PandoraPartyProject

クエスト

闘技場設定は『練習場』から!

現在RC:0 (SRC:0)

  • The Hunting of the Snark
    現在報酬:基礎EXP18%、最新闇市アイテム×1

●Jabberwock
 罅割れる音がした。
 天を覆うセフィロトドーム。中央統制システムマザーの存在により快適さを追求した旅人達の都市国家を覆ったのは黒き影であった。
 曇天の雲よりも尚、黒々とした色彩を落とす其れは巨大なる飛龍の形をしている。
 キュウ、と高く鳴き声を響かせたワイバーン達さえも小型に思えるほどの強大さ。
 天を見上げた者は、誰もが息を呑んだ。その脳裏にはくっきりと死という捉えようのない気配が過る。

「来たか……!」
 叫んだのは『実践の塔』佐伯操であった。その声を聞き、『探求の塔』カスパールは直ぐ様に後方を振り返る。
「どうなさいますか、『マザー』!」
 モニターへと釘付けになっていた『想像の塔』Dr.マッドハッターは「ついに、彼が……」と呟いた。
 それ以上の言葉は出る事は無い。彼ら三人はこの都市国家の『大いなる母』の言葉を待つだけだ。

「――至急、イレギュラーズを集めて下さい」

 彼女の声音にはシステムらしからぬ焦燥が乗せられていた。
 消耗した彼女の代わりに兄のクリストが協力者となるが、其れだけで容易に勝利を確信できる存在ではあるまい。

 識別名:Jabberwock――

 通称を『怪竜』と呼ぶ其れは無数の竜とワイバーンを伴って此の地までやってきた。
 隣接している覇竜領域を思えば、それが観測されたことは可笑しくはない。
 謎だらけの混沌で物語の生き物が実在しただけに他ならぬのだ。
 現にセフィロトはその圧倒的な科学力でジャバーウォックを観測し続け、R.O.Oでは覇竜領域の再現まで行って見せた。
 個体だけでも上位存在と呼ぶべき其れをクラリスが警戒し続けたのには何も竜種であるからというだけではない。
 それは『冠位魔種』らしき気配を伴っていた。
 その男が知性を有した竜に「ベルゼー」と呼ばれた事も、その気配が冠位魔種相応であったことも。
 セフィロトは観測し、データとして全てを記録してあった。

 其れだけ注意深く観測し続けた相手だ。
 その観測情報がロストしたのは『Project:IDEA』――通称をR.O.Oと呼んだ問題の余波でのこと。
 再度観測出来た時にはもう遅い。
 ジャバーウォックはセフィロトに向かって真っ直ぐに向かってきている。
 意思を持っての行動である。
 知性ある竜は何らかの目的を――否、その様な推測で語らずとも一つしか理由はあるまい――この国を破壊するべく飛来した。

 『怪竜』ジャバーウォック。
 そして、連なるは『蒼穹なる』メテオスラークを始めとした竜種達。
 『薄明竜』クワルバルツ
 『白翼竜』フェザークレス
 『金嶺竜』アウラスカルト
 『霊喰晶竜』クリスタラード
 『地竜』ザビアボロス。
 其れ等に引き連れられるように暴力的に、破滅的にこの国を蹂躙せんとするのは無数のワイバーンであった。
『実践』の塔主、佐伯 操は希望ヶ浜地区での応戦を。
『想像』の塔主、Dr.マッドハッターは最前線での補佐を。
『探求』の塔主、カスパール・グシュナサフは中央統制システムへの殿を。

 R.O.Oの時とは異なる外部的要因。
 だが、これを見過ごせばこの国は一面の焦土に化すことだろう――

●セフィロト西部防衛ライン『アクジオン・クラスト』
 『怪竜』ジャバーウォック襲来に対し、練達は防衛ラインを構築した。
 特に西部方面を強固に、だ。
 覇竜領域方面から訪れるジャバーウォックに対して当然の備えとも言えたが――しかし。
「だ、駄目です!! 防衛ラインが突破されます!!」
「ジャバーウォックだけではありません! 大量の亜竜が雪崩れ込んで……うわあああ!」
 その防衛ラインは――引き裂かれつつあった。
 ジャバーウォック。奴が想像以上の数の亜竜を引き連れていたのだが……これらもまた、竜には及ばねど非常に強靭な力を宿していたが故でもある。配備していたドローンなどの守備部隊は善戦すれども蹴散らされ、臨時に築いた防衛施設からは火の手が上がっている。
 銃撃音。爆発。
 亜竜の咆哮と金属を捻じ曲げる様な音――
 急遽ながら築き上げたセフィロト西部防衛ライン『アクジオン・クラスト』は食い破られつつある。既にこの一連の事態を起こしたジャバーウォックは、首都セフィロトに到達せんとしている所だろう……
「だが、まだだ! ワイバーン共を打ち倒せ!!
 一体でも多く、あのトカゲ共を地上に引きずりおろしてやるのだッ――!」
 しかし。帰るべき場所であるセフィロトを護らんと――守備隊は奮起する。
 折角にもR.O.Oの事件が片付き、復興の道を辿らんとしている練達を崩壊させてなるものか。
 この襲撃に如何なる『意志』が介在していようとも。
 ――絶対に好きにはさせてやらん。
 首都に入り込まんとしているワイバーンを迎撃し、その数をすり減らしてやる――!
 戦う意志を瞳に宿し、天を舞うワイバーンを練達防衛隊の一人が見据えた……

 その瞬間。ワイバーンを殴りつけるかのように――攻撃が飛来した。

「な、なんだ……!? はっ! あ、あれは……イレギュラーズ!!?」
 それは貴方達――イレギュラーズからの攻撃であった。
 この事態に対し、練達上層部からも正式にローレットに依頼があったのである。
 『――ジャバーウォックと共に襲来せんとしている亜竜らを撃退してほしい!』
 戦場に馳せ参じる貴方達の介入によって、崩壊しつつあった戦線に変化が生じていた。
 ここでワイバーンらを倒していれば、首都セフィロトへと雪崩れ込む数も減る。
 前線への支援ともなろう。故に、往こうか!

 亜竜退治の――幕開けである!

クエスト詳細

 練達首都セフィロトに『怪竜』ジャバーウォックが攻め込んできました!!
 また、ジャバーウォックは大量の亜竜を引き連れています!!
 彼らは防衛ラインを完全に食い千切らんとしている最中です。
 彼らをそのままセフィロトにまで向かわせる訳にはいきません。
 ここで可能な限りのワイバーンを撃破してください!!

●備考
 ※本クエストは期間限定クエストです。
 ※本クエストの達成度次第で<Jabberwock>のレイドに有利な影響が生じる可能性があります。

●エネミーデータ
『亜竜』ワイバーン・スナーク×3

同行者(最大5人)

同行者は、経験値・報酬・称号等は入手出来ません。また、同行された通知も行なわれません。

対戦相手

ワイバーン・スナーク
ワイバーン・スナーク
ワイバーン・スナーク

全体の成績

総挑戦回数1793回
勝利266回 敗北17回 引き分け0回 スキップ1510回

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