にも、ヨゾラに他貴族を紹介し交流の機会を増やし親交を深めたいと思っているが
その為の行動で(秘めたる過去の事情から幻想に愛憎を抱く)ライゼンデや(何らかの事情を持ち、幻想の獣種としての誇りを持つ+ヨゾラへの恋愛感情を自覚しつつある)フィールホープの逆鱗に触れかけてしまう為に
ヨゾラへのアプローチは思ったように進まないのが現状である。

ヨゾラの親友になるには程遠く、ヨゾラを貴族の一員や関係者にする事も叶わない。
内心の焦りや負の感情を抱きつつある彼が、悪しき者に付け入られない保証はないのだ。

「よぉ、ヨゾラ! 元気してるか、領民や猫達も元気か?」
「幻想国で安定や出世を狙うなら…貴族や令嬢等とは仲良くしといたほうが良いぜ?ここから近い所に善良な貴族の領地が…」
「…わかんねぇんだ。何であの3人みたいに、ヨゾラの親しい友人になれねぇのか」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85100

改変・アドリブ歓迎。
名前:『マエストロ』ダンテ
種族:人間種
性別:男性
年齢:44歳
一人称:私
二人称:きみ、呼び捨て
口調:だ、だな、だろう?
愛称:マエストロ
特徴:色白の肌

設定:
世界的有名な楽団『アザレア』を率いる偉大なマエストロ。
出生や若い頃の経歴はあまり明かされていないが、彼の眩い威光の前ではその程度の話は気にされる事は無い。
音楽家としてだけでは無く、人を育てる事に関しても天才であり、彼が育て上げた弟子たちは皆大成しており世界中の音楽家からの尊敬を集めている。

「さつりくの うたが きこえる」から始まる『神曲』はダンテの傑作であると同時に、未完であるとも言われている。

その他:
アレンジおっけーです

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/18002
名前:『終局幻奏』ダンテ・クォーツ
種族:魔種
性別:男性
年齢:44歳
一人称:私、僕
二人称:きみ、呼び捨て
口調:だ、だな、だろう?
愛称:マエストロ
特徴:色白の肌

「我が仇名すイノリが、この空を深き底に堕とすまで」

設定:
リアの実父にして、その正体は魔種。
クオリアに呪いを掛けてじっくり時間を掛けてリアを破壊しようとしていた張本人。
『願望器』の現身たる娘のアベリア、それに込められた『英雄幻奏(レプ=レギア)』を利用しようとしている。

全ては『神曲』を完成させるために。

過去:
―――不明。

能力:「????」
―――不明。

その他:
アレンジおっけーです

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/45803
名前:リシェル・ファーレル
種族:人間種(カオスシード)
性別:女性
年齢:24歳位(リースリットより2歳程年上のイメージ)
一人称:私
二人称:~君、貴方、~殿
口調:ね、よ、なのね、なのよね?
特徴:優しい、凛としている、お人よし、真面目、社交的
設定:
幻想貴族ファーレル家の長女。
リースリット・エウリア・ファーレルの異母姉。
母は他家の貴族から政略結婚により父に嫁いだ女性で正妻の娘となる。
真面目で優しくも凛とした立ち居振る舞いは、彼女の夢である正しい騎士の如く。
故に曲がった事が嫌いではあるが、しかし嫌いだからと頑なに否定するだけではない柔軟さも持ち合わせる。
武に優れた才を示し、娘達には望む事をさせる父の方針もありって女騎士として双子の兄共々幻想東部域を管轄する騎士団に所属。
兄同様今の貴族の在り方や国の将来を真剣に憂える若い世代の一人であるが、内心はともあれ兄とは違い嫌悪感を見せず、そういった人間との人付き合いも良くこなす。
融通の利き辛い兄の起こすトラブルを治めるのは大体彼女と幼馴染の役割。

妹(リースリット)に対しては母の手前一応距離を置いているが、妹本人が思っているほど無関心でもなければ嫌っている訳でもない。
むしろ内心では妹の境遇に同情的でこっそり見守っており、妹に対する母の態度に批判的ですらある。

尊敬する人物は『花の騎士』シャルロッテ。
彼女に憧れ、彼女やかつての父のように近衛の騎士となり王を護る事が密かな夢であった。
騎士として国に仕えながら実力を磨き続けた彼女は、近年、父の推薦を得て晴れて近衛へと入隊が叶う。
王権の弱体化著しい今、昨今の情勢から近衛と言えど出身的に必ずしも信用できる者ばかりではない懸念もあって王の近くに確実な手の者を配しておく必要が高まった事と、何より本人の希望と能力故。
父は為政者としてフォルデルマン三世に思う所も多いが、リシェルは父の思惑とは関係無く底抜けの善人ではある彼の資質を得難いものと感じ、騎士としても個人としても彼を敬愛し支えたいと考えている。
近衛入隊後は王都のタウンハウスであるファーレル伯爵家別邸にも居住しており、非番の日はよく此方で過ごす。
その関係で、同じく伯爵家別邸を活動の拠点としていたリースリットとは顔を合わせる事が多くなった。

※アレンジ、アドリブ等歓迎です。
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/17462
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85495
名前:エイナ・クルシス
種族:カオスシード
性別:女性
年齢:20代前半位
一人称:私
二人称:貴方、~様、~さん
口調:です、ます
特徴:世話好き、真面目、優しい、冷静沈着
設定:
幻想王国レガド・イルシオンの王室親衛隊……つまり近衛に所属する騎士。
貴族出身で元は王家に忠誠を誓う王党派騎士家系の生まれであり、父も先代フォルデルマン二世時代以前の近衛騎士であった。

フォルデルマン二世逝去後の王党派失墜時、家が没落し父は彼女を含めた家族を連れて近衛時代の同僚であったファーレル伯リシャールの元に身を寄せ、伯爵家に仕える形で生き延びた。
以来エイナはファーレル伯爵家で育ち、歳の近い伯爵の子供達リシュオン、リシェル兄妹とは幼馴染・友人兼従者として実質家族のような関係になり、常に三人一緒に行動する間柄となった。
当然リースリットとも近しい関係になるが、事情により周囲との距離を作っていた当時のリースリットとは言うなれば従姉妹のような距離感であった。

長じてリシュオン、リシェル兄妹の従者として共に騎士となり、思想面でも彼らの同志となっていく。
そしてリシェルが近衛へと転属する際、リシャールの意向によりエイナも共に近衛へと移る事になる。
これは娘を一人で送り込みたくない親心とは別に、エイナを近衛入りさせる事で多くの近衛を排出してきた名家でもあった騎士貴族の一つクルシス家の再興を認めさせる目的があり、それは果たされた。
現在は、リシェル共々一応は『フィッツバルディ派』として近衛に所属している形になる。
近衛入隊後は王都のタウンハウスであるファーレル伯爵家別邸にも部屋を与えられており、非番の日はリシェルと共によく此方で過ごす。
その関係で、同じく伯爵家別邸を活動の拠点としていたリースリットとは顔を合わせる事が多くなった。

リシェルとは主従である以前に親友であり、実の姉妹のように仲が良い。
リシュオンとは……複雑な経緯を経て今は彼の婚約者となっており、公私ともにパートナー。
二人は早い内から想い合う関係となってはいたものの、身分と立場の差から想いを秘めたままにする心算であったエイナに対し、リシュオンは彼にしては珍しく強い意向で両親を『説得』、特に母にはあらゆる手を尽くして認めさせたという。
その顛末を聞いた時エイナは愕然とし、リシェルは心から祝福した。
ファーレル伯によるクルシス家復興は息子達の為の環境作りの一環でもある。

※アレンジ、アドリブ等歓迎です。
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/59556
名前:エドアルド・クルシス
種族:人間種(カオスシード)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):60前後
一人称:私
二人称:~様、~卿
口調:~です、~ですな、~でしょう?
特徴:温厚、執事、理知的、冷静沈着、勤勉、ロマンスグレー
設定:
幻想王国レガド・イルシオンの名門貴族ファーレル伯爵家の家宰を務める人物。
当主リシャールの腹心の一人として、領地経営の差配から諜報等の裏仕事まで多くを統括する。
元は近衛騎士を多く輩出してきた王党派の名門といえる騎士貴族の出身であり、当主でもあった。
彼自身、先代フォルデルマン二世の時代には近衛に名を連ねており、現在の主であるリシャールは当時の歳の離れた同僚にあたる。
二世崩御に伴う混乱が王党派に及ぼした影響は大きく、少なくない貴族が命を落とすか没落していった。
エドアルドも例外では無く地位と多くのものを失ってクルシス家は没落したが、家族の命だけは守れたエドアルドはファーレル伯となっていたリシャールの誘いを受けて家族共々彼の許に身を寄せ事無きを得る。
以後、リシャールに仕える事になったエドアルドは恩義を返す為にも騎士としてだけでなく様々な事を学び不足を身に着けていく。
元より勤勉で王族の近衛として相応しくある為に学も身に着け研いていた彼は、先代家宰の引退に伴いその弟子として師を上回る辣腕を以て新たな家宰となった。
主の片腕として伯爵家の為に辣腕を振るい続け、ここ十年弱は国内の情勢変化を受けてリシャールより王都の別邸の管理を任され諜報等活動の拠点とし、領地運営の差配は弟子たちに王都から指示しながら多くの面で任せている。
王都の伯爵家別邸を任されているという関係上、リースリットが王都を活動の拠点としてからは最も直接関わり、その成長を見守って来た伯爵家の人間の一人である
その様子は事細かく、逐一定期連絡と共に彼から領地のリシャールへと報告されている。
伯爵家に纏わる長年の因縁と関係の無い彼はリースリットとは親しく、血縁のある家族以外では最も親しかった一人。
私的な場では、姉リシェルだけでなくリースリットからもエドおじさまと呼ばれる。

見た目は柔和で温厚そうな老執事であり既に本来なら第一線を退いて久しい年齢ではあるが、その剣技を以て鳴らしていた近衛時代の実力は未だ衰えず。
むしろ正道以外の道も身に着け研いた事で、年齢故の身体能力の衰えを加味しても実力は増しているとすら言える。

遅くに出来た一人娘エイナの事は溺愛しているが、主の息子リシュオンとの関係は正直気が気でなかったと後に語る。
特にリシュオンが伯爵夫妻に直談判して『説得』した際には彼をして胆が冷えたとか……
エイナの取り立てに伴うクルシス家再興にはリシャールの様々な思惑が絡むが、その中の一つにはエドアルドへの近衛時代からの長年の付き合いと貢献への感謝に報いる意味合いも含まれる。

※アレンジ、アドリブ等歓迎です。
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/55852
名前:辻峰 道雪(つじみね どうせつ)
種族:飛行種
性別:男
外見年齢:40歳
一人称:俺、私
二人称:君、言い捨て
口調:~だよ、~だね、~かな
特徴:白鳩の翼、左腕(二の腕)に刻まれたイーゼラー教の紋章
設定:
深緑内に400年ほど前から密かに存在するカルト系教団「イーゼラー教」の幹部にして発明家。《隠者(ハーミット)》の名を冠す者。

表向きは練達でガラクタの様な発明ばかりしている発明家の気さくな男だが、その実、全て虚構である。
人情味があり、弱さを見せて人を惹き付け、最大限の信頼を得た後に急に裏切るのが彼の常套句。

失ってしまった『感情』を得る為に、イーゼラー教の信者を使って実験・研究を行っていたが、
チャンドラ・カトリ(p3n000142)への自分の気持ちに気付いた事により、少しずつ人間らしさに気付いていく。
……とはいえ、教団でのスタンスは変わらない。弾正を介しチャンドラに接触できる限り、今の人生を捨て去る必要はないと判断したからだ。

◆弾正との関係
弾正がイーゼラー教に入る前から練達の発明家として接触し、弾正の愛機『平蜘蛛』に託した人物。
会った当初は脳の解析をするための被検体の一人として扱っており、武器を通してあらゆるデータを収集したり、
夜中に勝手に自宅に忍び込んで脳を弄くり回したりしていた。

教団で会った時も《隠者(ハーミット)》の"使者"を名乗って依頼状を渡しては巧みな話術で言いくるめていたが、ある事件をきっかけに正体がばれてしまう。

お人好しな弾正は、道雪に恨みはあれど、許す事を選んだ。チャンドラに出会うきっかけを作ってくれた事を含め、弾正の傍にいる事が自分の利に繋がると判断した道雪は、その後も弾正を振り回しつつ、よき教団の相棒として接している。

◆武装
サイバネティック日本刀『雷切』
弾正の『平蜘蛛』と似た赤い刃の日本刀。普段は左利きを装っているので(実は両利き)左手に持っている。
静電気を殺す刃を持ち、物体が触れ合った時の摩擦が0になる事で、便宜上、薄刃でも何でも斬れるのだという。

教義:https://rev1.reversion.jp/guild/631/thread/3612

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/44957
幹部名簿:https://rev1.reversion.jp/guild/631/thread/8444
名前:カミラ・アーデルハイト
種族:幻想種(ハーモニア)
性別:女性
年齢:不詳
一人称:私(わたくし)
二人称:あなた
口調:です・ます・ですわ口調
特徴:

かつて、天義のとある孤児院で子供達の面倒を見ていた幻想種のシスター。
慈愛に満ちた女性で、誰からも好かれていた。
アラン、カテリーナ、リゴールの育ての親とも言うべき存在で、非常に慕われていた。
三人からは「先生」と呼ばれていた。
神の国事件に巻き込まれ、床に臥せっていた筈だが……

https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9840

長命種たる彼女の過去を知る者は殆どいない。
天義に住まう民は、人間種がその九割を占めているからだ。
彼女が纏う黒衣は、旧き聖騎士団のものであると。

彼女の手には銀の剣が握られている。
その剣は──世界を裏切った『遂行者』の男も使っていたものだった。

「……子が母に救いを求めたのです。私がここに居る理由は、それで十分でしょう」
「……全ては私が招いたこと。終わらせるのも、また……私であるべきです」
「さようなら……私の……愛しい子」

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/86071
名前:水之江 霄(みずのえ おおぞら)
種族:鬼人種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):28歳
一人称:私(『親方様限定』)、俺(通常時)
二人称:親方様(『親方様限定』)、貴様(通常時)
口調:~だ、~だな、~だろう
特徴:聖騎士NPC
設定:
【折紙衆】という組織に所属している鬼人種の男。組織内では『水』と呼ばれている。
『親方様』と呼ばれる存在に陶酔しており、己を親方様の右腕と称している。
周辺警護から戦闘、あらゆる雑務もこなす忠実な犬。しかし『親方様』以外の指示・忠告を一切無視するどころか噛みつく狂犬。
流動金属から為る大鎌を振るうパワーファイター。
良く鍛えたのか、以前よりも戦闘能力は飛躍している。

『親方様』が海を越え、遠き白の国へ赴く際、強引についてきた。
全ては、命を救った彼女の為。
そして、あの男に借りを返す為。
彼もまた、黒衣を纏う事となる。

「お、親方様……そのお姿は……?」
「山賊……俺は、親方様を悲しませた貴様を絶対に許さんぞ」

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/85454
名前:ヴァインカル・シフォー
一人称:私
二人称:貴方
口調:~だわ、~ね、~よ
特徴:白い髪、白い肌、蒼い瞳、やせ型、精神的蛮族
設定:
シラホシ・フィルハーモニー管弦楽団に所属するピアニスト。
年齢は20代の半ばほど。
私服は白や青のワンピース、ステージ衣装としては黒を基調としたドレスを好む。
シラホシ・フィルハーモニー管弦楽団に所属してはいるが、彼女の本質は孤独な蛮族……ピアニストである。楽団の仲間たちに親しみこそ感じているものの、心の奥底では「真の戦友」にはなり得ないし、それでいいとも思っている。
彼女に必要なのは、ステージという果て無き戦場と、コンサートという“偉大なる戦争”だけであり、シラホシ・フィルハーモニー管弦楽団に所属しているのも、常にピアニストとしてより過酷な戦場に身を置きたいという想いからである。
ヴァインカルには、これといった夢や野望というものが存在しない。ただ、心ゆくまでピアノを奏で、その後にピアノを弾きながら命を落とせればそれでヴァインカルは満足なのだ。

近年は「ベロニカ・ブルー」という未完成の楽譜を手に入れ、それに魅入られたことで「楽譜の完成」に執心しており、最終的には寝食さえ惜しみ作曲に勤しむようになっていた。すっかり衰弱し、死にかけていたがイレギュラーズの活躍により強制的に「ベロニカ・ブルー」の楽譜を奪われ、正気を取り戻した。
現在は、海洋のとある港町にて療養中。心身の衰弱が癒えたら、シラホシ・フィルハーモニー管弦楽団に合流するつもりのようだ。

海洋の寂れた港町で生まれ、物心ついたころから壊れかけの玩具のピアノで遊んでいた。
最初に鳴らした“ド”の音が、ヴァインカルという孤独な蛮族の原点である。
楽しそうにピアノを鳴らす彼女のことを、両親は応援してくれた。両親の応援に応え、ヴァインカルは「いつかピアニストになって、2人をコンサートに招待する」ことを約束した。
残念ながら、ヴァインカルが10歳の時に、流行り病により両親は他界。ヴァインカルの約束が果たされることは永遠になくなった。
ヴァインカルは万雷の拍手にも、会場が震えるほどの歓声にも興味はない。彼女が本当に欲しいのは「よく頑張った」「上手になった」という両親からの言葉だけだ。
しかし、それは叶わない願いだ。
ゆえにヴァインカルは、生涯、その命が尽きる瞬間まで「孤独な蛮族」であり続けるしか道が無い。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/86108
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5402

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