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絵画『夜の宝石』 (#1978) ベルナルドの後に続いて{{ full }} が美術館の入口を潜ると、視界いっぱいに星々が輝いた。 「おっ。こいつが美術館の代表作のひとつ、『夜の宝石』か!」  大きなカンバスに描かれた力作を見て、早くもベルナルドのテンションは爆上がりだ。 「ガイドブックで読んだんだが、この絵はーー」  などと早口で話し始めるベルナルド。意識を別の物に向けさせなければ、延々と語り続けそうだ。beru_k = 1美術館受付『前のめりなあの娘』
条件(以下のうち全て)
個人:リーダーの名声【幻想】が20~9999
「あの、もしかして{{ first }} さんですか?」  声のする方へ{{ last }} とベルナルドが振り向くと、受付嬢と思しき長耳の女性が声をかけてきた。 「知り合いか?」  ベルナルドの問いに{{ last }} が首を振ると、受付嬢は慌てた様子で口元を抑えた。 「すっ、すみません! 私、{{ first }} さんのファンで!  はうぅ……仕事中なのにプライベートな事情でお客様に声をかけるなんて、受付嬢失格だわ」  耳を垂れさせ落ち込む女性に声をかけてあげると、彼女は気を取り直した様子で顔を上げた。 「妖精の神秘が集まる美術館、『コバルト美術館』へようこそ!  コバルトとは、とある異世界の言葉で"妖精"を意味する単語でして、当館では『妖精が現れそうな神秘的な絵画』をコンセプトに様々な絵をご鑑賞いただけます」 「へぇ。そいつはいい事を聞いた」  話を中断されたにも関わらず、ベルナルドは気をよくしたようだ。目当ての絵画がどこにあるか受け嬢から聞き出して、さっそく足を運ぶ事にした。  ふと、{{ last }}はカウンターに戻っていく受付嬢の方を見る。彼女の目は{{ last }}を見る時は輝いていたが、ベルナルドを見る時だけ、羨ましそうな、それでいて哀しそうな目をしている気がした。  {{ last }}と一緒に行動しているからか、はたまた別の理由だろうか――特別展示『明日色の絵画』 (#1979)
美術館受付『観測する受付嬢』
条件(いずれかを満たす)
個人:誰かのスキルが精霊疎通
個人:誰かのスキルが天地統帥
個人:誰かのスキルが精霊操作
個人:誰かのスキルが鑑定眼
個人:誰かのスキルが人助けセンサー
個人:誰かのスキルが美術
個人:誰かのスキルが美術知識
個人:誰かのスキルが神絵
個人:誰かの種族がグリムアザース
ふと、{{ team }}のうちの一人が妙な気配を感じ取り、互いに目配せした。{{ last }} が、熱く語りつづけていたベルナルドを片手で制する。 「なんだよ。……もしかして、噂の絵画をもう見つけたのか?」  この気配が"未来が見える絵画"かは定かでない。ただ、導かれるように{{ last }}達の足は、美術館の奥へと吸い寄せられていく。  慌ててついて行くベルナルド。  移動中の{{ last }}の背中に視線が刺さる。振り向けば、美術館の受付カウンターに座っている受付嬢が、こちらをじっと見ているような。 「ほら、早く行こうぜ!」  詳しく話を聞きたかったものの、ベルナルドに背中を押され、{{ last }}は先へと進むのだった。特別展示『明日色の絵画』 (#1979)
美術館受付『迷惑客を見る受付嬢』 ふと、入口の近くにある受付へ目をやる。受付嬢と一瞬、目が合った気がしたが、どうやら助けてはくれなそうだ。  それどころかベルナルドを嫌な客でも見る様に睨んでいる……。美術館ロビー (#1980)
特別展示『明日色の絵画』 (#1979)『明日色の絵画』と名付けられたその絵画は、美術館の最奥の展示スペースに、ひっそりと飾られていた。  偶然だろうか……いつの間にか観覧していた周りの人々はいなくなり、絵の前にいるのは{{ team }}とベルナルドだけ。仲間達と共に{{ last }}も飾られている絵をじっと見つめてまる。  清潔感のある白い額縁に飾られた『明日色の絵画』は、銀白色(コバルト)色で一面を塗りつぶしただけの様にみえた。  単純な作品なのに、不思議と魅入ってしまう絵だ。  しかしーー 「何も起こらねぇなぁ」  その場の全員の気持ちを代弁するかのように、ベルナルドが呟いた。 「こりゃ、どっかの鑑定士だか何かの賛辞に、噂の尾ひれが付いて"未来が見える"なんて売り文句になったのかもしれん。 ……まぁ、悪さするような代物じゃなくて良かったぜ。作品自体も、なかなか興味深い色使いをしてる。次に描く作品への、インスピレーションがわいて来た」  ついでに他の絵画も鑑賞してから帰るか。  ベルナルドに誘われ、{{ team }}は『明日色の絵画』の展示スペースを後にする。  そこからの記憶は途切れ途切れだ。ベルナルドは{{ team }}を楽しませようと、絵画について色々な説明をしてくれた。  しかし、頭が痛くてどうにも内容が頭に入って来ない。  お土産コーナーを通り過ぎ、出口を出ようとしたところでーー事件は起こった。beru_k += 1 @buf -= 10芸術の爆発憤怒の魔種 (#1984)
美術館ロビー (#1980) ベルナルドの解説をしこたま聴いた後、ようやく解放された{{ team }}一行は館内を歩き出す。当人に自覚はなさそうだが、ベルナルドはまた別の絵を観て語りたそうだ。  付き合い続けていたら閉館までに目的の絵まで辿り着けないかもしれない……。 「おい、こっちに来てくれよ!  素晴らしい海の風景画だと思わないか? 通常、青い絵の具ってのは扱い方が難しくてな。油断すると表現が平たくーー」beru_k += 1分岐new-1
条件(以下のうち全て)
個人:誰かのスキルが交渉術
個人:誰かのスキルが腹芸
個人:誰かのスキルが説得
個人:誰かのスキルが言いくるめ
個人:誰かのスキルが演技
個人:誰かのスキルが人心掌握術
個人:誰かのスキルが美術知識
個人:誰かのスキルがカリスマ
個人:誰かのスキルが美術
 {{ team }}のうちに交渉や美術知識に長ける者がいたのは不幸中の幸いだった。  またまた長話に巻き込まれた一同だったが、ベルナルドは反応のいい特異運命座標を見て気をよくしたらしい。 「おっ。そろそろ目的の絵画がありそうだな」  次のコーナーだぜ、と上機嫌で言うベルナルドに、やれやれといった様子で{{ team }}はついて行くのだった特別展示『明日色の絵画』 (#1979)
美術館『??????』美術館『奇妙な感覚』 (#2001)
憤怒の魔種 (#1984)「ぁ、ぐっ……」  美術館の出口で、ベルナルドが急に頭を押さえてしゃがみ込んだ。{{ last }} が駆け寄って肩に触れようとすると、ベルナルドは伸ばされた手を振り払う。 「うるせぇんだよ、さっきから!!  言われなくても分かってる。俺は、何もかも許しちゃいねぇ!」  {{ team }} のうちの何人かが、得物を抜いて身構えた。  思考を蝕むように断続的に続く頭痛。これはーー原罪の呼び声だ! 「怒りを通り越して虫唾が走るぜ。  『アネモネ』を縛り付ける天義の宗教家達も、それを見てみぬフリの国民も……それ以上に一番ゆるせねぇのは、アイツを歪めちまった俺自身だ!」  原罪の呼び声がベルナルドを標的にしているのは明白だった。やがて彼の姿は、仲間の言葉を振り払い、青くーー残酷なほど青く、染まってゆく。 ――反転。そこには不条理な世界に憤怒をまき散らす、鳥人の魔種が在った。 「俺を見るんじゃねぇ! どいつもこいつも、うざってえ。  全てを青く、塗りつぶしてやらぁっ!!」絶望の明日
条件(以下のうち全て)
戦闘:廃墟(基本マップ『草原100x100』)敗北した(既定のマップ)
 憤怒の魔種と化してしまったベルナルドの暴走は止まらない。  {{ team }}の仲間達が一人、また一人と倒れていく。 「お前もこの不条理に腹が立つだろう?  {{ last }}……弱けりゃ何も守れない。お前さんに明日は来やしない!」  嗚呼、視界が赤く染まる。  爆発の音と共に視界が暗転しーー『 明日色の絵画』Ⅱ (#1985)
絶望の明日
条件(いずれかを満たす)
戦闘:廃墟(基本マップ『草原100x100』)勝利した(既定のマップ)
{{ team }}は渾身の力を振り絞り、魔種と化したベルナルドを倒す事に成功した。 「アネモネ……すまない……」  散り行く青い翼。自由を求めて鳥籠を砕いた雛鳥は、空を飛ぶ前に地に落ちたのだ。  苦い勝利が疲労感をいっそう重くする。消耗が激しい。  {{ last }}は目の前が真っ暗になった。そして――『 明日色の絵画』Ⅱ (#1985)
絶望の明日
条件(以下のうち全て)
戦闘:廃墟(基本マップ『草原100x100』)引き分けた(既定のマップ)
{{ team }}は渾身の力を振り絞り、魔種と化したベルナルドと戦った。  攻撃が交錯し、互いに倒れ込む。 「アネモネ……すまない……」  散り行く青い翼。自由を求めて鳥籠を砕いた雛鳥は、空を飛ぶ前に地に落ちたのだ。  無念の言葉が疲労感をいっそう重くする。消耗が激しい。  {{ last }}は目の前が真っ暗になった。そして――『 明日色の絵画』Ⅱ (#1985)
絶望の明日{{ team }}は渾身の力を振り絞り、魔種と化したベルナルドと戦った。  攻撃が交錯し、互いに倒れ込む。 「アネモネ……すまない……」  散り行く青い翼。自由を求めて鳥籠を砕いた雛鳥は、空を飛ぶ前に地に落ちたのだ。  無念の言葉が疲労感をいっそう重くする。消耗が激しい。  {{ last }}は目の前が真っ暗になった。そして――『 明日色の絵画』Ⅱ (#1985)
『 明日色の絵画』Ⅱ (#1985) {{ last }}が意識を取り戻すと、そこには『明日色の絵画』があった。  先ほどまで感じていた痛みが嘘のようだ。絵の前で驚いていた顔をしているのは{{ last }}だけではなかった。 「なぁ、{{ last }}。俺さっき……反転したよな?」  ベルナルドが、信じられないといった表情で{{ last }}を見ている。 「さっきまでの記憶は全部、『明日色の絵画』が見せた“俺達の未来"だっていうのか?!」  この絵画は、悪いものではなかった。{{ team }}とベルナルドのピンチを知らせてくれたのだ! 「さっきまでの体験が未来視なんだとしたら、美術館の出口を出るまでに解決の糸口を探してみようぜ。 ……頼む。俺が反転しちまう未来を、お前さんの力で変えてくれ!」  まだ特異運命座標として、やり残した事があるんだ。  縋るようなベルナルドの言葉に、{{ last }}は力強く頷いたのだった。@buf = 0 @hp_percent_all += 100 @ap_percent_all -= 100美術迷宮 ベルナルドが魔種に転じたのは美術館の出口。  それなら美術館を出るまでに何かしらのアクションを行えば、絶望から抜け出す事ができるかもしれない。{{ last }}は美術館のパンフレットを開き、館の構造を確認しようとした。しかし―― 「なんだこりゃ。入口が消えてねぇか?」  覗き込んできたベルナルドが面食らっている。彼の言う通り、『明日色の絵画』の展示スペースより前に{{ team }}が通ってきた部屋が消えている。  この部屋の入口はいつの間にか消えてなくなり、後には次の部屋に続く扉だけがぽつんと残されていた。 「どうやら、先へ進むしかないみたいだな」  扉を開け、風景画達が並べられた廊下を進む。夢では何とも思わなかった作品も、今は不穏な空気を纏っているような。魔種の罠が隠れているかも分からない状況で、緊張しながら{{ team }}は次の展示スペースへ進んだ。すると――絵画『宝石色の記憶』 (#2000)
絵画『宝石色の記憶』 (#2000) 部屋に入った途端、{{ last }}の目の前には快晴の空と立派な白壁の屋敷が立っていた。神聖な建造物なのだろうか、柱には宗教的なシンボルの彫刻が施されており、天義のどこかであるだろうと推察ができる。  まわりを見回せば、ベルナルドの姿はいつの間にか消えていた。 「うんしょ、うんしょ……くそっ、全然だめだ!」  かわりに{{ last }}のすぐそばで、壁にはまった鉄格子を外そうと悪戦苦闘している飛行種の少年の姿があった。黒い小さな翼をパタパタさせて風の力も借りようとしているものの、鉄格子はびくともしない。  やがて少年は諦めたように鉄格子から手を離し、傍らに置いていたスケッチブックを抱き寄せる。 ――ふと、少年と目があった。 「きみ、だぁれ? もしかして教会の関係者?! あのっ、これはその、ごめんなさい!」  {{ last }}が違うと少年に訂正を入れてやると、少年はホッと胸を撫でおろした。 「違うならよかったぁ。バレたらあの子に迷惑をかけちゃうからさ。 ……あ! ちょっとお願いがあるんだけど、この鉄格子を外してくれない?」  どうやら少年はこの施設に忍び込みたいらしい。理由を聞かれると、少年は少し照れたように笑った。 「会うって約束してる子がいるんだ。彼女は教会の外に出た事がないんだって。だから僕は時々会って、外の事を教えたり、絵を見せてあげたりしてるんだよ」  だからお願い! と頼み込まれ、{{ last }}は{{ team }}を見回す。ある程度、力のあるメンバーがいれば外す事ができそうだが――絵画『少年の願い』
条件(以下のうち全て)
ステ:誰かのPが30~999999
{{ team }}の中で一番パワーのありそうな仲間に鉄格子を退かせないか頼んでみると、壁の奥へ押し込み、綺麗に外してくれた! 「ありがとう! これなら付け直して誤魔化せそうだし、あの子に会いに行きやすくなったよ!」  少年はとても嬉しそうに笑って、鉄格子の外れた壁の穴をくぐり、教会の中へと入っていった。  {{ last }}が穴をのぞき込んでみると、少年と少女が楽しそうに会話している光景が見える。 [ illust: 19144 ]  教会の関係者にはすまなかったのが、やった事は正しかったのだろう。{{ last }}がそう思った時、ふと後ろから声がした。 「いい絵だよな、{{ last }}」  ベルナルドだ! いつの間にか{{ last }}は、『少年の願い』と題された天義の絵の前に立っていた。美術館から抜け出せた訳ではないようだ。  {{ team }}は次の展示スペースへ進む。絵画『七彩の記憶』A (#2006)
絵画『?????』 {{ team }}の仲間達は順番に鉄格子を押してみたが、びくともしない。 「どうしよう。もうアネモネに会えないのかなぁ……」  少年は悲しそうに肩を丸くした。なんと声をかけてやったらいいか{{ last }}が考えているうちに、背後から声をかけられる。 「{{ last }}、どうしたんだ?」  ベルナルドだ! 我に返って辺りを見回すと、新しい展示スペースへ来ていたらしい。絵画の名前は掠れていて、文字が読めなくなっている。 「なんだかよく分からない絵だったな。そういうのが味なのかもしれねぇが。  さぁ、次に行こうぜ」  ベルナルドに誘われ、{{ last }}は仲間と共に次の展示スペースへ向かっていく。絵画『七彩の記憶』B (#2005)
美術館『奇妙な感覚』 (#2001) だめだ、ベルナルドの暴走を止められない……というか、止める気力がない。{{ last }}が周りを見てみれば、仲間達もなにやら具合が悪そうだ。  本当に長話のせいだろうか?  {{ last }}は不審に思うが、思考がどうにも散漫になってしまう。やがて視界が暗転し、貴方の意識はそこで途切れた。beru_k -= 1攻略失敗…
絵画『魂の束縛』A (#2004) 新たな展示スペースへ踏み入るとそこは、光の差し込む隙間さえない窮屈な石畳の部屋だった。  振り向けば、先程まで{{ team }}が歩いて来たはずの道も、ベルナルドも再び消えている。代わりに冷たい石造りの廊下と、先程どこかの教会で壊した物とは比較にならない、重くて頑丈そうな鉄格子が並んでいる。 「貴方たち、そこで何をしているのですか?」  廊下の奥からこちらへ近づいて来たのは、薄汚れたその場に似合わぬような神職の服を纏う女性――天義の異端審問にして『束縛の聖女』と呼ばれる聖人、アネモネ・バードケージだ。 「ずいぶん不思議な顔ぶれだけど、新人の看守かしら」  目を細めるアネモネ。しかし近くの牢獄から呻き声が聞こえて来ると、すぐにそちらへ気をとられる。鳥籠めいた形の大きな牢獄の中に、幾重にも鎖が張り巡らされている。  束縛の痛みに苦しげな声をあげているのは、ボロボロになった黒髪の青年だ。 [ illust: 18071 ] 「出してくれとは、もう言わない。酒も煙草も、なにもいらない。  ただ、ただ、頼む……せめて俺に筆を……絵を描かせてくれ!」 「ベルナルド。今の貴方は画家でも何でもないでしょう? 鳥籠におさまる、私の小鳥」  悲痛なベルナルドの願いを、背筋も凍るような笑顔でアネモネが握りつぶす。絵の描けない画家なんて、死んでいるも同然だ。  アネモネが去った後、絶望に俯き脱力するベルナルド。傷ついた彼を、癒してやる事が出来ればいいのだが―― beru_k += 1絵画『忘却の代償』
条件(いずれかを満たす)
ステ:誰かの再生(P)が-999999~999999
ステ:誰かの充填(P)が-999999~999999
ステ:誰かの光輝(P)が-999999~999999
個人:誰かのクラスがアコライト
個人:誰かのクラスが祈祷師
個人:誰かのクラスがホワイトオデット
個人:誰かのクラスがクレリック
個人:誰かのクラスが吟遊詩人
個人:誰かのクラスが医者
個人:誰かのクラスが神子
個人:誰かのクラスが司教騎士
個人:誰かのクラスがビショップ
個人:誰かのクラスがセイント
個人:誰かのクラスがエンジェル・ハイロウ
個人:誰かのクラスがジャンヌ・ダルク
 {{ team }}に癒しの力を持つ者がいて助かった。心は救えずとも、身体の痛みを幾分か癒してやる事は出来ただろう。 「アンタ達、この牢獄の看守じゃないのか?」  虚ろな瞳のまま、ベルナルドは{{ last }}をじっと見つめる。 「頼む。俺を殺してくれよ。こんな日々、もう耐えられない。  アネモネの『コレクション』として収監された奴は、死ぬか狂うまで弄ばれるかの二択しかない。  俺はもう、明日なんて……未来なんて、要らないんだ!!」 ――その時、ベルナルドの身体が眩い光を放ち、一瞬にして消え去った。絵画『忘却の代償』Ⅱ (#2008)
絵画『?????』 あまりにも辛そうな状況に、かける言葉が見つからない。 「アンタ達、この牢獄の看守じゃないのか?」  虚ろな瞳のまま、ベルナルドは{{ last }}をじっと見つめる。 「頼む。俺を殺してくれよ。こんな日々、もう耐えられない。  アネモネの『コレクション』として収監された奴は、死ぬか狂うまで弄ばれるかの二択しかない。  俺はもう、明日なんて……未来なんて、要らないんだ!!」 ――その時、ベルナルドの身体が眩い光を放ち、一瞬にして消え去った。絵画『?????』 (#2011)
絵画『七彩の記憶』B (#2005)「こ、『コーヒーがまずいぞ師匠』」  次の部屋に入った瞬間、少年の罵声が{{ last }}の耳に飛び込んできた。さきほど教会に侵入して行ったはずの男の子が、今度はなにやら、全身に絵具を被ったような謎の男に叫んでいる。 [ illust: 55352 ] 「ぜんぜんだね、もうちょっとがんばれ、いけるいける! オマエならできる!」  罵声を浴びせられていた男は少年を怒るでもなく、何故かもっと怒るようにと煽っている。少年は少年で、根が善良らしく男にどう難癖をつけたらいいか悩んでいる様だった。 「『湯の注ぎ方が雑だぞバカ』」 「いいよ、その重箱の隅を掘るような指摘! もっとそのとってつけてる感がなくなると最高なんだけどなぁ……おや?」 [ illust: 38946 ]  そこでようやく男は{{ team }}に気づいたらしい。ごみで散らかったフローリングの上を裸足でぺたぺた歩き、こちらへ近づいて来る。 「オニ―サンのアトリエへようこそ! お客さんが来るなんて珍しいな。キミはいったい……いや、そんな事はこのさい、どうでもいい!」  男の言う通り、ここは画家のアトリエのようだ。絵を描くためのイーゼルや絵具、デッサン用の胸像など、様々な道具が乱雑に置かれている。  {{ last }}が周囲に観察の目を向けているにも拘らず、男は期待を込めた眼差しで貴方を見つめながら話を続けた。 「キミ達さぁ、ちょっといい感じに俺を虐めてくれない?」  何ですと? と聞き返しかけた{{ last }}に、深いため息をついて少年は説明する。 「この人は僕の絵の師匠……なんだけど、『自分を追い詰めて極限のストレスを作品に叩き込む事で最高の作品が出来る』って持論を持ってるんだ。  僕も一生懸命、理不尽な弟子を演じてるつもりなんだけど、満足してもらえなくて」  助けてくれない? と{{ last }}へ少年が縋るような目を向ける。  これはなかなか難題だ。痛めつけるにも相手は一般人で加減が必要だろうし、他の手段を用いるとしても専門技術が必要そうだ。絵画『極彩色の選択』
条件(いずれかを満たす)
個人:誰かのスキルが一喝
個人:誰かのスキルが演技
個人:誰かのスキルがカリスマ
個人:誰かのスキルが肉体言語
個人:誰かのスキルが調教
個人:誰かのスキルが騎乗
個人:誰かのスキルが魔眼
個人:誰かのスキルがダメ絶対音感
「うん! いい、いいよぉ!! 今のオニ―サンは最っ高にストレスフルだ!!」  画家の男がテンション高めに叫ぶ。  {{ team }}はあれからというもの、一喝したり調教したり、持ちうる限りの責め苦で男を気絶させない程度に痛めつけた。彼はすっかり満足した様子で、筆をひっ掴みイーゼルの前へと駆け寄る。 「あぁ、早速いいネタが浮かんできた! ヘルベルト君、キャンパス持ってきて!」 「ベルナルドです! 弟子の名前ぐらい覚えてくださいよ、まったく……」  ブツブツ言いながらキャンパスを部屋の端から持ってくる少年・ベルナルド。  どうやらこの世界は、依頼人ベルナルド=ヴァレンティーノの過去の記憶のようだ。こんな円らな瞳の純粋そうな少年が、後にあのボサ髪のダメ男になるのだから現実は残酷……かもしれない。  ふと、絵具を混ぜていた男がベルナルドに声をかける。 「あ、そうそうブルナルド君。来月この屋敷を引き払って、引っ越す事にしたから」 「だからベルナルドだって――え? ひ、引越しなんて聞いてないですよ!」 「今はじめて言ったからねぇ。山越えた先に、幽霊が出るって噂の屋敷を売りたいって人がいてさ!  そこに住めば霊障で毎日ストレス爆増まちがいナシだろ?」  山を越えた先。そう聞いてベルナルド少年は困ったように眉を下げる。聞けばあの変人画家は、ベルナルドの師匠であり、孤児院から彼を引き取った親代わりでもある。ついていくしか無いようだ。 「それじゃあ、もうアネモネのところに行けなくなっちゃうんだ……お別れを言いに行かなきゃ」  寂しそうな少年のつぶやきが聞こえたかと思えば、絵具がぶちまけられたかの様に、びちゃびちゃと視界が極彩色で彩られる。 「おいおい、この美術館……師匠の作品もあるのかよ」  野太い声が{{ last }}のすぐ横から聞こえてきた。大人のベルナルドだ。 絵画『極彩の選択』 作:小昏 泰助  いつの間にか{{ team }}は展示スペースに着いていたようだ。  {{ last }}が興味本位でベルナルドに訪ねてみる。  子供の頃、引越しの前にアネモネへ別れを切り出しに行ったのか……と。  ベルナルドは一瞬、面食らったような顔をしたが、顎髭をさすりながら記憶を辿ってこう答えた。 「行ったさ。そこで頼まれたんだ。『行くなら私も連れて逃げて』ってな。だが――」  迎えに行ったその時、アネモネは約束の場所に来なかった。 絵画『魂の束縛』A (#2004)
絵画『?????』「うーん……いまいち!」  {{ team }}があの手この手を尽くしてくれたというのに、男は不満タラタラだ。 「ちょっとやり方が甘いんじゃないのー? もっと本気出してみてよ」  本当に大丈夫だろうか……?  {{ last }}は戸惑いながらも、手加減をやめて男の頬を勢いよく叩く。 「ぎゃふっ!?」 「し、師匠ーーー!?」  嗚呼、言わんこっちゃない!  叩かれた男は吹っ飛んで近くにあった胸像に頭をぶつけ、気絶してしまった。男に駆け寄る少年。やがて視界が暗転し―― 「うーん、ピンとこねぇ絵だなぁ。描き手がスランプだったのか、作品の意思がおぼろげっていうか……」  気付けば、アトリエの風景は消え去り新たな展示スペースへと切り替わっている。飾られている絵画は題名が掠れて読めず。絵もベルナルドが言うとおり、中途半端な出来に見える。  何ともいえないモヤモヤ感と疲労感を感じながらも、{{ last }}は仲間と共に次の展示スペースへ向かっていった。絵画『魂の束縛』B (#2009)
絵画『七彩の記憶』A (#2006)「こ、『コーヒーがまずいぞ師匠』」  次の部屋に入った瞬間、少年の罵声が{{ last }}の耳に飛び込んできた。さきほど教会に侵入して行ったはずの男の子が、今度はなにやら、全身に絵具を被ったような謎の男に叫んでいる。 [ illust: 55352 ] 「ぜんぜんだね、もうちょっとがんばれ、いけるいける! オマエならできる!」  罵声を浴びせられていた男は少年を怒るでもなく、何故かもっと怒るようにと煽っている。少年は少年で、根が善良らしく男にどう難癖をつけたらいいか悩んでいる様だった。 「『湯の注ぎ方が雑だぞバカ』」 「いいよ、その重箱の隅を掘るような指摘! もっとそのとってつけてる感がなくなると最高なんだけどなぁ……おや?」 [ illust: 38946 ]  そこでようやく男は{{ team }}に気づいたらしい。ごみで散らかったフローリングの上を裸足でぺたぺた歩き、こちらへ近づいて来る。 「オニ―サンのアトリエへようこそ! お客さんが来るなんて珍しいな。キミはいったい……いや、そんな事はこのさい、どうでもいい!」  男の言う通り、ここは画家のアトリエのようだ。絵を描くためのイーゼルや絵具、デッサン用の胸像など、様々な道具が乱雑に置かれている。  {{ last }}が周囲に観察の目を向けているにも拘らず、男は期待を込めた眼差しで貴方を見つめながら話を続けた。 「キミ達さぁ、ちょっといい感じに俺を虐めてくれない?」  何ですと? と聞き返しかけた{{ last }}に、深いため息をついて少年は説明する。 「この人は僕の絵の師匠……なんだけど、『自分を追い詰めて極限のストレスを作品に叩き込む事で最高の作品が出来る』って持論を持ってるんだ。  僕も一生懸命、理不尽な弟子を演じてるつもりなんだけど、満足してもらえなくて」  助けてくれない? と{{ last }}へ少年が縋るような目を向ける。  これはなかなか難題だ。痛めつけるにも相手は一般人で加減が必要だろうし、他の手段を用いるとしても専門技術が必要そうだ。beru_k += 1絵画『極彩の選択』
条件(いずれかを満たす)
個人:誰かのスキルが一喝
個人:誰かのスキルが演技
個人:誰かのスキルがカリスマ
個人:誰かのスキルが肉体言語
個人:誰かのスキルが調教
個人:誰かのスキルが騎乗
個人:誰かのスキルが魔眼
個人:誰かのスキルがダメ絶対音感
「うん! いい、いいよぉ!! 今のオニ―サンは最っ高にストレスフルだ!!」  画家の男がテンション高めに叫ぶ。  {{ team }}はあれからというもの、一喝したり調教したり、持ちうる限りの責め苦で男を気絶させない程度に痛めつけた。彼はすっかり満足した様子で、筆をひっ掴みイーゼルの前へと駆け寄る。 「あぁ、早速いいネタが浮かんできた! ヘルベルト君、キャンパス持ってきて!」 「ベルナルドです! 弟子の名前ぐらい覚えてくださいよ、まったく……」  ブツブツ言いながらキャンパスを部屋の端から持ってくる少年・ベルナルド。  どうやらこの世界は、依頼人ベルナルド=ヴァレンティーノの過去の記憶のようだ。こんな円らな瞳の純粋そうな少年が、後にあのボサ髪のダメ男になるのだから現実は残酷……かもしれない。  ふと、絵具を混ぜていた男がベルナルドに声をかける。 「あ、そうそうブルナルド君。来月この屋敷を引き払って、引っ越す事にしたから」 「だからベルナルドだって――え? ひ、引越しなんて聞いてないですよ!」 「今はじめて言ったからねぇ。山越えた先に、幽霊が出るって噂の屋敷を売りたいって人がいてさ!  そこに住めば霊障で毎日ストレス爆増まちがいナシだろ?」  山を越えた先。そう聞いてベルナルド少年は困ったように眉を下げる。聞けばあの変人画家は、ベルナルドの師匠であり、孤児院から彼を引き取った親代わりでもある。ついていくしか無いようだ。 「それじゃあ、もうアネモネのところに行けなくなっちゃうんだ……お別れを言いに行かなきゃ」  寂しそうな少年のつぶやきが聞こえたかと思えば、絵具がぶちまけられたかの様に、びちゃびちゃと視界が極彩色で彩られる。 「おいおい、この美術館……師匠の作品もあるのかよ」  野太い声が{{ last }}のすぐ横から聞こえてきた。大人のベルナルドだ。 絵画『極彩の選択』 作:小昏 泰助  いつの間にか{{ team }}は展示スペースに着いていたようだ。  {{ last }}が興味本位でベルナルドに訪ねてみる。  子供の頃、引越しの前にアネモネへ別れを切り出しに行ったのか……と。  ベルナルドは一瞬、面食らったような顔をしたが、顎髭をさすりながら記憶を辿ってこう答えた。 「行ったさ。そこで頼まれたんだ。『行くなら私も連れて逃げて』ってな。だが――」  迎えに行ったその時、アネモネは約束の場所に来なかった。 絵画『魂の束縛』A (#2004)
絵画『?????』「うーん……いまいち!」  {{ team }}があの手この手を尽くしてくれたというのに、男は不満タラタラだ。 「ちょっとやり方が甘いんじゃないのー? もっと本気出してみてよ」  本当に大丈夫だろうか……?  {{ last }}は戸惑いながらも、手加減をやめて男の頬を勢いよく叩く。 「ぎゃふっ!?」 「し、師匠ーーー!?」  嗚呼、言わんこっちゃない!  叩かれた男は吹っ飛んで近くにあった胸像に頭をぶつけ、気絶してしまった。男に駆け寄る少年。やがて視界が暗転し―― 「うーん、ピンとこねぇ絵だなぁ。描き手がスランプだったのか、作品の意思がおぼろげっていうか……」  気付けば、アトリエの風景は消え去り新たな展示スペースへと切り替わっている。飾られている絵画は題名が掠れて読めず。絵もベルナルドが言うとおり、中途半端な出来に見える。  何ともいえないモヤモヤ感と疲労感を感じながらも、{{ last }}は仲間と共に次の展示スペースへ向かっていった。絵画『魂の束縛』B (#2009)
絵画『忘却の代償』Ⅱ (#2008) 明日を諦めた男の嘆きを『無辜なる混沌』は拾い上げ、奇跡へと昇華した。  獄中から空中庭園へと呼び出されたベルナルドは、そうして特異運命座標となったのだ。 「この絵を見てると、なんだか胸の奥が締め付けられるな」  辺りの風景が唐突に切り替わり、ぼんやりとしていた{{ last }}の意識が覚醒する。  飾られている絵画の雰囲気に合わせたのだろう――展示スペースは薄暗く、『忘却の代償』と名付けられた暗い雰囲気の絵を見つめ、ベルナルドは溜息をついた。 「でも、苦しいって感情も人間にとっては大切なエネルギーだ。それがなきゃ生きるための努力をしない。明日を生きようって気力も沸きづらくなっちまうからな」  ふと、ベルナルドが次の部屋を覗き込んでから{{ team }}の方へ振り向く。 「どうやら展示はここまでらしい。土産屋があるみたいだぜ」  少し寄り道していこうか。ベルナルドに誘われ、{{ team }}は絵画からゆっくりと離れていった。 beru_k += 1土産屋『クリエイターズ・ハイ』「なぁ、ちょっとこっち来てくれ」  ベルナルドが{{ last }}に手招きする。 「これやるよ。ちょっと開けてみろ」  どうやら土産屋で何か購入したらしい。包装紙の封を切って開けてみると、中から一本の絵筆がころんと出てきた。 「長年、絵を描いてきた俺のお眼鏡に叶った筆だ。  お前さんに絵を描く趣味は無いかもしれねぇが、長く生きてりゃ描きたくなる未来も訪れるかもしれないだろ?」  いろいろな絵を一緒に見てまわるうちに、ベルナルドは{{ last }}の事を気に入ったらしい。照れを隠すようにそっぽを向いた。 「……何よ、それ」  ふいに、女性の声が降る。あたりが色を失い白くなり、やがて邪悪な紫に染まった空間へと変わっていく。 「アンタ、もしかして受付にいた嬢ちゃんか?」  声の方へ顔を向けたベルナルドが、得物である絵筆を構えて問うた。  原罪の呼び声をまき散らしながら、受付嬢は人ならざる姿へと変貌する。  折れた絵筆に弦を張り、弓矢を持った悪魔のような魔種だった。 「そうよ。私はメリッサ……このコバルト美術館の受付嬢。"それにしかなれなかった"女よ。  絵を描くのが大好きなのに、どんなに描いても私には才能がなかった」  こんなに描くのが好きなのに。気持ちなら誰にも負けない自信があったのに。 『この程度の絵じゃ食っていけないよ』  世間の目は厳しく、現実は残酷だった。  好きな事で生きていく事ができず、受付嬢として生きなければいけない自分の非力さに怒りを覚え、いつからかメリッサは憤怒の魔種と化してしまったのだ。 「普段は人の姿をとって、人々に紛れて生きている事が出来るけれど……アンタみたいなの見てると腸が煮える通り越して虫唾が走るわ」 「俺?」  心当たりがなく眉を寄せるベルナルド。 「どんな絵にもキラッキラした目をして熱く語って、大切そうに筆なんか持ち歩いちゃって!  私が望んでも手に入らなかったものを全部持ってる。腹立つでしょ、そんなの!!」  激昂し、襲い掛かってくる魔種メリッサ。奴を倒さなければベルナルドは未来視の通り、反転してしまうだろう。 「大丈夫。俺達ならきっと勝てるさ」  気張ろうぜ、とぎこちないながらも笑ってみせるベルナルド。 ――さぁ、戦いのはじまりだ!魔種『メリッサ』 (#2010)
絵画『魂の束縛』B (#2009) 新たな展示スペースへ踏み入るとそこは、光の差し込む隙間さえない窮屈な石畳の部屋だった。  振り向けば、先程まで{{ team }}が歩いて来たはずの道も、ベルナルドも再び消えている。代わりに冷たい石造りの廊下と、先程どこかの教会で壊した物とは比較にならない、重くて頑丈そうな鉄格子が並んでいる。 「貴方たち、そこで何をしているのですか?」  廊下の奥からこちらへ近づいて来たのは、薄汚れたその場に似合わぬような神職の服を纏う女性――天義の異端審問にして『束縛の聖女』と呼ばれる聖人、アネモネ・バードケージだ。 「ずいぶん不思議な顔ぶれだけど、新人の看守かしら」  目を細めるアネモネ。しかし近くの牢獄から呻き声が聞こえて来ると、すぐにそちらへ気をとられる。鳥籠めいた形の大きな牢獄の中に、幾重にも鎖が張り巡らされている。  束縛の痛みに苦しげな声をあげているのは、ボロボロになった黒髪の青年だ。 [ illust: 18071 ] 「出してくれとは、もう言わない。酒も煙草も、なにもいらない。  ただ、ただ、頼む……せめて俺に筆を……絵を描かせてくれ!」 「ベルナルド。今の貴方は画家でも何でもないでしょう? 鳥籠におさまる、私の小鳥」  悲痛なベルナルドの願いを、背筋も凍るような笑顔でアネモネが握りつぶす。絵の描けない画家なんて、死んでいるも同然だ。  アネモネが去った後、絶望に俯き脱力するベルナルド。傷ついた彼を、癒してやる事が出来ればいいのだが―― beru_k -= 1絵画『忘却の代償』
条件(いずれかを満たす)
ステ:誰かの再生(P)が-999999~999999
ステ:誰かの充填(P)が-999999~999999
ステ:誰かの光輝(P)が-999999~999999
 {{ team }}に癒しの力を持つ者がいて助かった。心は救えずとも、身体の痛みを幾分か癒してやる事は出来ただろう。 「アンタ達、この牢獄の看守じゃないのか?」  虚ろな瞳のまま、ベルナルドは{{ last }}をじっと見つめる。 「頼む。俺を殺してくれよ。こんな日々、もう耐えられない。  アネモネの『コレクション』として収監された奴は、死ぬか狂うまで弄ばれるかの二択しかない。  俺はもう、明日なんて……未来なんて、要らないんだ!!」 ――その時、ベルナルドの身体が眩い光を放ち、一瞬にして消え去った。絵画『忘却の代償』Ⅱ (#2008)
絵画『?????』 あまりにも辛そうな状況に、かける言葉が見つからない。 「アンタ達、この牢獄の看守じゃないのか?」  虚ろな瞳のまま、ベルナルドは{{ last }}をじっと見つめる。 「頼む。俺を殺してくれよ。こんな日々、もう耐えられない。  アネモネの『コレクション』として収監された奴は、死ぬか狂うまで弄ばれるかの二択しかない。  俺はもう、明日なんて……未来なんて、要らないんだ!!」 ――その時、ベルナルドの身体が眩い光を放ち、一瞬にして消え去った。絵画『?????』 (#2011)
魔種『メリッサ』 (#2010) ふいに、女性の声が降る。あたりが色を失い白くなり、やがて邪悪な紫に染まった空間へと変わっていく。 「アンタ、もしかして受付にいた嬢ちゃんか?」  声の方へ顔を向けたベルナルドが、得物である絵筆を構えて問うた。  原罪の呼び声をまき散らしながら、受付嬢は人ならざる姿へと変貌する。  折れた絵筆に弦を張り、弓矢を持った妖精のような魔種だった。 「そうよ。私はメリッサ……このコバルト美術館の受付嬢。"それにしかなれなかった"女よ。  絵を描くのが大好きなのに、どんなに描いても私には才能がなかった」  こんなに描くのが好きなのに。気持ちなら誰にも負けない自信があったのに。 『この程度の絵じゃ食っていけないよ』  世間の目は厳しく、現実は残酷だった。  好きな事で生きていく事ができず、受付嬢として生きなければいけない自分の非力さに怒りを覚え、いつからかメリッサは憤怒の魔種と化してしまったのだ。 「普段は人の姿をとって、人々に紛れて生きている事が出来るけれど……アンタみたいなの見てると腸が煮える通り越して虫唾が走るわ」 「俺?」  心当たりがなく眉を寄せるベルナルド。 「どんな絵にもキラッキラした目をして熱く語って、大切そうに筆なんか持ち歩いちゃって!  私が望んでも手に入らなかったものを全部持ってる。腹立つでしょ、そんなの!!」  激昂し、襲い掛かってくる魔種メリッサ。奴を倒さなければベルナルドは未来視の通り、反転してしまうだろう。 「大丈夫。俺達ならきっと勝てるさ」  気張ろうぜ、とぎこちないながらも笑ってみせるベルナルド。 ――さぁ、戦いのはじまりだ!@buf = beru_k描ける希望は輝きて
条件(いずれかを満たす)
戦闘:廃墟(基本マップ『草原100x100』)勝利した(既定のマップ)
「何なの、こいつら……ッ、私の方が強いはずなのに……!!」  破れた翼を庇う様にメリッサが破壊の魔術を辺りへ振りまく。  その時、{{ last }}の前に不思議な光のベールが現れて攻撃を打ち払った。  光の根源はベルナルドが{{ last }}に贈った絵筆のようだ。 「私だって絵を描き続けていたかった! だけどもう、この手じゃだめ……」  魔種となってしまっては、最早なにも生み出せない。災いをまとうその手で掴んだ物は、何もかも朽ち果て消えていくのだ。 「魔種を元の種族に戻す事はできない。彼女を救うには、倒すしかねぇ!」  {{ last }}とベルナルドが頷き合う。握った絵筆を同時に振り、空に描いた軌跡はやがて光の雨となり、メリッサへと降り注ぐ! 「あぁああああーー!!!」  轟音と共に爆発が起こり、崩れ落ちるメリッサ。その瞳に一瞬、澄んだ輝きが灯る。 「描い、て……私の、分…まで……」  身体は朽ち、やがて灰となって美術館の外へ風によって攫われる。  彼女の切なる呟きに、ベルナルドは強く頷いた。美術館出口 (#2012)
絶望で塗り潰された日
条件(いずれかを満たす)
戦闘:廃墟(基本マップ『草原100x100』)敗北した(既定のマップ)
戦闘:廃墟(基本マップ『草原100x100』)引き分けた(既定のマップ)
 メリッサが放った一撃が空間ごと{{ team }} の仲間達を裂く。 「くそっ、なんてパワーだ……!」  ベルナルドもまた、歯噛みしながら崩れ落ちた。  {{ last }}の気力も、すでに尽きかける寸前だ。絶望で塗り潰された日Ⅱ (#2013)
分岐new-6絶望で塗り潰された日Ⅱ (#2013)
絵画『?????』 (#2011) 明日を諦めた男の嘆きを『無辜なる混沌』は拾い上げ、奇跡へと昇華した。  獄中から空中庭園へと呼び出されたベルナルドは、そうして特異運命座標となったのだ。 「何だか物悲しい絵だな。描きかけにも見えるが……この作者は、途中で作品を投げ出したのか?」  辺りの風景が唐突に切り替わり、ぼんやりとしていた{{ last }}の意識が覚醒する。  飾られている絵画の雰囲気に合わせたのだろう――展示スペースは薄暗く、絵画のタイトルは文字が掠れてよく見えない。暗鬱とした作品に、ベルナルドは溜息をついた。 「どうやら展示はここまでらしい。土産屋があるみたいだぜ」  少し寄り道していこうか。ベルナルドに誘われ、{{ team }}は絵画からゆっくりと離れていった。 beru_k -= 1土産屋『クリエイターズ・ハイ』「なぁ、ちょっとこっち来てくれ」  ベルナルドが{{ last }}に手招きする。 「これやるよ。ちょっと開けてみろ」  どうやら土産屋で何か購入したらしい。包装紙の封を切って開けてみると、中から一本の絵筆がころんと出てきた。 「長年、絵を描いてきた俺のお眼鏡に叶った筆だ。  お前さんに絵を描く趣味は無いかもしれねぇが、長く生きてりゃ描きたくなる未来も訪れるかもしれないだろ?」  いろいろな絵を一緒に見てまわるうちに、ベルナルドは{{ last }}の事を気に入ったらしい。照れを隠すようにそっぽを向いた。 「……何よ、それ」魔種『メリッサ』 (#2010)
美術館出口 (#2012)●出口付近の館長挨拶 『無辜なる混沌の外、とある旅人の世界では、  コバルトの名と元素記号は"地の妖精"を意味するコーボルトから語源がきたと言われている。  その世界ではコバルト鉱物の治金が困難であったため、しばしば"コーボルトが坑夫を困らせるために魔法をかけた"と云われる事もあったそうだ。  コバルト美術館は妖精にまつわる美術品を多く飾っている。  かれらは悪戯好きで、貴方を惑わす事もあるだろう。けれどどうか、恐れず向き合ってやって欲しい。  その悪戯は、貴方を想って起こした奇跡なのかもしれないのだから ――コバルト美術館 館長・トレノ』攻略成功!
絶望で塗り潰された日Ⅱ (#2013)「私はもう、何も描けない。何も生み出せない。ただただ全てを壊すだけ!!」  メリッサの咆哮が大地を揺らし、放たれた矢が{{ last }}を貫く。  視界が暗転し、意識が混濁としていく。  嗚呼、塗り潰されていく。今日の思い出全てが、コールタールのようなどす黒い色に満たされて――攻略失敗…